国道367号 路線DATA
- 総延長:70.5km
- 重用延長:10.9km
- 実延長:59.6km
- 現道:57.1km
- 起点:京都府京都市 烏丸五条交差点
- 終点:福井県若狭町 三宅交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年2月21日
- 走行時間:1:29:57
- 平均時速:45.4km/h
- 方向:逆走
この日は国道303号走行に引き続き、国道367号を走行しました。
国道367号は京都の国道終結点である烏丸五条を起点とし、大原を経由して北上していき、福井県若狭町まで至る路線です。
国道367号の東にも国道161号が大津と若狭湾を南北に結んでいて、これに並行している形に伸びていますが、国道161号が主に琵琶後沿いであるのに対して、国道367号が山間部を突っ切る形のルートとなっています。日本海側へと抜けようとする大型車も基本的には国道161号を利用することが多く、交通量では雲泥の差があります。
国道161号の湖西地域は地域高規格道路として整備しつつある状況なので、これには到底敵いませんが、国道367号もほぼ全線が快走路としてきれいに整備されています。
したがって、交通量が多く混雑する国道161号を避けて、若狭路・鯖街道との別名を持つ国道367号を選択するということは、十分に有用ではないかと考えています。
何より、大型車がほとんど通行しないというのが、非常に大きな加点評価ポイントですね。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の三宅交差点です。
今回走行する国道367号の終点に指定されている交差点です。
国道27号の敦賀方面から交差点に進入して、左折する形でスタートします。
ここでは、国道27号が前後に伸びています。
また、この交差点を終点として国道303号が左方向から接続してきています。
したがって、国道303号との重複区間としてスタートすることになります。
国道27号は既に走行可能な路線です。
国道303号はこの日の朝に走行した路線です。
国道303号のおにぎり
端点側の重複区間であるということもあり、上位路線である国道303号のおにぎりのみが設置されています。
高島と国道161号までの距離が表示されています。
枯れ木の並木道
左側に北川の川面が見えています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
歩道の左側に設置されていて遠い上に、そっぽを向いてしまっているので、わかりにくいでしょうか。
おにぎり
道の駅 若狭 熊川宿付近
道の駅を通過した後ぐらいから山道に入っていきます。
おにぎり
滋賀県に入ります。県境の街は高島市です。
おにぎり
道路脇に除雪された雪が増えてきました。
寒風トンネルの入口です。
ガソリンスタンドには除雪された雪が積み上げられています。
高島市に入ったので、国道161号までの距離のみが表示されるようになりました。
対向車や前走車が雪解け水をまき上げながら走っていきます。
大型車とすれ違うとかなりフロントガラスが汚れてしまいます。
通常はそこまで気にしないのですが、ドラレコカメラで撮影しながらの走行なので、汚れが気になります。
頻繁にウォッシャー液での洗浄を行いながらの走行となってしまいました。
おにぎり
水坂トンネルの入口です。
雪解け水で路面が濡れてしまっています。
せめて前走車の巻き上げの被害に遭わないようにと、かなり車間を空けて走っています。
後続車がいなかったことが幸いしています。
保坂交差点を大津、朽木方面へと右折します。
国道303号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
初めての単独区間となりました。
国道367号の文字も交差点手前の青看板にて初登場です。
単独区間に入った後はさらに登っていきます。
保坂地区の集落を通過していきます。
国道367号のおにぎり
集落を抜けて本格的な山道へと入っていきます。
道路脇にはがっつりと雪が積もっています。
恐らくこれでも例年よりは雪の量は少ないのだと思われます。
登り坂は続きますが、改良済みの区間に入ったようで、ゆったりとしたカーブで進んでいくようになり、山道感が薄れます。
国道303号とおわかれしたことにより、大津と京都までの距離表示がされるようになりました。
京都は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
檜峠を越えます。
なだらかな下り坂の区間に入りました。
杉林の間を下っていきます。
所々で木漏れ日が直撃してきて眩しいです(笑
ドラレコカメラは急激な光量の変化についていくことができず、このようにホワイトアウトしてしまいます。
人間の目はここまでひどいことにはなりません。
そう考えると人体というものはよくできているなぁと感心させられます。
おにぎり
前方に旧朽木村の中心部が見えています。
左側を流れているのは北川です。
福井県内でも北川と並走していましたが、福井県内の北川とは別の北川のようです。
一つの路線に並行して流れている川に同じ名前が付けられていて、非常に紛らわしいです。
おにぎり
山神橋交差点を京都、大津方面へと斜め右方向に進んでいきます。
旧朽木村の中心部付近を通過していきます。
道の駅 くつき新本陣付近
左に流れているのは安曇川です。
旧朽木村集落の手前で並走していた北川は安曇川の支流で、朽木村内で合流します。
ここでは安曇川の上流方向に向かって走っている形です。
安曇川は下流で海ではなく琵琶湖に注ぎ込んでいます。
田畑の真ん中を突っ切る形で進んでいきます。
大きく左へカーブします。
カーブした先で安曇川に架かる桑野橋を渡ります。
おにぎり
今度は大きく右にカーブして、さらに安曇川と並走して進んでいきます。
道は下っているのですが、安曇川の上流方向へと向かっているので、川は登っているのです。
どちらも下っているように見えるのは完全なる目の錯覚だということですね。
おにぎり
山間の快走路が続きます。
国道367号は鯖街道とも呼ばれていて、若狭湾から魚介類を京都へと運ぶための物流ルートとなっています。
鯖ずしのお店もあったりします。
大津市に入ります。
おにぎり
おにぎり
大津市(の端っこ)に入ったので、京都までの距離のみが表示されるようになりました。
先ほどまで表示されていた大津までの距離は、京都までの距離+2kmだったので、ここからは40kmほどあるはずです。。。
表示しないでもいいのでしょうか。
快走路が続きます。
おにぎり
安曇川の流れに沿って徐々に登っていきます。
おにぎり
坂下トンネルの入口です。
トンネルが連続します。
次は行者山トンネルです。
次は牛の鼻トンネルの入口です。
小さな集落を通過していきます。
立派な日本家屋の家が多いですね。
おにぎり
花折トンネルの入口です。
花折トンネルで花折峠を越えるので下り坂に入ります。
花折トンネルを抜けたところに「途中町」というカントリーサインがあったので、旧途中町域なのかと思ったのですが、どうやら少し違うようです。
明治の町村制が施工される前に存在していた「途中村」が由来のようで、町村制施工時に近隣の村と合わせて伊香立村が発足、その後合併によりできた堅田町を経て現在の大津市に編入されるに至っています。
現在では大津市伊香立途中町という住所になっているようで、「途中町」が正式な行政区分上の名称になったということは歴史上なさそうなのですが、なぜかこのようなカントリーサインが設置されています。
どのタイミングでどのような根拠をもって設置されたものなのかが全く持って分からないという摩訶不思議なカントリーサインです。
やや急勾配で下っていきます。
国道161号までの距離表示が復活しました。
もちろん、国道303号との重複区間で表示されていた時とは別の地点を指しています。
4連続ヘアピンカーブで一気に下ります。
おにぎり
途中交差点で国道477号が左方向から合流してきて、重複します。
この先は少しの間だけ国道477号との重複区間となります。
国道477号は既に走行可能な路線です。
途中トンネルの入口です。
京都府に入ります。府県境界の街は京都市です。
対向車線側には滋賀県と大津市のカントリーサインが設置されている形跡がありますが、こちら側の車線では京都のカントリーサインを見つけることができませんでした。
京都市内に入ったことで、京都までの距離表示が烏丸五条に切り替わりました。
また新たに大原までの距離が表示されるようになりました。
烏丸五条は国道367号の起点となっている交差点で、ほかにも複数の1ケタ国道が交差するなど道路行政上は非常に重要な交差点ですので、具体的な交差点名が地名として表示されています。
これまで私が走行してきた中で、ほかにも同じような表記になっていたのは
- 盛岡市の「滝沢分れ」(国道4号と国道282号の分岐)
- 仙台市の「苦竹」(国道6号終点、国道4号通過・国道45号交差、国道47号起点)
- 東京都の「日本橋」(国道1号、国道2号、国道4号、国道6号など重要路線の起点)
- 高知市の「県庁」(日本最多の国道交差数地点)
などがあり、いずれも非常に重要度の高い交差点と言えます。
烏丸五条交差点もそのうちの一つというわけですね。
烏丸五条交差点は国道24号走行時にスタート地点として走行したことがありますが、烏丸五条への距離を表示した青看板を紹介するのは今回が初めてです。
2連おにぎり
この交差点で国道477号は右方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
国道367号は烏丸五条、修学院方面へと直進です。
単独区間に戻ります。
国道477号は「百井別れ」で有名な酷道区間を有する路線です。
「百井方面は幅員狭小、離合困難」の文字に心が躍ります(笑
ここを右折した先に百井峠があり、峠を越えた先に「百井別れ」があります。
さて、私は一度も切り返すことがなく「百井別れ」を通過することができるのでしょうか(笑
できれば、今のデミオの間に走っておきたい路線です。
国道367号側は快走路が続きます。
大原の辺りに入ってきました。
若狭方面から来た場合、大原・三千院への駐車場はここを左方向へと入っていくとよいです。
混雑時は三千院前の駐車場は満車になってしまうかもしれませんので要注意です。
国道367号沿いにも観光駐車場がいくつかあります。
この辺りの駐車場に停めて歩くのが、無難かもしれませんね。
高野川の流れに沿ってどんどん下っていきます。
飛び出し坊や
大原を抜けました。
京都の中心部に向かって下っていきます。
京都と大原をつなぐ道ということもあり、これまでと比べて交通量が増えてきています。
おにぎり
大原を通過したので、代わりに修学院までの距離が表示されるようになりました。
八潮トンネルの入口です。
おにぎり
この交差点を左折して高野川を渡ります。
高野川を渡ったすぐ先にある交差点を右折します。
叡山鉄道鞍馬線と立体交差した先にある花園橋交差点を烏丸五条、修学院方面へと左折します。
左折すると片側2車線になります。
この先は初見ではかなり分かりにくいですが、青看板に書かれた通りのルート通りに烏丸五条方面へと進んでいけばよいです。
青看板がなかったら、間違えてしまう可能性が高いと思います。
平面的に表現するしかない地図では現地の様子を想像することすら難しいため、ほとんど当てにならないと思います。
そう考えると、この青看板の表記はとても優秀です。
まずは上高野荒蒔町交差点の先にある左側の側道を進みます。
本線を進んではなりません。
ここは青看板に従って素直に進むことができます。
次に一時停止の標識がある交差点を右折して、陸橋の下をくぐります。
陸橋とクロスするポイントが青看板では分かりづらかったのですが、一時停止になっていることと、前走車がみな右折していったのでここで問題なさそうだと信じることができました。
この一時停止の標識が一番の目印ですね。
最後に陸橋をくぐったら、左折です。
ここにも一時停止の標識があるので、忘れずに止まりましょう。
これで先ほどの青看板に描かれていた区間の国道367号トレースが完了です。
片側1車線となります。
やはり青看板がなかったら厳しそうでした。
青看板におにぎりがあるので一安心です(笑
京都の中心部へ向け高野川に沿って進んでいきます。
川沿いの並木道が続きます。
高野橋東詰交差点を烏丸五条方面へと右折して、北大路通りを西に進みます。
北大路通りは片側2車線です。
路駐が多いので走行注意です。
下鴨本通北大路交差点を通過します。
鴨川に架かる北大路橋を渡ります。
烏丸北大路交差点を烏丸五条方面へと左折して、烏丸通を下ります。
烏丸紫明交差点を通過します。
同志社大学の前を通過していきます。
烏丸今出川交差点を通過します。
京都御所の脇を通過していきます。
烏丸丸太町交差点を通過します。
烏丸御池交差点を通過します。
三条通りを越えます。
烏丸四条交差点を通過します。
ゴール地点の烏丸五条交差点です。
国道367号の起点に指定されている交差点です。
ここでは国道1号が左右に伸びています。
また、左方向から国道8号が接続してきてここを終点とし、ここを起点に国道9号が右方向へと伸びていきます。
さらにこの交差点を起点に国道24号が正面方向へと伸びていきます。
烏丸五条交差点は国道1号、国道8号、国道8号、国道24号、国道367号と5路線交差の多重交差点です。
3本の1ケタ国道と国道24号が交差しているということで、交通の要衝として非常に重要度の高い交差点であると言えます。
国道1号、国道8号、国道9号は既に走行可能な路線です。
また、国道24号は既に走行済みの路線です。
北側から京都市内に入っていくのは初めてだったので、大原から山を下っていったらいきなり市街地に入るというのは新鮮でした。
市内も通常よりも空いていたため、すんなりとゴール地点までやってくることができました。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.82(国道303号)へ No.084(国道372号)へ
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