国道329号 路線DATA
- 総延長:85.1km
- 重用延長:-
- 実延長:85.1km
- 現道:77.4km
- 起点:沖縄県名護市 世冨慶交差点
- 終点:沖縄県那覇市 明治橋交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年6月18日
- 走行時間:2:24:53
- 平均時速:32.1km/h
- 方向:逆走
今回は前日までの国道58号走行で沖縄へとやってきているので、これに続く形で国道329号を走行しました。
国道329号は沖縄県内で完結する道で、名護から那覇を結んでいます。国道58号が東シナ海側を通るルートなのに対し、国道329号は太平洋側を通っています。
走行レポートでも触れますが、沖縄は非常に交通量が多く、土地が狭いということもあって、那覇付近の道はどこもかしこも混雑しているイメージがあります。
そのイメージを凝縮したような道が国道329号でもあります。
片側2車線で整備されている区間が多いのですが、右折専用レーンがない交差点が大半のため、車線の数が十分に活かしきれていないという特徴があります。
このような道路事情のため、頻繁な車線変更を余儀なくされるうえに、急な車線変更をしてくる車が多いので、慣れていないドライバーは運転注意です。
似たようなルートで沖縄道が伸びているので、大人しくこちらを利用して速く、安全に移動することをお勧めします。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の明治橋交差点です。
今回走行する国道329号の終点に指定されている交差点です。
西側から交差点に進入し、東進する形でのスタートです。
ここでは左右に国道58号が伸びています。
国道58号はこの前日までで走破しました。
与那原と豊見城までの距離が表示されています。
ゆいレールの下を走っていきます。
ゆいレールが通っていきます。
ここは壷川駅です。
ゆいレールと別の方向へと進んでいきます。
この先は高架になっていて、漫湖に架かる道を通っていきます。
漫湖は名前に"湖"とついていますが、厳密には国場川の河口部に位置する干潟のようです。
したがって、海上に架かる橋だということですね。
ちなみに、スタート地点の明治橋も同じく海上に架かる橋となります。
どう見ても川にしか見えませんが。。。
左手の方に漫湖が見えています。
おにぎり
とよみ大橋(西)交差点の少し手前の辺りで豊見城市に入ります。
残念ながらカントリーサインは見つけられませんでした。
豊見城市は「とみぐすく」と読みます。
沖縄特有の難読地名ですね。
「ぐすく」という言葉が城を指すようで、地名に「城」という文字が含まれていたら、「ぐすく」と読むことが多いということだけ覚えておくと、初見でも読める地名がかなり増えます。
豊見城市内に入ったので、代わりに南風原までの距離が表示されていますが、完全なる逆光になっていて、全く読めませんね。
こちらの青看板は辛うじて読めるでしょうか。
片側2車線の快走路なのですが、かなり交通量が多いです。
仲井真交差点で国道507号の旧道と交差します。
国道507号は既に走行可能な路線です。
この交差点で国道507号BPの津嘉山BPが右方向から合流してきて、重複します。
この先は国道507号との重複区間となります。
上間交差点を与那原、南風原方面へと右折します。
重複していた国道507号は左方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
沖縄までの距離が新たに表示されるようになりました。
南風原町に入ります。南風原町は「はえばる」と読みます。
「〇原」を「〇ばる」と読むことが多いということを知っていてもなお、これを「はえばる」と読むことは難しいです。
沖縄の道は片側2車線であっても、4車線分ぎりぎりの幅しかないことが多く、右折専用レーンのない交差点が非常に多いです。
このように右車線が右折車で塞がれてしまうことがとても多いので、必然的に割り込みまがいの急な車線変更をする車が多くなってしまっています。
レンタカーが多い地域でもあるので、この辺の事情が分からない車も多く走っていることからにっちもさっちもいかない状況に遭遇することが多いイメージがあります。
沖縄の道は割と難易度が高いので気を付けて走行しましょう。
逆光でほとんど読めませんが、南風原町内に入っているため、南風原までの距離は表示されなくなり、与那原と沖縄までの距離が表示されています。
国道506号にも指定されている那覇空港道と立体交差します。
ここは那覇空港道の南風原北IC入口付近です。
これで新たに国道506号が走行可能になりました。
与那原町に入ります。与那原町は「よなばる」と読みます。
「〇原」を「〇ばる」と読むことが多いことを知っていさえすれば、割と読みやすい部類の地名です。
与那原町内に入ったので、代わりに名護とうるままでの距離が表示されるようになりました。
名護は今回のゴール地点がある街です。
与那原交差点をうるま、西原方面へと左折します。
ここでは正面から国道331号が合流してきて、重複します。
この先は国道331号との重複区間となります。
国道331号は既に走行可能な路線です。
ようやく逆光の区間から外れたため、青看板もしっかり文字が読めるようになりました。
西原町に入ります。「〇原」は「〇ばる」と読むことが多いと言ってきましたが、何事にも例外はあり、西原町は普通に「にしはら」と読みます。
ドヤ顔で「にしばる」などと読んでしまった日には、とんだ赤っ恥をかくことになります(笑
おにぎり
島特有のアップダウンが多い地形は沖縄本島も例外ではありません。
並木道
中城村に入ります。
中城村は「なかぐすく」と読みます。
豊見城で読み方のコツはお伝えしているので、皆さん難なく読めたかと思います。
ここではうるまの代わりに北中城までの距離が表示されています。
うるままでの距離表示に戻りました。
おにぎり
アップダウンが多いだけでなく、カーブも多めです。
このように右車線を走っていると、突然右折車にブロックされてしまうことがあるので、要注意です。
おにぎり
北中城村に入ります。
こちらは「きたなかぐすく」と読みます。
中城村の北なので、北中城村です。
色々と身構えて「北中+城+村」で読もうとしてしまってはいけません。
おにぎり
おにぎり
沖縄市に入ります。
難読地名が続きましたが、流石に沖縄市を読めない日本人はほとんどいないと思います。
・・・いませんよね?
おにぎり
3次元的な線形で国道329号が伸びていることが分かりやすいかと思います。
それにしてもものすごい交通量です。
沖縄市に入ったので代わりに石川までの距離が表示されるようになりました。
大きくカーブしながら登っていきます。
おにぎり
ここではうるままでの距離は表示されていません。
コザ十字路交差点を起点として国道330号が左方向へと伸びていきます。
国道330号は既に走行可能な路線です。
片側2車線の道が続きます。
相変わらずほぼ右折専用レーンはありません。
いっそのこと思い切って片側1車線にして、右折専用レーンを整備した方が渋滞が緩和されるのではと思ってしまうほど、走りにくい道が続きます。
沖縄道の沖縄北IC入口付近です。
おにぎり
珍しく右折専用レーンがあります。
この辺りまで来ると道幅も十分に確保されるようになってきて、右折専用レーンを作る余裕が出てきたというところでしょうか。
ヤシの木の並木道
うるまと石川の代わりに金武までの距離が表示されるようになりました。
うるま市に入ります。
この辺りは旧石川市域です。
個人的にはひらがなの市町村名はあまり好きではないのですが、これだけ難読地名の多い沖縄県では、逆にありがたい存在ですね(笑
急勾配の下り坂になります。
おにぎり
並木道
おにぎり
石川トンネルの入口です。
石川トンネルを抜けると旧石川市の中心部へ向けて一気に下っていきます。
ソテツの並木道
沖縄道の石川IC入口付近です。
おにぎり
円形の横断歩道が設置されています。
金武の代わりに辺戸岬と海洋博公園までの距離が表示されるようになりました。
辺戸岬は沖縄本島の最北端の岬で、海洋博公園内には美ら海水族館があります。
片側1車線に減少します。
金武町に入ります。
金武町は「きん」と読みます。
一発ではなかなか変換されない上に、この変換を覚えさせてしまうと色々と不都合が生じそうで難儀します。
海岸線沿いに沿って走っていきます。
風景的には海が近くにあるようには感じられないですが(笑
おにぎり
太平洋がちらっとだけ見えています。
沖縄道の金武IC入口付近です。
こちらは先ほどよりもしっかりと海が見えています。
この交差点を安富祖、金武大川方面へと直進します。
現道は右方向の金武BPなのですが、ここでは旧道を走ります。
ここでは金武町役場までの距離が表示されています。
金武町の中心部へ向けて、坂道を登っていきます。
市街地に入ってきました。
米軍基地のキャンプ・ハンセンの脇を通過していきます。
おにぎり
金武町の中心部付近を通過していきます。
おにぎり
突き当りのこの交差点を海洋博公園、名護方面へと左折します。
これで現道に復帰します。
宜野座村に入ります。
道の駅 ぎのざ付近
カーブしながら登っていきます。
海洋博公園までの距離表示にカッコ書きで美ら海水族館が付け加わりました。
沖縄道の宜野座IC入口付近です。
阪神タイガーズのキャンプ地でもあるかりゆしホテルズボールパーク宜野座の脇を通過していきます。
この先は下って登ります。
登坂車線が増えます。
坂道を登りきるところで登坂車線が終わります。
おにぎり
右手には干潟が見えています。
おにぎり
おにぎり
名護市に入ります。
名護市は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
名護市内に入ったので、名護までの距離は表示されないようになりました。
名護の市街地まではまだ少し距離があります。
おにぎり
前方に立派な建物が見えていますが、こちらは沖縄高専です。
沖縄高専の入口です。
米軍基地のキャンプ・シュワブの敷地の横を通っていきます。
辺野古と呼ぶとピンと来る人も多いのではないでしょうか。
ややきな臭い場所にやってきました。
幟と観覧席のようなものが左手に設置されています。
キャンプ・シュワブの滑走路建設反対派による抗議活動が行われていました。
このご時世に密になっているのが気になります。。。
森の中を通っていきます。
この交差点で重複していた国道331号のBPが右方向へと伸びていきます。
国道329号は辺戸岬、海洋博公園方面へと直進です。
旧道の交点はこの先にあるので、重複区間はもう少しだけ続きます。
二見(北)交差点で国道331号が右方向へと伸びていくので、ここで完全におわかれです。
国道329号は世冨慶方面へと直進します。
与那原から続いた長い長い重複区間が終わり、単独区間へと戻ります。
森の中を突っ切る道が続きます。
おにぎり
ゴール地点に向けて下り始めます。
勾配率7%とかなりの急勾配です。
おにぎり
カーブしながら下っていきます。
下りが続きます。
前方にちらっと海が見えてきました。
ゴール地点が近づいてきました。
この交差点で国道58号BPの名護東道路と接続します。
仮設の青看板がかわいいです。
未供用部の道路と立体交差します。
名護東道路はさらに南西方向に延伸していき、許田で沖縄道と直接接続できるようにする計画のようです。
名護市街を迂回して北部に出ることができるので、これが完成すると沖縄本島北部の観光がはかどるようになりそうです。
ゴール地点の世冨慶交差点です。
国道329号の起点に指定されている交差点です。
ここでは国道58号が左右に伸びています。
国道58号とは起終点で接続する形になっています。
前半は片側2車線ながら、強烈な交通量と右折専用レーンがないことのコンボで大混雑するという「The・沖縄」という道でしたが、後半はすいすいと進んでいくことができました。
太平洋側を進んでいく道だったのですが、あまり海が見えないというのが少し残念ではありました。
今回はここまでです。
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