めざせ!国道走破

日本中の国道走破を目指すブログです。

No.073 国道206号

国道206号 路線DATAf:id:japan_route:20191230174211p:plain

  • 総延長:61.8km
  • 重用延長:4.4km
  • 実延長:57.4km
  • 現道:55.2km
  • 起点:長崎県長崎市 江戸町交差点
  • 終点:長崎県佐世保市 佐世保市役所交差点
  • 交差する国道:f:id:japan_route:20191230174043p:plainf:id:japan_route:20200113160340p:plainf:id:japan_route:20200216164058p:plainf:id:japan_route:20200216164102p:plainf:id:japan_route:20200216164026p:plainf:id:japan_route:20200218184910p:plainf:id:japan_route:20200216164049p:plainf:id:japan_route:20191230174147p:plainf:id:japan_route:20200216164015p:plainf:id:japan_route:20200218184906p:plainf:id:japan_route:20200218184858p:plainf:id:japan_route:20200216164120p:plain

 

 

 

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走行DATA

  • 走行日:2019年12月30日
  • 走行時間:2:02:40
  • 平均時速:29.2km/h
  • 方向:順走

今回は国道34号に引き続き国道206号を走行しました。

国道206号は大村湾の西側を通って、長崎県の2大都市である長崎市と佐世保市を結ぶ路線です。都市部ではかなり交通量が多いため渋滞が慢性化しているような状態ですが、道路は全線にわたってよく整備されています。

大村湾の風景を横目に眺めながら走ることのできる、風光明媚な路線でもあります。

しかしながら、私にとっての最大の関心事は終点がどこなのかが分からないということですね。

基本的に正確な起点と終点を知ろうとする場合に、最初にあたるのがWikipediaの記事なのです。情報の信頼性としては不十分だと言われているWikipediaですが、一般国道の記事に関しては、国道ファンの方が丁寧に情報をまとめていて、BP建設などでルートが変わってもかなりリアルタイムに更新されていくので、それなりに信用できる情報ソースとして重宝しています。
しかしながら、国道206号の終点の地点については執筆者によって意見が分かれるようで、記事内でも統一されていないという有様です。

国道の起点終点は「一般国道の路線を指定する政令」で定められていますが、市町村名までしか指定されておらず、具体的な住所までは分からないのです。
「指定区間」に指定されている国道であれば、「一般国道の指定区間を指定する政令」で起点終点の住所が規定されているので、容易に調べることができますが、国道206号は指定区間ではありません。
国会図書館にも行ってみて、道路行政の手続きについて調べてみたところ、指定区間以外の国道の場合、国土交通省は起終点の基礎自治体を指定するのみで、具体的なルートについては都道府県や政令指定都市に権限を委譲しているため、それぞれの地方の道路整備局が決定しているようなのです。

行政資料の電子化が進んで以降にルートが変わった国道に関しては、官報がWeb上で閲覧できたりもしますが、古くからルートが変わらない国道に関してはそうもいきません。

2007年までは道路時刻表が作られていたので、この情報が比較的頼りになったのですが、今はもう更新されていませんし、Webに公開されていないところがほとんどです。

九州道路局の情報はWebで見つけることができましたが、やはり2007年が最終更新なので、完全に信用できるというものでもなさそうです。

また、公式的な情報としては「道路統計年報」の「一般国道の路線別、都道府県別道路現況」がありますが、端点で重複している国道の重用延長は省略されてしまうこともあるようで、今回のケースでは全く信用できません。

 

ざっと以上のような状況から、国道走行の先駆者やWikipediaの国道206号の記事などの情報、国土地理院地図、実走行時の標識・看板などを頼りにして、終点の候補地点を4か所まで絞り込みました。

 

候補1:小迎交差点

道路上に「終り」の補助案内付きのおにぎりが設置されている地点です。
国道206号の単独区間の端点です。
ただ、ここは西海市に位置しているので「一般国道の路線を指定する政令」に反することになり、絶対的に違うと断言できます。

 

候補2:西海橋

佐世保市と西海市の境界地点で、Wikipediaの右側には西海橋付近と書かれています。
ただし、ここに関しても国道がネットワーク型で構築されていて、通常は端点でほかの国道に接続しているというルールから鑑みると、中途半端な場所が終点になっているということは考えにくいです。
中途半端な場所を終点にしているケースもなくはないのですが、かなりレアケースです。
しかしながら、道路統計年報の数字を最も重要視した際には、この西海橋を渡った地点ぐらいが距離的にちょうどいいという場所になるのです。
したがって、Wikipediaでここを終点とするのもあながち間違いないのではないのかなとは思います。
ただ、個人的にはそれに対する明確な反証ができるとも考えています。

 

候補3:田の浦町交差点

国道35号との交点です。
国土地理院地図にはこのすぐ手前まで国道206号のおにぎりが描かれているので、少なくともここまでは、伸びていると考えてよさそうです。

 

候補4:佐世保市役所交差点

 国道35号と国道204号の端点になっている交差点です。
一見中途半端な場所にも見えますが、旧一級国道と二級国道の端点が接続する地点なので、国道206号がここまで伸びていても何ら不思議ではありません。
個人的にはここが一番可能性が高いのでは?と考えています。
ひとまず、私のブログではこの地点が国道206号の終点であるという前提で話を進めていきたいと思います。また、なぜこの地点が最も有力であると考えるのかについては、走行レポートで実際の走行風景とともに考察していこうと思います。

 

今回は通常とやや異なる趣向になっていますが、最後までお付き合いください。 

 

 

走行レポート  

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スタート地点の江戸町交差点です。
今回走行する国道206号の起点に指定されている交差点です。
交差点東の国道324号側から交差点に進入して西進する形でのスタートです。こ

こでは国道206号以外にも5路線の国道が起終点となっていて、左方向に伸びているのが国道34号(終点)、国道57号(終点)、国道251号(起点)の3路線です。
さらに、手前方向には国道324号(起点)、正面方向には国道202号(終点)が伸びています。
したがって、スタート直後から国道202号との重複区間となります。

国道34号はこの直前に走行していて、そのほかの国道57号、国道202号、国道251号、国道324号は既に走行可能な路線です。

 

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国道202号のおにぎり
「ここから」の補助標識によって、ここが起終点であることが分かるようになっています。

 

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大波止交差点を佐世保、長崎駅方面へと右折します。
この交差点を起点として国道499号が左方向へと伸びていきます。
これで新たに国道499号が走行可能になりました。

 

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右折すると電車道に出ます。
また、佐世保と時津までの距離が表示されています。
佐世保は今回のゴール地点がある街です。

 

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旭大橋東口交差点で国道202号BPが左方向へと伸びていきます。
直進方向の旧道は国道202号に指定されたままになっているようです。
国道206号は佐世保、長崎駅方面へと直進です。

 

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JR長崎駅前を通過していきます。

 

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宝町交差点で国道202号の旧道が左方向へと伸びていくので、ここでおわかれです。
国道206号は佐世保、時津方面へと直進です。
ここから先は初めての単独区間となります。
実質的な国道206号の起点になっている交差点でもあります。

2枚目の写真では行き先案内の補助標識付きのおにぎりが掲げられています。
国道206号のおにぎりもここで初登場となります。

 

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国道206号のおにぎり

 

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おにぎり

 

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原爆資料館の電停から先は、路面電車の軌道が国道から外れていくので電車道ではなくなります。

 

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おにぎり

 

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平和公園の前を通過していきます。

 

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おにぎり

 

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岩屋橋交差点を斜め右方向へ進むと国道34号の長崎BPへと向かっていきます。
BPでの玄関口となる場所なので、右折待ちのバスが多くなっていました。
国道206号は佐世保、時津方面へと直進です。

 

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岩屋橋交差点の先から路面電車の軌道が合流してきて、再び電車道となります。

 

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おにぎり

 

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電車道は道幅が狭くなる上に、まともに右折専用レーンもありません。
突然車線変更をしてくる車もいたりするので、慣れていないと苦戦すると思います。

完全に余談ですが、メルボルンの電車道では右折レーンが一番左車線に作られていて、自動車も二段階右折に近いような動きを強要されます。
どうにもこのルールは慣れるのには難しかったですね。
電車道の運転の難しさは万国共通なのだと実感した記憶があります。

 

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右折車がいるからと左側をずっと走っているとバス停でせき止められてしまうので、臨機応変な対応が要求されます。

 

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赤迫の電停です。
路面電車の終点なので、電車道はここまでですね。

 

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おにぎり
電車道を抜けた途端に実勢速度が上がります。
実勢速度が上がっても交通量が非常に多いので、周囲の車に十分注意しながら運転する必要があります。

 

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おにぎり

 

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横尾入口交差点付近で時津町に入ります。
残念ながらカントリーサインを見つけることはできませんでした。

 

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時津町に入ったので、代わりに琴海までの距離が表示されるようになりました。

 

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時津町交差点を終点として右方向から国道207号が接続してきます。
国道207号は既に走行可能な路線です。

 

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おにぎり

 

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大村湾岸まで出てくるとようやく交通量が少なくなってきました。

 

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少しの間だけ登り勾配となります。

 

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この辺りで登り切って、今度は下ります。
この先で片側1車線に減少します。

 

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左側には長崎と平戸までの距離が表示されています。
ここまでも何か所かこの看板が設置されていました。

 

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アップダウンを繰り返す区間に入ってきました。
ここから先は佐世保市内に入るまでアップダウンをひたすら繰り返します。

 

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車列が連なっています。

 

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おにぎり

 

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再び長崎市に入ります。
時津町のカントリーサインを見つけられなかったので、走行中には「いつの間に長崎市外に出ていたんだ?」と疑問を持ちながら走っていました。
旧琴海町域に入っています。

 

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西海交差点を佐世保、西彼方面へと斜め右方向に進んでいきます。

 

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おにぎり

 

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旧琴海町域に入ったので、代わりに西彼までの距離が表示されるようになりました。

 

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大村湾が目の前に見えています。
ずっと大村湾に沿って走っているのですが、そこそこの海抜があるので、なかなかドラレコカメラでは捉えられませんね。

 

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岬や半島になっているところでは、内陸部を走ります。

 

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おにぎり

 

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再び海岸線沿いに出てきました。

 

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おにぎり

 

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海岸線は非常に入り組んだ地形になっているので、海岸線に沿って走る道もカーブとアップダウンが多くなっています。

 

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おにぎり

 

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ここでもちらっと海面が見えています。

 

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おにぎり

 

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海岸線からそれて山道に入ります。

 

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西海市に入ります。

 

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山道はすぐ終わり、平坦な道になります。

 

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おにぎり

 

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おにぎり

 

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おにぎり

 

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オランダ村の前を通過していきます。
ここから先は片側2車線になっていました。

 

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旧西彼町域(現・西海市)に入っているため、代わりに伊万里までの距離が表示されるようになりました。

 

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おにぎり
この先で片側1車線に減少します。

 

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おにぎり

 

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大串インター交差点の左折方向は国道206号BPとして指定されている西彼杵道路の入口です。
ここでは現道を走るべく、佐世保、大瀬戸方面へと直進します。
西彼杵道路は「にし・そのぎ・どうろ」と読みます。
国道34号の詳細レポートを読んでいる皆さんは、もちろん読めますよね(笑

 

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おにぎり

 

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おにぎり

 

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現道は海岸沿いを走ります。
西彼杵道路は左の山の中腹辺りを通っています。

 

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大村湾がばっちり見えていますね。
運転中はずっと横目に見えていたのですが、ドラレコカメラではほとんど映らないのが残念です。

 

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大村湾では対岸や湾内の島々が見えるので、どことなく瀬戸内海と似たような風景に感じられます。

 

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瀬戸内の景色だと言われたら信じてしまいそうですね。

 

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BPの西彼杵道路と立体交差します。

 

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おにぎり

 

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小迎交差点を伊万里、佐世保方面へと斜め右方向に進んでいきます。
ここでは左方向から国道202号が合流してきて、重複します。
この先はゴール地点まで上位路線と重複していくので、実質的な国道206号の終点と言える交差点です。
国道202号は既に走行可能な路線です。

「一般国道の路線を指定する政令」で指定されている通り、国道206号の終点は長崎県佐世保市なので、西海市内にあるこの交差点は終点ではありません。
このおにぎりの補助標識はフェイクです。

この詳細レポートの冒頭でも触れましたが、国道206号の終点がどこなのか分からない問題での「候補1」がこの交差点なのですが、政令に違反している以上ここは終点ではないと断言することができます。

 

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国道202号のおにぎり

 

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小迎IC交差点を右方向へ進むと国道206号BPの西彼杵道路と、国道202号BPの西海パールラインへと接続します。
現道を進むためにここでは佐世保方面へと直進します。

 

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ここでは西海橋までの距離が表示されています。
この西海橋が国道206号の終点が分からない問題での「候補2」の地点です。

 

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国道202号BPの西海パールラインと立体交差します。

 

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大村湾の入り口にあたる針尾瀬戸に架かる西海橋を渡ります。
西彼杵半島から佐世保市側へと渡っていきます。橋の全長は300m強しかありませんので、この狭い水域で大村湾と佐世保湾がつながっているという形になります。
佐世保湾を経由して外海に出ることができるような地形となっているのため、大村湾内から外海へ出るのには一苦労ですね。

 

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西海橋を渡ると佐世保市に入ります。
残念ながらここでもカントリーサインを見つけることはできませんでした。

さて、ここが国道206号の終点がどこか分からない問題の「候補2」の地点です。
Wikipediaの国道206号の記事サマリには終点が「西海橋付近」と書かれているので、恐らくこの地点を指しているのでしょう。(なぜか、地図のリンクは「候補4」を指しているのですが。。。)

ただ、起点からこの地点までの距離は約48kmで現道の55.2kmには及びません。
西彼杵道路の大串IC~小迎IC間の6kmを加えるとそれっぽい数字にはなるので、「西海橋付近」ということなのでしょうか。

この地点が終点だとすると、起終点でほかの国道に接続するという基本的なルールに反しているので、ここも違う気がします。
さらに、道路統計年報の延長に根拠を求める場合、「候補3」と「候補4」の方が信憑性が高そうだと思えるようなものをこの先に見つけたので、そのまま進むことにします。

 

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佐世保市内に入ったので、代わりに有田までの距離が表示されるようになりました。
焼き物の名産地が並んでいますね(笑

 

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国道202号BP西海パールラインの針尾IC入口付近です。

 

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おにぎり

 

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おにぎり
佐世保市内に入ってからおにぎりの設置のされ方が変わり、両面タイプになりました。
佐世保市内から先は国道の管理事務所の管轄が変わっているということなのでしょう。

 

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おにぎり
ここも両面タイプです。
明らかに管轄が変わっていることの証拠ですね。

さて、この管轄が変わったということが「候補3」と「候補4」の信憑性を高める根拠になっています。
なぜそのように考えるのかについてはのちほど。

 

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おにぎり

 

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国道202号BP西海パールラインの起点です。

 

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西海パールラインの起点を通過した先から片側2車線に増えます。

 

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飛び出し坊や

 

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江上交差点で国道205号と立体交差します。
ここでは左車線が左折専用レーンになっていて、右車線を進む必要があるのですが、それに気づかず交差点の直前まで左車線を走ってしまいました。

交差点の100mほど手前で初めて左折専用レーンを示す矢印が出現するのですが、これが登り坂から下り坂に変わった先にあるため、直前まで視認することができません。
おかげで初見殺しになってしまっていて、私のほかにも交差点直前で車線変更をしようとしている車がいました。

言い訳をするわけではありませんよ。
道の作りが悪いんです(笑


国道205号は既に走行可能な路線です。

 

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ここでは三川内の表示が追加されていますが、距離は表示されていません。

 

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早岐瀬戸沿いを走ります。
川のように見えますが、大村湾と佐世保湾を結ぶれっきとした海です。
西海橋のかかる針尾瀬戸も海になので、針尾瀬戸と佐伯瀬戸に囲まれた場所は島ということになりますね。
なんとも不可思議な地形です。

 

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おにぎり

 

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おにぎり

 

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早岐瀬戸に架かる観潮橋を渡った直後にある田子の浦交差点を佐世保市街方面へと左折します。

 

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どう見ても川にしか見えませんが、れっきとした海です。

 

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田の浦町交差点を佐世保市街方面へと左折します。
ここでは国道35号が左右に伸びていて、重複します。
また、国道202号が右方向へと伸びていくため、ここでおわかれです。
この先は国道35号との重複区間となります。
国道35号は既に走行可能な路線です。

さて、この田の浦町交差点が国道206号の終点が分からない問題の「候補3」です。

国土地理院地図では、この交差点の手前に国道206号の表記があるので、ここまでは伸びていると信用してよさそうです。

しかしながら、道路統計年報では重用延長が4.4kmで、小迎交差点から田の浦町交差点までの距離が約16kmで全く計算が合いません。

これに対しては、佐世保市内に入ってからおにぎりの設置のされ方が変わったということが一つの解答になるのではと考えています。
道路統計年報は日本全国の国道事務所から集めてきた情報をかき集めて作られており、特に重用延長はあまり信用ができないことが多いです。

起終点がある都道府県内には上位路線との重複区間しかない場合、道路統計年報上では重用区間が存在しないものとして集計されてしまうといったことがあります。
これは国道6号の千葉県区間や国道180号の島根県区間などが該当し、いずれも道路統計年報上ではこれらの県を通っていないことになってしまっています。
これまでは、都道府県レベルでこういった作りになっている路線がカウントされないものだと思っていましたが、そのほかの「重用延長が全くあてにならないなぁ」と思っていた路線については、説明ができませんでした。
これは都道府県ではなく国道事務所の管轄が影響しているのではないかと考えています。

繰り返しになりますが、2018年の道路統計年報では、国道206号の重用延長は4.4kmです。佐世保市内の重複区間が加算されていないものと仮定すると、重用延長となるのは国道202号との2か所の重複区間のみです。
長崎市内が1.7km、西海市内が2.2km、小迎ICの接続路が0.4kmで、合計すると4.4kmに限りなく近づきます。

以上のことから、管轄内に起終点があり上位路線との重複区間しかない場合には重用延長にカウントされない説がそれなりに有力そうである、かつ国道206号の終点は「候補3」と「候補4」のいずれかになりそうであるということがわかるかと思われます。

この国道206号のようなケースで、正確な起終点の場所を知るには、管轄している国道事務所に聞いてみるしかなさそうです。(指定区間は政令で住所が指定されているので、容易に調べられますが、国道206号は指定区間ではありません。)

さて、これで完全に煮詰まってしまったかのように思われますが、ここで登場するのが、九州の道路交通局が公開している道路時刻表です。

国道206号の道路時刻表では、佐世保市役所が終点となっていて、「候補4」の地点に該当します。
道路時刻表自体も2007年までしか更新されておらず、今も起終点が同じ地点であることの証明ができないことには変わりはないのですが、ここでは4番目の選択肢が正しいものとして話を進めていきたいと思います。

佐世保にはいずれまた行くことになるので、その際に道路事務所を訪問して答え合わせでもできればなぁとも考えていたりしますので、これが実現したらまた報告しようと思います。

 

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「候補4」へ向けて、さらに進んでいきます。
国道35号のおにぎり 国道35号と合流した後は片側2車線に増えます。

 

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JR佐世保線の列車とすれ違いました。

 

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大塔I.C.入口交差点を起点として左方向へと国道205号が伸びていきました。
また、国道497号にも指定されている西九州道と立体交差します。
国道205号と国道497号は既に走行可能な路線です。

 

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上下線ともに大混雑です。

 

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JR佐世保線の列車に追い越されていきました。

 

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登り勾配の区間に入ります。

 

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おにぎり
この辺りで登り切り、この後は市街地に向けて下っていきます。

 

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おにぎり

 

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平戸と佐世保市街までの距離が表示されています。
市街地まではもうすぐそこなのですが、この辺りはいつも渋滞しているイメージがあり、実際の距離ほど近く感じません。

 

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おにぎり

 

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再び登り勾配になります。
佐世保も長崎市に負けず劣らず坂の街ですね(笑

 

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おにぎり
再び下っていきます。

 

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おにぎり
佐世保の市街地が近づいてきたため、代わりに松浦までの距離が表示されるようになりました。

 

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JR佐世保駅前を通過していきます。
この辺りからは片側3車線に増えます。

 

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おにぎり

 

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戸尾町交差点を終点として左方向から国道384号が接続してきます。
これで新たに国道384号が走行可能になりました。

本ブログでは国道206号の終点を佐世保市役所交差点とするので、これで走行可能の扱いにしますが、実際には国道35号を走行してから国道384号を走行することにしたいと思います。

 

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アーケードの通りを迂回するように進んでいきます。

 

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松浦鉄道と立体交差します。

 

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おにぎり

 

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ゴール地点の佐世保市役所交差点です。「候補4」の交差点ですね。
国道206号の終点に指定されている(と思われる)交差点です。
交差点の手前にある、「始まり」と「終り」のおにぎりが目印です。

この交差点は国道35号の終点にも指定されています。
また、正面方向には国道204号と国道498号が伸びていて、いずれも終点となっています。

これで新たに国道204号が走行可能になった扱いとしますが、先ほどの国道384号と同様に国道204号に接続するほかの国道を走行してから走ろうと思います。
国道498号は既に走行可能な路線なので、特に気にせず走ります(笑


長崎市から佐世保市を結んでいて、市街地の渋滞が激しいことを除けば大したことない道なのですが、終点の地点がどこなのか分からないということで盛沢山になってしまいました。

指定区間以外の国道については特に起終点の住所が政令などで決まっているわけではないので、大抵は道路統計年報からの逆算で特定されているケースが多いです。
ただ、管轄の問題で重用延長などの情報が信用できない場合は、情報が錯綜してしまうといういい例でした。

正解は管轄の国道事務所のみぞ知るといったところですので、機会を見つけて調べてみようと思っています。

 

今回はここまでです。

 

 

 

新たな走行可能路線 

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