国道381号 路線DATA
- 総延長:113.6km
- 重用延長:42.5km
- 実延長:71.1km
- 現道:69.1km
- 起点:高知県須崎市 国道197号交点
- 終点:愛媛県宇和島市 栄町港交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年2月21日
- 走行時間:2:06:08
- 平均時速:53.1km/h
- 方向:逆走
この日は前日の国道378号走行に引き続き、国道381号を走行しました。
国道381号は高知県中西部の須崎市と愛媛県南西部の宇和島市を結ぶ路線です。
起点側の末端は国道56号、終点側の末端は国道320号とそれぞれ上位路線と重複しており、実質的には四万十町から鬼北町を結ぶ路線になっています。
この区間は「日本最後の清流」とも呼ばれる四万十川と支流の広見川に並走しています。
ほとんどの区間が快走路として整備済みなのですが、県境付近の愛媛県側に一部だけ狭隘路が残されています。
距離も短く、道幅も割と広いことから、酷道と呼ぶほどではありませんでしたが。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の栄町港交差点です。
今回走行する国道381号の終点に指定されている交差点です。
西側から交差点に進入し東進する形でのスタートです。
ここでは国道56号が左右に伸びています。
さらに、国道320号が右方向から接続してきて、正面方向へと伸びていくので、国道320号との重複区間としてスタートします。
また、この国道320号は支線として手前方向にも伸びており、数百メートルほど進んで、国道56号にも指定されている宇和島道路との立体交差部で途切れる形になっています。
国道56号と国道320号は既に走行可能な路線です。
ヤシの木の並木道になっています。
JR宇和島駅前を通過します。
この交差点を鬼北方面へと道なりに斜め右方向へ進みます。
左車線は左折専用レーンですので、右側の車線を進む必要があります。
天神トンネルの入口です。
続いて丸穂トンネルです。
さらにトンネルが続きます。次は柿原トンネルです。
スタートしていきなりトンネル連続区間になり、少し当惑してしまいますね。
トンネル連続区間が終わり、急勾配での登り坂になっています。
おそらくトンネル内もそれなりの急勾配になっていますので、そのまま登り続ける感じです。
快走路を駆け上がっていきます。
下鍵山、松野、鬼北までの距離が表示されています。
急勾配でどんどん登っていきます。
鮎返隧道の入口です。
国道320号のおにぎり
鬼北町に入ります。
鬼北町に入っても、急勾配の登り坂が続きます。
快走路として整備されているので、特に走りにくさなどを感じることはありません。
集落に差し掛かってきました。
集落を通過していきます。
おにぎり
鬼北町の看板がでかでかと掲げられています。
先ほどまでと比べて、だいぶ勾配は緩やかになりましたが、まだまだ登りが続きます。
おにぎり
鬼北町に入っているので、代わりに野村(西予市)までの距離が表示されるようになりました。
広見地区の中心部付近にやってきました。
おにぎり
永野市交差点を四万十町、松野方面へと右折します。
重複していた国道320号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
初めての単独区間となります。
国道381号の実質的な終点ともいえる交差点です。
交差点の左側には「道の駅 広見森の三角ぼうし」があります。
単独区間に入って、四万十町と松野までの距離が表示されるようになりました。
この交差点で左方向から国道441号が合流してきて、重複します。
この先は国道441号との重複区間となります。
束の間の単独区間でした。
さらに登っていきます。
この辺りで松野町に入ります。
残念ながらカントリーサインは見つけられませんでした。
住宅地を通過していきます。
国道381号のおにぎり
「道の駅 虹の森公園まつの」付近です。
この交差点を四万十町、四万十市方面へと左折します。
松野町に入ったので、代わりに四万十市までの距離が表示されるようになりました。
これで四万十町と四万十市のみが青看板に並ぶようになりました。
言いたいことは色々ありますが、まだここは愛媛県で全く関係がない場所なので、自重しておきます(笑
おにぎり
おにぎり
快走路が続きます。
松野東トンネルの入口です。
おにぎり
快走路が続きます。
広見川の流れに沿って進んでいきます。
ここにきて道幅が狭くなり、狭隘路に入っていきます。
国道381号において、わずかばかり最後に残された未整備区間に入っていきます。
道幅が狭いとはいえ、離合できないほどではありません。
すぐに狭隘路の区間を抜けてしまいました。
再び道幅が狭まります。
狭隘路を進みます。拡幅工事が進められているので、そのうちこの未整備状態も解消されることでしょう。
片側1車線に戻ります。
狭隘路が残された区間はここまでです。
ここでは窪川と中村までの距離が表示されています。
現代風に翻訳すると「四万十町と四万十市までの距離が表示されています。」となります。
高知県に入ります。
県境の街は四万十市です。
せっかく四万十市に入りましたので、先ほどからちらちらと情報としては出ていた「四万十市」と「四万十町」について簡単に触れてみたいと思います。
とりあえず、この2つの自治体について調べてみようと思い、Googleで「四万十市 四万十町」と入力すると、予測ワードとして「なぜ」「違い」「紛らわしい」が表示されてきます。
やはり、ややこしさや紛らわしさを感じている人が多いということなのでしょう。
四万十市と四万十町は平成の大合併で誕生した街で平成の大合併以前は「四万十」を冠した自治体は存在しなかったようです。
どちらも「日本最後の清流」とも呼ばれる四万十川が由来になっていることは疑いようもありません。
これまで私のブログでも、旧来の地名を大切に扱っていないと考えられる自治体名を持つ街を散々こき下ろしてきました。
その流れからすると、四万十市と四万十町のいずれかのみが存在するのであれば、特に何の違和感もない地名として十分に許容範囲内です。
ただ「両者が同時に存在してしまっている」「両者が面している」「平成の大合併で生まれた名前である」「市町村名の制定がほぼ同時期、かつ合併が同時期」という4点と組み合わさることで、「つくばみらい市」「南アルプス市」「中央市」「さいたま市」と同程度に堕ちてしまいます。
残念なことです。
四万十町は窪川町(合併人口:約14,000人)、大正町(同約3,000人)、十和村(同約3,000人)の3町村が合併してできた町で、四万十市は中村市(同約34,000人)、西土佐村(同約4,000人)が合併できた市です。
いずれも実態としては窪川町、中村市による吸収合併だと思うのですが、対等合併を演出するためか、合併する市町村間で共通的な名前、かつネームバリューがある四万十川を選択したことが、もろ被りの原因になってしまったと推測しています。
どちらからだけでも、窪川町、中村市として残って入れくれればというところだったのですが、事なかれ主義が強い日本人の悪いところがもろに表出してしまっているような感じですかね。
特に四万十市に関しては、中村市が四万十川下流の街としてだいぶ定着していたので、中村市でよかったのではと個人的に思っています。
まぁ、この2つの街に関してはもっと言いたいことはありますが、それだけで記事になってしまうほどの文量があるので、この辺にしておきましょう(笑
国道381号走行に戻ります。
旧西土佐村域を走っていきます。
おにぎり
おにぎり
引き続き広見川沿いの快走路を進みます。
おにぎり
おにぎり
JR予土線と立体交差します。
この交差点で国道441号が右方向へと進んでいきます。
国道381号は高知、四万十町方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
広見川はここで四万十川へと流れ込みます。
単独区間に入り、高知と四万十町までの距離が表示されるようになりました。
四万十の流れに沿って進んでいきます。
JR予土線とも並走しており、線路は国道381号の左側を通っています。
おにぎり
快走路を進みます。
おにぎり
おにぎり
JR予土線と立体交差します。
快走路が続きます。
おにぎり
おにぎり
四万十川沿いの快走路が続きます。
江川トンネルの入口です。
四万十川に架かる半家橋を渡ります。
四万十トンネルの入口です。
四万十トンネルの中央部付近で、四万十町に入ります。
全く文字を視認できませんが、上の四角形で光り輝いているものが、カントリーサインになります。
すぐ左側には、四万十市のものとみられるカントリーサインが逆側を向いています。
この四万十トンネルで四万十市から四万十町へと入ります。
本当に紛らわしいったらありませんね。
四万十町の看板が設置されています。
川平トンネルの入口です。
「道の駅 四万十とおわ」付近です。
JR予土線と並走します。
おにぎり
おにぎり
十川地区の集落を通過していきます
四万十川に沿って快走路が伸びています。
おにぎり
十和トンネルの入口です。
おにぎり
土佐昭和駅付近の集落を通過します。
三島トンネルの入口です。
おにぎり
四万十川沿いの快走路が続きます。
上下線が分離します。
上下線の間に変電所の設備のようなものが建てられています。
上下線対面通行に戻ります。
都賀トンネルの入口です。
快走路が続きます。
おにぎり
浦越トンネルの入口です。
快走路が続きます。
旧大正町域に入ります。
おにぎり
田野々トンネルの入口です。
田野々トンネルを抜けた先にある突き当りの交差点を須崎、四万十町役場方面へと右折します。
ここでは国道439号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道439号との重複区間となります。
国道439号は既に走行可能な路線です。
国道439号との重複区間に入り、須崎、四万十市、四万十町役場までの距離が表示されるようになりました。
須崎は今回のゴール地点がある街です。
JR予土線と立体交差します。
四万十川沿いの快走路が続きます。
「道の駅 四万十大正」がある交差点で国道439号は右方向へと進んでいきます。
国道381号は須崎、四万十町役場方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
四万十市へのルートから外れたため、代わりに打井川までの距離が表示されるようになりました。
JR予土線と立体交差します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
JR打井川駅前を通過します。
先ほどから表示されるようになった地名はここのことを指しているものと思われます。
おにぎり
快走路が続きます。
おにぎり
おにぎり
反対側のみ取り残されたおにぎり
おにぎり
四万十川沿いの快走路が続きます。
弘瀬トンネルの入口です。
おにぎり
快走路が続きます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
四万十川に沿って快走路が続きます。
少しづつ住宅が増えてきました。
四万十川に架かる窪川橋を渡ります。
この橋を渡ると旧窪川町の中心部(=四万十町の中心部)へと入っていきます。
この交差点を四万十市方面へと右折します。
おにぎり
旧窪川町の市街地を通過していきます。
JR予土線と立体交差します。
四万十町古市町交差点を高知、須崎方面へと左折します。
ここでは国道56号が左右に伸びていて重複します。
この先はゴール地点まで国道56号との重複区間になります。
国道381号の実質的な起点となっている交差点でもあります。
国道56号は既に走行可能な路線です。
国道56号との重複区間に入り、高知と須崎までの距離が表示されるようになりました。
登坂車線が増えます。
窪川トンネルの入口です。
国道56号のおにぎり
「道の駅 あぐり窪川」の入口です。
すぐ先に高知道の四万十町中央IC入口があります。ここから先の区間は無料区間になっているため、大半の車が高知道へと吸い込まれていきます。
ここでも緑看板には「四万十町」やら「四万十市方面へは行けません」やら、ややこしいことになってしまっています。
四万十市と四万十町の合併協議会間で事前に連携できていなかったことや、この名前に決定してしまったことの弊害が思いっきり表れてしまっているともいえるでしょう。
JR土讃線と並走します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
JR土讃線と立体交差します。
おにぎり
おにぎり
高知道の四万十町東IC入口付近です。
おにぎり
のどかな風景です。
おにぎり
おにぎり
七子峠を越えるところで中土佐町に入ります。
久礼坂に入ります。
久礼坂は急勾配の下りになっています。
前方に見えているのは久礼坂第四トンネルの入口です。
おにぎり
急カーブが連続します。
久礼坂第三トンネルです。
急カーブを下ります。
久礼坂は急カーブが連続するものの、きれいに整備されているため、そこまでスピードを落とさずとも曲がり切れてしまいます。
必然的に速度超過で進んでいく車が多いので、要注意です。
久礼坂
かなりの急カーブです。
おにぎり
久礼坂第二トンネルの入口です。
続いて久礼坂第一トンネルです。
まだまだ急勾配&急カーブが続きます。
おにぎり
久礼坂を一気に下っていきます。
久礼トンネルの入口です。
中土佐町の中心部付近まで一気に下ってきました。
おにぎり
高知道の中土佐IC入口付近です。
おにぎり
徐々に登っていきます。
高さ制限の予告がでかでかと設置されています。
おにぎり
急勾配で登っていきます。
焼坂トンネルの入口です。
焼坂トンネルを抜けると須崎市に入ります。
須崎市は今回のゴール地点がある街です。
一気に下っていきます。
JR土讃線と立体交差します。
安和トンネルの入口です。
ヘアピンカーブを曲がります。
ヘアピンカーブの標識が異様にでかいです(笑
蛇行しながら進みます。
久保宇津トンネルの入口です。
続いて角谷トンネルの入口です。
おにぎり
高知道の須崎西IC入口付近です。
「道の駅 かわうその里すさき」付近です。
ゴール地点の交差点です。
国道381号の起点に指定されている交差点です。
重複していた国道56号はこのまま直進方向へと進んでいきます。
また、ここでは国道197号が正面方向から接続してきて、左方向へと伸びていきます。
国道197号は走破済みの路線です。
愛媛県と高知県の県境付近に少しだけ狭隘路がありましたが、これ以外は全線にわたってよく整備されていて、気持ちよく走ることができました。
四万十川には多くの沈下橋が残されており、これも紹介できればいいなぁとぼんやり考えていましたが、意外と沈下橋のある場所がわからなくなってしまっていて、全く立ち寄り&紹介できませんでした。
以前(といっても20年近く前ですが。。。)に走ったときには、四万十川沿いの道は酷道で、そこら中に沈下橋への入口を示す看板が立っていた気がしたのですが、快走路へと整備されるのに伴い様変わりしてしまったのかもしれません。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.150(国道378号)へ No.152(国道195号)へ
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