国道441号 路線DATA
- 総延長:114.7km
- 重用延長:105.8km
- 実延長:17.2km
- 現道:90.3km
- 起点:愛媛県大洲市 片原町交差点
- 終点:高知県四万十市 右山交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年9月19日
- 走行時間:2:29:27
- 平均時速:43.2km/h
- 方向:逆走
この日は国道439号走行に引き続き、国道441号を走行しました。
国道441号は愛媛県と高知県の西部に位置する大洲市と四万十市を南北に結ぶ路線です。
起終点では国道56号と接続しており、国道56号は宿毛・宇和島を経由し迂回するようなルートであるのに対し、国道441号は山間部をまっすぐ突っ切ります。
途中では何か所かに酷道が点在しているということもあり、国道56号とは地図上の見た目でかなり差があるように見えますが、実際にはそれほどの差がありません。
国道56号ルートが124km 167分に対し、国道441号ルートが108km 146分というのがGoogle Mapでのルート検索結果です。
点在している酷道の内、四万十川沿いの区間は観光ルートにもなっており、かなりの交通量になります。
一般的な酷道であれば普通は敬遠されるので、地元のドライバーか酷道愛好家ぐらいしかいないのですが、この区間は普通の観光客がかなり走っています。
レンタカーもかなり多いです。
そんな交通状況の中、離合困難な狭隘路が続くため、下手な酷道よりもかなり難易度が上がってしまっていると言えるでしょう。
国道441号の走行レポートでは、そんな四万十川沿いの交通状況もお楽しみいただけると思います。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の右山交差点です。
今回走行する国道441号の終点に指定されている交差点です。
南東側から交差点に進入し、北西に進んでのスタートです。
ここでは国道56号が左右に伸びています。
また、この交差点を終点として国道439号が正面方向から接続してくるため、スタート直後は国道439号との重複区間となります。
国道56号は既に走行可能な路線です。
また、国道439号はこの直前に走破したばかりの路線です。
大正、江川崎、幡多総合庁舎、市役所までの距離が表示されています。
国道439号のおにぎり
土佐くろしお鉄道宿毛線と立体交差します。
この交差点を宿毛、幡多総合庁舎方面へと左折します。
おにぎり
さらにこの交差点を大正、江川崎、坂折方面へと右折します。
大正、江川崎、安並までの距離が表示されるようになりました。
この交差点を江川崎方面へと左折します。
国道439号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
この先は初めての単独区間となります。
実質的な国道441号の終点ともいえる交差点です。
単独区間に入り、江川崎と川登までの距離が表示されるようになりました。
一番下には四万十川とのみ表示されています。
国道441号のおにぎり
おにぎり
ここでは川登ではなく宇和島までの距離が表示されています。
おにぎり
塩塚トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
川登トンネルの入口です。
四万十川沿いに出てきました。四万十川はこの左側を流れています。
高瀬沈下橋の入口です。
おにぎり
鵜ノ江トンネルの入口です。
おにぎり
勝間沈下橋の入口です。
おにぎり
四万十川の流れを横目に進んでいきます。
ここでは江川崎までの距離のみが表示されています。
おにぎり
久保川トンネルの入口です。
センターラインが消失します。
最初の酷道が始まります。
国道441号の四万十沿いの区間では、酷道がずっと続くというわけではなく、点在しているような形になっています。
このように離合が難しいような道幅ではありますが、少しでも離合できそうなものならお構いなしに対向車が突っ込んできます。
四万十川沿いの観光路線でもあるので、一般的な酷道とは比較にならないほどの交通量がありますので、対向車には細心の注意を払う必要があります。
狭隘路を抜けます。
が、100mほどでセンターラインが消失し、狭隘路に戻ります。
快走路になっている区間の長短はあるものの、基本的にはこの繰り返しです。
ここでは先頭が離合できずにこちらへと後退してきています。
お互いに阿吽の呼吸が大事になってきます。
行き違い難所の看板
離合困難な場所にはこのように電光掲示板が設置されていて、対向車の接近を知らせてくれます。
10年以上前にここを走行したことがありますが、当時はこんな文明の利器は設置されておらず、代わりに「警笛鳴らせ」の標識が設置されていた記憶があります。
前方からクラクションが聞こえたら注意せよという形ですね。
技術の進歩を感じられます。
センターラインが復活します。
おにぎり
離合困難な区間が始まります。
集団の先頭と2台目以降では難易度が格段に違います。
このように先行車がいる場合は、必死についていきます。
もちろん、2台目だからといって安全確認を怠るわけにはいきませんが。
おにぎり
次々と対向車とすれ違いながら進みます。
おにぎり
センターラインが復活しました。
またすぐに狭隘路に戻ります。
この離合困難区間は短かったです。
と思って油断していると、すぐに次が始まります。
抜けます。
また、次が始まります。
これでもかというレベルで対向車がやってきます。
抜けます。
おにぎり
始まります。
酷道を抜けます。
異常災害時の交通規制区間が終了となっている案内がありますので、四万十川沿いの酷道はここまでになります。
これでもかというレベルで対向車と離合していきました。
おにぎり
岩間沈下橋の入口です。
先ほどから沈下橋の入口を数か所で紹介していましたが、こちらには立ち寄ってみました。
沈下橋はこのように橋脚が低く欄干がないという構造になっています。
どこかノスタルジーを感じさせる風景でして、四万十川を代表する風景であるといっても過言ではないでしょう。
天気の良い日には、沈下橋を撮影しようと多くの方で賑わいます。
乗用車で渡るときは両サイドに欄干がなく、道幅も狭いのでちょっと怖いです(笑
川の対岸からの風景はこんな感じです。
立ち寄りはこの辺にして、国道441号走行に戻ります。
宇和島と、江川崎の距離表示が戻ってきました。
網代トンネルの入口です。
四万十川に架かる橘大橋を渡ります。
おにぎり
江川崎地区に入ってきました。
「道の駅 よって西土佐」を通過します。
広見川に架かる新川崎橋を渡った先にある交差点を大洲、宇和島、滑床方面へと左折します。
ここでは国道381号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道381号との重複区間となります。
国道381号は走破済みの路線です。
JR予土線と立体交差します。
広見川に沿って進みます。
国道381号との重複区間に入り、宇和島と広見までの距離が表示されるようになりました。
国道381号のおにぎり
おにぎり
愛媛県に入ります。
県境の街は松野町です。
おにぎり
センターラインが消失します。
幅員の狭い区間に入ります。
離合できないというほどではありませんが、やや窮屈に感じます。
酷道というほどのものではありませんが。
センターラインが復活します。
再び道幅が狭くなります。
こちらも狭くなっている区間はわずかなもので、快走路に戻ります。
おにぎり
おにぎり
松野東トンネルの入口です。
この交差点を宇和島方面へと右折します。
おにぎり
ここでは広見とかつての町名ではなく、鬼北と現在の町名での表記となっています。
この青看板があるところで、JR予土線と立体交差しています。
「道の駅 虹の森公園まつの」です。
おにぎり
鬼北町に入ります。
この交差点を右折します。
手前には青看板などで案内がありませんので、要注意です。
国道381号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
右折した直後にJR予土線の踏切を渡ります。
鬼北町の住宅地へと入っていきます。
離合できないほどではありませんが、やや狭めの幅員となります。
国道320号と立体交差します。
国道320号は既に走行可能な路線です。
鬼北町の市街地を通過していきます。
この交差点を野村、清水方面へと道なりに右方向へ進みます。
単独区間に入り、野村と清水までの距離が表示されるようになりました。
国道441号のおにぎり
おにぎり
森の中へと入っていきます。
この区間ではセンターラインが消失しますが、最初の方の画像にある通り、線形改良工事が行われていて、近いうちに解消しそうな雰囲気があります。
この辺りでも拡幅工事が進められています。
櫻隧道の入口です。
この交差点を野村、三間方面へと左折します。
おにぎり
おにぎり
清水地区を通過したため、野村までの距離のみが表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
生田トンネルの入口です。
おにぎり
おにぎり
センターラインが消失します。
桜が峠の酷道区間が始まります。
はじめは集落の中を抜けていきます。
集落と森を行ったり来たりしながら九十九折で登っていきます。
おにぎり
土屋隧道の入口です。
土屋隧道を抜けると西予市に入ります。
おにぎり
見晴らしの良いところへ出てきました。
この交差点では野村方面へと右方向に進みます。
野村まで残り5kmです。
この付近で桜が峠を越えます。
おにぎり
この突き当りの交差点を大洲、野村方面へと左折します。
この交差点で桜が峠を含む酷道は終わりになります。
左折した直後に桜ケ峠トンネルがあります。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
突き当りの交差点を八幡浜、宇和方面へと左折します。
旧野村町の市街地へと入ってきました。
おにぎり
旧野村町の市街地に入ったため、代わりに宇和までの距離が表示されるようになりました。
登坂車線が増えます。
おにぎり
この登坂車線はかなり長く続きます。
おにぎり
椎ノ木トンネルの入口です。
続いて出合トンネルです。
出合トンネルを抜けた直後にある交差点を大洲方面へと右折します。
おにぎり
宇和へのルートから外れたため、代わりに大洲、白髭までの距離が表示されるようになりました。
大洲は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
白髭トンネルの入口です。
白髭トンネルを抜けると大洲市に入ります。
大洲市は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
おにぎり
この交差点を松尾方面へと大きく右に曲がります。
最後の酷道区間が始まります。
前方に見えているところから下ってきました。
かなり道幅が狭く、離合が困難です。
ただし見通しがきくのでそこまで神経質になる必要はありません。
ここでセンターラインが復活します。
少し進むと、また幅員が狭くなります。
おにぎり
こちらはすぐにセンターラインが復活します。
おにぎり
おにぎり
しばらく快走路が続きましたが、またセンターラインが消失します。
100mほどでセンターラインが復活します。
そしてまたここでセンターラインが途切れます。
ここでセンターラインが復活します。
そしてまたセンターラインが消失しますが、、、
ここで復活します。
これで最後の酷道になっている区間を抜けました。
最後の大洲市内の酷道は距離も短いので、大したことはありませんでしたね。
ただ、快走路と酷道の切り替わりの数があまりに多いことには少し、まいりました。
正直「いつまで続くんだ?」と思いながらの運転でしたね。
国道56号にも指定されている大洲道路と立体交差します。
国道56号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
大洲道路の大洲肱南IC入口の交差点を左折します。
おにぎり
この交差点を大洲市街方面へと道なりに斜め右へ進みます。
やや道幅が狭い区間を通っていきます。
ゴール地点の片原町交差点です。
国道441号の起点に指定されている交差点です。
ここでは国道56号、国道197号、国道380号が左右に伸びています。
国道56号と国道380号は既に走行可能な路線でして、国道197号は走破済みの路線です。
そこかしこに酷道が点在していて、距離の割には難易度が高い路線でした。
やはり観光路線にもなっている四万十川沿いの酷道は、かなりの交通量を誇っており、一筋縄ではいきません。
本州にも温見峠、楢峠といった一級品の酷道はあり、距離・狭さではかなりの難易度となっていますが、実際に対向車と離合するシーンは少なく、そこまでの難易度を感じることはありません。
一方、国道441号の方は距離・狭さなどではやや見劣りする部分があるものの、実際に対向車とやりすごす回数・頻度が圧倒的に多いので、実質的な難易度はこちらの方が高いと感じてしまいます。
また、地元の方はかなり酷道走行に慣れているので、ちょっとしたプレッシャーを感じてしまうというのも四国の酷道の特徴であるとも言えるでしょう。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.185(国道439号)へ No.187(国道194号)へ
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