めざせ!国道走破

日本中の国道走破を目指すブログです。

生存報告20200926

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本日は2本の国道を走行しました。 

 

国道12号(逆走・北海道旭川市⇨北海道札幌市)

国道234号(順走・北海道岩見沢市⇨北海道苫小牧市)

  

 

今日、1本目に走った国道12号は札幌と旭川を結ぶ、国道5号と並び北海道を代表する幹線道路です。
何といっても特徴的なのは、美唄市から奈井江町、砂川市を経由して滝川市まで29.2kmも続く日本最長の直線道路です。

今回は逆走でしたので、滝川市から美唄市へと直線道路を走りました。

直線道路の両端にはこのようなモニュメントが建てられていて、国道12号のシンボルにもなっています。これは滝川市のモニュメントです。

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こちらが美唄市に設置されているモニュメントです。

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また、中間地点には道の駅 ハウスヤルビ奈井江があり、ここにもモニュメントが設置されています。

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端点のモニュメントは北から南を向く形で撮影して、もろに逆光になってしまい醜くなってしまいましたが、中間点のモニュメントはきれいに撮れました(笑

 

日本最長の直線道路とは言え、かなりの交通量のため、前の車で視界が塞がれてしまうため、あまりこれを実感することはできません。

また、センターラインは中央分離帯は完全に一直線ですが、右折専用レーンなんかがある関係で、車線が蛇行するので、車が完全に直線に進めるというわけではありません。

道東の道の方がよっぽど見通しもよく、見渡す限り一直線というところが多かったので、どちらの方が走ってて気持ちいいかと問われると、国道12号に軍配が上がることはなさそうです(笑

 

2本目に走った道は、岩見沢から苫小牧まで南北に伸びる道です。

途中の道の駅 あびら D51ステーションでは、D51の機関車があり、これを目的に訪れる人も多いような感じでした。

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外には、国鉄時代の特急車両も飾られているので、鉄道ファンにはたまらない場所なのでしょうか。(鉄道はほとんど詳しくなく、すみません。。。)

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さて、今回の北海道遠征も今日が最終日で、これからフェリーで北海道から離れます。

行きは青函フェリーを利用しましたが、帰りは商船三井フェリーで苫小牧から大洗に向かいます。

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今、この記事はこのフェリーターミナルで乗船待ちをしながら、執筆しています。

元台風12号の影響で昨日までの便が欠航になるなど、本当に帰れるのか冷や冷やものでしたが、私の予約した便は出航するとのことで一安心です。

 

これからこのフェリーに乗って、大洗まで戻り、帰宅します。

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それでは、また。

 

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生存報告20200925

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本日は2本半の国道を走行しました。 

 

国道38号(逆走・北海道釧路市⇨北海道帯広市⇨北海道滝川市)

国道451号(逆走・北海道滝川市⇨北海道留萌市)

国道233号(逆走・北海道留萌市⇨北海道旭川市)

  

 

走行した3本の路線すべてが逆走でした。

国道38号は昨日釧路⇨帯広間を走行していたので、今日は残りの帯広⇨滝川間を走行しました。

帯広を抜けてしばらく進むと、十勝地方と石狩地方を隔てる日高山脈の狩勝峠越えが待っています。

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本州の急峻な峠たちに比べると比較的穏やかな峠道ではありますが、十勝平野側からだと標高200mぐらいのところから一気に400mを登っていくので、走り応えはあります。

 

狩勝峠からは十勝平野を見渡すことができます。

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富良野側はこんな感じで、盆地を見下ろすといった感じではありませんでした。

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気温7℃で強風が吹きつけていたので、体感気温的にはとても寒かったです。

半袖でウロウロと撮影していたので、流石に凍えてしまいそうでした(笑

 

国道38号を走行し終わった後は、国道451号と国道233号を続けて走行しました。国道だけで380km走ったことになります。
恐らくこれまでで国道に限定した一日の最長距離となったかと思われます。
それでも朝7時に帯広を出発して、午後3時には旭川に到着することができており、まさに北海道さまさまですね。

 

さて、本日3本の国道を完走したことで、2020年の走行本数がちょうど50本となりました。

年始に立てた2つの目標の内、「50本以上の国道を走行する」が達成されたことになります。

national-route.hatenablog.com




年始には50本走行でもかなり大変だということを言っていますが、3か月以上残しているタイミングで意外にあっさりとクリアしてしまいました。

ちょっと走りすぎかもしれませんね(笑

 

どこまで本数が伸びていくかは分かりませんが、流石に2019年の76本を超えるようなことはないと思います。

詳細レポートもたまってしまっているので、ちょっとペースを抑えないと大変なことになりそうです。

 

また、残りの目標の方である「2019年に訪れていない4つの都道府県を走る」という方も達成に向けて走っていこうと思います。

鹿児島県、沖縄県、北海道と上陸してきて、残るは「静岡県」です。

埼玉県在住の私にとって難敵であった3つの道県を制覇してきた私にとって、このラスボスはきっととてつもない難敵に違いありません。
心してかかる必要がありますね(笑


 

それでは、また。

 

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生存報告20200924

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本日は1本半の国道を走行しました。 

 

国道272号(順走・北海道釧路市⇨北海道標津町)

国道38号(逆走・北海道釧路市⇨北海道帯広市⇨???)

  

 

今日は朝一番で国道を走る前に、昨日国道336号にて到達した幣舞ロータリーを撮影してきました。

 

幣舞ロータリーは釧路川に架かる幣舞橋の南詰の交差点のような場所にあり、釧路駅から見て釧路川の対岸にあります。

この幣舞という地名は「ぬさまい」と読むようで、何度覚えようとしてもなかなか覚えられません。
というのも、ぬさまいは元々アイヌの言葉で「幣」の字は音ではなく意味で当てられているので、アイヌの言葉がちんぷんかんぷんな私にとっては覚えるのが難しいということでしょうね。

 

これは、幣舞橋を釧路駅側の岸辺から撮影した様子です。幣舞ロータリーは橋の向こう側にあります。

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幣舞橋の釧路駅側にはこの先にロータリー交差点があるという標識も設置されています。ロータリー交差点の標識は貴重なのですが、中心部にいたずらでシールが貼られていたのが残念でなりません。。。

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幣舞橋を渡っていくと、幣舞ロータリーが見えてきます。

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幣舞ロータリーの内部には、ここが国道38号の終点であることを示す標識もあります。

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ここでは国道38号しか表示されていませんが、このほかにも国道44号、国道272号、国道336号、国道391号がここを起点・終点としていて、5路線交差の隠れた多重交差点でもあります。今回の一連の旅で国道38号、国道272号、国道336号としてここを走行したので、後2回は訪れることになります。

 

また、釧路のシンボルである花時計の上に幣舞公園があり、ここから幣舞ロータリーの全景を見ることができるので、登ってみます。

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これが幣舞公園から見下ろした様子です。

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朝5時台で車も少なかったので、幣舞ロータリーの様子がよく見えます。

この写真が分かりやすいのですが、幣舞橋側から手前の左の方へ直線的に伸びていく道が優先になっていて、それ以外のルートを進もうとする場合は、停車して待つ必要があるような作りになっています。

ヨーロッパでは一般的なラウンドアバウトだと、ラウンドアバウト内を走行している車が完全に優先になるのですが、ロータリー交差点の場合はそうではなくロータリー内に進入する車が優先になるという状況があり得るというものです。

一般的には信号でのコントロールになることが多いのですが、幣舞ロータリーには信号は設置されておらず、優先を間違えると大変なことになってしまいそうです。

 

 

さて、昨日の生存報告で今日からは何となく戻るルートになるというようなことを言いましたが、朝に走行した国道272号でさらに東へ向かい、標津まで行ってきました。

オホーツク海到達です(笑

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その後、釧路に引き返し国道38号を走行するという、どう見ても効率の悪そうなルートを通っています。

というのも今回はどうしても帯広に泊まりたい用事があったので、ちょっと歪な感じのルートを組んでいます。

明日は国道38号の残りの区間を走行する予定です。

 

それでは、また。

 

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生存報告20200923

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本日は国道を1本走行しました。 

 

国道336号(順走・北海道浦河町⇨北海道釧路市)

  

 

昨日の国道235号走行で浦河までやってきましたので、そのままの流れで浦河が起点の国道336号で釧路まで走行しました。

今回が私の挑戦における北海道初上陸ですが、函館(福島町)から入って釧路までやってくることができました。
意外とこんなところまでやってこられるものなのですね。

昨日も太平洋に沿って進みましたが、今日もひたすら太平洋沿いを進む道でした。

 

昨日は疲労困憊で撮り損ねた、国道235号と国道236号の終点の案内を撮影しておきました。

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なぜ浦河に国道の起終点が集結しているのかというのは不明です。
歴史を紐解くと壮大なドラマが隠されているのかもしれませんが、全く手がかりすらつかめずという感じです。

正直お隣の静内(新ひだか町)の方が栄えており、こちらの方がよいのでは?と感じたほどです。

国道236号が残っていますので、また浦河にやってきた際に色々考察してみたいと思っています。

 

 

せっかく浦河までやってきたので、観光をしようと思ったのですが、特に行く場所も思いつかず、浦河駅の様子だけ撮影してみました。

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浦河駅はJR日高本線にある駅です。残念ながら、2015年に発生した災害の影響で運行できない状態になっていて、鵡川駅~様似駅間が不通になっているようです。

これだけ長期の不通ですと、復旧のめども立たずという感じなのかもしれず、いずれ廃線になってもおかしくなさそうな感じでした。
てっきり私は、既に廃線になっていたものと思い込んでおり、その面影を撮影しておこうという感じで乗り込んでいったということは内緒です(笑

 

昨日国道235号を走行中に、いたるところで新しい道路の工事が行われていました。
現在は日高厚賀ICまで供用済みの状態で、まずは新冠と静内まで延伸しようということで、工事が行われていました。

まだ事業化はされていませんが、いずれ浦河まで延伸する計画自体はあるようで、これが完成すると鉄道もなかなか厳しそうですね。

現在は、代行バスが運行していますので、これが路線バスになっていくのではないでしょうか。

 

また、国道沿いではありませんが、襟裳岬のすぐ近く(12km)まで本日走行した国道336号が通っていますので、ついでに立ち寄ってみました。

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襟裳岬には何もないという噂でしたが、本当に何もありません。
観光客向けの売店と公衆トイレ、灯台、風の館という観光施設があるだけです。
とにかく風が強く、吹き飛ばされてしまいそうでした。

これだけ風が強い場所だと、定住も難しそうですので、襟裳岬には何もないというのは納得です。

襟裳岬からやや北上するといくつか集落もあったりしますので、周辺は人も済むことのできない不毛の地というわけではなさそうということだけ付け加えておきます。

日程的にも折り返し地点にやってきましたので、明日からは何となーく西へ引き返すようなルートになっていく予定です。



 

それでは、また。

 

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生存報告20200922

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本日は2本の国道を走行しました。 

 

国道276号(順走・北海道江差町⇨北海道岩内町⇨北海道苫小牧市)

国道235号(順走・北海道室蘭市⇨北海道浦河町)

  

 

今日は一日だけで460kmも走りましたので、ややお疲れモードです。
従って今日の生存報告はやや短めです。

 

国道276号は昨日に引き続きの走行で、残っていた岩内町から苫小牧市までを走行しました。

途中、羊蹄山を横目に見ながら走る区間があったので、撮影してみました。

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生憎、こちら側の角度からは雲をかぶってしまっていたので、ベストショットというわけではありませんでしたが。。。
真正面に捉えたときはいい感じの山体が見えたので、もしかしたらドラレコカメラにいい感じに映っているかもしれません。

詳細レポートに乞うご期待です。
とは言え、どんな感じに撮れているのかは私も未確認ですが(笑

 

苫小牧に到着後は国道235号を走るため、室蘭まで移動しました。
国道235号は苫小牧までを国道36号と重複し、苫小牧から襟裳岬に向かって途中の浦河まで伸びているという路線です。

写真は撮っていませんが、まさに北海道という感じの雄大な景色を楽しみながらのドライブとなりました。

こちらもドラレコカメラの映像に期待ですね。

 

実は、昨日国道276号走行中に後輪のタイヤが片方パンクしてしまいました。
岩内町内のガソリンスタンで応急処置はしてもらい、走れるようになったので良かったですが、パンクしてからそれなりの距離の走行を余儀なくされたため、なるべく早くタイヤの交換が必要な状況になってしまいました。

Mazda3の純正タイヤのサイズに合うタイヤが珍しいタイプらしく、岩内町のガソリンスタンドには在庫がなく、結局応急処置の状態で苫小牧まで移動することになりました。

苫小牧であればそこそこ大きいので、在庫があるだろうと駆け込むものの、こちらにも在庫はなく、結局冬タイヤで一時しのぎみたいな形になり、ノーマルタイヤは埼玉の方へとお取り寄せになりました(笑

ひとまず事なきを得ましたが、北海道でタイヤを探して奔走する羽目になるとは思いもよりませんでした。
こんなこともしていたから余計に今日はくたびれてしまいました(笑
 

それでは、また。

 

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生存報告20200921

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本日は昨日に引き続き1本半の国道を走行しました。 

 

国道227号(順走・北海道函館市⇨北海道江差町)

国道276号(順走・北海道江差町⇨北海道岩内町⇨???)

 

昨日、北海道へ上陸したその勢いのまま道内を色々巡ってみようと思います。

私の挑戦の場合、完走した路線と接続している国道しか走れないルールになっているため、初めて行く場所は色々と制約がきついです。
特に今回は国道5号は走らないでおこうと思っているので、余計に縛りがきついです。

ひとまず道央方面へ出る道を確保するために、国道227号で江差へ出てから、国道276号を走行するという形になりました。

国道276号を全線トレースしようとすると300kmオーバーとなり、国道227号と合わせると400km近く走らなければなりません。北海道なのでぎりぎり行けそうな距離ではありますが、前日まで朝が早かったので、余力を持たせるために岩内で刻むことにしました。

 

さて、今日走行した国道227号の終点では、国道228号と接続しているのですが、地図上では中途半端な場所にあります。
国道228号とは函館市内でも同一地点が起点になっているので、2つ合わせると松前半島をぐるっと回るようなルートになります。
松前半島を循環する形で1つの路線にしてもよさそうですが、江差で接続するような形になっています。

この接続地点の目の前に中村家という重要文化財がありまして、国道227号側から交差点を撮影したものがこちらです。

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上の写真の中央部奥には、ここが終点であることを示す看板も設置されています。

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また、これを道の反対側から撮影するとこんな感じになっていて、国道228号の終点と接続していることが分かるようになっています。

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ついでにここから数キロ走ったところに、道の駅 江差があるので、ここにも立ち寄ってみました。

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日本一小さな道の駅だそうで、隣のトイレよりも小さな売店が設置されているだけの道の駅です。

その分駐車スペースは広大でしたが(笑

 

道の駅の裏手からは日本海を望むことができます。
これは道の駅から江差の街を映したものです。

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秋晴れの天気で美しい景色に癒されながらの旅になっています。


 

それでは、また。

 

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生存報告20200920

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本日は昨日に引き続き国道280号を走行しました。 

 

国道280号(順走・青森県青森市⇨青森県外ヶ浜町⇨北海道福島町⇨北海道函館市)

 

 

ついに北海道初上陸です。

昨日は国道280号の青森県区間を走行したのち、青森市内で宿泊してフェリーでの北海道入りです。

 

津軽海峡フェリーのAM7:40青森港発、AM11:20函館港着のブルードルフィン号に乗船して、津軽海峡を渡りました。

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カーフェリーとしては大き目の部類に入ると思うのですが、直前に鹿児島~沖縄航路のフェリーに乗ってしまっているので、あまり大きさを感じることはありませんでした。。。

 

ついに私の挑戦で46都道府県目となる北海道に上陸しました。
今年に入ってから鹿児島県、沖縄県、北海道と日本列島における南北の両端を制覇してきたので、残る1県も相当大変な場所にあるのでしょう(すっとぼけ

まあ、この残る1県についても目標通り何とか今年中には達成したいなぁと考えています。

 

さて、本日完走した国道280号ですが、北海道区間は福島町→函館市というルートになっています。
全線が国道228号との重複区間となっているため、北海道では見る影もないといった状況です。

現在では三福航路も休止になっているので、福島町にある北海道側の端点はかつてのフェリー乗り場からの推測ということになるのですが、福島港に関してはきれいさっぱりその痕跡が消されてしまっているのです。

色々と国道280号の北海道側端点に関して言及されている情報を見てみましたが、結局正確なところは分からずじまいというものばかりでした。
それではと福島港のあった場所についても探ってみたのですが、1992年を最後に休止ということでWeb上にはまともな情報がありませんでした。

 

そこで、福島町の観光協会にかつての福島港があった場所を問合せしてみたところ、快く返事をいただくのと同時に、フェリー発着場の地図上での場所についても親切に教えてもらうことができました。

どうやら1989年までの発着場と1992年までの発着場の場所は異なるようでして、恐らく1989年までの発着場への入口となる交差点が国道280号の北海道側端点なのではないかというように私は考えています。

 

具体的な場所は下の地図の通りです。

青の地点が1989年までの発着場で、それ以降は黒の地点に移ったとのことです 
国道280号の制定が1970年ですので、青い地点に発着していたフェリーが国道280号の海上区間となるので、当時の発着場から国道228号に出てくる道との交点が国道280号の北海道区間端点ではないかということです。

2019年版の道路統計年報を見ると、国道280号は北海道で71.7kmの重用延長があるということなので、このオレンジ地点からルート検索してみますと、大体近い値になります。
ここが端点だという確証を得るまでには至らなかったですが、状況証拠的にはここが正しいのではないかなと踏んでいます。

 

こちらが1989年までの発着場があった場所です。

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廃墟となっているような建物が残されていますが、もしかしたらこれが当時のチケット売り場や待合所として利用されていた施設なのかもしれません。

 

自動車が乗り込むための桟橋の跡のようなものも残されていました。

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一方、こちらが1992年まで使われていた発着場の様子です。

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何となくではありますが、こちらの方が狭いですので、採算がとれるように1989年以降はフェリーのサイズを小さくして運航していたのかもしれませんね。
それでもなお、採算がとれなかったため運航休止となったのかなと推測されます。

三厩港の方はかなり痕跡が残されていて、Web上にも情報があふれかえっているのですが、福島港の方はとんと情報がなかったもので、福島町の観光協会のお力も借りながらの調査という感じになりました。少しだけ考古学者になった気分です(笑

この辺りのお話は詳細レポートでも詳しく触れられればと考えています。
 

それでは、また。

 

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