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本日は昨日に引き続き国道280号を走行しました。
国道280号(順走・青森県青森市⇨青森県外ヶ浜町⇨北海道福島町⇨北海道函館市)
ついに北海道初上陸です。
昨日は国道280号の青森県区間を走行したのち、青森市内で宿泊してフェリーでの北海道入りです。
津軽海峡フェリーのAM7:40青森港発、AM11:20函館港着のブルードルフィン号に乗船して、津軽海峡を渡りました。
カーフェリーとしては大き目の部類に入ると思うのですが、直前に鹿児島~沖縄航路のフェリーに乗ってしまっているので、あまり大きさを感じることはありませんでした。。。
ついに私の挑戦で46都道府県目となる北海道に上陸しました。
今年に入ってから鹿児島県、沖縄県、北海道と日本列島における南北の両端を制覇してきたので、残る1県も相当大変な場所にあるのでしょう(すっとぼけ
まあ、この残る1県についても目標通り何とか今年中には達成したいなぁと考えています。
さて、本日完走した国道280号ですが、北海道区間は福島町→函館市というルートになっています。
全線が国道228号との重複区間となっているため、北海道では見る影もないといった状況です。
現在では三福航路も休止になっているので、福島町にある北海道側の端点はかつてのフェリー乗り場からの推測ということになるのですが、福島港に関してはきれいさっぱりその痕跡が消されてしまっているのです。
色々と国道280号の北海道側端点に関して言及されている情報を見てみましたが、結局正確なところは分からずじまいというものばかりでした。
それではと福島港のあった場所についても探ってみたのですが、1992年を最後に休止ということでWeb上にはまともな情報がありませんでした。
そこで、福島町の観光協会にかつての福島港があった場所を問合せしてみたところ、快く返事をいただくのと同時に、フェリー発着場の地図上での場所についても親切に教えてもらうことができました。
どうやら1989年までの発着場と1992年までの発着場の場所は異なるようでして、恐らく1989年までの発着場への入口となる交差点が国道280号の北海道側端点なのではないかというように私は考えています。
具体的な場所は下の地図の通りです。
青の地点が1989年までの発着場で、それ以降は黒の地点に移ったとのことです
国道280号の制定が1970年ですので、青い地点に発着していたフェリーが国道280号の海上区間となるので、当時の発着場から国道228号に出てくる道との交点が国道280号の北海道区間端点ではないかということです。
2019年版の道路統計年報を見ると、国道280号は北海道で71.7kmの重用延長があるということなので、このオレンジ地点からルート検索してみますと、大体近い値になります。
ここが端点だという確証を得るまでには至らなかったですが、状況証拠的にはここが正しいのではないかなと踏んでいます。
こちらが1989年までの発着場があった場所です。
廃墟となっているような建物が残されていますが、もしかしたらこれが当時のチケット売り場や待合所として利用されていた施設なのかもしれません。
自動車が乗り込むための桟橋の跡のようなものも残されていました。
一方、こちらが1992年まで使われていた発着場の様子です。
何となくではありますが、こちらの方が狭いですので、採算がとれるように1989年以降はフェリーのサイズを小さくして運航していたのかもしれませんね。
それでもなお、採算がとれなかったため運航休止となったのかなと推測されます。
三厩港の方はかなり痕跡が残されていて、Web上にも情報があふれかえっているのですが、福島港の方はとんと情報がなかったもので、福島町の観光協会のお力も借りながらの調査という感じになりました。少しだけ考古学者になった気分です(笑
この辺りのお話は詳細レポートでも詳しく触れられればと考えています。
それでは、また。
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