国道46号 路線DATA
- 総延長:101.8km
- 重用延長:8.0km
- 実延長:93.8km
- 現道:88.4km
- 起点:岩手県盛岡市 盛岡南IC入口交差点
- 終点:秋田県秋田市 臨海十字路交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2019年5月3日
- 走行時間:2:59:00
- 平均時速:32.3km/h
- 方向:順走
前日は国道282号、国道281号を走行した後に盛岡市内で宿泊し、この日の午前中は国道46号を走行してきました。
国道46号は盛岡市から秋田市へと県庁所在地を東西に結ぶ、幹線道路です。東北地方の2ケタ以下の国道は全部で9本なので、それぞれのルートは割と簡単に覚えられます。特に東西に結ぶ国道は北から順に国道46号、国道47号、国道48号、国道49号と連番になっているため、とても覚えやすくなっています。
今回走行する国道46号はその中でも一番北型に位置する国道です。
距離もあまり長くなく、とてもよく整備されているため、楽に走ることができる部類の道だと思われます。 今回はこの国道46号を盛岡から秋田へと順走しました。
走行レポート
スタート地点の盛岡南IC入口交差点です。
国道46号の起点となっているこの交差点を西方向へ向かう形で進入しています。
ここでは左右に伸びる国道4号と接続しています。
以前は、ここから国道4号を青森方面へ9㎞ほど進んだところにある、NHK前交差点(国道281号、国道282号起点)が起点でしたが、2017年に盛岡の市街地を通過する区間が県道と市道に降格されたことによって、この地点に起点が変更されました。
この変更により、かつて起点で接続していた国道281号、国道282号とは交差しなくなってしまいました。
ほかにも盛岡市内を起終点とする国道は国道106号、国道455号、国道396号がありますが、いずれも起終点となっている地点が微妙にずれているため、すごく近いところまで走っているのにもかかわらず、走行可能な状態になっていません。
国道4号を走行すればすべて走行可能になりますが、それでは芸がないので次に岩手県を走るときにうまいルートを考えてみたいと思っています。
最初の距離案内には、花巻、流通センター、盛岡南ICが表示されています。
いずれも国道46号沿いではない上に、流通センター、盛岡南ICは施設名となっていて、国道の距離案内では珍しい組み合わせになっています。
ここは2017年に国道46号の起点がこの地点に変更になった際に、県道から国道に昇格された区間のため、県道の時の名残でこのような表示になっているものと思われます。
こういったところに道路の変化を感じられるのが面白かったりします。
おにぎり
東北新幹線、JR東北本線と立体交差します。
新幹線が上を通り、在来線が下を通っています。
陸橋を越えたところは遠くまで見通せ、いい眺めです。
西バイパス南口交差点を秋田、盛岡駅方面へと右折します。
盛岡西BPに入ると国道っぽい距離案内に切り替わります。
ゴール地点の秋田までの距離案内も表示されていますね。
本宮交差点を秋田、盛岡I.C方面へと左折します。
片側1車線になります。
二戸までの距離案内が表示されます。
こちらの方向では国道46号は国道4号と接続できないのですが、かつての現道がこちらの方向から国道4号へと接続していました。
この案内表示は、そのころの名残でしょうか。
雫石川を渡ります。
西バイパス北口交差点を秋田、仙北方面へと左折します。
右方向は県道1号と書かれていますが、こちらがかつての国道46号です。
ルート変更される前の国道46号現道は、盛岡の市街地を抜けて国道4号、国道281号、国道282号と接続するNHK前交差点まで伸びていました。
東北道の盛岡IC入口付近
東北道と立体交差します。
おにぎり
滝沢市に入ります。
国道282号の時に紹介した滝沢分れの地名が表示されています。
重要な街道が分岐する地点は、このように案内表示でちょくちょく表示されるので、重要ポイントとして扱われているということがわかります。
距離案内がたくさん表示されるので、走行中の瞬間視では頭に入ってきません(笑
おにぎり
おにぎり
盛岡と秋田を結ぶ重要路線なうえに、観光地も経由する道なのでかなり交通量が多いです。
ここから片側1車線になります。
雫石町に入ります。
おにぎり
遠くの山が見えています。
中央分離帯に関する注意喚起
どうなっているのでしょうか。この注意喚起だけではいまいち何に注意すればよいのかわかりません。
その答えがこれです。
こうやって、中央分離帯がある区間とない区間が何度も切り替わるので、中央分離帯の入り口部分へ突っ込まないように注意を呼び掛けているということですね。
この日のように天気が良ければ問題ないですが、悪天候で視界が悪いときなどは気を付けないといけませんね。
この下を秋田新幹線が通っています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
秋田まで100㎞を切りました。
秋田新幹線と並走します。
おにぎり
おにぎり
建物が無くなり、山越えの様相を呈してきます。
道の駅 雫石あねっこ付近です。
おにぎり
おにぎり
勾配がきつくなってきます。
なかなか険しいところに道を通したものです。
上の画像では手前の山側から谷に橋を架け、奥の山へと通って行っているのが分かります。普通に走っているだけだと、こういう地形を通行していることはわからないという道が多いですが、特に険しい道だとカーブも組み合わさって、このように橋桁が見えることによって、かなりの難所を走行しているということに気づかされます。
仙岩トンネルは2.5kmもある長いトンネルです。
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仙岩トンネルを抜けると秋田県に入ります。
東北地方になじみの薄い私にとって、仙北という地名は聞きなれないのですが、どうやら平成の大合併での妥協の産物のようです。
田沢湖と角館という有名な観光地が含まれる市域なので、市名でもめた結果なのでしょうね。
再びトンネル
トンネルが見えています。秋田県に入った直後はトンネルが多い区間となっています。
トンネルを抜けたと思ったら、また次のトンネルが(笑
仙北市の観光案内
トンネル
トンネル橋トンネル
かなりの険しい地形であることが想像されます。
トンネル橋トンネル
今度はしばらくトンネルがないかと思いきや、先の方にトンネルの入口が少しだけ見えています。
この次のトンネルが、このトンネル連続区間最後のトンネルです。
仙岩峠の茶屋
こんなところで路駐?と思ったら、車の前の方で写真撮影している人が何人かいました。
谷の下の方を走っている秋田新幹線を狙った撮り鉄だと思います。
こんなところで路駐されると危険ですね。
おにぎり
野中交差点で国道341号が右方向から合流してきて、しばらくの間重複します。
国道341号は既に走行可能な路線です。
角館までが距離案内に表示され始めます。
前方に2両編成の列車が小さく見えています。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
秋田新幹線と立体交差します。
ミニ新幹線方式で在来線の線路を走るとはいえ、こんなところを新幹線が走っているというのはちょっと想像しにくいものがあります。
先ほど前の方を通過していった列車が近くに見えます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
のどかな風景です。
おにぎり
角館へだいぶ近づいてきました。
羽根ヶ台交差点で国道341号が左方向へ進んでいきます。
Wikipediaでは直進方向の角館BPの区間は国道46号の単独区間のように記載されていますが、国土地理院地図では重複区間として表示されています。
さらに、左方向の国道341号と書かれている区間は国土地理院地図では国道46号には指定されておらず、国道341号の単独区間として書かれていますが、角館BP全線開通時のプレスリリースでは、国道46号指定を外すようなことは書かれていないので、旧道も国道46号・国道341号重複区間のままなのかもしれません。
BP開通や県道降格などのプレスリリースが最も信頼できる情報ソースとして考えているのですが、現地の看板の表記ともずれていることがそれなりにあるので、何が正しいのかは正直言ってわからないです(笑
この時は直進して角館BPへと進んでいきました。
国道341号を走行するときに、旧道部分が国道指定されたままになっていれば、その時は角館の武家屋敷を抜ける道を走ろうと思います。
羽根ヶ台交差点から先の角館BPは自動車専用道路となります。
角館BPは最高速度が70㎞/hに設定されています。
この側道を進んだ先にある交差点部分で、国道105号と立体交差します。
国道105号は既に走行可能な路線です。
秋田まで50㎞超と近づいてきました。
距離案内には協和が表示され始めます。
この辺りで旧道と立体交差します。
角館BPの終点です。旧道が右側から合流してきます。
おにぎり
おにぎり
色褪せたおにぎり
おにぎり
杉林を抜けます。
大仙市に入ります。
この大仙市も聞きなれない地名だなと思ったら、平成の大合併の産物のようでした。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
左側の盛り土はBP建設、もしくは線形改良工事をする予定なのでしょうか。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
道の駅 協和付近
おにぎり
おにぎり
上淀川交差点を能代、秋田方面へと右折します。
国道341号はここを左方向へと進んでいくので、おわかれです。
この交差点を左右に伸びている国道13号との重複区間になります。
国道13号とはゴール地点まで重複します。
国道13号のおにぎり
秋田新幹線と並走します。
2と5だけ
この場所に看板設置を決めた人は確信犯ですね。
青と緑と白のコントラストが美しいです。
秋田まで20㎞とだいぶ近づいてきました。
秋田市に入ります。
国道13号のおにぎり
秋田の市街地が近づいてきて、片側2車線になります。
秋田道の秋田南IC入口付近です。
おにぎり
徐々に市街地に入ってきます。
国道13号の300㎞地点です。これは福島からの距離です。
ゴール地点の臨海十字路交差点です。
ここは国道46号の終点となっている地点で、ここまで重複してきた国道13号の終点でもあります。
ここでは国道7号(走行済み)が左方向から直進方向へと向かって伸びています。
また直進方向からは国道7号と重複する形で国道101号と国道285号が伸びてきます。
国道101号の終点、国道285号の起点にもなっています。
国道101号、国道285号は既に走行可能な路線です。
盛岡市と秋田市を結ぶ重要な幹線道路ということもあり、全線で非常によく整備されていて、走りやすい道でした。
ここまでこのGWは悪天候に見舞われることが多かったですが、この日は非常に天気が良かったです。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
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年別まとめ
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