国道447号 路線DATA
- 総延長：60.3km
- 重用延長：3.5km
- 実延長：56.8km
- 現道：55.1km
- 起点：宮崎県えびの市 えびの市京町交差点
- 終点：鹿児島県出水市 米ノ津交差点
- 交差する国道：
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走行DATA
- 走行日：2023年1月3日
- 走行時間：1:25:36
- 平均時速：41.1km/h
- 方向：順走
この日は午前中の国道223号走行に引き続き、国道447号を走行しました。
国道447号は宮崎県南西部のえびの市と、鹿児島県北西部の出水市を東西に結ぶ路線です。
宮崎県と鹿児島県の県境部は酷道になっています。
ただ、この酷道のバイパスが建設中でして、トンネルで一気に峠を突っ切ることができるようになる見込みです。これが完成すると、この酷道も役目を終えて降格の憂き目にあうものと考えられます。
さて、この酷道で県境を越えるわけなのですが、この県境部は境界未確定地帯となっております。一応カントリーサインは設置されているものの、そこは宮崎県で合って鹿児島県でもある。いや、どちらでもないと言えるのかもしれない。という非常に不思議な場所を通っているのです。
県境未確定部を通る国道は、この国道447号が唯一の存在です。
これがトンネルの開通により旧道へと降格してしまうと、このアイデンティティを喪失してしまう可能性があるというわけです。
もちろんトンネル内部で境界未確定部を通ることにはなると思いますが、トンネルの中で「ここが県境未確定部か」というように感慨に浸ることはかなわなくなるでしょう。そういった意味でも貴重な酷道が失われようとしているというこの現実が、少し寂しく感じられてしまいます。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点のえびの市京町交差点です。
国道447号の起点に指定されている交差点です。
南東側から交差点に進入して北西へ進む形でのスタートです。
ここでは国道268号が左右に伸びています。
国道268号は走破済みの路線です。
えびの市京町交差点の次の交差点を伊佐、真幸駅、矢岳高原方面へと右折します。
川内川に架かる真幸橋を渡ります。
国道447号のおにぎり
この交差点を伊佐、真幸駅方面へと左折します。
真幸駅まで3km
このような案内があると、一瞬ドキッとしてしまいますね。
おにぎり
真幸駅まで700m
おにぎり
真幸駅への入口の交差点です。
鉄道のことには全く詳しくないのですが、ここまでしつこく案内があるということは訪れるべきなのだろうということで、真幸駅にも立ち寄ってみることにしました。
真幸駅へ登っていきます。
この左側に真幸駅の駅舎があります。
ドラレコカメラには全くそれらしいものが映っていませんでした（笑
真幸駅の様子は生存報告で紹介していますので、こちらも合わせてご覧ください。
肥薩線の矢岳高原を越える勾配がきついので、ここでスイッチバックして登っていくようです。
国道447号走行に戻ります。
国道447号の旧道はこの交差点を左に伸びています。
ただ、手前の看板にもあるように走行日時点で、旧道は峠の反対側へ抜けることができないようになっていました。
BPが途中まで建設済みの状態になっており、旧道から抜ける道が建設中で通れないということのようです。
ここでは直進します。
快走路はここで途切れます。
この先もBPの工事は進められているのですが、供用されているのはここまででして、建設中の区間を迂回するための仮道路になります。
仮道路はセンターラインがありません。
右側には建設中の真幸トンネル（仮称）の入口があります。
このトンネルが開通すると、この先の酷道をショートカットできるようになります。
開通後に旧道を国道のまま残すのかは不明ですが、貴重な酷道がまた一つ失われてしまうかもしれないということです。
建設中のBPの上に架かる橋を渡り切った先で、本来の旧道と合流します。
右側から旧道が合流してくる形ですが、バリケードで封鎖されています。
恐らくトンネル建設のために旧道は跡形もなくなってしまったのでしょう。
県境の酷道に入ります。
おにぎり
対向車とすれ違います。
この区間は国道268号で迂回すれば快走路で行き来ができるため、わざわざこんな道を通る車はいないだろうと、少し油断していました（笑
鹿児島県に入ります。
県境の街は伊佐市です。。。
と言いたいところなのですが、実はここが鹿児島県と宮崎県の県境であるかは不明です。
生存報告でも触れたとおり、ここは県境未確定ゾーンに含まれていて、このカントリーサインは便宜的に設置されているだけということのようです。
ちなみにこのカントリーサインが設置されているのは、この地図の中心点です。
一直線に南北にひかれている県境線は少し西側に伸びています。
事実、少し先に進んだところに設置されているおにぎりの補助標識は、まだ宮崎県えびの市の表記になっています。
ドラレコカメラには映っていませんでしたが、この右側に反対車線向けのカントリーサインが設置されています。
そのカントリーサインはこちらです。
少し車を進めると反対車線向けのおにぎりが設置されています。
それがこちらです。
このおにぎりとカントリーサインの位置関係は整合性が取れているようです。
さらに車を進めて、先ほどの地図での県境を通過します。私のマツダ3でもここが県境だと案内されました。
おにぎり
このカーブで地図上の県境を越え、宮崎県側に戻ります。
私のマツダ3もここで宮崎県に入ったことを報せてきました。
ヘアピンカーブを曲がります。
この辺りで再び一直線に伸びる県境を越えます。
これで完全に鹿児島県に入るようです。
ただし、地図に描かれている情報が正しければ、、、ですが。
左側に新しい道が見えてきました。
先ほどの真幸トンネル（仮称）が開通すると、この辺りまで抜けてこられるようです。
右側にはバリケードで封鎖された旧道が伸びています。
ここから先はBPの快走路となります。酷道はここまでです。
快走路に復帰します。
おにぎり
おにぎり
菱刈と伊佐市街までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を赤俣、出水方面へと右折します。
ここでは国道268号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道268号との重複区間となります。
国道268号とはスタート地点で接続して以来、２度目の接続となります。
２連おにぎり
ここには国道447号のおにぎりのみが設置されています。
２連おにぎり
この交差点を出水、さつま、曽木の滝方面へと左折します。
重複していた国道268号はそのまま直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
代わりに正面方向から国道267号が合流してきて、重複します。
この先は国道267号との重複区間となります。
国道267号は走破済みの路線です。
国道267号との重複区間に入り、出水、さつま、曽木の滝までの距離が表示されるようになりました。
出水は今回のゴール地点がある街です。
２連おにぎり
この交差点を出水、ツル渡来地方面へと右折します。
国道267号は直進していくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
国道447号のおにぎり
単独区間に戻ると、出水までの距離のみが表示されます。
ツル渡来地の距離表示はありません。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
出水市に入ります。出水市は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
ようこそ出水市へ
おにぎり
おにぎり
米ノ津、出水市街までの距離が表示されるようになりました。
米ノ津は国道447号の終点がある交差点です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ツル渡来地まで25km
おにぎり
洞門を通過します。
おにぎり
おにぎり
米ノ津川に沿って進んでいきます。
阿久根、水俣、出水市街までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
九州新幹線と立体交差します。ちょうど、新幹線が通過するところでした。
肥薩おれんじ鉄道と立体交差します。
おにぎり
出水市の市街地に入ってきました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ゴール地点の米ノ津交差点です。
国道447号の終点に指定されている交差点です。
ここでは国道3号が左右に伸びています。
国道3号は既に走行可能な路線です。
宮﨑・鹿児島県境に酷道はありますが、それ以外は普通の快走路といった感じでした。
距離は比較的短めですので、サクッと走り切ってしまうことができます。
唯一の難所の県境は県境未確定ということで、非常に珍しい場所を通り、少し不思議な感覚でした。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.248（国道223号）へ No.250（国道224号）へ
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全体まとめ
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地域別進捗
年別まとめ
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