国道211号 路線DATA
- 総延長:55.4km
- 重用延長:0.0km
- 実延長:55.4km
- 現道:53.4km
- 起点:大分県日田市 高井町交差点
- 終点:福岡県北九州市 筒井町交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年1月1日
- 走行時間:1:53:58
- 平均時速:28.1km/h
- 方向:順走
2020年の元旦に走行した国道387号に引き続き、国道211号を走行しました。
国道211号は大分県日田市から北九州市の八幡西区・黒崎へと北上していく道です。大分県と福岡県両県にまたがる道ではありますが、大分県内は7.4kmと申し訳程度に走るのみで、大半が福岡県内を通ります。
日田市から東峰村、嘉麻市の途中までは山道ですが、下りきってから先は、ずっと市街地を走るようなルートとなっています。
特に飯塚市内の中心部を通過する区間は、「本当にここが国道なのか?」と疑心暗鬼に陥るような区間もあったりしました。
国道211号は当初の計画では走る予定がなかったので、前日に宿で簡単に予習する程度で走行しただけでした。その際に、この飯塚市内の区間や国道200号との複雑な重複区間の存在に気づき、ルートを外さずに走行できるかどうか不安になりながらの走行でした。
飯塚市内の区間は走行レポートでも詳しく触れたいと思います。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の高井町交差点です。
今回走行する国道211号の起点に指定されている交差点です。
東側から交差点へ進入し、右折する形でのスタートです。
ここでは国道210号が前後に伸びています。
国道210号は走行済みの路線です。
三隅川に架かる夜明大橋を渡ります。
夜明大橋北交差点を北九州、飯塚方面へと右折します。
ここでは国道386号が左右に伸びていて、重複します。
この先は、青看板にも書かれている通り、ほんの少しだけ国道386号と重複します。
国道386号は既に走行可能な路線です。
夜明三差路交差点を左折します。
国道386号は正面の方向へと伸びていくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
夜明三差路交差点を左折したすぐ先で、JR久大本線と立体交差します。
飯塚と小石原までの距離が表示されています。
大分道と立体交差します。
おにぎり
大肥川に沿って、登っていきます。
集落が途切れることなく続いています。
手前の青看板ではやたらと複雑な交差点であるかのように描かれていますが、道なりに北九州、飯塚方面へと進んでいけば大丈夫です。
だいぶ山奥の集落だと思うのですが、その割には住宅の数が多いです。
福岡県に入ります。
県境の街は東峰村です。
ちょうど改良工事のために、通常時とは線形が変えられてしまっていたためか、カントリーサインを見つけることはできませんでした。
JR日田彦山線と立体交差します。
大きな集落を通過していきます。
おにぎり
やや勾配がきつくなってきました。
搭の元交差点を道なりに飯塚、小石原方面へと斜め右方向に進んでいきます。
まだまだ住宅が連なっていますね。
だいぶ勾配がきつくなってきました。
おにぎり
ここまでほとんど住宅が途切れることがなかったですが、この急勾配の区間にはさすがに住宅はありませんでした。
小石原地区に入ってきました。東峰村の中心部です。
道の駅 小石原付近
小石原は焼き物の産地のようで、そこら中に窯元があります。
結構な山奥なので、伊万里と同じように隠れ窯として発展した場所なのでしょうか。
国道211号沿いにもいくつか窯元がありました。
小石原交差点を飯塚、朝倉方面へと左折します。
ここでは正面方向から国道500号が合流してきて、重複します。
この先は少しの間だけ国道500号との重複区間となります。
国道500号は既に走行可能な路線です。
この交差点で国道500号は左方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
国道211号は飯塚、嘉麻方面へと直進です。
単独区間に戻ります。
小石原地区の集落を抜けました。
集落を抜けた後も窯元が点々としています。
おにぎり
嘉麻峠を越えるところで嘉麻市に入ります。
嘉麻市側は急勾配で下っていきます。
遠賀川の源流付近です。
嘉麻トンネルの入口です。
おにぎり
ヘアピンカーブ その1
ヘアピンカーブ その2
急勾配で下っていく区間が続きます。
田畑は水平になるように整地されているため、どの程度の勾配なのかがわかりやすくなっていますね。
やや大きめの集落を通り抜けていきます。
おにぎり
おにぎり
まだ下っていますが、だいぶなだらかになりました。
おにぎり
おにぎり
この「大木切ります」の広告が気になって仕方がありません。
かなり開けた地形になってきました。
住宅地に入ってきました。
住宅や商店が建ち並んでいます。
大隈交差点で国道322号と交差します。
国道322号は既に走行可能な路線です。
住宅地と農地が交互に現れてくるようになっています。
しばらく住宅地が続くので、ずっと続いていくのかと思いきや、、、
農地が広がります。
おにぎり
そしてまた住宅地へと入っていきます。
嘉麻市内はずっとこのような感じの繰り返しでした。
おにぎり
遠賀川と並走しています。
おにぎり
おにぎり
この辺りで飯塚市に入るのですが、カントリーサインを見つけることができませんでした。
免許試験場前交差点で国道201号BPと交差します。
これで新たに国道201号が走行可能になりました。
遠賀川の堤防を走ります。
アンダーパスにてJR筑豊本線と立体交差します。
東町橋東交差点を福岡、飯塚市街方面へと左折します。
この先、飯塚市の市街地へと入っていくのですが、下の地図のようにちょっと複雑なルートになります。
どうしてこのようなルートになっているのかは、論より証拠で見ていきましょう。
東町橋西交差点を鳥栖、八木山バイパス方面へと左折します。
川の対岸の堤防の道に出るのですが、中心部側は堤防よりも低くなっていて、直接降りられないため、このようなルートになっているようです。
本当はまっすぐ道を通したかったのだと思いますが、市街地のため立ち退きが難しかったのだと思われます。
地図は平面的に描かれているため、高低差があるために道が通せない場所でも現地に行ってみるまで状況が把握できないということが多々あります。
ここもその代表例のような場所でした。
等高線がある地図でも堤防があまり高くない場合には、そういった状況を事前に予想するのは難しかったりします。
東町橋西交差点を左折して一つ目の交差点を右折します。
何の案内も出ていませんが、最初の横断歩道を目印にするとよいです。
この横断歩道の手前の交差点を右折します。
本当にこの細い道であっているのかと半信半疑になりながら右折すると、このような裏路地のような道に出ます。
これが国道??という感じになっていて、さらに怪しさ倍増です(笑
いわゆる都市型酷道とも言える区間です。
離合できるだけの道幅もあり、距離もものすごく短いので、ここを酷道と呼ぶ人はほぼ皆無と思われますが。。。
前日のちょっとした予習ではこんな区間があるとは露知らず、不安になりながら走ります。
カーナビの地図では国道色になっているので間違いなさそうですが、何の裏付けもないまま進んでいきます。
突き当たりのアーケード手前にあるこの交差点を右折します。
交差点に設置されている卒塔婆によって、走ってきた道が国道であるということが裏付けられています。
ストリートビューで確認したところ、左右に伸びている道からは、この裏路地区間が国道211号がであることの案内があるようですので、逆走する場合は、悩まずにすみそうです。
右折した先の様子です。
ようやく普通の道に戻ってきて一安心です。
飯塚市の中心部付近を通過していきます。
片島交差点で国道201号旧道と交差します。
国道201号は先ほどのBPとの交差部で走行可能になっています。
水江交差点は国道200号の三方開花になっていて、BPと現道が合流しています。
現道は正面方向から、BP(新道)は右方向からやってきて合流し、左方向へと伸びていきます。
国道211号は北九州、直方方面へと直進方向に伸びているので、国道200号現道と重複します。
この先は国道200号との重複区間となります。
これで新たに国道200号が走行可能になりました。
2連おにぎり
左側の市道と国道が並走し、間に分離帯があるという珍しい作りになっています。
市道と国道は歩道橋のところにある許斐神社交差点で並行に接続しています。
ちなみに、走行中には隣の市道の方が立派に見えました。
隣の芝は青く見えていただけの単なる勘違いだといいのですが(笑
遠賀川の堤防に出てきました。
2連おにぎり
国道200号のおにぎり
青看板には距離表示はありませんが、北九州と直方の地名が表示されています。北九州は今回のゴール地点がある街です。
JR筑豊本線と立体交差します。
小竹町に入ります。
2連おにぎりも設置されています。
国道200号のおにぎり
国道211号のおにぎりが設置されないようになってしまいます。
おにぎり
再び遠賀川の堤防に上がってきました。
堤防上の道が続きます。
堤防の上の道は信号が少ない上に見通しがいいので、走っていて気持ちがいいです。
JR筑豊本線の列車とすれ違いました。
直方市に入ります。
直方市は難読地名界隈ではあまりにも有名な地名なので、もはや難読地名にカウントしてもいいのか悩むレベルなのではないかと、個人的には考えています(笑
ちなみに、「のおがた」と読みます。
平成筑豊鉄道伊田線の踏切を渡ります。
おにぎり
堤防上の区間がかなり長く続いています。
日ノ出橋西交差点を八幡西、八幡I.C方面へと右折します。
日ノ出橋で遠賀川を渡ります。
2連おにぎり
ここにきて国道211号のおにぎりが復活です。
北九州と八幡西までの距離が表示されています。
どちらも北九州市内ですが、八幡西の方が国道211号のゴール地点を指しています。
国道200号の特大おにぎり
北九州市に入ります。
北九州市は今回のゴール地点がある街です。
2連おにぎり
九州道と立体交差します。
下関の文字が目に入ってきました。
年末年始の九州を巡る旅は、この国道211号が最後ですので、旅の終わりを感じさせる地名が目に入ってきて感慨に浸ってしまいました。
2連おにぎり
馬場山交差点で国道200号は左方向へと伸びていくので、ここでおわかれです。
国道211号は下関、八幡東方面へと直進です。
単独区間に戻ります。
かつては国道200号も正面方向へと伸びていたようなのですが、ルート変更によりこの先は国道211号の単独区間になっているということです。
馬場山交差点は現道とBPの合流地点になっていて、右方向から国道200号BPが接続してきます。
また、左方向は北九州都市高速4号の馬場山IC入口で、右方向は九州道八幡ICの入口です。
国道211号のおにぎり
下関、八幡東、黒崎までの距離が表示されるようになりました。
黒崎は八幡西区の区役所がある地名で、国道211号のゴール地点がある地点でもあります。
小倉と並ぶ北九州市の繁華街です。
おにぎり
おにぎり
北九州都市高速4号の小峰IC入口付近です。
北九州都市高速4号と立体交差します。
おにぎり
片側2車線に増えます。
北九州市内に入ってからずっと高台を走ってきましたが、海沿いにある黒崎に向けて下り始めます。
引野口交差点で左方向から国道200号が合流してきて、再び重複します。
ここから先はゴール地点まで国道200号と重複するため、国道211号の実質的な終点とも言える交差点です。
また、右方向は北九州都市高速4号の黒崎IC入口になっています。
国道200号のおにぎり
下り勾配がきつくなってきました。
黒崎と国道3号までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
ゴール地点の筒井町交差点です。国道211号の終点に指定されている交差点です。
重複していた国道200号はこの交差点を起点としています。
また、ここでは国道3号が左右に伸びています。
国道3号は既に走行可能な路線です。
前半は山道、後半は市街地と嘉麻市の市街地を境に2面性を持つような国道でした。
当然のことながら、前半はすいすいと進みましたが、後半は信号待ちが多かったです。
ただ、元日ということもあり通常よりは交通量が少なかったものと思われます。
北九州市内はもっと混雑しているものだと思っていましたが、だいぶ流れがよかったと感じました。
事前に簡単にルートをさらうぐらいにしか予習していなかったので、飯塚市内の謎ルートや国道200号との複雑な重複区間に関しては、多少面喰いながら何とか間違えることなく完走することができました。
国道第一期生の路線なので、大したことないだろうと高を括っていると痛い目に遭うところでした。
今回はここまでです。
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