国道30号 路線DATA
- 総延長:97.4km
- 重用延長:34.2km
- 実延長:63.2km
- 現道:63.2km
- 起点:岡山県岡山市 大雲寺交差点
- 終点:香川県高松市 中新町交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2019年11月16日
- 走行時間:3:49:09
- 平均時速:25.5km/h
- 方向:順走
今回は国道30号を走行しました。
もともとは2019年中に走行する計画のなかった路線だったのですが、2019年11月11日に宇高航路休止の発表があり、急遽その週末に岡山まで行き走行してきました。とはいえ、国道30号自体は大した距離がないため、ほとんど船に揺られていたという方が正確かもしれません。
さて、宇野と高松を結ぶ宇高航路は、瀬戸大橋が完成するまでは国道30号の海上区間として、さらには本州と四国を最短距離で結ぶ航路として栄えた航路でした。最盛期には深夜運航もしており、約20分に1本の間隔で出航していたということですから、今からは考えられないです。
瀬戸大橋の開通後も、瀬戸中央道の通行料金が高額であったことから、フェリーの需要もあったのですが、瀬戸中央道の値下げでフェリーよりも安価になってしまったことから、需要が激減して、ついには休止に至ったとのことです。109年の長きにわたって運航されてきた航路も、その役目を終えたということなのでしょうか。
さて、本記事の執筆日は2019年12月15日ですが、四国フェリーの宇高航路が最後の運航を行う日でもあります。もともと年内に国道30号の詳細レポートを書くところまではいけないだろうなぁと思っていたぐらいなので、本当にたまたまなのですが、まだ運航している間に記事をアップできたことは感慨深いです。
恐らく今日は大勢の人に見守られながら、最後の運航となることでしょう。
そんな宇高航路の最後の雄姿に思いを馳せながら、私のブログでも乗船時の様子を紹介していきたいと思います。
走行レポート
スタート地点の大雲寺交差点です。
今回走行する国道30号の起点に指定されている交差点です。
交差点には国道53号側(北側)から進入し、南へ進む形でのスタートとなります。
国道53号と国道180号が大雲寺交差点を起点として手前方向に伸びていきます。
また、国道250号はここを終点として左方向から接続してきます。
国道53号は既に走行可能な路線です。
また、国道180号と国道250号は走破済みの路線です。
岡電の電車道と並走していきます。
おにぎり
特大おにぎり
おにぎり
この交差点を玉野、福山方面へと斜め右方向に進んでいきます。
円形の歩道橋が特徴的です。
青江交差点で国道2号と立体交差します。
国道2号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
国道2号と交差したすぐ後で、陸橋を渡ります。
玉野までの距離が表示されています。
玉野はフェリー乗り場がある街です。
本州側の終点がある街となります。
笹ヶ瀬川を渡ります。
おにぎり
片側2車線の快走路が続きます。
この時間の交通量はさほど多くないのですが、信号待ちが多かったです。
倉敷川を渡ります。
倉敷川を渡った先で左にカーブして、ちょうど逆光になります。
玉野市に入ります。
逆光のせいでカントリーサインが読めません。。。
玉野市は本州側の終点がある街です。
JR宇野線と交差する陸橋を渡ります。
とても見通しがいいですね。
おにぎり
玉野市に入ったので、玉野市街という表記に切り替わりました。
片側2車線の快走路が続きます。
多少登り勾配になっていますが、わりと平坦な道です。
道の駅 みやま公園付近
道の駅 みやま公園の先の交差点で、左車線が左折専用レーンとなるので、右車線を走行する必要があります。
この先は片側1車線となります。
おにぎり
池にかかった橋を渡ります。
おにぎり
この先はループ橋になっています。
ぐるっと回って下に降りていきます。
ループ橋南交差点を玉野市街方面へと左折します。
ここでは国道430号が左右に伸びていて、重複します。
ここから本州側の終点まで国道430号との重複区間となります。
これで新たに国道430号が走行可能になりました。
おにぎり
おにぎり
特大おにぎり
宇野駅前交差点です。ここは本州側の終点になっている交差点です。
重複している国道430号はここが終点です。
本州側終点の地点はここです。
大きい地図・ルート検索 ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )
宇野駅前交差点にはここが国道30号の終点である証として、このような看板が設置されています。
さて、車の方はフェリー乗り場へと進んでいきます。
次の便の1時間半前でしたが、すでに乗船待ちをしている車が停車していました。
さて、乗船まで時間があったので、色々写真を撮影しました。
まずは船着き場の様子です。
宇高航路の時刻表
JR宇高駅
瀬戸大橋が開通するまでは、本四をつなぐ唯一の鉄道路線が宇高航路でした。
本州側の玄関口として宇高駅もにぎわっていたということです。
今は、少し寂れた感じの駅になっています。
昔はブルートレイン(寝台車)がそのままフェリーに乗って四国にわたっていたそうです。
ブルートレインがこの宇高駅にバンバン来ていたというのは、今からするとにわかには信じがたいものがあります。
フェリーが入港してきました。
これに乗って、高松へと渡ります。
宇高航路休止の報に触れ、最後の雄姿を目に焼き付けようという人々が多く集まっていました。
いよいよ乗船です。
係員の誘導に従って乗り込んでいきます。
まずは船内探索です。
できる限り人が映りこまないように撮影しているので無人に見えますが、実際には満員近い乗客がいました。
大行列ができていましたが、せっかくなので名物のきつねうどんを食べます。
出航です。
宇野港を後にします。
瀬戸内海特有の海に小さい島々が浮かぶ風景です。
瀬戸大橋が見えています。
瀬戸大橋は鉄道と瀬戸中央道が通っています。
瀬戸中央道は国道30号にも指定されているので、今後全線をトレースしようとする場合には、瀬戸中央道を経由する必要がありますね。
今回は高速道路を経由せずともトレースできたので、走行していません。
ちなみに、帰りは明石海峡大橋で本州に戻ってしまいました(笑
高松港へ入港していきます。
65分の船旅でした。
この挑戦では初めてのフェリー乗船となりました。
フェリーを下船していきます。
香川県に入ります。
四国側の起点・終点がある街、高松市に入ります。
松山・高知・徳島が並ぶ青看板
フェリー乗り場と国道30号の四国側起点は若干離れています。
下の地図の場所まで移動していきます。
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四国側の起点の交差点です。
フェリー通りよりもさらに1本東側へ進んだ交差点が起点になります。
昔のフェリー乗り場があった場所のため、ここが起点になっているものと思われます。
四国側起点には、不自然なまでに24.3キロポストが設置されています。
すぐ下に道路境界や水準点があるので、ここが起点であるということを確信させるには十分な情報がそろっています。
ここから先は小豆島経由で高松港へと渡ってくる国道436号との重複区間になります。
国道436号は既に走行可能な路線です。
国道436号とはゴール地点まで重複していきます。
四国側起点から100mほど進むと、松山・高知・徳島と、高松以外の四国の県庁所在地の行き先案内表示があります。
まあ、正直これを頼りに走っていく人は皆無だと思いますが(笑
水城通りをフェリー乗り場方向へと進んでいきます。
サンポート高松玉藻交差点を松山、高知、徳島方面へと左折します。
松山、高知、徳島までの距離が表示されています。
こちらは距離感がつかめるので、恩恵にあずかる人は少しいると思います。
高松の市街地を南下していきます。
おにぎり
番町交差点で国道11号が左側から合流してきて、重複します。
ここから先は国道11号、国道436号の3路線重複区間となります。
国道11号との重複はゴール地点まで続きます。
これで新たに国道11号が走行可能になりました。
徳島までの距離が表示されなくなりました。
ゴール地点の中新町交差点です。
国道30号の終点に指定されている交差点です。
重複していた国道436号もここが終点です。
また、国道11号はこのまま直進していきます。
さらに、国道32号、国道193号、国道492号が中新町交差点を起点として正面方向へと伸びていきます。
中新町交差点は6路線交差の多重交差点となっています。
これで新たに国道32号、国道193号、国道492号が走行可能になりました。
宇高航路を経由して、岡山から高松までやってきました。
これで四国初上陸となりました。
当初は2019年中に走行する計画がなかった路線でしたが、宇高航路休止の報せを受けて急遽走行しました。
この挑戦においては、初めての四国上陸、初めてのフェリー乗船と初物尽くしではありましたが、宇高航路の最後を見届けるという複雑な挑戦となりました。
かなり印象に残る国道走行になるであろうことは間違いありません。
これで、60本の国道を走破したことになります。
今年の3月に国道走破チャレンジを開始して、1年足らずで60本も走れるとは思ってもいませんでした。
ただ、このハイペースを維持するのはほぼ難しいとは思いますが(笑
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
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