国道439号 路線DATA
- 総延長:347.0km
- 重用延長:105.8km
- 実延長:241.2km
- 現道:234.4km
- 起点:徳島県徳島市 徳島本町交差点
- 終点:高知県四万十市 右山交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年9月18日・19日
- 走行時間:9:08:37
- 平均時速:37.2km/h
- 方向:順走
この日は2日間かけて国道439号を走行しました。
国道439号は徳島市と高知県南西部の四万十市を結ぶ路線です。
総延長347kmは四国で2番目の長さでして、急峻な四国山地を東西に貫く形で伸びています。
途中の経由地に大きな都市があるわけでもなく、非常に険しい地形のところをぶった切るように伸びているということもあり、狭隘路が多くなっています。
酷道マニアには「ヨサク(与作)」という呼び名の方が伝わりやすいかもしれません。
約350kmの総延長の内、実に1/3以上の区間が酷道とも呼べるような道のりになっていて、これを走破するというのは、非常に大変です。
酷道を走るための技術はもちろん、これだけの長い道のりを走破するための体力、そして何よりも精神力が試されます。
ゴールははるか遠く、酷道を抜けたと思ったらまた次の酷道が始まるということで、体力だけでなく、精神をすり減らしながらの道のりになります。先の見えない挑戦に打ち克つだけの精神力が最も重要なのかもしれません。
さて、ヨサクには走行日時点で合計6か所の酷道が点在しています。
- 川井峠:約16km
- 見ノ越:約36km
- 京柱峠:約28km
- 矢筈峠:約9km
- 北川川:約18km
- 梼原川:約19km
- 杓子峠:約14km
どこも一級レベルの酷道になっており、その長さとともに攻略の難易度が高いです。
また、地元の方が生活道路として使っている区間も多く、対向車と離合する機会が一般的な酷道と比べても非常に多く、より実践的な運転技術が要求されます。
特に京柱峠と杓子峠は道幅も狭く、離合ポイントが少ないことからかなり難易度が高いです。
崖側にガードレールが設置されていないところも多いので、狭い場所での離合にはかなり危険が付きまといます。
最悪100m以上も後退する必要があったりしますし、万が一路肩から脱輪・落下してしまうようなことがあると、それは死を意味します。
腕に自信のある方以外は絶対に立ち入らないことをお勧めします。
今回はこのデンジャラスな道を順走します。
写真の枚数が非常に多くなっていますので、最後まで読まれる方は時間がかかると思います。
予めご容赦ください。
約900枚の画像でじっくりと酷道の様子をお届けいたします。
走行レポート
スタート地点の徳島本町交差点です。
今回走行する国道439号の起点に指定されている交差点です。
東側から交差点に進入し、西進してのスタートです。
ここでは国道11号と国道28号が左右に伸びています。
また、国道318号と国道438号がこの交差点を起点として、さらに国道192号が終点として正面方向へと伸びています。
したがって、国道192号、国道318号、国道438号との4路線重複区間としてスタートしていきます。
国道11号、国道56号、国道192号、国道438号はいずれも既に走行可能な路線です。
またこれで新たに国道318号が走行可能になりました。
国道192号のおにぎり
三好市と吉野川市までの距離が表示されています。
またここではアンダーパスにてJR牟岐線と立体交差します。
元町交差点を神山方面へと左折します。
国道192号と国道318号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
この先は国道438号との重複区間となります。
この国道438号との重複区間はかなり長く続きますので、ヨサクの本格的な登場はまだまだ先です。
国道438号との重複区間に入り、神山、佐那河内までの距離が表示されるようになりました。
新町橋2丁目交差点を神山、佐那河内方面へと左折します。
この交差点を神山、佐那河内方面へと右折します。
この交差点を神山、佐那河内方面へと斜め左に進みます。
国道438号のおにぎり
道幅が狭い生活道路を進んでいきます。
快走路になります。
この交差点で国道192号BPの徳島南環状道路が接続してきます。
おにぎり
おにぎり
青看板に従ってシケイン状に進んでいきます。
佐那河内村に入ります。
佐那河内村は「さなごうち」と読みます。
園瀬川に沿ってクネクネと進んでいきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
佐那河内村に入ったので、剣山までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
新府能トンネルの入口です。
新府能トンネルを抜けると神山町に入ります。
残念ながら神山町のカントリーサインを見つけることはできませんでした。
おにぎり
神山町に入ったので、代わりに木屋平までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
「道の駅 温泉の里 神山」前を通過します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この先突然センターラインが消失しますが
すぐにセンターラインが復活します。本番はもう少し先です。
ちょっとしたウオーミングアップといったところでしょうか(笑
再びセンターラインが消失します。
いよいよヨサクの本番ともいえる酷道の区間が始まっていきます。
酷道になっている区間は何か所にも点在しており、
その最初の区間が始まっていきます。
最初の区間は離合できなくてどうしようもないという幅員ではなく、だいたいどこでも離合可能です。
ただし、問題はその距離です。。
川又の集落を通過していきます。
この交差点で左方向から国道193号が合流してきて、重複します。
この先は国道193号、国道438号との3路線重複区間となります。
国道193号は既に走行可能な路線です。
この先でセンターラインが復活します。
この交差点で国道193号が上の方へと進んでいきます。
国道438号と国道439号は剣山、木屋平方面へと下の道を進むので、ここでおわかれです。
国道438号との重複区間に戻ります。
私のブログで初めて「上」「下」で進む道を表現したかもしれません(笑
国道439号の道があまりに狭いので、国道193号がものすごく広く感じられますが、完全に目の錯覚です。
どっちもどっちです(笑
おにぎり
おにぎり
異常気象時の通行規制区間に入ります。
本格的な酷道へと入っていきます。
注目すべきはこの通行規制区間の長さです。よくよく見ると通行規制区間が54.7km続くと示されています。。。
この先は相当の覚悟と酷道を走行するための腕が必要になります。
酷道の運転に少しでも不安がある人は、絶対に立ち入ってはいけません。
初っ端からこの完全離合不能な道幅で脅しにかかってきます(笑
少し進むと一応離合ポイントがそこかしこにある形になるので、そこまで苦戦しません。。。
距離を除けば。。。
おにぎり
おにぎり
突然対向車がやってくるので、注意が必要です。
今回はこちらが後退して離合しました。
本州の酷道で有名な峠と違い、生活道路なので対向車は必然的に多くなります。
「どこでも離合できる」と油断していると軽く足元をすくわれることになります。
おにぎり
九十九折りの区間に入ってきました。
すぐ左側にヘアピンカーブの先にあるガードレールが見えているほどです。
おにぎり
おにぎり
川井トンネルの入口です。
川井トンネルを抜けると美馬市に入ります。
川井峠を越えました。最初の峠越えです。
おにぎり
遠くの山々を望むことができるいい景色です。
おにぎり
木屋平地区にある交差点で右方向から国道492号が合流してきて、重複します。
この先は国道438号、国道492号との3路線重複区間となります。
国道492号は既に走行可能な路線です。
国道438号も国道492号もまだ走行していない路線なので、なんとここには後2回もやってくることができるということですね!
この国道492号というのもかなり厄介な路線でして、この先かなり長いこと(115kmほど)重複することになります。
また何度もこの先の酷道を楽しむことができると思うと胸が熱くなりますね(白目
センターラインが復活しました。
川井峠の酷道区間はここまでです。
木屋平地区を通過したため、剣山までの距離のみが表示されるようになりました。
おにぎり
一瞬離合困難な区間に入りますが
集落がある場所だけが狭いようで、すぐにセンターラインが戻ります。
しばらく片側1車線の道を堪能させてもらいましたが、ずっとこの道幅が確保されているはずもなく、再び酷道が始まります。
ただし、この先で酷道になっている区間はさほど長くありません。
剣山まで18km
この先でセンターラインが復活します。
おにぎり
おにぎりがあったヘアピンカーブを曲がるとセンターラインが消失します。
この先は見ノ越越えを含む酷道区間に入ります。
前方の山の中腹にちらっと白い場所が見えますが、これは先にあるガードレールなので、そこまで登っていくことになります。
おにぎり
見ノ越まで10.5km
見ノ越まで10km
このように500mごとに看板が設置されているので、進み具合の目安になってくれてありがたいです。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
見ノ越まで2.5km
だいぶ近づいてきました。
見ノ越まで残り1kmです。
おにぎり
見ノ越の手前には、このような青看板が設置されています。
このカーブを右に曲がると
見ノ越トンネルに入ります。
見ノ越トンネルを抜けると三好市に入ります。
ここは剣山観光リフト乗り場の駐車場になっています。
川井峠に続き、見ノ越で2つ目の峠を越えました。
この交差点を大歩危、祖谷のかずら橋方面へと左折します。
国道438号は直進方向へと進んでいくのでここでおわかれです。
この先は国道492号との重複区間になります。
ここまできて初めてようやく国道439号が最上位路線となりました。
国道439号の実質的な起点になっている交差点でもあります。
前方に見えている青看板は国道438号に設置されているものです。
国道438号と分岐し、大歩危、祖谷のかずら橋までの距離が表示されるようになりました。
見ノ越より西の区間は観光ルートにもなっているため、やや道幅が広がります。
離合に困るほどではないというレベルで、酷道と呼ぶのにふさわしい区間が継続します。
国道439号のおにぎり
ここでは奥祖谷二重かずら橋までの距離も併せて表示されています。
おにぎり
奥祖谷二重かずら橋付近を通過していきます。
二重かずら橋の駐車場です。
おにぎり
おにぎり
「天空の村・かかしの里」と呼ばれる集落に入ってきました。
道の右側におばあさんが腰かけているように見えますが、これはかかしです。
この集落では等身大で、かなりリアルなかかしが多く設置されています。
こちらにもかかしが。
かかし
徐行を促すかかしです。
あいにくの雨模様だったため、この時はほとんど立ち寄らずに進みました。
また、国道492号を走行する時には訪れるので、問題なしです(笑
おにぎり
久しぶりにセンターラインが復活します。
センターラインが復活するのはわずかな区間でして、すぐに元の幅員に戻ります。
ここまで来ると、見ノ越越えの酷道区間は終わりが見えてきたことになります。
祖谷渓に架かる橋を渡ったところで、大歩危、祖谷のかずら橋方面へと左折します。
おにぎり
菅生の集落を通過していきます。
センターラインが復活します。
おにぎり
それも束の間で、また離合困難な区間に入ります。
おにぎり
おにぎり
センターラインが復活します。
おにぎり
まだ、片側1車線の区間と離合困難区間がまじりあっています。
前方の山の中腹あたりに落合集落が見えてきました。
落合集落に近づいていきます。
「そば道場」がある交差点を大歩危、祖谷のかずら橋方面へと左折します。
落合集落の麓部分を通過していきます。
この交差点を池田、祖谷のかずら橋方面へと斜め左に進みます。
おにぎり
センターラインが復活します。
見ノ越越えの酷道は、後トンネル一つ分だけ酷道になっているところが残されています。
まだ完全に抜けきったわけではありません。
おにぎり
下瀬トンネルの入口です。
かなり長めに片側1車線の区間が続きます。
前方に見えている下瀬2号トンネルはまだ供用前です。
このトンネルが開通すればこの先にある最後の狭隘路が解消されることになり、見ノ越越えの酷道も少し短くなります。
センターラインが消失します。
屋根には「439」の文字が。
下瀬2号トンネルの出口前を通過します。
センターラインが復活します。
見ノ越越えの酷道はここまでです。
時間・距離ともにかなり長く続きました。
おにぎり
京柱峠、池田、大歩危までの距離が表示されるようになりました。
ようやく見ノ越越えの酷道が終わったところなのですが、次の峠が迫ってきています。
おにぎり
京上トンネルの入口です。
見ノ越越えの酷道を抜けてからさほど進んでいないのですが、今度は京柱峠越えの酷道になります。
見ノ越越えと違い、こちらは30kmありませんので、大したことはありませんね(白目
池田、大歩危へのルートから外れたため、代わりに大豊までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を京柱峠方面へとUターンするように大きく左に曲がります。
おにぎり
京柱峠の前にある最後の集落を抜けて、本格的に峠越えに入っていきます。
離合可能なポイントが極端に減り、これまでの中でもかなり難易度が高い部類の酷道になります。
この日は台風一過でところどころに交通の障害になるような木の枝が落ちており、これをどかしながらの走行になりました。
こんな日に酷道を走ってはいけませんね。
おにぎり
この先で、大豊、京柱峠方面へと大きく右にカーブします。
おにぎり
霧が立ち込めてきました。
霧で視界が限られる中進んでいきます。
酷道を走ってよいようなコンディションではなくなってきました。
おにぎり
おにぎり
京柱峠を越えました。
高知県に入ります。県境の街は大豊町です。
京柱峠の高知県側を下っていきます。
ようやく集落らしき場所に差し掛かってきました。
それにしても、ものすごいところに集落がありますね。
集落を見渡すことができます。
まさに限界集落です。
買い物に行くのも一苦労でしょう。
センターラインが復活します。
それも一瞬だけで再びセンターラインが消失します。
センターラインが復活しました。京柱峠を含む酷道はここまでです。
この先はしばらくヨサクらしからぬ快走路が続いていきます。
落合トンネルの入口です。
続いて粟生トンネルです。
おにぎり
JR土讃線の踏切を渡ったすぐ先にある交差点を高知、本山方面へと左折します。
ここでは国道32号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道32号、国道492号との3路線重複区間となります。
国道32号は走破済みの路線です。
さて、ヨサク走破の挑戦1日目はここまでです。
ゆっくり休んで、ここまでで溜まった疲労を回復し、翌日の走行に備えます。
翌朝同じ交差点にやってきて、2日目の挑戦が始まります。
国道32号との重複区間に入り、高知、南国までの距離が表示されるようになりました。
この交差点を高知、南国方面へと道なりに右に進み、吉野川に架かる長瀞橋を渡ります。
国道32号のおにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
吉野川に架かる吉野川橋を渡ります。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を本山方面へと右折します。
国道32号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
さらにこの交差点は国道492号の終点に指定されているため、長く重複した国道492号とも、ひっそりとおわかれすることになります。
この先は初めての単独区間となります。
新高須トンネルの入口です。
トンネル上の青看板には、上八川、田井、本山、高知道までの距離が表示されています。
高知道の大豊IC入口です。
交差点の先で高知道と立体交差します。
国道439号のおにぎり
ここでは上八川と本山までの距離が表示されます。
田井までの距離表示が復活しました。
おにぎり
大豊町役場前を通過します。
本山町に入ります。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を上八川、田井方面へと道なりに右方向へ進みます。
おにぎり
本山町の市街地に入ってきました。
本山町の市街地を通過していきます。
おにぎり
おにぎり
土佐町に入ります。
「四国の水がめ」とも呼ばれる早明浦ダムへはこの交差点を右方向です。
土居、上八川、大川までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
「道の駅 土佐さめうら」を通過します。
ここでは土居、上八川までの距離のみが表示されています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
石原トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
郷の峰トンネルの入口です。
郷の峰トンネルを抜けると、いの町に入ります。
残念ながら、いの町のカントリーサインは見つけられませんでした。
おにぎり
おにぎり
古江トンネルの入口です。
おにぎり
前方に見えているのは思地トンネルの入口です。
おにぎり
突き当りの交差点を高知、仁淀川町方面へと左折します。
ここでは国道194号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道194号との重複区間となります。
国道194号は既に走行可能な路線です。
吾北むささび温泉までの距離が表示されています。
国道194号との重複区間に入り、高知、仁淀川町、柳瀬までの距離が表示されるようになりました。
「道の駅 633美の里」前を通過します。
国道194号のおにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を仁淀川町方面へと右折します。
国道194号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
高岩トンネルの入口です。
単独区間に戻り、新田、仁淀川町、土居までの距離が表示されるようになりました。
国道439号のおにぎり
新別トンネルの入口です。
おにぎり
続いて坂本トンネルの入口です。
おにぎり
さらに新別野竹トンネルと続きます。
おにぎり
おにぎり
ここでは新田の代わりに安居渓谷が表示されており、安居渓谷だけはなぜか距離表示がありません。。。
登坂車線が増えます。
おにぎり
前方に見えているのは新大峠トンネルの入口です。
新大峠トンネルの中央部付近で仁淀川町に入ります。
流石にトンネル内の看板の文字は読めませんが、これがカントリーサインになっています。
新大峠トンネルを抜けると安居渓谷と国道33号までの距離が表示されるようになります。
おにぎり
おにぎり
前方には富岡トンネルの入口が見えています。
安居渓谷へのルートからそれたため、代わりに松山と高知までの距離が表示されるようになりました。
この交差点で国道494号が右方向から合流してきて、重複します。
この先は国道494号との重複区間になります。
国道494号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
おにぎり
仁淀川町川口交差点で松山久万高原町方面へと右折します。
ここでは国道33号が左右に伸びています。
また、国道494号は左方向に伸びていくので、ここでおわかれです。
したがってこの先は国道33号との重複区間となります。
国道33号は既に走行可能な路線です。
国道33号との重複区間に入り、松山、久万高原町までの距離が表示されるようになりました。
国道33号のおにぎり
おにぎり
おにぎり
仁淀川町大渡交差点を新田方面へと左折します。
国道33号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
国道439号のおにぎり
単独区間に入り、天狗高原、新田、長者までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
集落内部は道幅が狭くなっていて嫌な予感がしますが、本番はもう少し先です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
長者トンネルの入口です。
おにぎり
織合トンネルの入口です。
続いて亀石トンネルです。
おにぎり
秋升トンネルの入口です。
長者地区を通過したため、天狗高原と新田までの距離のみが表示されるようになりました。
おにぎり
突如として快走路が終わります。
国道32号との重複区間手前から、だいぶ長いこと快走路が続いていたため、すっかり忘れてしまいそうになっていましたが、ここはヨサク。
そんなに甘いはずもなく、矢筈峠の酷道区間へと突入します。
上の方にガードレールが見えています。あの場所までこの先登っていきます。
矢筈トンネルの入口のところで津野町に入ります。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
交通量が多く、離合にも一苦労です。。。
センターラインが復活しました。
おにぎり
ここはまだ拡幅工事中です。
本格的にセンターラインが復活します。
矢筈峠を含む区間の酷道はここまでです。
これまでの区間と比べると距離が短いので、そこまで苦労することはありませんでした。
長く続いた快走路走行で鈍った間隔を取り戻すには、ちょうどよいリハビリだったかもしれません(笑
おにぎり
おにぎり
おにぎり
須崎、梼原、新田までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
前方に見えているの古味口トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
突き当りの交差点を大洲、宇和島方面へと右折します。
ここでは国道197号が左右に伸びていて、重複します。
この先は少しの間だけ国道197号との重複区間となります。
国道197号は走破済みの路線です。
国道197号のおにぎり
おにぎり
この看板に騙されそうになってしまいますが、ここはスルーして直進し
橋を渡った先にあるこの交差点を左折です。
国道197号は直進方向へと伸びていくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
おにぎり
国道197号と分岐していきなり酷道に突っ込む形になります。
この先は北川川沿いの酷道が続きます。
ここでは大正方面へと下の道を進みます。
おにぎり
一時停止の交差点で、先ほど「騙されそうになる」と表現した道が合流してきます。
明らかにそちらの道の方が広いのですが、国道でも何でもないので、注意が必要です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
梼原町に入ります。
梼原町は「ゆすはら」と読みます。
大正までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
大正に加え、中平までの距離が表示されています。
おにぎり
対向車、水たまり、対向車・・・
ヨサクはトラップがいっぱいです(笑
おにぎり
中平地区まで来るとセンターラインが復活します。
北川川沿いの酷道区間はこれでおしまいになります。
おにぎり
中平トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
このまま旧大正町まですんなりいけるのかと思いきや、ここはヨサク。
そんな甘いことはありません。
ここでは、右方向へ進み、梼原川沿いの酷道へとなだれ込んでいきます。
おにぎり
こんなの離合できるのかよ!って一瞬思ってしまいますが、どちらも全く後退することなく離合していきました(笑
おにぎり
大正まで22km
おにぎり
四万十町に入ります。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
センターラインが復活しました。
梼原川沿いの酷道区間を抜けました。
この記事を執筆する際には、4倍速で再生しているので目が回ってしまいそうになります。。。
おにぎり
おにぎり
小石トンネルの入口です。
続いて江師トンネルです。
この交差点で右方向から国道381号が合流してきて、重複します。
この先は国道381号との重複区間になります。
国道381号は走破済みの路線です。
国道381号との重複区間に入り、須崎、四万十市、四万十町役場までの距離が表示されるようになりました。
四万十市は今回のゴール地点がある街です。
ようやく、終わりが見えてきました。
ただし、まだ酷道が終わったわけではありません。
JR予土線と立体交差します。
「道の駅 四万十大正」がある交差点を四万十市、住次郎方面へと右折します。
国道381号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
おにぎり
単独区間に戻り、四万十市、坂折、住次郎までの距離が表示されるようになりました。
道幅が狭くなります。
最後の杓子峠越えの酷道が始まります。
最後の酷道区間は住次郎地区までですので、先ほどの青看板にもあったように、17km程度とヨサクの中ではかなり短いです。
しかし、道の狭さ、離合ポイントの少なさはこれまでの酷道とは比較にならないレベルで、ヨサク屈指の難易度を誇ります。
ここまでの酷道の連続で疲労も溜まっており、走行時にはかなり苦労させられました。
おにぎり
道幅がかなり狭く離合不能です。ほとんど離合ポイントもありませんので、100m以上の後退も覚悟しながらの走行になります。
直近の離合ポイントを見つけてはそこまで戻る道のりと距離を記憶しておき、次の離合ポイントを見つけるとその前の記憶を全て消去するという作業の繰り返しになります。
どこにでも離合ポイントがあるような酷道と違ってかなり頭を使うので、半端なく疲労がたまっていきます。
おにぎり
おにぎり
このように木漏れ日が一気に降り注いできてホワイトアウトするので、気が抜けません。
視界が激しく明滅し目がものすごく疲れるので、本当にきついです。
おにぎり
杓子峠を越えて四万十市に入ります。
四万十市は今回のゴール地点がある街です。
さて、この杓子峠は現在では四万十市と四万十町を隔てる峠になっています。
いずれも平成の大合併により誕生した街でして、隣接しながら同じ名前を持つという状況になってしまっています。
平成の大合併では対等合併であることをアピールするという、極めて日本的な非合理的な考え方により、昔からの地名を大切にしない名前の自治体が数多く誕生してしまいました。
その悪い例の代表格が四万十市と四万十町でしょう。
いずれも四万十川の流域にある自治体ですので、日本最後の清流とも呼ばれる四万十川の名を冠するのが相応しいと考えるのは自然の流れに思われます。
特に四万十町は窪川町、大正町、十和村というそこまで知名度も高くない自治体同士の合併ですので、どれかの街の名前を残すよりも四万十町という名前を選択するのも、自然の流れのように感じられます。
ただし、先に四万十市が発足しており、そこにかぶせる形で四万十町という名称での合併を行っているという一点だけで、もはや擁護はできません。
一方、四万十市は中村市と西土佐村の合併で発足しています。
中村市は土佐の小京都とも呼ばれ、歴史がある街ですので、国内旅行が好きな人の間では「中村」という地名はそこそこの知名度を持つのではないでしょうか。
中村「市」と西土佐「村」が対等合併するというところに無理がある上に、知名度が高い「中村」の名を捨ててまで選択すべき自治体名なのかは、かなり疑問です。
結果として、四万十市と四万十町という形で、よそ者には全く区別がつかない自治体が隣接する形で誕生してしまったということなのですが、もう少し何とかならなかったものかと思わずにはいられません。
さて、気を取り直して杓子峠を後にし、四万十市側を下っていきます。
こちらも四万十町側と同じく、道幅が狭く、離合ポイントがほとんどないという状況が続きます。
ちなみに、完全にホワイトアウトすると、このレベルで何も見えません(笑
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ついに最も恐れていた事態が発生してしまいました。
対向車がやってきましたが、全く離合できないポイントで遭遇しています。
100mほど下がれば離合ポイントがあったのを覚えているので、こちらが後退します。
右のがけ側にはガードレールがありませんので、脱輪することは許されません。
ゆっくりと後退していき、何とか離合することができました。
おにぎり
センターラインが復活します。
杓子峠越えの酷道が終わりました。
これでヨサクの酷道区間を全て走り切ったことになります。
まだ、ゴール地点まで少し距離はありますが、本当に長い長い道のりでした。
後はきれいな道を走っていくだけです。
住次郎トンネルの入口です。
宿毛と四万十市役所までの距離が表示されています。
おにぎり
大用トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ここでは宿毛ではなく出合までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
沢垂トンネルの入口です。
四万十市役所は一貫して表示されていますが、お相手がころころ変わります(笑
ここでは坂折までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
後川を渡った先にある交差点で、右方向から国道441号が合流してきて、重複します。
この先はゴール地点まで国道441号との重複区間となります。
国道441号が既に走行可能な路線です。
旧中村市の市街地に入ってきました。
この交差点を高知、足摺岬方面へと左折します。
さらにこの交差点を高知、足摺岬方面へと右折します。
高知、足摺岬、中村駅までの距離が表示されています。
おにぎり
土佐くろしお鉄道宿毛線と立体交差します。
中村駅前を通過します。
おにぎり
ゴール地点の右山交差点です。
国道439号の終点に指定されている交差点です。
重複している国道441号もこの交差点が終点になっています。
ここでは国道56号が左右に伸びています。
国道56号は既に走行可能な路線です。
本当に長い長い道のりを経て、中村までやってきました。
347kmという総延長もさることながら、やはり酷道の質・量にやられたという形でしょうか。
川井峠越え、見ノ越越え、京柱峠越え、矢筈峠越え、北川川沿い、梼原川沿い、杓子峠沿いと合わせると酷道と呼べる区間は実に約140kmに及びます。
まあ、流石にこれだけの距離の酷道を走れば疲れるというところでしょう。
さらに普通の国道を200km以上走っていることになるのですから、なおのことですね。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.184(国道396号)へ No.186(国道441号)へ
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