国道411号 路線DATA
- 総延長:120.6km
- 重用延長:0.0km
- 実延長:120.5km
- 現道:116.3km
- 起点:東京都八王子市 左入町交差点
- 終点:山梨県甲府市 甲府警察署前交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年11月3日
- 走行時間:3:22:57
- 平均時速:34.4km/h
- 方向:逆走
この日は午前中の国道300号走行に引き続き、国道411号を走行しました。
国道411号は東京都西部の八王子から奥多摩を経由して甲府までを結ぶ路線です。
多摩川の上流へと向かって進み、山梨県内に入ってからは険しい柳沢峠を越える山岳道路となっています。
都内においては、並走する都道が国道411号のバイパスのようになっていて、国道411号を走行するよりも都道を走った方が、スムーズに進めるといった状況になっていて、少し残念な国道です。
八王子と甲府を結ぶということで、土日は大混雑する中央道の迂回路として使えないかなという観点で走ってみました。ただ、こちらも交通量が多く混雑がひどく、快走路として整備されている区間があまりにも短いということから、ちょっと迂回路としては使えなさそうな感じでした。中央道が通行止めになっていて、国道20号がにっちもさっちもいかない状況になりそうということが見えているという状況でない限り、国道411号(都内ではバイパスのように整備されている都道)で迂回するといった選択肢はなさそうな感じでした。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の甲府警察署前交差点です。
今回走行する国道411号の終点に指定されている交差点です。
南側から交差点に進入し、右折してのスタートです。
同じくここを終点として、手前方向から国道52号と国道358号が接続してきます。
国道52号は既に走行可能な路線です。
また、国道358号はこの前日に走破済みの路線です。
おにぎり
山梨と石和までの距離が表示されています。
甲府の市街地を通過していきます。
裏通りというような雰囲気がありますが、れっきとした国道です。
ここでは石和までの距離が笛吹に書き換えられています。
左へ直角にカーブします。
さらに数百メートル先を右へ曲がります。ここも道なりです。
おにぎり
ここでは「石和」の表記です。
どうにも笛吹と石和で地名表示が安定しません。
再び直角に左へカーブします。
そしてすぐ先を右にカーブします。
完全にデジャヴュです(笑
カーブした先でJR身延線と立体交差します。
住宅地が続きます。
横根跨線橋南交差点で国道140号と交差します。
国道140号は既に走行可能な路線です。
ここでは石和温泉駅までの距離が表示されています。
笛吹市に入ります。
石和温泉付近にやってきて道が開けてきました。
紅葉の街路樹です。
八田交差点を塩山、山梨方面へと左折します。
おにぎり
笛吹市内(石和温泉付近)に入ったので、代わりに塩山までの距離が表示されるようになりました。
笛吹川の堤防上を進んでいきます。
この辺りは笛吹川通りの愛称がつけられています。
松林の脇を通っていきます。
石和温泉郷東入口交差点を塩山、山梨方面へと右折します。
笛吹川に架かる笛吹橋を渡ります。
笛吹橋を渡った先にある交差点を甲州、山梨方面へと左折します。
笛吹川の右岸から左岸にサイドチェンジしました。
おにぎり
おにぎり
ブドウ園の間を通過していきます。
果物王国の山梨らしさを感じる風景ですね。
日川橋南詰交差点を塩山、山梨方面へと道なりに左方向へ進みます。
日川に架かる日川橋を渡ります。
おにぎり
日川橋を渡ると山梨市に入ります。
山梨市に入っても果樹園が並ぶ風景に変化はあません。
本当に多くの果樹園が並びます。
甲州市に入ります。
先ほどから山梨市といい甲州市といい山梨県全域を指す地名が名前として使われている市が続きます。
山梨県民ではない私にとって、山梨市も甲州市だと地名だけでは、どのあたりにある街なのかも皆目見当つきません。
ひらがな地名にして残念な感じになるよりは格段にマシな地名ではあるものの、ちょっとなんだかなぁと思っています。
対等合併であることを演出するために、無難な名前を選択しようとして、結局地域の色が完全に失われてしまうという典型例ですね。
ちなみに、山梨県はこのほかにも甲斐市という、山梨県全域を指す名前の市が存在します。
山梨県外在住で甲州市、山梨市、甲斐市がどこにあるかを何となくでも答えられる人はほとんどいないのではないのでしょうか。
また、山梨県には中央市、南アルプス市という、これらをはるかに上回るヤバイ地名があります。
対等合併を演出するために合併協議会で生み出された地名に碌なものがほとんどないですが、まあここまでものすごい地名を量産されると閉口してしまいます。。
引き続き果樹園が立ち並びます。
等々力交差点を奥多摩、塩山方面へと左折します。
果樹園
おにぎり
本当に果樹園が多いです。
さすがは果物王国です。
おにぎり
「歩行者注意」のその他の危険です。
果物狩りに来た客が道路を渡ることが多いということなのでしょうか。
おにぎり
アンダーパスにてJR中央本線と立体交差します。
この左の方に塩山駅があります。
急勾配で登っていきます。
おにぎり
急勾配の上り坂が続きます。
八王子と丹波山までの距離が表示されるようになりました。
八王子は今回のゴール地点がある街です。
住宅の間を急勾配で駆け上がっていきます。
左の中学校の石垣を見ると勾配がわかるかと思います。
おにぎり
石垣は水平にする必要があり、勾配に合わせて斜めに設置するのは難しそうに見えてます。
どんどん登っていきます。
この辺りは大菩薩ラインの愛称がつけられています。
超急勾配の登り坂が続きます。
おにぎり
徐々に住宅がまばらになってきました。
激しい登り勾配の道が続きます。
ヘアピンカーブ
最後の写真の上の方にちらっと見えるガードレールのところへとこの先で登っていきます。
もう一度ヘアピンカーブで一気に登ります。
ここには八王子ではなく青梅までの距離が表示されています。
やや勾配が緩やかになったでしょうか。
依然としてきつい勾配であることには変わりはありませんが。
急勾配で登っていきます。
前方に見えている橋のところへとこれから登っていきます。
ものすごい険しい地形です。
こんなところまで民家が建っています。
やや緩めのヘアピンカーブを曲がります。
さらにきつい急なヘアピンカーブを曲がります。
先ほど前方に見えた橋を渡ります。
木々の奥にこの先の道がちらっと見えています。
急カーブと急勾配でどんどん登っていきます。
雲峰寺第二トンネルの入口です。
続いて雲峰寺第一トンネルです。
おにぎり
おにぎり
上萩原第二トンネルの入口です。
急勾配&急カーブで登っていきます。
既にカーブが多いのですが、まだまだ序の口ということでしょうか(笑
急カーブの道が続きます。
R70mの急カーブが襲い掛かってきます。
その急カーブを曲がります。
上萩原第一トンネルの入口です。
登坂車線が増えます。
とんでもない急勾配です。
急カーブが続きます。
ここでは青梅ではなく奥多摩までの距離が表示されています。
やはり都内の地名が安定しませんね(笑
高芝トンネルの入口です。
紅葉が美しいです。
ここまで忠実にカーブの具合を再現しなくても、大丈夫ですよ(笑
急カーブで登ります。
ここでループしており、ループした先の道と立体交差します。
前方に見えているのは柳沢第二トンネルです。
柳沢第二トンネルを抜けて、ぐるっとループしていきます。
再びループします。
柳沢第一トンネルの入口です。
このトンネル内で立体交差します。
こちらもトンネルを抜けるとぐるっとループします。
柳沢峠の茶屋の脇を通過していきます。
ここでは八王子までの距離が表示されています。
柳沢峠を越えて下りの区間へと入っていきます。
柳沢峠の手前までは快走路で整備されていましたが、こちら側はやや設計が古い道になっています。
小刻みなカーブが連続するので、スピードを出し過ぎると危険です。
エンジンブレーキを効かせて速度を抑制しながら進みます。
8%の急勾配で下ります。
急カーブの連続です。
おにぎり
ヘアピンカーブ
おにぎり
突如として舗装が新しくなり、見るからに線形改良済みの道になります。
しかしながら、この先は古い舗装の道に戻りまして、古い設計の線形に戻ります。
快走路の部分でスピードが出過ぎてしまうと危険な線形です。
ぽつぽつと民家が建てられています。
急勾配でどんどん下っていきます。
木々が紅葉しています。
おにぎり
深い谷を下っていきます。
おにぎり
一之瀬高橋トンネルの入口です。
一之瀬高橋トンネルを抜けると丹波山村に入るのですが、カントリーサインは見つけられませんでした。
続いて大常木トンネルです。
さらに、かたなばトンネルとトンネルが連続します。
どんどん下ります。
深い深い谷の底を進んでいきます。
おにぎり
丹波山村に入ったので、代わりに奥多摩までの距離が表示されるようになりました。
丹波山トンネルの入口です。
羽根戸トンネルの入口です。
丹波川の流れに沿ってどんどん下っていきます。
両脇に何やら掘っ立て小屋が並んでいます。
眼下に丹波山村の中心の集落が広がっています。
丹波山村の集落へと入ってきました。
道の駅 たばやま付近
丹波山村の集落を抜けて、再び登り基調になっていきます。
小刻みにカーブしながら進んでいきます。
深い谷を進んでいきます。
木々が色づいています。
おにぎり
下り基調になっていきます。
崖の上に民家があります。
それにしてもものすごい場所に建てられていますね(笑
ここでは奥多摩ではなく青梅までの距離が表示されています。
おにぎり
山奥の小さな集落を通過していきます。
谷間の村を通過していきます。
橋を渡ります。
この橋を渡ると東京都に入ります。
都県境の街は奥多摩町です。
この山梨県側は大菩薩ラインという愛称でしたが、ここから先は青梅街道という愛称がつけられています。
奥多摩湖の湖畔を進んでいきます。
山奥の集落を通過していきます。
竹の花トンネルの入口です。
深山橋交差点を終点として右方向から国道139号が接続してきます。
国道411号は奥多摩、青梅方面へと直進です。
国道139号は既に走行可能な路線です。
国道139号と国道411号では明らかに国道139号の方が先に指定されているはずですので、国道411号が指定されるまではここで国道139号がどん詰まりになっていたのかと思ったのですが、そうでもないようです。
国道411号が1982年に指定された後、1993年に国道139号がこの地点まで延伸したとのことです。
湖畔をくねくね進みます。
川野トンネルの入口です。
ロードバイクが増えてきました。
お世辞にも道幅が広いとは言えないので、十分に注意する必要があります。
麦山橋を渡ります。
馬頭トンネルの入口です。
馬頭トンネルを抜けると峰谷橋を渡ります。
坂本トンネルの入口です。
続いて、あづまいトンネルです。
さらにトンネルが連続します。
次は女の湯トンネルです。
次は鶴の湯トンネルです。
おにぎり室沢トンネルです。残念ながら男の湯トンネルではないようです(笑
ヘアピンカーブ
崖にへばりつくように建物が建てられています。
集落に入っていきます。
熱海トンネルの入口です。
ヘアピンカーブのところに郵便局があります。
おにぎり
大麦代トンネルの入口です。
深い谷の底を進んでいきます。
中山トンネルの入口です。
実勢速度が速くないのでそんなに問題になりませんが、急カーブが多くやや走りにくさがあります。
おにぎり
前方に見えているのは桃ケ沢トンネルの入口です。
板小屋トンネルの入口です。
次は惣岳トンネルです。
続いて梅久保トンネルです。
前方に橋げたが見えています。
これは水根貨物線の廃線跡のようです。
奥多摩湖を形成する小河内ダムを建設する際の資材運搬に使われた路線だということです。
東京都内とはいえかなりの奥地ですので、資材運搬も一苦労だったということなのでしょう。
白髭トンネルの入口です。
続いて橋詰トンネルです。
桧村地区の集落へと入っていきます。
これまでに比べるとだいぶ大きな集落です。
愛宕大橋交差点で接続する都道184号の多摩川南岸道路は、しばらく進んだ先で都道45号とリレーする形で、国道411号のバイパスのように整備されています。
国道411号が細く集落・市街地を縫うように進むのに対し、これをバイパスする形で都道184号と都道45号が並走するといった形です。
こういった道の場合、国道411号のバイパスとして国道411号がナンバリングされるのが一般的なのですが、ここでは東京都管理の都道になっています。
国の方でバイパス建設の予算が付くのを待ってられないから東京都の独自予算でさっさと整備してしまったということだと推測されます。
こういうのを見ると東京都の財力を痛感させられます。
奥多摩町の中心市街地へと入ってきました。
奥多摩駅入口交差点を通過します。
JR青梅線の終着駅である奥多摩駅の前を通過していきます。
新氷川トンネルの入口です。
やや下り勾配がきつくなってきました。
白丸トンネルの入口です。
小刻みにカーブしながら下っていきます。
花折トンネルの入口です。
続いて鳩の巣トンネルです。
左上にJR青梅線の列車がちらっとだけ見えています。
鳩ノ巣地区の集落を通過していきます。
おにぎり
JR青梅線と並走しながら進んでいきます。
それにしても都内とは思えない風景が続きますね。
多摩川沿いにどんどん下っていきます。
なかなかの激しい地形ではありますが、あまり民家が途切れることがないところは流石東京都といったところなのでしょうか。
どんどん下ります。
青梅市に入ります。
まだまだ山奥なのですが、だいぶ住宅が密集しています。
おにぎり
澤乃井の醸造所の前を通過します。
おにぎり
市街地に入ってきたでしょうか。
だいぶなだらかになりましたが、まだ下っています。
JR青梅線と並走しながら進んでいきます。
JR青梅線の列車とすれ違います。
住宅地を進んでいきます。だいぶ日が陰ってきました。
青梅市の中心市街地に近づいてきました。
青梅市文化交流センター交差点を瑞穂方面へと右折します。
青梅街道はこのまま直進方向へと進んでいきます。
青梅の中心市街地から南西へと遠ざかっていきます。
多摩川に架かる万年橋を渡ります。
畑中1丁目交差点を立川、八王子方面へと左折します。
ここで都道45号と接続するので、国道411号をトレースするといった特殊な目的がない限り、都道の方を走った方がよいと思われます。
住宅地を進んでいきます。
おにぎり
住宅地が続きます。
この辺りは吉野街道という愛称がつけられています。
国道468号にも指定されている圏央道と立体交差します。
国道468号は既に走行可能な路線です。
友田交差点を八王子、秋川方面へと斜め右方向に進みます。
並木道
だいぶ山側を通っているため、住宅地から外れてきました。
新満池トンネルの入口です。
新満池トンネルを抜けるとあきる野市に入ります。
残念ながらカントリーサインは見つけることができませんでした。
高台から下っていきます。
だいぶ薄暗くなってきました。ゴール地点がだいぶ近いのですが、まともに見られる映像が撮影できる状態で辿り着けるか時間との勝負になってきました。。
サグになっている交差点を通過していきます。
住宅地を通っていきます。
おにぎり
JR五日市線の踏切を渡ります。
圏央道のあきる野IC入口付近です。
東京サマーランド前交差点を左入町方面へと左折します。
ちなみにここを直進する都道169号はこの先の国道411号と並走しながら進んでいきます。
山の方へ進んでいくため、本当にこの道で合っているか不安にさせられます(笑
明らかに都道169号の方がバイパスのような感じになっています。
結局国道411号の都内の区間は終始このような不遇な扱いを受けています。
八王子市に入ります。
八王子市は今回のゴール地点がある街です。
峠を越えて下っていきます。
おにぎり
住宅地を下っていきます。
旧道然とした道を下っていきます。
周辺には明かりが灯ってきました。この日の八王子市の日の入りは16:46でしたので、かなりギリギリです。
住宅地をどんどん進んでいきます。
ゴール地点の左入町交差点です。
国道411号の起点に指定されている交差点です。
ここでは国道16号が左右に伸びています。
国道16号は既に走行可能な路線です。
山梨県側も東京都側もかなりの山奥を通る道で、アップダウンも激しかったです。
また東京都内は終始道幅が狭い上に交通量が多く、かなり長い時間のノロノロ運転を余儀なくされる感じでした。
想定よりも30分以上時間を要してしまい、日没ギリギリになってしまうという状況でした。
バイパスっぽく整備されている都道を遣えば、もっと早く国道16号まで出ることができると思われますが、こちらは国道411号ではありませんので、私の挑戦では走ることができませんでした。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.136(国道300号)へ No.138(国道288号)へ
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