国道44号 路線DATA
- 総延長:131.2km
- 重用延長:0.5km
- 実延長:130.6km
- 現道:124.1km
- 起点:北海道釧路市 幣舞ロータリー
- 終点:北海道根室市 弥栄町1丁目交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年7月19日
- 走行時間:2:53:39
- 平均時速:43.1km/h
- 方向:順走
この日は早朝の国道240号走行に引き続き、国道44号を走行しました。
国道44号は釧路市と根室市を結ぶ路線でして、日本の国道で最東端の道になります。
最東端の街に至る唯一の幹線道路ではあるのですが、根室半島がどん詰まりになっていて、根室からフェリーでどこかしらへ渡れるというわけでもありませんので、交通量はさほど多くありません。
とは言え、流石は2ケタ国道ということで、全線にわたって快走路にて整備されていて、快適に走ることができます。
北海道外の私からすると、釧路と根室は本当にすぐ近くというイメージがあったのですが、国道44号では120km強の距離があり、意外と距離があるような感想を抱きました。
途中は湿原が広がっており、手付かずの自然の中を無機質な道が伸びているという、少し不思議な風景を眺めながらの走行となりました。
この辺りはドラレコカメラでもとらえることができているかなと思いますので、じっくりと紹介したいと思います。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の幣舞(ぬさまい)ロータリーです。
今回走行する国道44号の終点に指定されている地点です。
釧路駅方面からロータリー交差点に進入し、幣舞ロータリーを360度ぐるっと回ってのスタートとなります。
幣舞ロータリーは、国道38号、国道336号の終点、国道272号、国道391号の起点に指定されており、全て釧路駅方面へと伸びています。
したがって、スタート直後は国道38号、国道272号、国道336号、国道391号との5路線重複区間となります。
国道38号と国道336号、国道272号は走破済みの路線です。
また、国道391号は既に走行可能な路線です。
釧路川に架かる幣舞橋を渡ります。
北大通5交差点を根室、厚岸方面へと右折します。国道38号と国道336号は左方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
この先は国道272号、国道391号との3路線重複区間となります。
根室、厚床、厚岸までの距離が表示されています。
根室は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
JR根室本線とアンダーパスにて立体交差します。
おにぎり
入江町14交差点を根室、厚岸方面へと右折します。
入江町14交差点を右折した直後に釧路町に入ります。
曙1交差点を根室、厚岸方面へと右折します。
釧路川に架かる雪裡橋を渡ります。
この交差点で国道391号が左方向へと進んでいきます。
国道44号は根室、厚岸方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
この先は国道272号との重複区間となります。
JR釧網本線に架かる跨線橋を渡ります。
片側1車線に減少します。
おにぎり
釧路町役場の近くへとやってきました。
JR根室本線に架かる跨線橋を渡ります。
別保原野交差点で国道272号が左方向へと進んでいきます。
国道44号は根室、厚岸方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
初めての単独区間となります。
登坂車線が増えます。
かなり長めの登坂車線でした。
森の中を進んでいきます。
おにぎり
厚岸町に入ります。
厚岸町は「あっけし」と読みます。
もはや正解を知らないと読むことができない地名であると言えるでしょう。
厚岸町に入ったので、代わりに浜中までの距離が表示されるようになりました。
周辺の風景が徐々に森から湿原へと変わってきました。
おにぎり
尾幌地区の集落が見えてきました。
尾幌地区を通過していきます。
再び湿原を貫く道になります。
ゆずり車線が増えます。
先ほどの登坂車線と同じく、こちらのゆずり車線もかなり長めに設定されていました。
JR根室本線に架かる門静跨線橋を渡ります。
門静地区の集落を通過していきます。
シカです!!
一瞬道に飛び出してきそうになりましたが、こちらに気付いたのか歩道を走っていきます。
こちらの方がびっくりして、思わず少しだけハンドルを切ってしまいました。
高台へと登っていきます。
厚岸湾が良く見えています。
厚岸の市街地が近づいてきました。
前方に厚岸の街並みが広がっています。
「道の駅 厚岸グルメパーク」付近です。
ここでは、厚岸で採れるカキを楽しむことができます。
おにぎり
実際にシカに遭遇した直後ということもあり、この「シカ注意」が説得力を増します。
先ほどの道の駅にはここからも入れるようです。
厚岸の市街地を離れ、道の両側に湿原が広がる風景が続きます。
シカ注意
8月の真昼間でもシカには気を付けないといけません。
糸魚沢地区を通過していきます。
浜中町に入ります。
浜中町に入ったので、根室と厚床までの距離のみが表示されるようになりました。
茶内地区に入ってきました。
おにぎり
おにぎり
浜中町の中心部への入口を通過します。
おにぎり
ここから先は、しばらく一直線に道が伸びています。
北海道ぐらいでしか見かけないような車両です。
牽引されている貨物の方は、北海道外ではまず見ることがないでしょう。
トラクターの方も実際にはかなりの大きさでして、北海道ぐらいでしかこのサイズは走っていないのではないかなと思われます。
根室市に入ります。
根室市は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
根室市に入ったので、根室市街の表記に切り替わりました。
おにぎり
納沙布岬、根室方面へと左にカーブします。
厚床地区の集落に入ってきました。
厚床1丁目交差点を終点として左方向から国道243号と国道244号が接続してきます。
国道243号、国道244号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
厚床を通過したので、代わりに納沙布岬までの距離が表示されるようになりました。
納沙布岬は日本の本土最東端の地点になります。
日本の最東端は小笠原諸島の南鳥島ですが、離島を含まない日本の4島(北海道、本州、四国、九州)の4極をさして本土最○端と呼ぶことがあり、その最東端になるということです。
国道44号は納沙布岬までは伸びておりませんので、今回の本題からは外れてしまいますが、この時は納沙布岬まで足を延ばして北方領土を見てきました。
詳しくはこの日の「生存報告」をご覧ください。
ゆずり車線が増えます。
ゆずり車線がある区間を走行していきます。
おにぎり
道路の拡幅工事が行われているようでした。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
「道の駅 スワン44ねむろ」付近です。
最東端に位置する道の駅です。
おにぎり
左側に風連湖が見えています。
風連湖の湖畔を進みます。
風連湖の東の端を少しだけかすめたような感じでした。
おにぎり
おにぎり
今度は温根沼が見えてきました。
温根沼の河口部に架かる温根沼大橋を渡ります。
国道44号にも指定されている根室道路の温根沼ICの手前を幌茂尻方面へと左折します。
ここでは現道を進みます。
高台に登っていきます。
おにぎり
根室市街まで残り8kmです。
根室湾岸を進みます。
おにぎり
おにぎり
根室道路の根室ICを納沙布岬、根室市街方面へと左折します。
先ほど分岐した根室道路とはここで合流です。
根室道路と合流すると片側2車線になります。
根室の市街地へと入っていきます。
JR根室本線の終着駅・根室駅前を通過します。
ゴール地点の弥栄町1丁目交差点です。
国道44号の終点に指定されている交差点です。
ここが日本の一般国道の最東端の地点でもあります。
ついに、ついにこんなところまでマイカーでやってきてしまいました。
たった2日前に最北端の宗谷岬にいたような気がしますが(笑
この先には本土最東端の納沙布岬があるだけになります。
ここからはまだ20km以上ありますので、そこそこの時間はかかりますけどね。
釧路から根室は目と鼻の先に感じられますが、120km強とそれなりの距離がありました。
やはり北海道の縮尺に騙されてはいけませんね。
流石に2ケタ国道ということもあって、全線にわたってきれいに整備されていました。
そんなに交通量が多くないと思うのですが、途中で高規格のBPがあったり、拡幅工事をしていたりでしたので、非常に重要な路線でしっかりと整備が進んでいるということなのでしょう。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.173(国道240号)へ No.175(国道244号)へ
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全体まとめ
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地域別進捗
年別まとめ
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