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今日は秋の東北遠征3日目です。今日も国道を1本走行しています。
国道398号(順走・宮城県石巻市⇨秋田県由利本荘市)
国道398号
今日は太平洋側から日本海側へと一気にサイドチェンジです。
国道398号は宮城県石巻市と秋田県由利本荘市を結んでいます。
単に分水嶺を挟んで東西にサイドチェンジしているだけでなく、南東北と北東北を斜めにたすき掛けのように結んでいるというのが特徴的な路線です。
宮城県と秋田県を直接結ぶのは、この国道398号の他に、国道108号があり、こちらも石巻市と由利本荘市を結んでいます。
石巻市にある両路線の起点間は国道45号で結ばれており、約2kmで移動することができます。
しかしながら、国道398号のルートがかなり独特であるため、宮城県内でこの2つの路線が交わることはなく、終点付近で約2km重複するだけというすれ違いっぷりです。
もうすぐゴールだというところで重複してくる路線があるので、どこからやってきたかというと同じ石巻市だったというような形ですね。
両者が宮城県内で交わることがない大きな理由は、前述の通り、国道398号のルートにあります。
国道398号は石巻市を出発すると、日本海側へ向かう路線なのにもかかわらず、なぜか東へ向かいます。
三陸海岸に沿って、女川町・旧雄勝町・南三陸町と進んでいってから、ようやく西へ向かい始めるというルートになっています。
この区間はリアス式海岸に沿って伸びる道ですので、非常にアップダウンや急カーブが多く、やや走りにくさがあります。
こちらは国道398号から御前湾を眺めたものです。
三陸海岸はこのように、入り組んだ海岸が続いていますね。
今は穏やかな風景となっていますが、東日本大震災の際には恐らくこの湾内にも津波が襲い掛かってきたものと思われます。
思いっきりピンボケしてしまっていますが、リアス式海岸沿いの道はこんな雰囲気の線形がひたすら続きます。
さらに北上していくと「道の駅 さんさん南三陸」があります。
三陸で採れた魚やウニなどが食べられるので、私もよく立ち寄る道の駅です。
今日は朝9時頃に訪れたため閑散としていますが、休日のお昼時にはかなり混雑しています。
今日は人が少なかったので、周辺を散策してきました。
ここ南三陸町も、東日本大震災の時には津波の被害に遭っており、これを後世に伝えるための公園が広がっています。
元は市街地だったのですが
津波の被害に遭い、このような状況に。。。
現在はこのように大きな堤防が作られ、一部の震災遺構を残した鎮魂の場となっています。
防災対策庁舎は震災遺構として、当時のまま保存されています。
2階から3階に上がる非常階段も手すりが曲がってしまっており、津波の勢いの凄まじさを物語っています。
さて、三陸海岸を後にして、一気に西へ向かっていきます。
ここから先はほとんど写真を撮っておらず、湯浜峠の様子だけ紹介します。
まだ、ここは宮城県内の峠でして、秋田県との県境はここからさらに進んだ先にある花山峠です。
花山峠はこのように撮影するために駐車するスペースがないため、県境の様子は撮影していません。
ドラレコカメラが県境の様子をとらえているはずですので、走行レポートでじっくり紹介できればと考えています。
さて、今日の国道398号走破により、走破本数が290本となりました。
300本まで残り10本です。
これまで、100本目は国道58号、200本目では国道1号を走っています
国道58号は鹿児島と沖縄を結ぶ超高難易度路線、国道1号ははじまりの道ということで、特徴がある道をチョイスしてきています。
300本目も特徴的な道を走りたいなと考えており、私の中ではもうすでにどの道を走るのかは決めてあります。
一応、今年中には走るつもりですので、残り3カ月半で300本目に到達できるよう、挑戦を頑張っていきたいと思っています。
300本目に走ろうとしている道は、走ることだけを考えれば大して難易度は高くありませんので、しっかりと調整のための9本を走り切っていくだけということですね。
今日はこの辺りにしたいと思います。それでは、また。
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