国道224号 路線DATA
- 総延長:22.9km
- 重用延長:0.7km
- 実延長:13.5km
- 現道:13.5km
- 海上区間:8.8km
- 起点:鹿児島県垂水市 桜島口交差点
- 終点:鹿児島県鹿児島市 西郷隆盛銅像前交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2023年1月4日
- 走行時間:1:15:17
- 平均時速:11.3km/h
- 方向:順走
この日は前日の国道447号走行に引き続き、国道224号を走行しました。
国道224号は桜島と鹿児島市の中心部を東西に結ぶ路線です。
途中、桜島から鹿児島市内へと渡る区間は海上区間となっており、桜島フェリーで結ばれています。
この桜島フェリーはわずか15分で、鹿児島港と桜島港を結んでおり、非常に多くの車両航送がある定期船です。
鹿児島市内から大隅半島の方面へ行く場合、フェリーを使わないと錦江湾岸を迂回するようなルートになるため、距離も時間もかかってしまいます。比較的安価にこれを大幅に短縮できるフェリーであるため、旺盛な需要があるということのようです。
短距離路線ではあるものの、現役の活火山である桜島を通る、海上区間を担うフェリーに乗船する、しかも大量輸送用に合理化された運用をされているということから、かなり強く印象に残る路線でもあります。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の桜島口交差点です。
国道224号の起点に指定されている交差点です。
東側から交差点に進入して西進する形でのスタートです。
ここでは国道220号が左から手前の方向へと伸びています。
国道220号は走破済みの路線です。
文字通り桜島と九州島が接続する桜島への入口となっている交差点です。
国道224号のおにぎり
桜島は現役バリバリの活火山ですので、このような案内があります。
桜島への距離が表示されています。
ほぼ、フェリー乗り場までの距離と同じとみていいでしょう。
国道224号には溶岩道路という愛称がつけられています。
おにぎり
桜島の火山を真正面に捕らえています。ここは有村溶岩展望所付近です。
おにぎり
おにぎり
再び桜島火山が視界に入ってきました。
おにぎり
おにぎり
桜島港まであと5km
おにぎり
おにぎり
「道の駅 桜島」を通過します。
袴腰交差点を黒神方面へと右折します。
正面方向は桜島フェリーの入口です。
おにぎり
桜島区間の終点側端点の交差点です。
左に見えている建物が桜島フェリーのターミナルでして、ターミナルのすぐ目の前にある交差点で端点となっています。
何の変哲もない押しボタン式の交差点に見えますが
起点からの距離を示すキロポストが設置されていたり
国管理の道路の境界部を示すものが設置されていたりと、ここが端点であることを示す証拠物が散見されます。
それでは、海上区間を渡るために、桜島フェリーへと乗船していきます。
桜島フェリーに車で乗船する場合、この料金所で乗船代を払う形になっています。
桜島行の場合は鹿児島港に料金所はありませんので、下船後にこの料金所での支払いとなります。
桜島フェリーは24時間運航されている上に、日中は1時間に3本~5本運航という高密度で出航していますので、このような合理化が図られているということですね。
車両ヤードです。
すぐに次のフェリーの乗船が開始されるので、ターミナルに行っているような暇はありません。
乗船が始まります。
左の方は2階の車両スペースに上がっていきます。
私は1階の方に案内されました。
乗船していきます。
乗り込みが完了しました。
鹿児島港まではわずか15分の航海ですので、ほとんどのドライバーは車に乗ったままです。
客室へ上がっているような暇はほとんどありません。
鹿児島港へ着岸します。
下船します。
わずか22分の乗船時間でした(笑
それでは、鹿児島市内区間の起点側端点へと向かっていきます。
この交差点を鹿児島新港、奄美沖縄航路方面へと右折します。
鹿児島市内区間の起点側端点の交差点です。
ここから先はゴール地点まで国道58号と重複します。
国道58号は走破済みの路線です。
すぐ先の泉町交差点を直進します。
電車道との交差点を直進します。
国道58号のおにぎり
おにぎり
ゴール地点の西郷隆盛銅像前交差点です。
西郷どんに出迎えられてのゴールとなります。
重複していた国道58号はこの交差点が起点です。
また、ここでは国道10号が左右に伸びています。
国道10号は走破済みの路線です。
非常に短距離路線ではありますが、桜島フェリーの合理的な大量輸送っぷりに驚かされました。
かつては全国各地にこのようなフェリーがあったのですが、フェリー以外の交通手段が整備されていくにつれ、日本のフェリー文化は廃れていってしまっています。
往時の姿を現在に残すのは、この桜島フェリーが唯一の存在ではないでしょうか。
錦江湾と桜島の特殊な地形によって、旺盛な需要があるからこその賜物だと思います。
このような体験をすると、日本が世界屈指の海洋国家であるということを、否が応でも思い起こさせてくれますね。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
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