国道251号 路線DATA
- 総延長:128.6km
- 重用延長:-
- 実延長:128.6km
- 現道:126.8km
- 起点:長崎県長崎市 江戸町交差点
- 終点:長崎県諫早市 小船越トンネル交差点
- 交差する国道:
スポンサーリンク
走行DATA
- 走行日:2021年4月30日
- 走行時間:3:40:05
- 平均時速:34.6km/h
- 方向:順走
この日は前日から早朝にかけて走行した国道324号に引き続き、国道251号を走行しました。
国道251号は長崎県内で完結する路線で、長崎市と諫早市を結んでいます。
起点と終点の交差点はいずれも国道34号が通っており、国道34号を使うとわずか30km未満の距離です。しかしながら、上の地図にある通り、国道251号は島原半島をぐるっと周回する形で諫早に戻るようなルートとなっているため、実走行距離は140kmを超えます。
真っすぐ言った場合と比較して、110km以上も距離がかさんでしまうことになります。
直接移動した場合、渋滞を加味してもせいぜい1時間もあれば移動できてしまうのが、4時間近くかかってしまうようになるということですね。
もちろん島原半島を観光するという方であれば、このルートで走る人はいると思いますが、休憩時間以外ずっと車を運転しているような場合に、このルートを選択する人は皆無でしょう。ただ、国道を走行することそのものを目的としている人を除いて。。
この半島を周回する謎ルートになっている路線は国道2期生(国道245号~国道251号)に集中しており、これについて考察した記事もぜひ見ていってください。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の江戸町交差点です。
今回走行する国道251号の起点に指定されている交差点です。
西側から交差点に進入し、左折してのスタートです。
ここでは同じく左方向から国道34号(終点)と国道57号(終点)が接続してきます。
従って、国道34号、国道57号との3路線重複区間としてスタートします。
また手前方向からは国道202号(終点)と国道206号(起点)がそれぞれ接続し、正面方向からは国道324号(起点)が接続してきます。
国道34号、国道206号、国道324号は走破済みの路線です。
また、国道57号、国道202号は既に走行可能な路線です。
国道34号のおにぎり
佐賀、大村、諫早までの距離が表示されています。
諫早は今回のゴール地点がある街です。
今回は約143km走行するのですが、真っすぐ進むと30kmもないということですね。
100km以上の遠回りになります。
こんな道をわざわざ全線走るだけということが、いかに気が触れたことかということがお判りいただけますでしょうか(笑
おにぎり
馬町交差点で電車道が合流してきます。
蛍茶屋方面の路面電車を追い越していきます。
信号待ちで先ほどの路面電車に再追い越しされました。
追いかけっこをしている形になっています。
終着駅の蛍茶屋電停脇を通過していきます。
蛍茶屋での折り返し用の引き込み線です。
急勾配の登り坂へと入っていきます。
おにぎり
本河内トンネルの入口です。
どんどん登っていきます。
おにぎり
新日見トンネルの入口です。
長崎道と立体交差します。
今度は一気に下っていく区間に入ります。
おにぎり
隣にあるカーブ注意の標識は、大抵デフォルメされていてここまで急なカーブではないということが多いのですが、ここは違います。
実際のカーブの方がきつくなっていて、こんなやわなカーブではありません(笑
急カーブを曲がりながら下っていきます。
前方にちらっとだけ海が見えています。
切通交差点では国道34号と国道57号が左方向へと進んでいきます。
国道251号は雲仙方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
初めての単独区間になります。
実質的な国道251号の起点となっている交差点です。
終点へ向かうには、国道34号方面へと進んだ方が圧倒的に早いことということだけ付け加えておきます(笑
単独区間になり、雲仙と飯森までの距離が表示されるようになりました。
この交差点を雲仙、飯森方面へと右折します。
右折すると片側1車線になります。
戸石小学校前交差点で左側から国道251号の旧道が合流してきます。
本来であれば、旧道を走りたかったところなのですが、旧道が国道指定されたままになってることの確信を持てなかったため、ここでは現道を走行しました。
新たに小浜までの距離が表示されるようになりました。
諫早市に入ります。
諫早市は今回のゴール地点がある街です。
と言いたいところなのですが、ご存知の通り大回りするため、このままゴール地点へと向かうことはできません。
国道251号のおにぎり
飯森第一トンネルの入口です。
続いて飯森第二トンネルです。
旧飯森町の市街地へと入ってきました。
おにぎり
旧飯森町の中心部を通過したので、雲仙と小浜までの距離のみが表示されるようになりました。
おにぎり
登っていきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
有喜地区の脇を通過していきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この辺りで雲仙市に入ります。
残念ながらカントリーサインは見つけられませんでした。
愛野展望台前交差点を雲仙、小浜方面へと右折します。
ここでは国道57号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道57号との重複区間となります。
国道57号とは2回目の重複区間になります。
2連おにぎり
急カーブの連続で下っていきます。
2連おにぎり
前方に千々石の街並みが広がっています。
旧千々石町の市街地に入ってきました。
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
新たに島原までの距離が表示されるようになりました。
カーブしながら下っていきます。
2連おにぎり
2連おにぎり
旧小浜町の市街地に入ってきました。
2連おにぎり
旧小浜町の市街地を通過していきます。
2連おにぎり
海沿いに出てきました。
海沿いの快走路を進みます。
2連おにぎり
2連おにぎり
小浜の温泉街に入ってきました。
温泉街を走っていきます。
2連おにぎり
湯気がものすごいことになっています。
雲仙西登山口交差点で国道57号は左方向に進んでいきます。
国道251号は口之津方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
単独区間に戻り、口之津、南串山までの距離が表示されるようになりました。
小浜の温泉街を通っていきます。
温泉街を抜けてさらに進んでいきます。
おにぎり
海沿いをどんどん進んでいきます
おにぎり
旧南串山町域を走っていきます。
洞門が連続する区間を走っていきます。
波が激しく打ち付けている様子も見て取れます。
南島原市に入ります。
引き続き洞門の連続区間が続きます。
旧加津佐町の市街地に入っていきます。
おにぎり
旧加津佐町を進んでいきます。
旧加津佐町から旧口之津町へと入っていきます。
島鉄フェリーの口之津港入口を通過します。
この右側にある口之津港のフェリーターミナルは2020年に新しく移転してきたものでして、元のフェリー乗り場はもう少し先になります。
口之津港からは鬼池港行のフェリーが出ており、このフェリーは国道389号の海上区間にもなっています。
前述のフェリーターミナル移転のこともあり、国道389号との重複区間の端点はどこなのかはちょっとわからないです。。
2019年と2020年の道路統計年報を見比べる限りだと、国道389号の重用延長に変化はありませんでしたので、元のフェリー乗り場からが国道389号との重複区間になるものと思われます。
口之津港交差点を通過します。
右側のバスが2台停車しているところが、昔のフェリー乗り場の車両ヤードになります。
ここから国道389号と重複する形になります。
国道389号は既に走行可能な路線です。
須崎交差点で国道389号は左方向へと進んでいきます。
国道251号は島原、西有家方面へと直進しますので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
ほんの一瞬だけの重複区間でした。
おにぎり
旧口之津町域に入っているため、代わりに島原、西有家までの距離が表示されるようになりました。
旧口之津町の市街地を通行していきます。
市街地を離れ海沿いを進みます。
おにぎり
ここでは島原までの距離のみが表示されています。
おにぎり
旧南有馬町の市街地に入ってきました。
おにぎり
旧南有馬町の市街地を通過していきます。
おにぎり
旧西有家町の市街地に入ってきました。
南島原市の市役所もこの市街地の中にあります。
旧西有家町の市街地を走ります。
新たに諫早までの距離が表示されるようになりました。
改めて諫早までの距離が表示されている形ですが、これは正真正銘国道251号ルートでの距離であるものと思われます。
島原半島を半分ぐらい周回してきているということになります。
おにぎり
旧西有家町から旧有家町にかけて市街地を走っていきます。
海沿いに出てきました。
海沿いを進みます。
こいのぼりが掲げられています。
島原鉄道の廃線跡と立体交差します。
本記事執筆時点で、島原鉄道は諫早駅から島原港駅までのみが運行されています。
島原港駅から先の加津佐駅までの区間は2008年に廃線になったようでして、その線路跡が残っているということですね。
アップダウンが激しく、このように前方まで道を見渡すことができるような風景を頻繁に見ることができます。
おにぎり
旧布津町の市街地に入ってきました。
右前方に旧布津町の街並みが見えています。
一直線に下っていきます。
旧深江町の市街地に入ってきました。
旧深江町の市街地を走行します。
上市場交差点では国道251号BPとして整備されている、地域高規格道路の「がまだすロード」と接続します。
ここでは直進方向に伸びている現道を進みます。
おにぎり
「道の駅 みずなし本陣ふかえ」付近
島原市に入ります。
並木道を進みます。
水無川に架かる安徳大橋を渡ります。
島原南ICで国道251号BPの「がまだすロード」と交差します。
高規格道路と一般道が信号機付きの交差点で平面交差するという、かなり珍しい交差点です。
おにぎり
雲仙東登山口交差点を諫早、島原外港方面へと右折します。
ここでは国道57号が左右に伸びていて、重複します。
国道57号とはこれで3回目の重複になります。
2回目の重複区間が終わったのが、旧小浜町の雲仙西登山口交差点でしたので、東西の登山口を挟んで、国道57号は雲仙普賢岳付近を経由する形で山道を突っ切り、国道251号は海沿いをぐるっと迂回しというようなそれぞれのルートを進んできたというわけです。
この先は国道57号との重複区間となります。
2連おにぎり
島原外港交差点を通過します。
国道57号はこの島原港から天草の入口に位置する三角港へと伸びるフェリー(現在廃止)が海上区間となっており、この交差点が端点となっています。
ここから先は単独区間に戻ります。
交差点手前の青看板には「熊本行フェリー」と書かれていますが、この島原熊本フェリーに乗客を奪われる形で島原三角フェリーは廃止に追い込まれてしまったということのようです。
かつては100万人を越える年間利用者数を誇ったフェリーも、より便利な移動手段が登場してしまうと、あっさりと廃止に追い込まれてしまうということですね。
「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。」という平家物語冒頭の一節を思い出してしまいました。。。
島原市に入ったので、代わりに多比良港までの距離が表示されるようになりました。
島原市の市街地を進みます。
広馬場交差点で左車線が左折専用レーンとなり片側1車線に減少します。
島原の市街地を進みます。
これまで通ってきた島原半島の他の街と比べても、突出して大きな街であることが分かります。
ここでは多比良港ではなく、長崎までの距離が表示されています。
「長崎は今回のスタート地点がある街です。」と表現すると、この国道251号がいかに歪なルートとなっているかがわかりやすいと思います。
だいぶ郊外に出てきました。
島原鉄道と並走します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
島原鉄道に架かる跨線橋を渡ります。
おにぎり
再び雲仙市に入ります。
海沿いに出てきました。
有明海に沿って進んでいきます。
多比良駅前を通過した直後にあるこの交差点で、左側から国道389号が合流してきて、再び重複します。
この先は少しだけ国道389号との重複区間となります。
土黒川を挟んで次の多比良港交差点で国道389号が右方向へと進んでいきます。
国道251号は長崎、諫早方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
国道389号はこの右側にある多比良港から長洲港の間で就航している有明フェリーを海上区間として、熊本県へと伸びていきます。
おにぎり
おにぎり
有明海沿岸に出てきました。
おにぎり
雲仙直進の看板が設置されています。
恐らく市役所への方向を示しているものと思われます。
ただ、このように雲仙岳へのルートを案内する青看板がそこら中にあるため、「雲仙市役所」と明記してもらわないと混乱を誘ってしまいそうです。
おにぎり
有明海に沿って進んでいきます。
島原鉄道に架かる跨線橋を渡ります。
旧瑞穂町の市街地を進みます。
おにぎり
諫早湾干拓堤防道路と立体交差します。
おにぎり
旧吾妻町の市街地へと入っていきます。
旧吾妻町内に雲仙市役所が設置されています。
おにぎり
雲仙市役所前を通過します。
島原鉄道と並走します。
おにぎり
国道251号にも指定されている島原道路と立体交差します。
ここは島原道路の愛野IC入口です。
島原道路は先ほどの「がまだすロード」を含めて、諫早ICから深江ICまでの区間が計画されており、一部区間が既に供用されているという形です。
旧愛野町の市街地へと入っていきます。
この交差点を長崎、諫早方面へと右折します。
直進方向も長崎方面になっていて、長崎へ向かっている場合は、どちらへ進んだらよいのかわからなくなってしまいますね。
おにぎり
さらに愛野交差点を長崎、諫早方面へと右折します。
ここでは国道57号が左右に伸びていて、重複します。
この先はゴール地点まで国道57号との重複区間となります。
実質的な国道251号の終点ともいえる交差点です。
国道57号とはこれで4回目の重複です。
これまでの3度の重複区間は国道57号の逆走方向での重複でしたが、この先は順走方向での重複となります。
同一路線と4度も重複するというだけでも大概なのですが、そのうち一区間は反対方向に向かっているということで、ねじれが酷いです。
国道251号が変なルートを取っているというのも、この一因であるというのは間違いありません。
ただ、国道57号についてもこちらはこちらでルートが歪だというのも、無関係ではなさそうです。
2つの変なルートを取る路線が組み合わさったことにより、複雑な絡まりあい方をしてしまっています。
愛野交差点で再び諫早市に入ります。
今度は正真正銘、「諫早市は今回のゴール地点がある街です。」との宣言をすることができます(笑
国道57号との重複区間に入りましたが、青看板で距離表示される地名に変化はありません。
国道57号のおにぎり
島原道路と並走します。
国道251号にも指定されている島原道路の森山東IC入口です。
走行日時点では供用済み区間はここまででして、この先は建設中の状態になっていました。
この辺りはもう完成していそうな雰囲気があります。
諫早市の市街地に向かって進んでいきます。
おにぎり
この辺りはまだ建設中の状態ですね。
おにぎり
建設中の島原道路が見えています。
おにぎり
島原鉄道と並走します。
片側2車線に増えました。
おにぎり
おにぎり
徐々に市街地へと入っていきます。
諫早市の市街地に入ってきたため、代わりに大村までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
右側にはかなり大きな公園があります。
おにぎり
線路と立体交差します。
走行日時点ではこの辺りの地図に線路はありませんので、恐らく建設中の長崎新幹線だと思われます。
小船越町交差点で右側から国道207号が合流してきて、重複します。
この先はゴール地点まで国道57号、国道207号との3路線重複区間になります。
国道207号は既に走行可能な路線です。
この分岐は長崎方面へと直進です。
国道57号と国道207号の2連おにぎり
青看板はゴール地点の交差点の情報を表しています。
だいぶ複雑な交差点でして、Uターンした先の案内を示すのも珍しいですが、さらにそれが2つのルートに分かれるというのも珍しいです。
ゴール地点の小船越トンネル交差点です。
国道251号の終点に指定されている交差点です。
国道57号のおにぎりには「ここまで」と書かれておりますが、実際には国道57号と国道207号はこのまま直進していきます。
ここでは右側の手前方向から国道34号が接続してきます。
国道34号はスタート直後の重複区間以来、2度目の接続です。
国道57号はこのまま終点まで国道34号と重複するため、ここが実質的な終点となっているため、「ここまで」と表示されているのでしょう。
島原半島をぐるっと回って、少しだけ戻るという奇怪なルートになっているため、同じ路線が複数登場するというややこしさ満点の道のりでした。
終点の交差点も複雑な構造の交差点になっており、国道251号「らしさ」を表現してくれているのではないでしょうか(笑
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.154(国道324号)へ No.156(国道499号)へ
スポンサーリンク
全体まとめ
インデックスリンク
地域別進捗
年別まとめ
スポンサーリンク