国道430号 路線DATA
- 総延長:39.8km
- 重用延長:ー
- 実延長:39.8km
- 現道:37.9km
- 起点:岡山県倉敷市 霞橋東詰交差点
- 終点:岡山県玉野市 宇野駅前交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年2月23日
- 走行時間:0:57:39
- 平均時速:36.7km/h
- 方向:逆走
この日は前日の国道372号走行に引き続き、国道430号を走行しました。
国道430号は岡山県内で完結する路線で、南部の倉敷市水島地区と玉野市を瀬戸内海に沿って結んでいます。工業地帯の真ん中の物流を担う道と、海岸線の生活道路という二面性を持った路線でもあります。また、宇野と児島という新旧の四国への玄関口を結んでいます。
わずか40km弱という長さの路線であるのにもかかわらず、これだけの特色を兼ね備えた国道です。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の宇野駅前交差点です。
今回走行する国道430号の終点に指定されている交差点です。
東側から交差点に進入し、西進する形でのスタートです。
ここは国道30号の本州側端点で、正面方向から国道30号が接続してきます。
したがって、国道30号との重複区間としてのスタートとなります。
国道30号は既に走行済みの路線です。
交差点の左側にある「国道交通省管理区間ここから」の看板が、ここが国道の端点であることを示しています。
また、国道30号との重複区間は片側2車線になっています。
岡山までの距離が表示されています。
これは国道30号が通る地名で、国道430号は岡山市にはかすりもしません。
国道430号は国道30号との重複区間内では見る影もありませんね。
国道30号のおにぎり
ループ橋南交差点で国道30号は右方向へ進んでいくので、ここでおわかれです。
国道430号は水島、児島方面へと直進します。
初めての国道430号の単独区間となります。
右側の車線は国道30号方面へ伸びていく右折専用レーンとなりますので、単独区間では片側1車線となります。
国道430号のおにぎりが初登場です。
また、青看板では児島までの距離が表示されています。
さらに、観光案内として鷲羽山、由加山、王子が岳、渋川海岸までの距離が表示されています。
登り坂となります。
玉野トンネルの入口です。
トンネルを抜けると下り坂になります。
少しだけ登ってすぐ下るという、海沿いの入り組んだ地形特有の道路状況ですね。
玉比咩神社前交差点を道なりに児島、鷲羽山方面へと斜め左方向に進んでいきます。
この付近には造船所があるようです。
「その他の危険」の標識の下にいろいろと書いてありますが、情報量が多すぎて一瞬では何のことやらです(笑
おにぎり
玉第一隧道の入口です。
トンネルが連続します。次は玉第二隧道の入口です。
さらに玉第三隧道と続きます。
玉第一隧道から玉第三隧道はいずれも小さめのサイズのトンネルだったので、車高の高い大型車は通行することができません。
このように車高制限を超過している車両をトンネルの手前ではじけるようになっています。
前を走っているバスは車高制限には引っかからないと思われ、このレベルの車高では走行可能ということですね。
おにぎり
ここでは鷲羽山までの距離が青看板の方に表示されています。
登り勾配の区間に入ってきました。
おにぎり
今回もすぐに登り切ってしまい、下り坂の区間へと入ります。
日比交差点を児島、鷲羽山方面へと右折します。
この交差点の手前辺りで下りが終わりました。
また登り始めます。
前方の山の裏には大きな煙突が見えています。
おにぎり
この交差点を道なりに児島方面へと斜め左方向に進んでいきます。
住宅地の間を縫って進んでいきます。
海沿いに出てきました。
おにぎり
島が多い瀬戸内特有の風景が広がっています。
海岸線沿いに伸びる道が続きます。
倉敷市に入ります。
倉敷市は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
おにぎり
旧児島町域に入ったため、児島市街と表記が変わりました。
センターラインのないやや狭めの幅員となりました。
離合は十分できそうですが、大型車同士だとぎりぎり離合できるかどうかといったところでしょうか。
狭めの幅員の道が続きます。
再び海岸線沿いに出てくるとほぼ同時にセンターラインも復活しました。
再度住宅地の中へと入ってきました。
狛犬のところで大きく右にカーブします。
おにぎり
田の口交差点を笠岡、児島市街方面へと左折します。
一気に道幅が広くなりました。
左側には人工と思われる入り江があります。
道の両サイドには商業施設が建ち並んでいます。
旧児島町の中心部付近に近づいてきて、片側2車線に増えました。
青看板には水島と鷲羽山までの距離が表示されています。
JR本四備讃線の児島駅前です。
児島駅は本州側の最後の駅で、四国への玄関口となっています。
瀬戸大橋が作られる前は本州四国を連絡する交通手段は空路と海路に限られており、陸路での交通はできませんでした。
海路の玄関口はスタート地点の宇野が担っていたのですが、瀬戸大橋の開通に伴い、その役割が児島へと移ってきました。
とは言え、宇野の場合はフェリーには待合客と待ち時間というものがあり、これによってフェリー乗り場周辺が栄えたのですが、児島の場合は高速道路も電車も通り過ぎていくだけ(電車の場合は駅での停車時間があるだけですね)なので、フェリーのような周辺の経済効果というのはあまりなさそうです。
元浜団地口交差点を笠岡、水島方面へと右折します。
右折した先は片側3車線になっていました。
扇の嵶口交差点は左車線が左折専用レーンになっていて、この先は片側2車線に減少します。
扇の嵶口交差点を左に進んでいった先には瀬戸中央道の児島ICがあります。
それにしても、「嵶」という見たこともない漢字が含まれている地名が登場しました。
自力では入力できないので、IMEの手書き入力機能の出番です(笑
この「扇の嵶」は「おぎのたわ」と読むようです。
嵶は岡山の方言文字(方言文字という言葉があることも初めて知りました(笑))で、「峠」という意味のようです。
国道走行をしていると難読地名にぶち当たることは多いのですが、その中でも見たこともない漢字に遭遇するといったことも稀にありますね。
これまで紹介した中では国道187号の「左鐙」、国道444号の「咾分」、そしてこの国道460号の「扇の嵶」辺りですね。
私のブログを端から端まで読んでいる方は、どれも読めるはずです。
逆に初見でこれらを全て読むことができる人はいるのでしょうか(笑
しばらく平坦な道が続きましたが、ここで急勾配の登り区間に入ります。
これまでの坂道と違わず、ここでもすぐに登り切って下りへと変わります。
おにぎり
国道30号にも指定されている瀬戸中央道と立体交差します。
瀬戸中央道は走行していませんが、国道30号の一般道区間は既に走破済みです。
この辺りで下り切ります。
下り坂も距離的には大したことありません。
またまた登り始めます。
すぐに登り切り下り坂へと切り替わります。
おにぎり
周辺に工場が増えてきました。
水島の工業地帯へと入ってきたようです。
これでもかとアップダウンを繰り返します。
おにぎり
片側2車線の快走路が続きます。
広江一丁目交差点を笠岡、玉島方面へと左折します。
おにぎり
鷲羽山の代わりに笠岡までの距離が表示されるようになりました。
並木道
おにぎり
おにぎり
水島臨海鉄道と立体交差します。
おにぎり
三菱自動車の水島工場前を通過していきます。
おにぎり
おにぎり
倉敷みなと大橋の東詰では、倉敷みなと大橋へと向かう左折専用レーンが2車線も確保されています。
おにぎり
高梁川の堤防沿いに出てきました。
この交差点を道なりに福山、玉島、霞橋方面へと斜め右方向に進みます。
さらにすぐ先にある交差点を福山、岡山、国道429号方面へと左折します。
この交差点では、右側の車線を岡山方面へ進んでいきます。
霞橋東下交差点を斜め左方向へ進みます。
突き当たりの交差点を右折します。
卒塔婆を見ると、右折した先の道が国道429号であるかのように書かれていますが、起点のポイントまでは国道430号だと思われるので、もう少しだけ進みます。
ゴール地点の霞橋東詰交差点です。
国道430号の起点に指定されている交差点です。
ここでは、左右に国道429号が伸びています。
国道429号は既に走行可能な路線です。
児島の市街地に入るまでは鄙びた海沿いの道だったのが、児島ICの入口を過ぎたあたりから工業地帯の物流を担う幹線道路のように変貌を遂げました。
40km弱と距離は大したことないのですが、前半と後半で大きく異なる印象を持つ二面性のある路線でした。
海沿いの道も、工場が見える風景もどちらもテンションが上がるので、とても楽しかったです。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
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