国道499号 路線DATA
- 総延長:111.2km
- 重用延長:-
- 実延長:29.2km
- 現道:27.2km
- 海上区間:82.0km
- 起点:長崎県長崎市 大波止交差点
- 終点:鹿児島県阿久根市 阿久根駅前交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年4月30日~5月1日
- 走行時間:0:41:07
- 平均時速:39.7km/h
- 方向:順走
この日は前日から早朝にかけて走行した国道324号、国道251号に引き続き、国道499号を走行しました。
国道499号は野母崎から阿久根の海上区間を挟んで長崎市と鹿児島県北西部の阿久根市を結ぶ路線です。細かい説明をするよりも、上の地図を見てもらった方がわかりやすいです。
ちなみにこの国道499号の海上区間に相当するフェリーは、一時期臨時便が就航していたものの、2000年に廃止になって以降存在しておりません。
従って、長崎県の先端部に位置する野母崎(脇岬港)まで向かってから、阿久根まで大移動する必要があります。
朝一番に国道499号をスタートすれば、一日で完走することもできそうではあるものの、せっかく長崎まで来たのにこれで鹿児島に飛ばされてしまうのはないだろうという判断で、国道251号を挟むことにしたといった次第です。
総延長は111kmと距離はあるものの、大半が海上区間です。また、鹿児島県はわずか200mほどという短さのため、実質的には長崎から野母崎を結ぶ路線であるともいえます。
そして、私の挑戦ではこのわずかな鹿児島県区間のために、間に他の国道をついでで走行することもかなわず、大移動をする必要があるという形になってしまいます。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の大波止交差点です。
今回走行する国道499号の起点に指定されている交差点です。
北側から交差点に進入し、南進する形でのスタートです。
ここでは左方向から手前方向へと国道202号と国道206号が伸びていきます。
国道206号は走破済みの路線です。
また国道202号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
崇福寺行の路面電車を追い抜いていきます。
左に見えている出島の脇を通過していきます。
出島は江戸時代に南蛮貿易が行われた拠点となった人工島です。
出島観光をしたことがある方はわかるかと思いますが、現在では「島」とは名ばかりで、周辺も埋め立てられてしまっています。
出島の電停の先で、路面電車は左の方向へとルートを変えますので、ここでおわかれです。
市民病院前交差点を右折します。
正面は国道324号にも指定されている「ながさき出島道路」の入口になっていますので、直進しないように要注意です。
右折専用レーンが3車線もあるので、右折時には左右の車の進路に入ってしまわないように注意する必要もあります。
「ながさき出島道路」は、ここから長崎道終点の長崎ICを結ぶ高規格道路です。
長崎ICは長崎の中心部から見ると山の反対側にあり、国道324号と接続しているため、ながさき出島道路を利用しなければ、そこから国道324号で渋滞する道のりを経て長崎市内へと入っていく必要があります。
ながさき出島道路はこれをショートカットして、山の中をトンネルで突っ切る形で一気に市内のど真ん中まで出てくることができます。
トンネルの出口からこの交差点まで数百メートルしかありませんので、スピードの出し過ぎは信号待ちの車に突っ込むことになりかねないので注意が必要です。
かなりの初見殺しであると言える地点です。
また、古いカーナビとかだとトンネルで現在地を見失った状態で、いきなり街のど真ん中に飛ばされてしまう感じになるので、どこに進めばよいのかわからなくなってしまうのも、なかなかポイントが高いです(笑
国道324号は走破済みの路線です。
再び電車道となります。
松ヶ枝橋交差点で路面電車はグラバー園、大浦天主堂方面へと向かっていきます。
国道499号は野母崎、香焼方面へと直進します。
おにぎり
この先の小ヶ倉バイパスは国道499号ではありませんので、右車線を進む必要があります。
古河町歩道橋交差点を斜め右方向へ進みます。
戸町隧道の入口です。
徐々に市街地から離れていきます。
おにぎり
女神大橋と立体交差します。
女神大橋は長崎湾の両岸を結ぶ橋で、大型船も通れるようにこのように高い位置に橋が架けられています。
右側の前方には造船所らしきものが見えています。
小ヶ倉交差点で小ヶ倉バイパス経由のルートと合流します。
おにぎり
川に沿って進みます。
おにぎり
片側2車線の快走路をどんどん進んでいきます。
片側1車線に減少します。
片側2車線に戻ります。
栄上交差点を野母崎、岳路方面へと道なりに斜め右方向へと進みます。
おにぎり
ややきつめの登り勾配になっています。
おにぎり
登り切って下っていきます。
おにぎり
はるか前方にちらっとだけ軍艦島(端島)が見えています。
黒浜トンネルの入口です。
東シナ海沿岸を進みます。
少しだけ海岸線を離れ
再び東シナ海に沿って進みます。
おにぎり
軍艦島資料館前を通過します。この辺りが軍艦島に最も近いポイントです。
野母崎が近づいてきました。
地域センター前交差点を樺島、脇岬方面へと左折します。
こちらは左折中の様子です。正面に樺島が見えています。
おにぎり
海岸線に沿って進みます。
ヤシの木が立ち並んでいます。
突き当りの交差点を樺島方面へと右折します。
おにぎり
大きく左にカーブします。
この交差点の正面方向がかつて脇岬港のフェリー乗り場があった場所になります。
国道499号はまだ少しだけ伸びていて、この交差点を道なりに右方向へと進みます。
右方向へと進んで、数十メートル進むとこのようなおにぎりとヘキサが設置されています。
どうやらここが国道499号の長崎県区間の端点になるようです。
反対側からくるとこのようになっています。
かつての脇岬港フェリー乗り場へと入っていきます。
左側に見えているゲートがフェリー乗り場だったものと思われます。
設備はこのように荒れ果ててしまっており、往時の面影が偲ばれます。
脇岬から阿久根までの海上区間は臨時便のみが運航されていたようでして、7年間運航されたのちに、2000年に廃止になってしまっています。
この様子から見ても、これが復活するということはほぼなさそうです。
かつてはここから阿久根に向けてフェリーが伸びていたのでしょう。
さて、このまま阿久根に移動して鹿児島県区間を走りたいところですが、フェリーがないので素直に諦めましょう。
陸路でぐるっと長崎道・九州道を経由するか、島原・天草・長島とフェリーを乗り継ぐかのどちらかになります。
いずれも5時間前後の所要時間が見込まれるため、この日は一度長崎市内へと戻って、翌日阿久根へ移動してリスタートとなります。
結局、高速で鳥栖を経由して有明海をぐるっと迂回するルートを選択しました。
これでも5時間ほどかかりまして、早朝に出発したのにもかかわらず、阿久根に到着したのは昼頃になっています。
鹿児島県区間の起点側端点には阿久根の漁港があります。
かなり立派な漁港です。
関係者以外は港湾設備に立ち入りできないようになっているため、どこにフェリー乗り場があったのかは正直分かりませんでした。
似たような設備も見つけましたが、恐らくこれではないでしょう。
鹿児島県区間の走行を開始します。
北側から阿久根漁港の前へと向かい、左折してのスタートです。
この交差点が鹿児島県区間の起点側端点になっています。
鹿児島県区間は中央分離帯を挟んでの片側2車線になっています。
実はこれ、もうゴール地点が見えています(笑
おにぎり
ゴール地点の阿久根駅前交差点です。
国道499号の終点に指定されている交差点です。
ここでは国道3号が左右に伸びています。
国道3号は既に走行可能な路線です。
鹿児島県はこのようにわずか200mほどで終わってしまいます。
わざわざ5時間かけて移動してきたのに、1分足らずで実際の走行が終わってしまうというこの仕打ちです(笑
ちょっとこのままでは終われないので、鹿児島県区間を歩いてみました。
走行方向とは逆方向に向けて設置されたおにぎり
国道3号と国道499号の卒塔婆
走行日の生存報告では、阿久根駅の様子も紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
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全体まとめ
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