国道176号 路線DATA
- 総延長:175.6km
- 重用延長:35.9km
- 実延長:139.7km
- 現道:127.7km
- 起点:京都府宮津市 新大手橋東詰
- 終点:大阪府大阪市 梅田新道交差点
- 交差する国道:
スポンサーリンク
走行DATA
- 走行日:2019年8月3日
- 走行時間:5:12:30
- 平均時速:31.4km/h
- 方向:逆走
この日は1ケタ国道を使わずに九州を目指す挑戦で、国道479号の続きで国道176号を走行しました。
天橋立で有名な京都府宮津市から、大阪の鉄道の中心地である梅田へと至る道を逆走しました。京都府と大阪府を結ぶ道ですが、大半が兵庫県内を通るようなルートで、この辺りの地理を正確に理解していない人だと、頭の中で地図がこんがらがってしまうかもしれません。京都府内は宮津市・与謝野町・福知山市という京都の中心部からだいぶ外れたところを通っているので致し方ないかもしれません。
まあ、京都府自体がだいぶ歪な形をしているので、日本海側に近い方を走っていると、「えっここが京都!?」と思うことはとても多いです。
さて、国道176号は日本で最も標高が低い、谷中中央分水界がある地点を通っていて、今回は途中で立ち寄ってみました。ちょっとマニアックな場所ですが、走行レポートではここも紹介してみたいと思います。
走行レポート
スタート地点の梅田新道交差点です。
今回走行する国道176号の終点となっている交差点です。
梅田新道交差点の西側・国道2号方面から交差点を豊中、大阪駅方面へと左折して北上する形でのスタートとなります。
梅田新道交差点は東方向から国道1号(終点)と国道163号(起点)、西方向から国道2号(起点)、南方向から国道25号(終点)と国道26号(終点)と国道165号(起点)がそれぞれ向かってきて接続する、7国道が多重交差する交差点です。
最多の交差点は8本なので、惜しくも1本届かずという形です。
7国道交差は東京の日本橋交差点と同じ数ですね。
ここからわずか200mほど南にある梅新南交差点が国道423号の起点の交差点なのですが、残念ながら国道423号は梅田新道交差点を通らないため、本当に惜しくも及ばずといったところです。
これで新たに、国道2号が走行可能になりました。
国道1号、国道25号、国道26号、国道163号、国道165号は既に走行可能な路線です。
梅田新道交差点のすぐ脇には大阪市道路元標が設置されていて、ここが7国道の起終点であることが示されています。
スタート直後の様子です。
御堂筋を大阪駅・梅田駅の方へ向かっているところです。
正面にJR大阪駅の駅ビルが見えています。
この付近には梅田ダンジョンが広がっています。
関西に住んだことのない私にとっては、完全なる迷宮です(笑
大阪駅に集結するJR各線と立体交差します。
ガード下を抜けた先は斜め右方向へ進んでいきます。
阪急梅田駅、もとい阪急の大阪梅田駅の脇を抜けています。
走行日時点では阪急梅田駅でした。
人がたくさん歩いています。
この交差点を豊中、十三方面へと左折します。
前方には阪急の車両がちらっと見えています。
中津交差点を豊中、尼崎方面へと斜め左方向に進みます。
直進方向の十三大橋を渡った先で、一方通行に阻まれ国道176号をトレースすることができないので、ここは十三BPへと進んで、新十三大橋を渡っていくルートを進みます。
中津交差点を左折した先は片側2車線になっているのですが、新十三大橋へと至るルートを進むためには右車線を走る必要があります。
新十三大橋へ向かう道はここから高架になっています。
新十三大橋は北行の一方通行です。
淀川を渡った先も4車線高架の一方通行が続きます。
十三公園付近で一気に2車線減少します。
宝塚と豊中までの距離が表示されています。
区民センター前交差点を福知山、豊中方面へと左折します。
国道176号の上下線が合流するポイントです。
左折したすぐ先は高架を進む必要があるため、右車線を走る必要があります。
初見の道なので、あわあわ言いながら進む羽目になります(笑
これは2車線ということなのでしょうか?
山陽新幹線と立体交差します。
福知山までの距離が表示されています。
神崎川を渡ったところで豊中市に入ります。
国道479号の時にも触れましたが、大阪市内におにぎりを見つけることができませんでした。
やはり大阪市内におにぎりは設置されていないのでしょうか。
おにぎり
おにぎり
阪急宝塚線と立体交差します。
おにぎり
路上駐車が多いです。
路上駐車が多いからと右車線を走っていたら、突然右折専用レーンになります。
完全なる初見殺しです。
稲津町交差点で国道479号がここを起点として、右方向へと向かっていきます。
国道479号は走破済みの路線です。
豊中の代わりに池田までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
ここで片側1車線に車線が減少します。
おにぎり
おにぎり
豊中市内は交通量が多く、頻繁に信号待ちになるため、だらだらと進んでいくような感じです。
おにぎり
阪急宝塚線と並走します。
阪急宝塚線は高架が終わり、地上の高さまで降りてきました。
また、前方には大阪モノレールの線路が見えています。
阪急の車両が追い抜いていきました。
先ほど追い越された車両が蛍池の駅に停車しています。
大阪モノレール、中国道と立体交差します。
伊丹空港周辺は猛烈な渋滞で、全然先に進んでくれません。
池田の代わりに川西までの距離が表示されるようになりました。
池田市に入ります。
石橋阪大下交差点で国道171号と交差します。
これで新たに国道171号が走行可能になりました。
また、国道171号に重複する形で国道423号が右方向から合流してきて、重複します。
さらに国道477号がこの交差点を終点として正面方向から向かってくるため、重複します。
この先は国道423号、国道477号との3路線重複区間となります。
この陸橋で阪急箕面線と立体交差します。
おにぎり
井口堂交差点で国道171号の池田BPと立体交差します。
おにぎり
西本町交差点を福知山、川西方面へと左折します。
重複していた国道423号と国道477号は直進していくため、この先は単独区間に戻ります。
また、国道173号がこの交差点を起点として正面方向へと伸びていきます。
これで新たに国道173号が走行可能になりました。
福知山までの距離が100kmを切りました。
猪名川を渡ります。
猪名川を渡ったところで兵庫県に入ります。
この挑戦で初めての兵庫県突入です。
県境感に乏しい川でした(笑
正面を阪急の電車が走っています。
兵庫県に入っても渋滞は続いています。
最初、線路かな?って思ったのですが、歩道橋でした。
JR川西池田駅につながっているようです。
周辺にビルがない場所のため、空が広く見えます。
右折車で反対車線が埋まってしまっています。
ようやく道が流れ始めました。
宝塚市に入ります。
JR福知山線と並走しながら阪急宝塚線と立体交差します。
並木道
庭園の脇を抜けていきます。
ベッドタウンのような雰囲気の町を抜けていきます。
中国道と立体交差します。
JR福知山線と立体交差します。
宮の町10番交差点を斜め右方向へ進みます。
看板では左折した先の国道176号BPのみが国道であるように書かれていますが、現道を進みます。
現道とBPを接続する数十メートルの道は国道176号ではないようです。
斜め右方向へ進んだ先のBPと現道が並走する区間の様子
国道176号は左方向へ伸びているのですが、ここは左折禁止ですので大人しく右折してUターンして戻ってきます。
この時点でスタートしてから100分ほど経過しているので、付近のコンビニでいったん休憩です。
100分走りましたが、26kmしか進んでいません。
左折禁止の交差点に北側から進入しています。
宝塚歌劇場前交差点を右折します。
これで国道176号BPと合流します。
右折した先は片側2車線の道が伸びています。
阪急宝塚線と立体交差します。
左側に阪急宝塚駅が見えています。
宝塚駅を通過すると6%ときつめの勾配で登っていきます。
片側1車線に減少します。
どんどん登っていきます。
中国道と立体交差します。
山の上にはニュータウンが広がっています。
中国道と立体交差します。
中国道と立体交差します。
国道176号が蛇行しながら標高を上げていくのに対し、中国道は一直線に登っていくのでこのように立体交差が連続します。
中国道の宝塚西トンネルから西宮山口JCTまでの区間は非常にきつい急勾配になっています。
名塩駅方面の旧道も国道176号に指定されたまま残されていますので、この交差点を名塩方面へと右折します。
旧道の様子
左側が国道176号の現道です。
この上が現道に復帰する交差点があるので、そこに向けてぐるっと回ります。
名塩山荘バス停前交差点を右折します。
現道に復帰しました。
中国道と立体交差します。
ヘアピンカーブ
ヘアピンカーブ
まだまだ登ります。
赤坂峠交差点を通り過ぎたすぐ先にあるこの辺りの地点で、登り切った感じです。
おにぎり
阪神高速7号の西宮山口東IC入口付近です。
片側2車線になります。
福知山と篠山と三田までの距離が表示されています。
中国道と立体交差します。
新名神高速と立体交差します。
三田市に入ります。
八景中学校前交差点を福知山、篠山方面へと斜め右方向に進みます。
おにぎり
三田市内に入っているので、福知山と篠山までの距離が表示されるようになっています。
おにぎり
おにぎり
三田の市街地を抜けた先は田園が広がっていました。
おにぎり
おにぎり
木のトンネル
おにぎり
前方の山の中腹辺りに舞鶴若狭道が伸びています。
細かいアップダウンはあるものの全体的になだらかです。
丹波篠山市に入ります。
舞鶴若狭道と立体交差します。
前方には山々が連なっています。
古市交差点で国道372号が左側から合流してきて重複します。
これで新たに国道372号が走行可能になりました。
おにぎり
下の補助標識には篠山市と表示されています。
先ほどの「丹波篠山市」は何だったのか???と思い、調べてみたら2019年5月に篠山市から丹波篠山市へと市名を変更したばかりのようです。
特に合併などをしたわけではなく、平成から令和への改元のタイミングにあわせて、市名も変更したことのようです。
いろいろと、きな臭さを感じざるを得ません。
波賀野交差点で国道372号が右方向へと分岐していくので、これでおわかれです。
国道176号は豊岡、福知山方面へと道なりに進みます。
単独区間に戻ります。
豊岡までの距離が表示されるようになりました。
のどかな風景です。
おにぎり
右側の一角だけ不自然に木々が残っていますが、お社でもあるのでしょうか。
篠山の市街地へと入ってきました。
おにぎり
JR福知山線と立体交差します。
おにぎり
山と田畑が広がっています。
新鐘ヶ坂トンネルの入口
新鐘ヶ坂トンネルを抜けると丹波市に入ります。
篠山市が丹波篠山市になってしまったせいで、非常にややこしくなっています。
しばらくアップダウンが続いてきましたが、はっきりと下り坂基調の区間はこれが初めてだと思います。
おにぎり
並木道
柏原北交差点を石生駅方面へと直進方向へ進みます。
看板では県道降格したように描かれていますが、ゼンリンの地図では旧道も国道176号のままであるようになっていたため、そのまま旧道を進んでいます。
旧道の様子
水分れ交差点で左方向から国道175号が合流してきて重複します。
これで新たに国道175号が走行可能になりました。
さて、「水分れ」という地名の由来となっている場所へ向かうべく、ここで寄り道をします。
先ほどの水分れ交差点から東へ少し向かったところに水分れ公園があり、ここが水分れの由来です。
日本列島の中で太平洋側と日本海側との分水嶺を結んだものが中央分水界というようでして、その中央分水界の中でも最も低い標高にあるのがこの石生付近なのだそうです。
標高は100m未満で、一般的な分水嶺からするとものすごく低い標高です。
中央分水界の分水嶺は、だいたい1000mオーバーをイメージします。
ちなみに中央分水界の最高標高は乗鞍岳の3026mなので、いかに標高が低いかということがわかるかと思います。
海岸の末端側は標高0mなので、末端を除いた中で最も低い標高ということですね。
ここが瀬戸内海と日本海とで流れ分かれているポイントです。
国道176号の走行に戻ります。
旧道での国道175号との重複区間の様子です。
国道483号にも指定されている北近畿豊岡道と立体交差します。
これで新たに国道483号が走行可能になりました。
坂交差点を福知山、舞鶴若狭道方面へと右折します。
ここで現道に復帰します。
福知山と舞鶴若狭道までの距離が表示されています。
立派な民家が多いです。
国道175号のおにぎり
北近畿豊岡道の春日IC入口付近です。
道の駅 丹波おばあちゃんの里付近
福知山と市島までの距離が表示されています。
おにぎり
並木道
おにぎり
山が遠くに見えていて、結構広い盆地です。
おにぎり
おにぎり
ちょうど片側交互通行のポイントに設置されているので、ちょっと遠目になってしまいました。
おにぎり
おにぎり
のどかな風景です。
サグになっていて、遠くまで道路が見渡せます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
京都府に入ります。
福知山市に入った先はカーブしながら下っていきます。
かなりきつめのカーブです。
JR福知山線と立体交差します。
おにぎり
前方に福知山線の列車が見えていますが、遠いのでわかりづらいですね。
走行中はもっと目立っていた記憶があり、運転中の視野とドラレコカメラで見る映像とはだいぶ印象が違います。
電車とは、この辺りですれ違っています。
おにぎり
東堀交差点を鳥取、朝来方面へと左折します。
前方の陸橋が国道9号なので、これと重複する形になります。
この先は国道9号、国道175号、国道176号と3路線の重複区間となります。
手前の看板は信号機が邪魔でどうしても一部が隠れてしまうので、2枚に分けて紹介しています。
国道9号の側道には鳥取と朝来までの距離が表示された看板が設置されていました。
横には天橋立まで47kmとの表示もあります。
天橋立の近くが国道176号の起点なので、残りの距離はこれに数kmプラスしたものと計算しながら走行していました。
国道9号のおにぎり
国道9号の本線と合流します。
おにぎり
おにぎり
右側の車線が右折専用レーンになるので、左車線を進みます。
おにぎり
JRの福知山車庫への引き込み線と立体交差します。
おにぎり
おにぎり
新庄交差点を終点として左方向から国道429号が接続してきます。
これで新たに国道429号が走行可能になりました。
おにぎり
おにぎり
舞鶴までの距離表示が追加されましたが、これは看板にも書かれているように国道175号のものです。
国道176号の案内は、左の天橋立だけですね。
片側2車線に増えます。
と思いきや一瞬で片側1車線に舞い戻ります。
おにぎり
おにぎり
牧交差点を舞鶴、宮津方面へと右折します。
国道9号は左方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
国道175号との重複区間に戻ります。
看板にはわずかばかりに国道176号のことも記載されていて、完全には忘れ去られていないということが分かります。
国道175号のおにぎり
宮津までの距離が表示されるようになりました。
宮津は国道176号の起点がある街です。
京都丹後鉄道宮津線と立体交差します。
おにぎり
おにぎり
由良川に沿って北上していきます。
下天津交差点を京丹後、宮津方面へと左折します。
国道175号は直進しますので、ここでおわかれです。
久しぶりの単独区間となります。
京都丹後鉄道宮津線と立体交差します。
舞鶴の代わりに京丹後までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
国道176号のおにぎりも久しぶりです。
最後の山越えが始まります。
おにぎり
おにぎり
下り坂に入ります。
おにぎり
おにぎり
再び登り坂になります。今度は登坂車線が増えます。
坂浦トンネルの入口
トンネルで峠越えをしていたようで、下り坂に入ります。
おにぎり
おにぎり
そこまで勾配はきつくないように見えますが、再び登坂車線が増えます。
与謝トンネルの入口
与謝トンネルを抜けたところで与謝野町に入ります。
おにぎり
今度はきつめの勾配で下っていきます。
おにぎり
おにぎり
道の駅 シルクのまち かや付近
この辺りで、ほぼ下りきった感じです。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
石川交差点を宮津、天橋立方面へと右折します。
ここでは国道312号が左方向から合流してきて、重複します。
これで新たに国道312号が走行可能になりました。
国道312号との重複区間はゴール地点まで続きます。
京丹後は国道176号の経由地ではないため、ルートから外れました。
京丹後の代わりに天橋立までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
宮津市に入ります。
国道176号の起点がある街です。
山陰近畿道の与謝天橋立IC入口付近です。
国道312号にも指定されている山陰近畿道と立体交差します。
緑と青のコントラストが美しいです。
消防署前交差点で左方向から国道178号が合流してきて重複します。
この先は国道178号、国道312号との3路線重複区間となります。
また、この交差点を起点として国道482号が左方向へ国道178号と重複する形で伸びています。
これで新たに国道178号と国道482号が走行可能になりました。
おにぎり
天橋立へはこの交差点を側道方向へ進んでいく必要があります。
国道176号は直進です。
天橋立の代わりに舞鶴までの距離が表示されるようになります。
おにぎり
宮津トンネルの入口です。
完全に錆びついてしまっています。
おにぎり
前方に見えているのは宮津湾です。
宮津の市街地に入ってきました。
2連おにぎり
道の駅 海の京都 宮津付近
2連おにぎり
新大手橋の手前です。
ゴール地点の新大手橋東詰です。
重複している国道以外との接続がない場所ということで、なんとも中途半端な場所ですが、ここが国道176号の起点となっている地点です。
国道312号もこの地点が起点となっています。
また、国道178号はこのまま直進方向へと伸びていくので、この先は単独区間となります。
梅田新道交差点から宝塚歌劇場前交差点までは、慢性的な渋滞により流れが非常に悪いですが、それ以降はスムーズに流れていく快走路でした。
中央分水界の最低標高地点という何ともマニアックな名所を巡ることもでき、非常に満足度が高かったです。
この後、宿のチェックインまで若干時間が空いていたため、天橋立を簡単に観光して宮津市内に宿泊しました。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.40(国道144号)へ No.042(国道482号)へ
スポンサーリンク
全体まとめ
インデックスリンク
地域別進捗
年別まとめ
スポンサーリンク