国道143号 路線DATA
- 総延長:56.0km
- 重用延長:-
- 実延長:56.0km
- 現道:52.6km
- 起点:長野県松本市 渚1丁目交差点
- 終点:長野県上田市 上塩尻東交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2019年7月16日
- 走行時間:1:31:41
- 平均時速:34.4km/h
- 方向:順走
前日から2日間かけて国道158号を走行したのに引き続き、国道143号を走行しました。
前回の国道158号と打って変わり、総延長56kmと比較的短い路線ですが、松本と上田の間を途中の山を突っ切るような形になっています。
古くからの道で、山道の区間は馬車が通行することを想定して設計された道のようで、勾配は緩やかなのですが、とにかく小刻みなカーブが多く走りにくかった印象があります。酷道と呼ぶほどひどい道ではありませんが、一般的な山道と比べて独特な線形になっていることが走りにくさを感じる要因になっているのではないかとは感じました。
今回はこの道を順走してきました。
走行レポート
スタート地点の渚1丁目交差点です。
今回走行する国道143号の起点となっている交差点です。
前日からこの日の早朝にかけて走破した国道158号側(西側)から渚1丁目交差点へ進入し、東へと抜けていく形でのスタートです。
国道158号は手前側から伸びてきて、この交差点を終点としています。
また、左右に国道19号が伸びています。
さらに、国道19号に重複する形で国道403号が左方向からこの交差点に向かってきて、ここが終点となっています。
国道19号、国道403号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
佐久と上田までの距離が表示されています。
上田は国道143号の終点がある街で、56kmという距離は国道143号の総延長と等しい距離です。
松本市の中心部へと向かっていきます。
JR篠ノ井線とJR大糸線とアンダーパスにて立体交差します。
中央一丁目交差点を松本駅方面へと右折します。
正面が松本駅前のロータリーです。
ロータリーを迂回するような形で斜め左へ進みます。
松本駅前交差点を左折します。
松本駅前から東へ伸びる道は片側2車線になっていますが、交通量の多さと信号待ちの長さとが相まって、全然前へと進んでくれません。
市民芸術館西交差点を上田、四賀方面へと左折します。
左折した後の道があまり広くないので、本当にこの交差点であっているのか疑心暗鬼になってしまいます。
左折した先は裏路地のような雰囲気が漂っています。
道幅が大して広くない上に、路上駐車も多く、歩行者も多いので、非常に走りづらいです。
看板にはこの道が国道143号であることが示されています。
ここでは佐久ではなく四賀までの距離が表示されています。
センターラインが消滅します。本当にこれが100番台の国道なのでしょうか。
信州大学の敷地の間を突っ切るように進んでいきます。
佐久までの距離に戻りました。
おにぎり
おにぎり
今度は上田、筑北、四賀までの距離が表示されています。
距離表示の地名がコロコロ変わります。
やや郊外の住宅街という雰囲気になってきました。
田畑が広がっています。
一気に民家の数がまばらになってきました。
六助池交差点を右折すると国道254号へと接続する道へと進むことができます。
国道254号は既に走破済みです。
国道254号の詳細レポートでも紹介していますが、六助池交差点から矢作交差点までの区間は国道には指定されているようなのですが、国道143号、国道245号のどちらなのかは不明です。
高台の住宅地です。
先ほどの住宅地を抜けるとややきつめの下り勾配となります。
おにぎり
どんどん下っていきます。
安曇野市に入ります。
豊科温泉
おにぎり
平坦な道にはなったものの、川沿いの谷を抜けていくのでカーブ多めです。
今度は登り坂になります。
トンネルの入口
トンネルを抜けると下り坂になります。
おにぎり
正面の山のふもとまで行き、左にカーブします。
青木までの距離が表示されるようになりました。
快走路が続きます。
おにぎり
この交差点を右折します。
現道は直進方向なのですが、右方向の旧道が国道指定されたままになっているので、ここでは旧道を走行します。
旧道の様子
ちらっとおにぎりが見えています。
せっかくなので、停車しておにぎりを撮影してみました。
民家もあり、車が停まっています。
木々のトンネル
左下に現道が見えています。
道路上まで草が伸びてきています。
旧道はここまでです。
ここを左折→右折と進んで現道に復帰します。
現道に復帰しました。
現道の快走路もここまでで、道幅が狭くなりセンターラインが消失します。
酷道と言うほどではないのですが、道幅がやや狭く、カーブが多い道が続きます。
古くからの街道のようで、馬車を通すことを想定した道なので、自動車との相性がよくありません。
小刻みなカーブが多いです。あまり見ない線形が多い区間です。
写真ではいまいち伝わりませんね(笑
おにぎり
勾配はきつくありませんが、その分カーブが多いです。
森の中に入ってきて、光量不足となり、ドラレコカメラの焦点があいません。
これまた古いトンネルです。
恐らく離合不可のため、信号機でコントロールしています。
トンネル内は照明が設置されていないためとても暗いです。
トンネルを抜けたところで筑北村に入ります。
おにぎり
ここまで小刻みなカーブが続く区間というのはあまり他にはないこともあり、慣れておらず走りにくさを感じます。
静止画では小刻みなカーブの鬱陶しさが伝わりにくく、歯がゆいです。
筑北村内の国道143号は完全に人里離れたところを走っています。
筑北村の中心部へと進むためにはこの長野県道277号へと左折していく必要があるようです。
おにぎり
青木村に入ります。
この先にトンネルの入口があります。
トンネル内で青木峠を越えました。
長野、小諸、上田までの距離が表示されています。
青木峠を越えた先も緩い勾配で、小刻みなカーブが多い線形が続きます。
小刻みなカーブが続いているので油断していると大きなカーブが突然出現するので、全く持って気が抜けません。
この先はヘアピンカーブになっています。
油断なりません。
走りにくいと感じるのは、普通の山道とカーブの作りが違うため、カーブのきつさが手前で予想がつきづらく、必要以上に減速したり、逆に減速したりなかったりということが連続するので、精神的な疲労をより感じることからきているのかもしれません。
決して交通量は多くありませんが、対向車がちょくちょく通るのでこれも気が抜けない一因です。
この先で道幅が広くなります。
小刻みなカーブから解放され、"普通の"山道になります。
カーブの手前でどのようなカーブなのかの想像がつくので、狙った通りの速度で走行することができるようになり、走りが安定します。
快走路になり、やや勾配がきつくなりました。
左下の方に青木村の中心部が見えています。
おにぎり
集落まで下ってきました。
おにぎり
おにぎり
この先はほぼ一直線に上田の市街地へと下っていきます。
道の駅 あおき付近
正面の遠くに見える山のふもと辺りが上田の市街地です。
肉眼ではよく見えていたのですが、ドラレコカメラだと何が何やらわからないですね(笑
上田市に入ります。国道143号の終点がある街です。
一直線に下っていく様子がわかるかと思います。
上田市街まで8kmあります。
遠く見えていたので、さほど遠くないと思っていたのですが、思っていたより遠いです。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
宮島交差点を長野、小諸、状支援悦道方面へと左折します。
看板にもある通り、この先の直進方向も国道143号に指定されています。
現道は左折方向の築地BPなので、直進方向は旧道です。
しかしながら、旧道はこの先の赤坂交差点まで国道143号に指定されているのですが、そこでぷっつりと途切れてしまう形になっています。
かつては上田市の中心部が終点になっていたと思われます。
線形的には、国道141号と重複する形になって中央北交差点が終点だったものと推測されます。
なぜ、こんな中途半端なところで途切れてしまっているのかは本当に謎です。
おにぎり
築地BPは片側2車線の快走路となっています。
おにぎり
下之条北交差点を高崎、小諸、上田菅平I.C方面へと右折します。
ここでは国道18号の上田坂城BPが左右に伸びていて、重複します。
ここから終点までは国道18号との重複区間となります。
国道18号は既に走行可能な路線です。
千曲川を渡ります。
ゴール地点の上塩尻東交差点です。
国道143号の終点に指定されている交差点です。
ここでは国道18号現道が左右に伸びていて、手前が国道18号の上田坂城BP、正面方向が国道18号の上田BPといった形で、四方に国道18号が伸びています。
したがって、1枚目の画像のように三方開花の青看板を見ることができます。
長野県内の松本と上田を結ぶ比較的短い距離の国道ではありましたが、途中の峠越えでは古くからの道がそのまま残されている区間があるため、なかなか走り応えのある道でした。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.38(国道158号)へ No.040(国道144号)へ
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年別まとめ
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