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GW2023 九州遠征2日目の今日は、昨日から走行している国道57号の残りの区間を走行しました。
国道57号(順走・大分県大分市⇨熊本県宇城市 三角港⇨長崎県島原市・島原港⇨長崎県長崎市)
今日は島原港からの出発なのですが、昨日大分県区間と熊本県区間を走行後、熊本市内に宿泊しているため、島原半島へと移動する必要があります。
というわけで、熊本市から島原へ渡る最短ルートのフェリーが就航している熊本港へとやってきました。
何を隠そう、この熊本港は三角島原フェリーを廃止に追いやった張本人なのです。
かつては、熊本市近傍にはフェリーが就航する港がなく、島原半島へ渡るには北部の長洲港か南部の三角港かの二つの選択肢がありました。
長洲港は島原半島北部の多比良港、三角港は島原半島中部の島原港とをつないでおり、長崎県内の目的地・出発地に合わせて両者を選択するという形でした。
ゲームチェンジャーとなったのは、1993年の熊本港~島原港を結ぶフェリーの就航です。
長洲港~多比良港の有明フェリーは長崎市に近いということで生き残るものの、三角島原フェリーは完全に熊本・島原を結ぶフェリーに客を奪い取られる形で廃止をやむなくされました。
おかげで、こんな遠回りをしなければならなくなったというわけです。
憎きフェリーに乗って島原へ渡るというわけです(笑
本日乗船したフェリーはこちらです。
カーフェリーとしては珍しい高速船でして、熊本と島原をわずか30分で結んでいます。
同一航路には、もう一社「九商フェリー」が就航しています。
こちらの所要時間が60分間ということで、半分の時間で移動できるというわけです。
この所要時間に差がある分、乗船料金が少し高くなっています。
熊本港を出港していきます。
本当にあっという間の航海でして、島原半島が近づいてきました。
左奥に見えるのが雲仙岳ですね。
島原港へ入港します。
国道57号
さて、国道57号へと話をうつしていきます。
国道57号の長崎県区間は、島原港から雲仙温泉を経由して長崎市へと向かうルートとなっています。
こちらが、長崎県区間端点の島原外港交差点です。
交差点付近には国道251号との2連おにぎりも設置されています。
途中、雲仙地獄を経由するので立ち寄りました。
雲仙地獄は島原半島地下のマグマだまりで熱せられた蒸気が噴出しており、さながら現世に顕現した地獄のような光景のため、このように呼ばれています。
火山ガスとともに高温の温泉が噴き出しています。
手前の道路が国道57号でして、雲仙地獄のすぐ脇を通ることがお分かりいただけると思います。
国道57号を走破後は長崎駅に立ち寄っています。
昨年開業したばかりの西九州新幹線の様子を見るためです。
西九州新幹線がホームに停車していますね。
駅周辺は大規模な改装工事が行われており、何だか少し残念な感じでした。
西九州新幹線の電光掲示板です。
「博多行」となっていますが、下にもある通り武雄温泉駅で「リレーかもめ」に接続していて、乗り換えが発生するので、少し詐欺臭いなと感じてしまいました(笑
さて、今日までの国道57号走行により、熊本県の走破済み本数が50%を超えました。
今年の目標の一つである、全都道府県の走破済み本数を50%以上にするというものが、また一つ達成に近づきました。
残りは北海道、山口県、愛媛県の3つです。
今回の九州遠征の目的は、年始にやりきれなかった熊本県の目標達成と、もう一つあります。
もう一つの目標が全ての港国道を走るというものでして、これに関連してどうしても走っておかなければならない路線があり、これを走行するというのも九州遠征の大きな目標の内の一つです。
とは言え、せっかく長崎までやってきたので、もう少し九州の国道を走ってから帰りたいと思います。
それでは、また。
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