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昨日に引き続き、今日は国道16号の残りの区間を走行し、さらに国道を1本走行しました。
国道16号(逆走・神奈川県横浜市⇨神奈川県横須賀市⇨千葉県富津市⇨千葉県野田市⇨神奈川県横浜市)
国道133号(双走・神奈川県横浜市⇨神奈川県横浜市)
国道16号
国道16号は同一地点が起終点となっている環状線でして、横浜市が起終点となっています。
関東地方を大きくぐるっと周回するようなルートになっていて、外環道と圏央道の中間点ぐらいを通っています。
非常によく整備された道であるのに加え、環状線は郊外の都市間の移動に便利ですので、関東地方で車を持っている人なら国道16号を走ったことがあるという人も多いことでしょう。
ただ、国道16号がどこを結ぶ路線なのかを把握している人となると、極端にその数を減らすような気がします。
ましてや、完全なる環状線だということは、あまり知られていないのではないでしょうか。
というのも、神奈川県と千葉県は陸続きになっておらず、東京湾で隔てられているからです。
海上区間という概念をご存知の方であれば察しが付くとは思いますが、そうではない圧倒的大多数の人たちからすると、「海に隔ているのに環状線??」というように思ってしまっても不思議ではありません。
また、多くの人に認知されて居であろうと思われる国道16号は、住んでいる地域によって、その印象が大きく異なるというのも、国道16号の特徴でしょう。
独断と偏見ではありますが、各地域の人が国道16号に対して抱いている印象はこんな所じゃないでしょうか。(だいぶ、乱暴な物言いの部分もありますが、中らずと雖も遠からずという感じじゃないかなと思っています。)
横須賀市民
カーブとトンネルが多い、海沿いの鄙びた道。
横横道を使わないときは仕方なく通る道。
関東地方西部
保土ヶ谷バイパス。いつも混んでる。
渋滞が酷いから使いたくないのに、なぜか吸い込まれるかのように使ってしまう。
埼玉県
人の居住地とそれ以外を隔てる道。
国道16号の外側には何もない。
内側は渋滞だらけだが、外側で渋滞することはないので分かりやすい。
千葉県北西部
千葉市と北西部を結ぶ唯一の道(だった。)
混みまくっていて、千葉県北西部を陸の孤島とする元凶。
内房
高速道路みたいなもの。みんな飛ばしていく。
真っ直ぐ
混雑が酷い区間が多いため、あまりいい印象がないというのは、どの地域の人も共通して抱いている印象だと思われます。
都心の混雑を緩和する非常に重要な役割を担っている路線なのですが、報われないヤツなのです(笑
さて、今日は海上区間で分断されているあたりにフォーカスして、色々と紹介していきたいと思います。
ここは、横須賀市内にある端点の走水交差点です。
何の変哲もない小さな交差点のように見えますが、交差点脇にはこのような看板が設置されて、ここが国道16号の端点であることをアピールしています。
この端点から数分進んだところに観音埼灯台があり、今回はこちらに立ち寄っています。
観音崎からは、対岸に房総半島を望みます。
端点から車で20分ほど離れた場所にある久里浜港には、国道16号を補完するように東京湾フェリーが就航しています。
東京湾フェリーは、この久里浜港と金谷港を約40分間で結ぶんでいます。
今回はこの船に乗って、東京湾を横断します。
久里浜港から出港していきます。
約40分かけて金谷港へと入港していきます。
この金谷港から千葉県区間の端点までは、23kmほど離れており、35分ほどかけて移動していきます。
国道16号を走る前に、端点の近くにある富津岬にも立ち寄ってきました。
富津岬にはこのような展望台が設置されています。
これは、明治百年記念展望塔と呼ばれているようでして、幾何学的なユニークなデザインですね。
初めて見たときには、思わず「何じゃこりゃ」とつぶやいてしまいました(笑
この明治百年記念展望塔からは三浦半島を望むことができます。
ちょうど海上に強い雨が降りつけていて、きちんと見ることはできませんでしたが。。。
さて、あまりいい景色を拝むことができなかった富津岬からは足早に立ち去り、端点へと向かいます。
こちらは千葉県区間端点の富津交差点です。
こちらも何の変哲もない交差点でして、ここが国道16号であることを示すのは、この青看板くらいでした。
水走交差点と富津交差点の様子を紹介していますが、どちらも「らしくない」という印象を抱く方が多いのではないでしょうか?
国道16号と言えば、「片側2車線の立派な道」という印象を持っている人が多いと思われますし、事実大半の区間がそのように整備されています。
これらの交差点と保土ヶ谷バイパスが同じ路線だと言っても、にわかには信じがたいですね。
まあ、このように一つの路線であっても、色々な特徴を持つというのは、国道16号に限った話ではないのですが、私自身にとってもご近所を通っていてなじみ深い道なので、より強くこういった感想を抱いたということですね。
国道133号
2本目に走行した国道133号は、横浜港と国道16号を結ぶ港国道です。
国道16号起終点のすぐそばを通っているので、国道16号を走破した勢いそのままに走ってきたというわけです。
この国道133号は国道16号としか接続していません。
従って、今年の目標である港国道全走破のために国道16号を走行する必要があったというわけです。
国道133号はこの開港広場前交差点を起点としています。
この近くは象の鼻地区でして、海岸から象の鼻の波止場を映しています。
すぐ近くには赤レンガ倉庫もあります。
こちらは大さん橋です。
ここでは国際旅客船が停泊することができ、国際クルーズ船が発着するようです。
大さん橋のように現役の埠頭もあるものの、起点付近は観光地化が進んでいます。
大黒埠頭などよりハイスペックな港湾設備が作られており、これらの埠頭に物流拠点としての役割は譲っているのが現状です。
江戸時代に鎖国していた日本で初めて開港されたのが、この横浜港ということもあり、歴史的にも非常に重要な場所でもあり、付近には明治時代の建物が多く残されているというのも横浜港の特徴ですね。
さて、今日の国道16号走行で、関東地方の全路線が走行可能となりました。
全体で見ても、まだ走行できない路線は3路線だけです。
まだ走行可能でない路線が残るのは、近畿地方と四国地方のみで、これらが全て走行可能になるのも時間の問題だと思われます。
また、国道133号を走行したことにより、走破済みの港国道は9本となりました。
残りは後6本です。
港国道を全て走破するという今年の目標も順調に進んできていますね。
残り4カ月というところではありますが、目標達成できるように頑張っていきたいと思います。
それでは、また。
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