国道129号 路線DATA
- 総延長:31.9km
- 重用延長:4.7km
- 実延長:27.3km
- 現道:27.3km
- 起点:神奈川県平塚市 高浜台交差点
- 終点:神奈川県相模原市 橋本五差路交差点
- 交差する国道:
スポンサーリンク
走行DATA
- 走行日:2020年4月26日
- 走行時間:0:51:14
- 平均時速:37.5km/h
- 方向:逆走
この日の早朝に走行した国道413号に引き続き、国道129号を走行しました。
国道129号は神奈川県で完結する道で、太平洋の面する平塚市から厚木市を経由して相模原市までを結んでいます。
全線にわたって片側2車線以上で整備されているため、非常に走りやすい道です。
そういう意味では早朝に走行した国道413号とはとても対照的ですね(笑
総延長も30km強しかありませんので、かなり短い路線ではありますが、国道ファンとしてはちょっと興味深いネタがある道でもあります。
詳しくは走行レポートで触れています。
今回はこの道を逆走します。
走行レポート
スタート地点の橋本五差路交差点です。
今回走行する国道129号の終点に指定されている交差点です。
国道16号の八王子側から南へ向かう形で交差点に進入してのスタートです。
頭上の道が国道16号の本線です。
国道16号は既に走行可能な路線です。
片側2車線の道が伸びています。
並木道
国道129号のおにぎり
こちらの歩道橋のおにぎりはペイントされたものですね。
おにぎり
陸橋を渡ります。
平塚と厚木までの距離が表示されています。
平塚は今回のゴール地点がある街です。
再び陸橋を渡ります。
おにぎり
おにぎり
道路脇標識のおにぎりはこれが初登場です。
おにぎり
新緑がまぶしいです。
おにぎり
おにぎり
国道468号にも指定されている圏央道の相模原愛川IC入口付近です。
相模川を渡ります。
相模川を渡ったところで厚木市に入ります。
カントリーサインはトラックの陰に隠れてしまっていて、ドラレコカメラの映像では「厚」の文字を含んだものを捉えることができませんでした。。。
国道468号にも指定されている圏央道と立体交差します。
圏央道は国道129号の下を通過していきます。
国道468号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
厚木市に入ったので代わりに沼津までの距離が表示されるようになりました。
これはこの先で重複する国道246号のものですね。
おにぎり
おにぎり
国道468号にも指定されている圏央道の圏央厚木IC入口付近です。
おにぎり
金田交差点を沼津、平塚方面へと右折します。
ここでは国道246号が左右に伸びていて、陸橋への本線合流後は国道246号と重複します。
国道264号は既に走行可能な路線です。
国道246号の本線と合流します。
国道246号との重複後は片側3車線になります。
国道129号が上位路線のはずなのに、青看板には国道246号のおにぎりが描かれています。
重複区間の場合、両方の路線が表示される、もしくは番号が若い方が代表して表示されるの2パターンになりますが、ここでは逆転現象が起きてしまっています。
似たようなケースとして国道121号と国道294号の重複区間(栃木県益子町内)にも、この逆転現象が起きていました。
この時は国道294号の指定後に国道121号が延伸されたという理由で、逆転現象が起きてしまっていたものと考えています。
なぜここでも逆転現象が起きてしまっているのかについては、同じように歴史を紐解いてみる必要があります。
まず両者が国道として制定された年を確認してみると、国道129号が1963年なのに対し、国道246号は1956年となぜか国道246号の方が早く制定されていることが分かります。
戦後の法体系で一級国道、二級国道が制定された当初(1953年)に、一級国道1号~57号と二級国道101号~244号がまとめて国道に指定されました。
その後順次、二級国道に指定される路線が増えていくのですが、1963年に国道の再編があり、一部の二級国道が欠番となりました。
私のブログで番号順に国道を並べているページ(101~200と201~300)に不自然な空白があるのですが、この空いている番号は国道再編時に欠番となった番号なのです。
このタイミングで国道127号と国道129号が今の国道16号に吸収されたのですが、他の欠番となった国道とは違い、関東地方の中で別の路線がこの番号を埋める形で国道として指定されました。
それが、この国道129号というわけです。
従って、この国道129号は100番台の国道であるのにもかかわらず、戦後の法体系における国道1期生でもなんでもないどころか、国道246号よりも後発組だというわけなのです。
国道に制定された順番がそのまま上位路線となり、国道246号を上位路線として扱うということになったことが、この場所の逆転現象のいきさつのようです。
109~111と214~216と同じように欠番にしておけばこのようなややこしい事態にはならなかったというわけですね。
なぜ欠番にする国道と欠番にしない国道とで扱いが分かれたのかについては謎ですね。
歩道橋には国道246号と国道129号のおにぎりが両方とも掲げられています。
しかしながら、青看板には国道246号しかありません。
違和感満載のツーショット
厚木市立病院前交差点で国道412号が右側から合流してきて、重複します。
この先は国道246号、国道412号との3路線重複区間となります。
国道412号は既に走破済みの路線です。
3路線重複区間となっても、国道246号が優先です。
静岡までの距離表示も追加されました。
文化会館前交差点を過ぎた先で、国道246号は斜め左方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
国道129号は茅ケ崎、平塚方面へと直進です。
この先は国道412号との重複区間となります。
青看板に国道129号の表記が戻ってきました。
東名高速と立体交差します。
東名高速の厚木IC入口付近です。
国道271号にも指定されている小田原厚木道路と立体交差します。
国道271号は既に走行可能な路線です。
小田原厚木道路へは国道129号から直接入ることができない構造になっています。
おにぎり
おにぎり
第二交通機動隊前交差点を道なりに斜め右方向へと進みます。
国道246号とおわかれしたので、静岡、沼津ではなく茅ケ崎までの距離が表示されるようになりました。
新東名の厚木南IC入口付近です。
新東名と立体交差します。
おにぎり
並木道
平塚市に入ります。平塚市は今回のゴール地点がある街です。
おにぎり
東海道新幹線と立体交差します。
平塚市内に入り、平塚駅と国道1号までの距離が表示されるようになりました。
四之宮交番前交差点を斜め右方向へと進んでいきます。
恐らく斜め左の道は国道129号の旧道であると思われます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
榎木町交差点で国道1号と交差します。
国道1号は既に走行可能な路線です。
また、重複していた国道412号はこの交差点が起点なので、この先は単独区間となります。
国道412号の記事でも紹介しましたが、本当にここが起点なのかについては確実なことは言えませんが、私のブログではここを起点という扱いにすると宣言しましたので、それに準ずる形ですね。
おにぎり
小田原と茅ケ崎までの距離表示に代わりました。
また、JR東海道本線とアンダーパスにて立体交差します。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
ゴール地点の高浜台交差点です。
国道129号の起点に指定されている交差点です。
ここでは国道134号が左右に伸びています。
これで新たに国道134号が走行可能になりました。
総延長31.9kmと短い路線だったので、あっという間に走破してしまいました。
特にルートが難しい場所もないので、何となく走れてしまうほどです。
しかしながら、歴史を紐解くと色々と複雑な事情があるという道でした。
まあ、この複雑な事情について気付いたうえで色々と考察するような人は、ほとんどいないと思われ、特にこれを知らなくとも何の弊害もありませんが(笑
また、全線にわたって片側2車線以上に整備されていて、非常に走りやすかったです。
その半面で、ずっと都市部を走行するので風景的にはあまり見どころがないのが少し残念だったりします。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.89(国道413号)へ No.091(国道408号)へ
スポンサーリンク
全体まとめ
インデックスリンク
地域別進捗
年別まとめ
スポンサーリンク