国道314号 路線DATA
- 総延長:140.0km
- 重用延長:56.6km
- 実延長:83.4km
- 現道:83.3km
- 起点:広島県福山市 明神町交差点
- 終点:島根県雲南市 下熊谷交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年2月13日
- 走行時間:2:58:58
- 平均時速:46.9km/h
- 方向:順走
この日は前日の国道313号走行に引き続き、国道314号を走行しました。
国道314号は広島県東部の福山市と島根県出雲市の南に位置する雲南市を結ぶ路線です。
中国地方を南北に貫く他の国道同様、中国山地の険しい地形を乗り越えていくため、大半が山道や高地の走行となります。とりわけ国道314号は急峻な地形になっているところに道を通しているということもあり、かなりの急勾配でのアップダウンが繰り返されます。
国道314号内には神石高原町と奥出雲町の2か所にループ線があることが、これを象徴しているとも言えるでしょう。
特に奥出雲町の奥出雲おろちループは2つのトンネルと7つの橋から構成される2重のループ構造になっていて、かなり巨大なループ線になっています。
一気に100mもの標高差を上り下りするのは、まさに圧巻です。
この奥出雲おろちループの様子もドラレコカメラに収めてきましたので、こちらもじっくりとご紹介したいと思います。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の明神町交差点です。
今回走行する国道314号の起点に指定されている交差点です。
南側から交差点に進入し、北進する形でのスタートです。
ここは国道182号の終点に指定されていて、こちらも国道314号と同じく正面方向に伸びているため、重複します。
したがって、国道182号との重複区間としてスタートします。
また、ここでは国道2号が左右に伸びています。
国道2号と国道182号は既に走行可能な路線です。
東城、神辺までの距離が表示されています。
山陽新幹線と立体交差します。
陸橋の下はJR山陽本線が伸びており、こちらとも立体交差する形になります。
片側2車線で福山市の市街地を北上していきます。
山陽道の福山東IC入口付近を通過します。
高台へとあがる登り坂になります。
この登り坂はすぐに終わります。
山陽道と立体交差します。
山陽道との立体交差部を通過すると建物の密集度が一気に下がります。
神辺第1陸橋で国道313号と立体交差します。
国道313号はこの日の前日に走行したばかりの路線です。
また、この陸橋ではJR福塩線とも立体交差します。
旧神辺町域に入ったため、代わりに神石高原までの距離が表示されるようになりました。
国道182号のおにぎりとヘキサ
おにぎり
十九軒屋北交差点で国道486号と交差します。
国道486号は走破済みの路線です。
おにぎり
JR福塩線に架かる陸橋を渡ります。
おにぎり
旧加茂町域に入ります。
おにぎり
おにぎり
この先は左車線が左折専用レーンになっていて、片側1車線に減少します。
市街地走行はここまでで山登りが始まります。
おにぎり
登坂車線が増えます。いきなりの急勾配です。
かなりきつい急勾配で登っていきます。
おにぎり
どんどん登っていきます。
前方の赤い橋げたのところをこの後走っていきます。
ヘアピンカーブその1
ヘアピンカーブその2
先ほど下から見えた赤い橋を渡ります。
超急勾配の登り坂が続きます。
おにぎり
登坂車線が増えます。
しっかりとアクセスを踏み込まないと速度が維持できないほどの急勾配です。
先ほどまでの急勾配が終わり、ややなだらかになったということもあり登坂車線も終わります。
今度は8%と急勾配の下り坂になります。
すぐに下り終わり、またまだ登り勾配になります。
今度は7.6%の急勾配で登ります。
神石高原町に入ります。
神石高原は「じんせきこうげん」と読みます。
もとは神石町だったものが、神石郡の周辺の町村と合併して、神石高原町として新しく誕生した街です。
広島県に訪れると、ローカル放送の天気予報でこの「神石高原」の名前を目にします。
読み仮名の語感と4文字地名との組み合わせで割と強烈な印象に残るということもあり、個人的にかなりお気に入りの地名です。
実際に訪れるのは、これが初めてですが(笑
非常にきつい急勾配が続いています。
おにぎり
再び下りになります。
それもほんの一瞬で、すぐに登りに切り替わります。
アップダウンが激しいです。
おにぎり
7.8%の急勾配で登っていきます。
この先には登坂車線があるようです。
超急勾配の登り坂の車列です。
どんどん登ります。
神石"高原"の名に違わず、標高をどんどん上げていきます。
少し緩やかになったとはいえ、まだ6.2%の勾配があります。
道の駅 さんわ182ステーション付近
おにぎり
おにぎり
どんどん登っていきます。
市街地に入ってきました。
神石高原町に入ったので、東城までの距離のみが表示されるようになりました。
ようやく登りが一段落しました。アップダウンは続きますが、登り一辺倒の区間が終わりました。
おにぎり
9%の急勾配で下ります。登りも下りも勾配が半端ないです。
一気に下ります。
と思ったらまた登りになります。
おにぎり
おにぎり
山奥に民家が点在しています。
新たに新見までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
先ほどまでに比べてやや道幅が狭くなりました。
おにぎり
おにぎり
快走路が続きます。
おにぎり
おにぎり
「の」の字の標識が突如として出現してきました。
この先はこの標識の通りにループして進んでいきます。
国道314号一つ目のループ線になります。
標識にあるように「の」の字状に進んでいきます。
ループ線の先も、急勾配で下っていきます。
おにぎり
田川瀬トンネルの入口です。
どんどん下ります。
高岩トンネルの入口です。
おにぎり
手入トンネルの入口です。
おにぎり
下り勾配が緩やかになりました。
おにぎり
成羽川に沿って進んでいきます。
庄原市に入ります。
ここは旧東城町域です。
おにぎり
畑トンネルの入口です。
成羽川の流れに沿って道が伸びていきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ロックシェッドの入口です。
かなり険しい地形のところに道を通しています。
中国道との立体交差部のすぐ先にある友末交差点で国道182号が右方向へと進んでいきます。
国道314号は奥出雲、西城方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
既に60km近く走行していますが、ここにきてようやく初めての単独区間となります。
国道314号の実質的な起点ともいえる交差点です。
すっかり国道182号を走行している気分になってしまっており、間違えて右折してしまわないように気を付けないといけません(笑
国道314号のおにぎり
旧東城町の市街地に入ってきました。
川西交差点を奥出雲、西城方面へと右折します。
さらに川東交差点を奥出雲、西城方面へと左折します。
まだまだ右左折連続が続きます。
次は東城郵便局前交差点を奥出雲、西城方面へと左折します。
最後に突き当りの交差点を奥出雲、西城方面へと右折します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
東城トンネルの入口です。
おにぎり
広島県独自の謎指標、走行注意レベル4の看板が登場しました。
詳しくは国道183号の記事で触れていますので、興味があればご覧ください。
おにぎり
山道へと入っていきます。
おにぎり
山奥の集落を通過していきます。
おにぎり
民家が点在しています。
日本の原風景ですね。
おにぎり
単独区間に入り、奥出雲と西城までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
JR芸備線の小奴可駅前を通過します。
おにぎり
この付近ではJR芸備線と並走しています。
非電化区間のため、どこに線路があるのかわかりにくいですが。。。
おにぎり
路肩に残雪が目立つようになってきました。
旧西城町域に入ります。
ここは高梁川水系と江の川水系の分水嶺になっているようです。
先ほど東城の手前で並走していた成羽川は、この日の前日に走行した国道313号でも並走していた川です。
国道313号では、高梁川との合流地点からしばらく並走していました。
おにぎり
おにぎり
どんどん下っていきます。
突き当りの交差点を奥出雲、三次方面へと左折します。
ここでは国道183号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道183号との重複区間となります。
国道183号は走破済みの路線です。
国道183号のおにぎり
JR芸備線の備後落合駅前を通過します。
また、広島県独自の謎指標が出てきました。
JR木次線と立体交差します。
この交差点を奥出雲方面へと右折します。
国道183号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
おにぎり
単独区間に入って、雲南と奥出雲までの距離が表示されるようになりました。
雲南は今回のゴール地点がある街です。
梶谷トンネルの入口です。
西城川の流れに沿って進んでいきます。
対岸にはJR木次線が伸びています。
JR木次線と立体交差します。
おにぎり
皿谷トンネルの入口です。
山の北側は残雪が多くなっています。
おにぎり
奥出雲おろちループまでの距離が表示されるようになりました。
JR木次線の踏切を渡ります。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
前方に見えているのは七ケ所山トンネルの入口です。
日が照っているところでも、だいぶ残雪が多くなってきました。
おにぎり
島根県に入ります。
県境の街は奥出雲町です。
三井野原スキー場の前を通過します。
三井野原高原トンネルの入口です。
江の川水系と斐伊川水系の分水嶺を越えます。
江の川の河口は島根県の江津市にあるのにもかかわらず、広島県側に江の川水系が伸びているという表示に戸惑ってしまいます。
江の川は三次市を経由して島根県側へと流れていくため、間違った表記ではないのですが。。。
また、島根県に入って松江、出雲、三成までの距離が表示されるようになりました。
稚児ケ池トンネルの入口です。
三井野大橋を渡ります。
奥出雲おろちループを形成する区間に入ってきました。
奥出雲おろちループはループ橋ではなく、7つの橋と2つのトンネルを組み合わせて2重のループを形成している区間の総称となります。
地上からは全景を撮影することが難しく、航空写真でないとわかりにくいかと思われます。
こちらの道の駅奥出雲おろちループのページの中段あたりに全景を映した航空写真があり、これが一番わかりやすいかと思います。
この奥出雲おろちループで標高差100mを一気に下っていきます。
道の駅 奥出雲おろちループ付近です。
新平家橋を渡ります。
新平家橋を渡るとループ展望台があります。
続いて新三国橋を渡ります。
おにぎり
さらに雲上橋です。
次は雲龍橋を渡ります。
前方には最初にわたった三井野大橋が見えています。
新平家橋が見えてきました。
平家トンネルの入口です。
平家トンネルを抜けるとその直後に冷泉橋があります。
雲龍橋の下を通るところで、新紅葉橋を渡ります。
最後に三井野大橋の下にある坂根トンネルを通って、奥出雲おろちループの区間が終了になります。
坂根トンネルの入口です。
これでループが終わります。
この日の生存報告では、展望台などから撮影した奥出雲おろちループの様子を掲載していますので、こちらも併せてご覧ください。
おにぎり
JR木次線の出雲坂根駅前を通過します。
道路の方がループ線になっていれば、鉄道の方はスイッチバックで一気に標高差を乗り越えていくようです。
広島県内ほどの急勾配ではありませんが、どんどん下っていきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
八川トンネルの入口です。
JR木次線と並走しながら下ります。
おにぎり
民家が点在しています。
おにぎり
出雲、松江までの距離が表示されなくなり、雲南までの距離表示が復活しました。
おにぎり
大きめの集落へと入ってきました。
おにぎり
JR木次線の出雲横田駅付近を通過します。
おにぎり
おにぎり
斐伊川と並走するようになりました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
どんどん下っていきます。
突き当りの交差点を庄原、雲南方面へと左折します。
ここでは国道432号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道432号との重複区間となります。
国道432号は既に走行可能な路線です。
2連おにぎり
三成地区に近づいてきたため、代わりに庄原までの距離が表示されるようになりました。
JR木次線と並走します。
2連おにぎり
この交差点で国道432号が左方向へと進んでいきます。
国道314号は雲南、三刀屋木次IC方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
三成地区の集落を通過していきます。
おにぎり
正面には三成トンネルの入口が見えています。
おにぎり
続いて仁多トンネルです。
単独区間になり、出雲までの距離表示が復活しました。
庄原までの距離はルートから外れたため、表示されなくなりました。
斐伊川の流れに沿って蛇行しながら下っていきます。
おにぎり
おにぎり
鴨倉トンネルの入口です。
おにぎり
雲南市に入ります。
雲南市は今回のゴール地点がある街です。
道の駅 おろちの里付近
尾原トンネルの入口です、
おにぎり
どんどん下っていきます。
小さな集落を通過していきます。
国道54号までの距離が表示されています。
この距離=ゴール地点までの距離となります。
平田トンネルの入口です。
続いて土井トンネルです。
さらに田井トンネルのと続きます。
おにぎり
深野トンネルの入口です。
おにぎり
快走路をどんどん下っていきます。
おにぎり
おにぎり
日登トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
斐伊川の流れに沿って道が伸びていきます。
おにぎり
民家の密度が高まってきました。
この交差点を出雲、国道54号方面へと左折します。
斐伊川を渡ります。
正面に見えているのは松江道です。
おにぎり
正面には深谷トンネルが見えています。
続いて猿目トンネルです。
おにぎり
最後の最後で連続するトンネルはこれで最後です。
最後のトンネルは下熊谷トンネルです。
おにぎり
ゴール地点の下熊谷交差点です。
国道314号の終点に指定されている交差点です。
ここでは国道54号が左右に伸びています。
国道54号は走破済みの路線です。
大半が山道でかなり急峻な地形のところに道を通しているので、全般的に勾配がきつく、実に走り応えがありました。
途中2か所のループ線もこの急峻な道のりに華を添えてくれました(笑
東城から北の区間ではJR芸備線とJR木次線に並走しますが、両方とも非電化の路線でして、いかにもローカル鉄道といった感じでした。
鉄道旅をする方からすると、秘境という感じなのでしょう。
そんな秘境でも整備された国道沿いにあるので、車だと割と簡単に行けてしまうんですね。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.145(国道313号)へ No.147(国道186号)へ
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