国道32号 路線DATA
- 総延長:141.3km
- 重用延長:3.8km
- 実延長:137.5km
- 現道:137.5km
- 起点:香川県高松市 中新町交差点
- 終点:高知県高知市 県庁前交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2019年12月22日
- 走行時間:3:41:55
- 平均時速:38.2km/h
- 方向:順走
前日からこの日の朝までかけて走行した国道436号に引き続き、今回は国道32号を走行しました。
1ケタ国道を使わずに九州へ向かう挑戦もいよいよ大詰めが近づいてきました。
国道32号は高松市と高知市という四国の2つの県庁所在地を結ぶ主要なルートとなります。途中、山間部ではありますが徳島県も経由しており、愛媛県以外の3県を通るようなルートとなっています。四国の急峻な山々がある中央部を縦断するルートになっており、徳島県区間はずっと吉野川に沿って山に挟まれた谷を走っているような形になります。
また、香川県と徳島県の県境もかなりの難所で、標高差も勾配もきついような区間となっています。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の中新町交差点です。
今回走行する国道32号の起点に指定されている交差点です。
交差点の北側から南進する形でのスタートです。
ここでは、国道11号が前後に伸びています。
また、国道30号と国道436号がこの交差点を終点として、手前方向から接続してきています。
さらに、国道193号、国道492号がこの交差点を起点として正面方向へと伸びていきます。
国道30号と国道436号は既に走行済みの路線です。
また、国道11号、国道193号、国道492号は既に走行可能な路線です。
スタート直後は国道11号、国道103号、国道492号との4路線重複区間となります。
松山と高知までの距離が表示されています。
高知は今回のゴール地点がある街です。
高松市内を南下していきます。
中央分離帯が並木になっています。
JR高徳線と立体交差します。
栗林公園の脇を通過していきます。
栗林公園を通り過ぎると中央分離帯の並木がなくなります。
上天神町交差点を高知、琴平、松山、坂出方面へと右折します。
国道193号と国道492号は直進していきますので、ここでおわかれです。
また、国道11号の高松東BPが左方向から伸びてきていて、現道とはここで合流しています。
高架になっている道は高松道です。
この先は国道11号との重複区間となります。
右折した先では高松道の下を走る形になります。
距離表示の青看板が並んでいますが、左右で地名が違います。
右が松山と坂出までの距離が表示されているのに対し、左は高知と琴平までの距離が表示されています。
この先で国道11号と国道32号が分岐するので、それぞれの距離が表示されているということですね。
峰山口交差点を高知、琴平方面へと左折します。
国道11号は直進していくので、ここでおわかれです。
ここから先は初めての単独区間となります。
ここまでの区間で残念ながら国道11号のおにぎりを発見することはできませんでした。
高知と琴平までの距離が表示されています。
32の文字はここで初めて目にすることとなります。
おにぎり
香川県内はおにぎりの設置頻度がかなり低かったので、この先もほとんど登場しません。
単独区間も片側2車線の快走路となっています。
並木道が続きます。
おにぎり
成合大橋で香東川を渡ります。
片側2車線の快走路が続きます。
綾川町に入ります。
おにぎり
単独のおにぎり標識はこれが初めてです。
やたらと背の高い標識です。
ヤシの木の並木道になってきました。
あいにくの天気のため、あまり南国感が出ていませんね(笑
北条池を渡ります。
他の道では池を渡るというのはあまりないような気がします。
ため池が多い瀬戸内特有のものでしょうかね。
おにぎり
道の駅 滝宮付近
二段階右折の標識もこのように高いところに設置されています。
何だか大仰に感じてしまいますね(笑
高知まで123km
丸亀市に入ります。
また、新羽床口交差点で国道377号が左方向から合流してきて、重複します。
ここから先は国道377号との重複区間となります。
これで新たに国道377号が走行可能になりました。
栗熊駅付近で琴電琴平線と並走します。
最近ハイビームが基本であることを強調しまくっている影響で、対向車や前走車がいてもハイビームのままにしているドライバーが増えてしまった気がします。
もちろん、前方に車がいない場合はハイビームが基本なのですが、周りの車がまぶしくないようにという大前提が抜けて勘違いしている人が多くいるのではと考えると、もう少しアナウンスの仕方を考えてほしいものだなぁと思います。
中新田交差点で国道438号と交差します。
これで新たに国道438号が走行可能になりました。
まんのう町に入ります。
これまでも、にかほ市やさいたま市、つくばみらい市など、ひらがなの市町村名を散々ディスってきた私ですが、さすがにこれには閉口してしまいます。
これを決めた人たちは本当にこれがいいとでも思ったのでしょうか。
まんのう町の買田地区に入ります。
買田東交差点を高知、池田方面へと左折します。
重複していた国道377号は直進していきますので、ここでおわかれです。
また、国道319号が右側から合流してきて、重複します。
この先は国道319号との重複区間となります。
琴平の代わりに池田と財田までの距離が表示されるようになりました。
すぐ先の青看板には高知と池田までの距離のみが表示されています。
おにぎり
ゆずり車線が増えます。
道の駅 空の夢もみの木パーク付近
見事なまでに地名が排されたネーミングの道の駅です(笑
雨がぱらついてきました。
おにぎり
三豊市に入ります。
旧財田町域のようです。
谷間を通っていくようになってきました。
おにぎり
道の駅 たからだの里さいた付近
おにぎり
県境の山道へと入っていきます。
おにぎり
建設中のトンネルの入口が見えています。
どうやらBPを建設中のようです。
高知まで100km
勾配がきつくなってきました。
財田第一トンネルの入口
左の前方にガードレールが見えているのがわかるでしょうか。
あそこまで登っていきます。
ヘアピンカーブその1
おにぎり
財田第二トンネルの入口
写真を並べるだけでもとんでもない地形のところを登って行っているということがわかると思います。
ヘアピンカーブその2
そして財田第三トンネルへと入っていきます。
財田第四トンネルの入口
先ほど下から見えていた辺りだと思われます。
おにぎり
猪の鼻トンネルの入口です。
県境の峠越えとなるトンネルです。
猪の鼻トンネルを抜けると徳島県に入ります。
県境の街は三好市です。
この挑戦で初めての徳島県突入です。
大歩危・小歩危・かずら橋といった徳島県西部の山奥にある名勝までの距離が表示されています。
特にかずら橋は酷道ファンにとってはとても有名な道沿いにある場所です。
下り坂に入ります。
込野洞門の入口
池田の代わりに大豊までの距離が表示されるようになりました。
前方には込野トンネルの入口が見えています。
かなりの急勾配になってきました。
前方の山の中腹に集落が見えています。
とんでもないところに集落がありますね。
右に坪尻駅と書いてあるのですが、
道なんて見えないので運転していて「はぁッ!?」と思わず声に出してしまいました。
前回の国道436号から引き続き一緒だった同行者は鉄道にも詳しく、坪尻駅は秘境駅として有名だということを教えてもらいました。
ここから谷底まで降りていくというのもとんでもないことだと思いますが、本当に何もない場所なんだろうなぁと想像することができます。
7%の急勾配です。
一気に下っていくという印象が非常に強いです。
おにぎり
反対車線には登坂車線が増えています。
おにぎり
市街地まで下ってきました。
おにぎり
吉野川沿いまで下ってきました。
おにぎり
四国中央橋で吉野川を渡ります。
井川池田IC入口交差点を高知、川之江方面へと右折します。
ここでは国道192号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道192号と国道319号との3路線重複区間となります。
これで新たに国道192号が走行可能になりました。
また、正面の山の中腹には徳島道が通っています。
国道192号との重複区間となったということもあり、川之江までの距離が表示されるようになりました。
すぐ先の交差点で高知、川之江方面へと斜め右方向に進んでいくため、右車線を走る必要があります。
2連おにぎり
池田トンネルの入口
2連おにぎり
徳島道と立体交差します。
池田町イタノ交差点を高知、川之江方面へと右折します。
右折したすぐ先で、池田大橋で吉野川を渡ります。
池田大橋を渡り切ったところにある分岐を高知、大豊方面へと斜め左方向に進んでいきます。
国道193号は直進方向へと伸びているので、ここでおわかれです。
国道319号との重複区間に戻ります。
集落の間を抜けていきます。
高知と大豊までの距離表示に戻りました。
おにぎり
三好市の旧山城町域に入ります。
おにぎり
吉野川に沿って、深い峡谷を走っていきます。
左側にはJR土讃線が並走しています。
JR土讃線の列車とすれ違いました。
おにぎり
一見すると平坦な道にも見えますが、峡谷にせり出す形で道が作られています。
前方にちらっと見えている橋桁がその証拠です。
かなりすごいところに道を通しているということがわかるでしょうか。
おにぎり
左側に吉野川の川面がちらっと見えています。
深い渓谷なので、ドラレコカメラではほとんど吉野川の流れを見ることができません。
川口交差点で国道319号が右方向へと伸びていくので、ここでおわかれです。
国道32号は高知、大豊方面へと直進です。
久々の単独区間となります。
大歩危、小歩危が近づいてきました。
再び雨がぱらついてきました。
小歩危峡にかかる吊り橋の脇を通過していきます。
おにぎり
ここから小歩危峡です。
小歩危第一洞門
小歩危第二洞門
おにぎり
小歩危の集落に入っていきます。
JR土讃線と立体交差します。
おにぎり
ここから大歩危峡です。
本格的に雨が降り始めてきました。
おにぎり
道の駅 大歩危付近
休憩を挟んだら雨が強くなってきてしまいました。
おにぎり
集落を通過していきます。
おにぎり
トンネルの入口
おにぎり
下名トンネルの入口
高知県に入ります。
県境の街は大豊町です。
この挑戦で初めての高知県突入です。
また、大豊町に入ったこの場所から先は、大豊の代わりに南国までの距離が表示されるようになりました。
依然として吉野川沿いを走っていきます。
県境が峠や分水嶺になっているというわけではなさそうです。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
豊永大橋で吉野川を渡ります。
反対側の岸へとサイドチェンジします。
JR土讃線と並走するようになりました。
おにぎり
豊永の集落を通過していきます。
豊永の集落を抜けたところにある交差点で、国道439号と国道492号が左側から合流してきて、重複します。
この先は国道439号、国道492号との3路線重複区間となります。
これで新たにそしてついに国道439号が走行可能になりました。
国道492号とはスタート直後にも重複していました。
さて、通常であれば重複相手の国道についてはこの程度しか触れていませんが、少し紹介してみたいと思います。
国道439号は通称「ヨサク」や「与作」とも呼ばれていて、四国最強酷道の名をほしいがままにしている道なのです。
私も全線を走行したことはありませんが、ちょこちょことつまみ食いするような形で部分的に走行したことがあります。
ほとんどが離合できるかどうかが微妙な狭隘路のため、かなりしんどい思いをした記憶があります。
酷道としての走行難易度だけで見れば、もっと凶悪なものはありますが、何といってもヨサクの特徴は酷道区間の長さでしょう。
348.9kmの総延長の内、大半の区間が狭隘路なので、通しで全線を走行しようとするととてつもなく体力を削られることになると思います。
この挑戦の中でも当然走行することになりますが、ヨサクを走行できる日が今から待ち遠しいです。
橋の手前の交差点を道なりに右方向へと進んでいきます。
この橋で吉野川を渡り、また反対側へとサイドチェンジします。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
国道32号は非常によく整備された道なので、ヨサク走行中にここを通るときはほっと一息できるオアシスのように感じることでしょう(笑
おにぎり
おにぎり
吉野川を渡ります。
ここから先は吉野川の支流の一つである穴内川と並走していきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点で国道439号は右方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
ヨサクにとってはボーナスステージの終了を意味します(笑
また、ここは国道492号の終点に指定されています。
国道32号は高知、南国方面へと直進です。
ここから先は単独区間に戻ります。
大杉の集落へと入っていきます。
おにぎり
おにぎり
道の駅 大杉付近
大豊トンネルの入口
高知まで35km
雨脚が強まってきてしまいました。
おにぎり
徐行しながらでないとまともにおにぎりの撮影ができない状況になってきました。
後続車がいなかったことに感謝です。
板木野洞門の入口
JR土讃線と立体交差します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
戸手野トンネルの入口
おにぎり
香美市に入ります。
おにぎり
高知道と立体交差します。
おにぎり
繁藤橋の手前の交差点を道なりに左方向へ進み、繁藤橋を渡ります。
ここから先は穴内川と袂を分かつ形となります。
おにぎり
巨大な標識です
。右側の制限速度標識のだいぶ手前にあるように見えますが、実際にはすぐ隣に設置されていました。
遠近感がおかしくなりそうです(笑
おにぎり
根曳峠を越えるところで南国市に入ります。
南国までの距離が表示されなくなり、高知のみが表示されるようになりました。
高知まで残り22kmです。
根曳峠を越えた先は急勾配で下っていきます。
これまでは、吉野川の流れに沿ってゆったりと登ってきていたのですが、分水嶺を越えた太平洋側は急勾配となっています。
おにぎり
またもや巨大標識です。
画像ではいまいち伝わらないのが歯がゆいですが、とてつもなく巨大な標識でした。
おにぎり
8%の急勾配で下っていきます。
フットブレーキが焼き切れた時のための緊急退避所があります。
奥の方に巨大標識があります。
手前の標識と同じ大きさぐらいに見えますが、設置場所がだいぶ離れています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
急勾配の下りが続きます。
おにぎり
このカーブの標識は本当に巨大です。
おにぎり
高知道と立体交差します。
南国市の街並みが見えてきました。
これで下り切りました。
室戸までの距離が表示されるようになりました。
高知道の南国IC入口付近です。
高知県の主要な観光名所までの距離が表示されています。
道の駅 南国風良里付近
おにぎり
中央分離帯にヤシの木が植えられています。
おにぎり
おにぎり
この交差点で国道195号のBPと交差します。
これで新たに国道195号が走行可能になりました。
さらに国道195号の現道と交差します。
この先高知市内は混みあいます。はりまや橋まで20分かかるそうですが、本当にそのぐらいの時間なのか検証してみましょう。
この情報が正しければ、はりまや橋付近には14:21ごろに到着するはずです。
高知市に入ります。
高知市は今回のゴール地点がある街です。
この交差点を高知県庁、はりまや橋方面へと右折します。
ここでは国道55号と国道493号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道55号、国道493号との3路線重複区間となります。
国道55号、国道493号とはゴール地点まで重複していきます。
これで新たに国道55号と国道493号が走行可能になりました。
高知県庁までの距離表示となりました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ここでははりまや橋まで15分となっていました。
先ほどの場所から既に10分経っているので、やや当てにならさそうです。
おにぎり
距離表示が県庁とはりまや橋の2つになりました。
はりまや橋の表記は「はりまや橋」というような文字サイズになっていますが、逆の方がいいのではないでしょうか。
固有名詞の方を小さくしてしまってはダメだと思います。
新葛島橋で国分川を渡ります。
国分川を渡ると高知市の中心部へと入っていきます。
知寄町三丁目交差点で、右側後方から電車道とともに国道195号が合流してきて、重複します。
ここから先は国道55号、国道195号、国道493号との4路線重複区間となります。
とさでんとすれ違います。
行き先は「ごめん」です。
ちょうど信号待ちだったので、デジカメで撮影してみました。
このラッピングで「ごめん」と書かれていると、こちらもなんだか申し訳ない気持ちになってきます(笑
中宝永町交差点で国道56号と国道197号が左方向から合流してきて、重複します。
ここから先は国道55号、国道56号、国道195号、国道197号、国道493号との6路線の多重重複区間となります。
とさでんとすれ違いました。
こちらは文珠通行です。
はりまや交差点では右折方向にも国道32号が伸びています。
地図で見るとこんな感じです。
この交差点から高知駅まで伸びている支線もれっきとした国道32号なのですが、なぜここだけ国道32号に指定されているのかは不明です。
今回はこの支線部分は走行しません。
さて、この交差点のすぐ右側にはりまや橋があるので、先ほどの所要時間情報の目的地こことしてみたいと思います。
20分と表示されていた地点からは25分、15分と表示されていた地点からは15分だったので、おおむね情報は正しいと言えるでしょう。
ただし、1分を争うような感じで時間に追われている場合はあまり信用しない方がいいと思います。
おにぎり
松山までの距離が表示されるようになりました。
高知県庁までは残り1kmです。
ゴール地点の県庁前交差点です。
国道32号の終点に指定されている交差点です。
重複していた5路線もこの交差点が起終点となっています。
国道55号が終点、国道56号が起点、国道195号が起点、国道197号が起点、国道493号が起点です。
また、反対側には国道33号と国道194号が伸びていて、いずれもこの交差点が起点です。
したがって、この県庁前交差点は国道32号、国道33号、国道55号、国道56号、国道194号、国道195号、国道197号、国道493号と8路線の多重交差点となります。
これは日本最多の多重交差で、新潟市の本町交差点と並びます。
国内最多の8路線交差の交差点は両方とも到達したということになります。
この翌日に国道197号を走行したのですが、あと6回この交差点にやってくる必要があるということですね。
春日部から高知はかなりの距離があるので、若干頭がくらくらします(笑
交差点の左側には道路元標が設置されています。
六角柱のため国道197号と国道493号が残念ながら省略されてしまっています。
ついに高知までやってきました。
1ケタ国道を使わずに九州を目指す挑戦は残り1本の国道を残すのみとなりました。
その様子は次の記事でじっくり紹介します。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.61(国道436号)へ No.063(国道197号)へ
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