国道158号 路線DATA
- 総延長:325.2km
- 重用延長:29.4km
- 実延長:294.9km
- 現道:254.0km
- 起点:福井県福井市 西方交差点
- 終点:長野県松本市 渚1丁目交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2019年7月15日~2019年7月16日
- 走行時間:5:21:20
- 平均時速:52.9km/h
- 方向:順走
この日は早朝から国道359号と国道305号を走行しており、これに引き続き国道158号を走行しました。国道158号の実走行距離は253kmにもおよび、この日既に230km以上も走っているということもあり、さすがに一日で走破するのは体力的にも時間的にも無理があるため、途中で1泊して2日間かけて走行しました。
福井市から高山を経由して松本まで至る東西に伸びている道でして、山間部を突っ切る形となっています。油坂峠、松ノ木峠、平湯峠、安房峠など数々の峠を急峻な道で越えていきます。油坂峠、安房峠では旧道も国道指定されているので、いずれも旧道を走行しました。特に国道158号最高峰の安房峠は、酷道でもありかつてから難所として知られた峠道です。安房峠では標高1790mにまで到達します。起点の福井市の標高はほぼ0mであるので、この標高が丸ごと国道158号の高低差となっています。
現在では、急峻な峠道をバイパスするような形で新しい道が作られていますが、それでも全線をトレースしようとするとかなりの覚悟が必要な道であると言えます。
今回はこの道を順走してきました。
ちなみに、平均時速がとんでもないことになっていますが、国道158号にも指定されている中部縦貫道も現道扱いになっていて、時速計算の際の距離に参入してしまっていることが原因です。実際の平均時速はもっと遅いです。
走行レポート
スタート地点の西方交差点です。
今回走行する国道158号の起点となっている交差点です。
西側から西方交差点へ進入し、東へと抜けていく形でのスタートです。
ここでは、国道8号と立体交差しています。
国道8号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
大野までの距離が表示されます。
下には不自然なまでの広大なスペースが空いています。
スタート直後は片側2車線の快走路が続きます。
おにぎり
北陸道の福井IC入口付近
おにぎり
北陸道と立体交差します。
水田が広がっています。
やけにでかいおにぎり
おにぎり
おにぎり
右側前方に謎の施設が見えていますが、足羽川の取水施設のようです。
おにぎり
片側1車線に減少する地点にあるこの交差点を右折します。
国道158号BPの新道は直進していくのですが、現道は右方向へと伸びているので、現道を進みます。
現道はやや道がガタガタですが、走りにくいというほどではありません。
BP(新道)との立体交差
JR越美北線と並走しています。
高田大橋南詰交差点で国道364号が左方向から合流してきて、重複します。
国道364号は既に走行可能な路線です。
この国道364号は単独区間としては新道とは直接接続・合流していません。
足羽川沿いを走行します。
おにぎり
右方向はBPと接続する道です。
この道も国道158号に指定されています。
林の間を抜けていきます。
足羽川の川面が映っています。
おにぎり
住宅地
やや勾配がきつくなってきました。
川の流れも急になってきています。
BPとの接続部手前にある交差点を左折して足羽川を渡ります。
手前の看板が木に隠されてしまっています。
この写真ではよく見えるタイミングでキャプチャを取っているのですが、実際の走行中には看板の存在にすら気づいていませんでした。
したがって、本来は左折すべきこの交差点をスルーして直進してしまい、Uターンする羽目になってしまいました。
左折した先の橋
おにぎり
郡上までの距離が表示されるようになります。
色が全然違っていたり、文字サイズが違っていたりと違和感満載です。
おにぎり
おにぎり
前方にBPの橋げたが見えています。
おにぎり
BPと合流するこの交差点を左折します。
おにぎり
おにぎり
山間の道を進んでいき、徐々に標高が上がっていきます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を勝山、大野方面へと直進します。
新道に指定されているBPは右斜め方向なのですが、現道を進みます。
このBPも全線開通しているので、現道が切り替わっていてもおかしくないのですが、先ほどと同じような扱いとなっています。
おにぎり
勾配がきつくなってきました。
登坂車線が増えます。
大野市に入ります。
山道を登りきると台地のような地形になっていて、水田が広がっています。
下丁交差点を岐阜、大野市街方面へと右折します。
大野の代わりに九頭竜ダムまでの距離が表示されるようになりました。
犬山交差点で国道158号BPが右方向から合流してきます。
また、国道476号の西部アクセス道路が左方向から接続してきますが、この道が新道なのか現道なのかが判然としないため、この先が重複区間なのかがわかりませんでした。
この西部アクセス道路は2018年9月に開通したばかりの道で、国土地理院地図では新旧の道が両方とも国道476号に指定されています。
しかしながら、古い道と接続する交差点手前の看板では、国道479号のおにぎりの上にシールがかぶせてあります。(写真はこの後紹介します。)
西部アクセス道路開通時のプレスリリース(PDF)を見ても、古い道がどうなったかは書かれてを見ても、古い道がどうなったかは書かれていません。
また、開通後の情報にアップデートされているはずの道路統計年報は本記事執筆時点では未発行なので、まさに玉虫色の状況になってしまっています。
古い道は今でも国道指定されているのかどうか、さらに両方とも国道指定されている場合、どちらが現道なのかは不明です。
ひとまず西部アクセス道路を現道、もともとの現道を旧道という前提とすることにします。
この先は国道476号と重複するため、国道364号を含めた3路線の重複区間になります。
これで新たに国道476号が走行可能になりました。
犬山交差点のすぐ先にある交差点で、国道476号が右方向に伸びていくため、ここでおわかれです。
この先は国道364号との2路線重複区間になります。
また、このすぐ先にある交差点では、国道476号の旧道?が左方向から接続してきます。
手前の看板では国道476号のおにぎりが消されてしまっているため、この区間が降格されてしまっている可能性も否定できません。
国道158号は郡上、九頭竜ダム方面へと直進です。
おにぎり
何の変哲もない明治交差点ですが、ここが国道364号の起点に指定されている交差点です。
単なる国道158号・国道364号の重複区間で、ほかの国道と交わることもない交差点でひっそりと途切れていくという何とも物悲しい最期を遂げます(笑
この先で国道157号との重複区間があるのですが、線形的に不自然に折れ曲がっているのです。
どうやらかつてはこの交差点を左右に横切る形で国道157号が伸びていたものと思われます。
したがって、もともとは国道157号との交点が起点だったのが、国道157号のルート変更によりここに取り残されてしまったということのようです。
この先は少しの間だけ単独区間となります。
すぐ先のエキサイト広場南東交差点で国道157号とこれに重複する国道418号が右方向から合流してきて、重複します。
この先は国道157号、国道418号との3路線重複区間になります。
国道157号と国道418号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
国道157号の方が上位路線なのですが、ルート変更により重複するようになったという事情もあるのか、国道158号のおにぎりが掲げられています。
吉交差点で国道157号と国道418号が左方向へ伸びていくため、ここでおわかれです。
国道158号は岐阜、郡上方面へと直進です。
単独区間に戻ります。
おにぎり
君が代橋を渡った先で片側1車線に減少します。
おにぎり
だらだらと登りが続く区間です。
建設中の中部縦貫道です。
おにぎり
おにぎり
山道に入っていきます。
ここでも中部縦貫道の建設工事が行われています。
おにぎり
大鳥居
スノーシェッドが多数設置されています。
おにぎり
水力発電
おにぎり
なかなかの険しい地形です。
おにぎり
おにぎり
ダム湖が見えていますが、これは九頭竜ダムではありません。
おにぎり
おにぎり
ものすごいところに道を作ったものだと感心してしまう風景です。
おにぎり
おにぎり
スノーシェルター
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
JR越美北線と立体交差します。
おにぎり
中部縦貫道建設中
絶賛工事中
おにぎり
おにぎり
おにぎり
山間の集落に出てきました。
建物が並んでいます。
道の駅 九頭竜付近
おにぎり
正面右側にはダム、正面中央には国道158号のこの先のルートが見えています。
九頭竜湖の代わりに高山までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
おにぎり
ダム湖周辺特有のカーブの多い線形です。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
道路建設中
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
この交差点を斜め左方向へ進みます。
直進方向は国道158号にも指定されている中部縦貫道へと進んでいきます。
ここから先は旧道を走り、県境越えとなる油坂峠へと向かっていきます。
酷道を予感させる看板
福井県側はセンターラインがないものの、離合するには十分な道幅が確保されています。
おにぎり
峠越えの油坂トンネル入口です。
トンネルを抜けると岐阜県に入ります。
おにぎり
岐阜県側は細かいカーブが多いです。
大型車も走行不能というわけではないです。
離合は十分できるので、酷道と呼ぶのにはあまりふさわしくないと感じます。
対向車が来ていますが、お互いの車幅を特に気にすることなくすれ違っていきました。
ところどころにセンターラインがあります。
おにぎり
一瞬だけ遠くまで見通すことができました。
BPの油坂道路が見えています。
おにぎり
BPの油坂道路と立体交差します。
中部縦貫道の白鳥西IC入口付近
上に見えているのが中部縦貫道です。
今度は中部縦貫道の下を走ります。
おにぎり
この先はループ橋になっています。
ループ橋
走ってきた方向を向いています。
上を走っているのは中部縦貫道です。
1周ぐるっと回ってきました。
清流の里しろとり前交差点を高山、白川郷方面へと左折します。
ここでは、左右に国道156号が伸びていて、重複します。
国道156号はこの2日前に走破しました。
道の駅 清流の里しろとり付近
ここから先の重複区間は国道156号でも紹介している区間となります。
砺波、高山、白川郷までの距離が表示されています。
国道158号の経由地は高山のみです。
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
道の駅 白山文化の里長滝付近
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
国道156号走行の時には、完全なのっぺらぼうに見えていましたが、光の当たり具合によってはドラレコカメラでも文字が読めるようになるようです。
そういえば首都機能移転の構想がありましたが、これって今も生きている話なのでしょうか。
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
雲の切れ間の方を向くと、逆光のようになります。
2連おにぎり
2連おにぎり
道の駅 大日岳付近
2連おにぎり
だいぶ晴れ間が広がってきました。
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
高山市に入ります。
高山市の中心部までまだ50km以上もあります。
全国一の面積を誇るだけあって非常に広いです。
というか50kmも離れたところが同じ市というのはちょっと無理があるような。。。
ちなみに、50kmという距離がどの程度の距離なのかイメージを持ってもらおうと思い、1ケタ国道の起点から50kmの地点はどこかなのかをそれぞれ紹介してみたいと思います。
- 国道1号:東京都中央区日本橋交差点~神奈川県藤沢市
- 国道2号:大阪府大阪市梅田新道交差点~兵庫県神戸市(明石市まで1kmのポイント)
- 国道3号:福岡県北九州市老松公園前交差点~福岡県宗像市
- 国道4号:東京都中央区日本橋交差点~茨城県五霞町
- 国道5号:北海道函館市函館駅前交差点~北海道森町(内浦湾の海岸線沿いに出たあたり)
- 国道6号:東京都中央区日本橋交差点~茨城県牛久市
- 国道7号:新潟県新潟市本町交差点~新潟県胎内市
- 国道8号:新潟県新潟市本町交差点~新潟県見附市
- 国道9号:京都府京都市烏丸五条交差点~京都府京丹波町
調べるまで国道5号だけは函館市内で50kmに到達してしまうのではないかと心配でしたが、そんなことはありませんでした。
いずれも2つ以上隣の市町村まで行くことができました。
国道4号や国道6号に至っては、お隣の埼玉県や千葉県を突き抜けて茨城県まで到達することができてしまいます。
町の中心部から境界部まで50km以上もあるということが、いかに異常なことなのかということがお分かりいただけたかと思います。
ちなみに、この地点から高山市・松本市境(安房峠)まで国道158号で走行すると、その距離は95kmになります。
辛うじて100kmに届かなかったということで、何だか救われた気持ちにはなります。
しかしこれだけ広いと管理できるものなのかと、他人事ながら心配になってしまいます。
もしかしたら、一つの市町村を走る国道として最も距離が長いのがこの区間なのかもしれません。
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
牧戸交差点を高山市街、荘川I.C方面へと右折します。
国道156号はここを左方向へ向かうので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
高山市街と荘川ICまでの距離が表示されています。
もちろんここは高山市内です。
旧荘川町の中心部付近
道の駅 桜の郷 荘川付近
この先の交差点は東海北陸道の荘川IC入口となります。
東海北陸道と立体交差します。
おにぎり
おにぎり
東海北陸道と立体交差します。
この交差点の右側から国道257号と国道472号の重複区間が接続してきます。
国道257号はここが終点としており、国道472号はこの先で重複します。
国道257号と国道472号は既に走行可能な路線です。
ここを右折して4kmほどで不通区間にぶつかるということもあるのか、特に看板での案内はありません。
2連おにぎり 国道472号に関する案内はどこにもなかったので、突然重複しているように感じられてしまいます。
実際に走行中はどこかに見落としでもあったのかと疑心暗鬼になってしまいました。
ゴール地点がある松本までの距離が表示されるようになりました。
2連おにぎり
トンネルが増えてきます。
2連おにぎり
2連おにぎり
2連おにぎり
東海北陸道と立体交差します。
立体交差した後は、しばらく東海北陸道と並走する形になります。
2連おにぎり
松ノ木峠を越えます。
標高1000mオーバーという結構な高さの峠です。
下り坂に入ります。
2連おにぎり
峠を越えると雨が降り出してきました。
路面も濡れていて、峠越えをすると天気が一変するというのを目の当たりにしています。
正面に東海北陸道が見えています。
正面には晴れ間も見えていますが、雨が降り続いています。
東海北陸道と立体交差します。
2連おにぎり
東海北陸道と立体交差します。
2連おにぎり
飛騨清美ICで東海北陸道から分岐した中部縦貫道(国道158号指定)と立体交差します。
東海北陸道の飛騨清美IC入口付近です。
ここを入っていくと中部縦貫道へも向かうことができます。
国道158号にも指定されている中部縦貫道と立体交差します。
中部縦貫道と立体交差します。
かなりきつめの下り勾配が続きます。
2連おにぎり
特に登り坂にはなっていない気がするのですが、小鳥峠の峠越えです。
ここからより一層下り勾配がきつくなります。
エンジンブレーキの併用が必須です。
2連おにぎり
6%の下り勾配です。
2連おにぎり
中部縦貫道と立体交差します。
下りがやや緩やかになってきました。
2連おにぎり
中部縦貫道の高山西IC入口付近
2連おにぎり
高山市街がだいぶ近づいてきました。
川上川の水面が見えています。
下呂までの距離が表示されています。
2連おにぎり
上岡本町交差点で国道41号と交差します。
国道41号は既に走行可能な路線です。
また、重複していた国道472号はここで左方向へ進んでいくので、おわかれです。
単独区間に戻ります。
おにぎり 高山市の中心部に入ってきました。
かなり深い山奥にある街なのですが、割と大きいです。
高山は城下町として栄えた街ではありますが、昔の人はよくもまあこんな山奥に大きな街を作ったものだと感心してしまいます。
こうやって国道を使って訪れるとその感慨はさらに増してきます。
また、高山は氷菓の舞台になった街でもあります。
昔ながらの名家がいくつも登場するため、飛騨の小京都と呼ばれた高山にぴったりの作品です。
JR高山本線と立体交差します。
日赤北交差点を松本、平湯方面へと左折します。
国分寺東交差点を松本、平湯方面へと右折します。
右折した先の様子です。
一日目はここまでで高山市内で宿泊し、残りの区間は翌日走行しています。
国道158号走行2日目のスタートです。
この日は国分寺東交差点を西側から進入してきてのスタートです。
おにぎり
前日は人で賑わっていましたが、この日は3連休明けの平日の早朝ということもあり、閑散としています。
駅前の商店街はここまでです。
寺院に突き当たるところで右にカーブします。
今度は左にカーブ
おにぎり
おにぎり
おにぎり
松ノ木町西交差点を道なりに松本、平湯方面へと斜め右方向に進んでいきます。
松ノ木町中交差点を起点として国道361号が右方向へ伸びていきます。
国道361号は既に走行可能な路線です。
松本と平湯までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
にゅうかわ
建設中の中部縦貫道の橋げたでしょうか。
町方交差点を松本、平湯方面へと右折します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
細かいアップダウンはありますが、概して平坦な地形です。
おにぎり
周辺の山が迫ってきました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
民家がなくなってきました。
ところどころに開けた地形があり、そこに集落があるというような感じの道のりになってきます。
本格的な山道に入ってきました。徐々に勾配がきつくなり始めます。
ものすごい線形になっていますが、だいたいあってます。
九十九折りの形で一気に標高を上げていきます。
おにぎり
登坂車線が増えます。
おにぎり
登坂車線が減少した後も急勾配の登り坂が続きます。
再び登坂車線が増えます。
岐阜県道5号方面へと進むと乗鞍スカイラインに接続していきますが、現在はマイカーでの通行が規制されています。
県境付近でエコーラインに接続しており、エコーラインは日本の道路の最高標高点です。
なんと標高2716mの地点まで車で登ることができます。
子供のころに両親につれられて、この最高標高地点に行った記憶があるのですが、残念ながら現在では自分で運転していくことができません。
おにぎり
平湯トンネルの入口です。
このトンネル内で平湯峠をバイパスするトンネルです。
平湯トンネルを抜けると下り坂に入ります。
反対車線は登坂車線があります。
こちらもかなりの急勾配です。
松本のほかに新穂高、中部縦貫道までの距離が表示されています。
平湯I.C口交差点を安房峠、平湯方面へと直進します。
右方向の中部縦貫道は国道158号にも指定されていて、こちらを使ってもトレース可能ですが、旧道の安房峠方面へと向かいます。
また、国道471号が左方向から接続してきて、この平湯I.C口交差点を終点としています。
国道471号は既に走行可能な路線です。
旧道側は平湯温泉の温泉街へとむけて、さらに標高を下げていきます。
平湯温泉の温泉街の入口にあるこの交差点を松本、安房峠方面へと右折します。
おにぎり
安房峠の旧道区間の内、岐阜県側は離合可能な区間が多く、そこまでつらい思いはしないです。
ただ、ここまで紹介してきた通り岐阜県側はずーっと山道が続いていますし、長野県側は松本市内に降りるまで走行しづらい道が続きます。
安房峠の区間だけで考えればそこまでつらさはありませんが、トータルで考えるとかなり厳しい道であることには変わりありません。
酷道区間(異常気象時・冬期の通行止め区間)へと入っていきます。
道幅が一気に狭くなりますが、離合は可能です。
大型車とすれ違いました。
ところどころで対向車とすれ違いますが、ほとんどの車が安房トンネルを使うので、片手で数えても十分なぐらいの数としかすれ違いません。
離合困難なポイントがところどころにありますが、ほとんどの区間で十分に離合可能です。
この辺りは離合が難しく、対向車が来ると大変な思いをしそうです。
おにぎり
上高地までの距離が表示されるようになりました。
峠が近づくにつれ、離合困難ポイントの出現頻度が高まります。
前方に松本市のカントリーサインが見えています。いよいよ安房峠です。
岐阜県側から見た安房峠
長野県側から見た安房峠
私の愛車のデミオです。
そういえば、この挑戦の条件にマイカーでの走破とか掲げているのにもかかわらず、これまで愛車を全く紹介していなかったことに気付き、こんなところで撮影してみました。
13年落ちのデミオなので、だいぶ古いです。
SKYACTIVエンジンや魂動デザインが開発される前のマツダがまだ苦しかったころの車です。
長距離走行には不向きな車ではありますが、私の無謀な挑戦にもきちんと着いてきてくれています。
こんな車で青森とか下関とかまで行ってると言ってもあまり信じてもらえないかもしれませんが(笑
だいぶ年式も古くなってきたのであちこちにガタが出てき始めていることは確かなので、そろそろおわかれが近いかもしれません。
その時まで一緒に頑張っていければと思っています。
ひとまず北海道に行くことが目標でしょうか。
さて、安房峠での撮影を終えてリスタートです。
下り坂に入ります。
安房峠区間の長野県側は岐阜県側に比べ道幅が狭く、カーブも多いので酷道感が増します。
路肩の補強、もしくは補修工事を行っています。
工事の準備中に通り掛かってしまったため、慌てて道を通す準備をしてくれています。
申し訳ない気持ちを持ちながら通過していきます。
路肩が崩れかけていることもあり、離合困難なポイントが多いです。
霧が立ち込めてきました。
ヘアピンカーブ
やや薄暗い狭隘路が続きます。
ヘアピンカーブ
この区間は笑ってしまうほどのきめ細かい九十九折になっています。
地図で見るとこんな感じです。
ゆっくりすれ違えば離合できるぐらいの道幅です。
ドラレコカメラでは全く捉えられませんでしたが、途中に温泉旅館があるため、このようなマイクロバスも走っています。
現道に復帰しました。
ここの交差点を松本、上高地方面へと左折します。
この交差点を左折すると上高地へと行くことができますが、乗鞍高原同様、上高地もマイカー規制がかかっているため、通行することができません。
上高地へ向かう道ということもあり、大型バスの通行が非常に多いです。
梓川に沿って、松本の市街地方面へと下っていきます。
おにぎり
このようにトンネルの数が非常に多いです。
おにぎり
おにぎり
駐車場があります。
上高地観光にマイカーできた場合はこの辺りの駐車場で停めて、バスに乗り換えです。
梓川の川面が見えています。
おにぎり
深い谷です。
左側に土砂崩れの跡が見えます。
かつては、土砂崩れしている場所を通っていたようで、現在ではルートが変えられています。
松本と乗鞍高原までの距離が表示されています。
乗鞍方面の右折禁止についても説明が書かれていますが、一瞬だと頭に入らない情報量です。
先ほどの文章での説明が図解されています。
要するに、この道は混んでいて右折すると大渋滞するので、広い専用のUターンするポイントでUターンして戻ってきて左折しろということです。
右折禁止ポイントはこのトンネルを抜けたところにあります。
右折禁止の交差点です。
トンネルとトンネルの間の距離が短すぎるために、右折専用レーンを作ることができなかったようです。
右折車がいると右折ガードによる渋滞が発生しやすいです。
また、空いているときでもトンネル出口に右折待ちの車が突然出現する格好になり、危険度が高いです。
大人しく先に進んでUターンしましょう。
Uターンポイントの交差点です。
前を走っている軽のワゴン車がUターンしようとしています。
おにぎり
トンネルだらけです。
奈川渡ダムの付近です。
この先はトンネルが狭くなります。
ヘアピンカーブ
左の方に元来た道が見えています。
トンネル内はかなり狭いです。
乗用車同士では気になりませんが、このように大型車同士がすれ違うことも多く、徐行しながらの離合になっています。
ここでは完全に止まって待っています。
長野までの距離が表示されるようになりました。
このトンネルでも大型車の離合待ちがありました。
観光地なので仕方ないですね。
おにぎり
おにぎり
普通は大型車が通行しないような線形です。
道の駅 風穴の里付近
民家が増えてきました。
と思ったら集落を離れ山道にまた入ります。
先ほどまでと比べて、やや道幅は広くなったものの、カーブの多さや下り勾配のきつさは変わりありません。
おにぎり
松本電鉄上高地線の終点、新島々駅付近です。
この辺りまで来ると民家も立ち並ぶようになります。
まだ下りは続きますが、だいぶなだらかな勾配になります。
おにぎり
おにぎり
完全に住宅街に入ってきました。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
おにぎり
松本の市街地が近づいてきたこともあり、松本の代わりに上田までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
こちらには塩尻までの距離が表示されています。
市街地が近づき、片側2車線になりました。
おにぎり
長野道の松本IC入口付近
長野道と立体交差します。
おにぎり
ゴール地点の渚1丁目交差点です。
国道158号の終点に指定されている交差点です。
ここでは、左右に国道19号が伸びています。
また、ここを起点として正面方向に国道143号が伸びています。
さらに、国道19号に重複する形で国道403号が左方向からこの交差点に向かってきて、ここが終点となっています。
国道143号、国道19号、国道403号は既に走行可能な路線です。
2日間にわたって、福井から高山を経由して松本へと至る国道158号を走行しました。
油坂峠、平湯峠、安房峠など険しい峠を連続して越える道でした。
私は途中の高山で宿泊しているのでそこまでではありませんでしたが、通しで1日で走行しようとしたら、かなり体力的にしんどい道であることには変わりありません。
国道158号に指定されている中部縦貫道が建設中ですので、これが開通するとこの辺りの交通事情がかなり改善するものと思われます。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.37(国道305号)へ No.039(国道143号)へ
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