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中国・四国遠征6日目の今日は国道を1本走行しました。
国道492号(逆走・高知県大豊町⇨香川県高松市)
国道492号
国道492号は香川県・徳島県・高知県の3県に跨り、実走行距離では189kmという長大な路線です。
しかしながら、起終点のどちらも端点側は上位路線との重複区間になっていて、国道492号の実質的なルートは、徳島県美馬市内の約30kmのみになります。
平成の大合併により美馬市が誕生する前は、実質的に穴吹町と木屋平村を結ぶだけの路線だったということで、なぜこの路線が国道になってしまったのかと疑問に思うレベルです。
昨日からこんな道ばっかりですね(笑
高松までの山越えと、国道439号の見ノ越・京柱峠越えを巻き込むことによって、国道の基準を満たして晴れて国道昇格を勝ち取ったということなのでしょう。ただ、単独区間も特に整備されているわけではなく、国道昇格がゴールになってしまったという印象です。
というわけで、ほとんど国道439号(ヨサク)を走っていたということになります。
前回走行時に立ち寄っていない場所を中心に沿線風景を振り返ってみたいと思います。
まずは京柱峠です。
当然、ヨサクの際にも通行しているので、京柱峠アゲインです。
ヨサク走行の際は、かなり深い霧が立ち込めていて、風景を全くと言っていいほど楽しむことができませんでした。今回は、きれいに晴れ渡っていたため、きれいな景色を撮影することができました。
こちらは徳島県側です。
そして高知県側。
とにかく山の奥深くにあるということしか分かりませんね(笑
当然のごとく他の人が来るということもありませんので、この雄大な自然を独り占めです。
だいぶ長いこと京柱峠に停車し、満喫してきました。
続いて落合集落です。
この長岡家住宅を中心にした住宅群が「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されていて、昔ながらの暮らしを垣間見ることができます。
落合集落の対岸にも山っぺりの集落があります。
四国山地にはこんな風景が点在していて、よくこんなところに集落ができたものだと感心してしまいます。
かかしの里。
名頃地区の集落には、そこかしこにかかしが立っています。
井戸端会議をしているようなかかしや、屋内のかかしなどもいて、もはや本来の用途からかけ離れてしまっているような気もしなくはありません。
車で運転していると、本当の人間と見間違うぐらいでして、初めてここを運転した時にびっくりしてしまいました(笑
見ノ越を越えようとする直前から雨が降ってきまして、雨が通り過ぎるのを待つついでに、劔神社に参拝してきました。
結局雨脚が弱まることがなさそうだということが分かり、見ノ越から先は雨中の挑戦となってしまいましたが(笑
見ノ越を越えて進んでいくと、こんな風景に遭遇します。
断崖絶壁のところを道が通っています。
これ全部国道438号、国道439号、国道492号の重複区間です。
よくもまあ、こんなところに道を通したものだと感心してしまいますね。
撮影した写真はここまでで、国道492号の単独区間のものはありません(笑
ちなみに、今日の国道492号走行により、四国地方の走破率が本数ベースで50%となりました。
50%を未満の地方は、北海道と東北地方の2つです。
北海道が残り3本で達成、東北地方が残り1本で達成という状況です。
残り3カ月強のカレンダーとにらめっこしてみたところ、絶妙に達成できるかどうかのラインかなと思われます。
例えば、国道279号(野辺地町⇒函館市)⇒国道278号(函館市⇒森町)⇒国道338号(函館市⇒おいらせ町)などというルートを走行すれば、ちょっとだけ北海道にタッチするだけでクリアできてしまうという感じです。
ただし、この3本の路線はいずれもまだ走行できない路線であるというのと、国道338号の通行止め区間が今年中にこれが解消されるかどうか微妙であるという2点により、この方法はちょっと使えなさそうです。
今年の目標に追加するということはしませんが、行けそうなら少し狙ってみたいなぁと思っていたりします。
それでは、また。
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