国道136号 路線DATA
- 総延長:128.2km
- 重用延長:-
- 実延長:128.2km
- 現道:111.8km
- 起点:静岡県下田市 新下田橋東詰
- 終点:静岡県三島市 南二日町IC交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年11月1日
- 走行時間:2:42:14
- 平均時速:41.3km/h
- 方向:順走
この日は前日の国道414号に引き続き、国道136号を走行しました。
前日走行した国道414号が伊豆市から天城越えして下田に向かうのに対して、国道136号は伊豆半島の西海岸を回って下田へと向かうルートを取っています。
三島側から走行すると、松崎町に入るぐらいまでは快走路が続きますが、そこから先は未整備区間が大半になります。
酷道と呼ぶほどの状況ではありませんが 、切り立った海岸線沿いの急カーブ・急勾配連続区間を通ります。かなりの交通量もあるので、流れに乗って走ろうとすると、意外と高度な運転技術を要求されます。
日本を代表する観光地・伊豆を縦に貫く国道ということで、沿線には多くの観光名所が点在しています。北向きに走っているということもあり、途中では富士山もとらえることができました。
風光明媚な伊豆の道を、画像で振り返っていきたいと思います。
また、前回の国道414号同様、幼少期を過ごした地元の道であります。小さい頃の私にとって「国道」とは国道136号のことを指す言葉でもありました。
そんな個人的にもちょっと特別な道を走っていきます。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の新下田橋東詰です。
今回走行する国道136号の起点に指定されている交差点です。
稲生沢川の看板の下にあるゼロキロポストが目印になっています。
新下田橋の東側から渡って西進する形でのスタートです。
同じくこの場所を起点として国道135号が手前方向に伸びています。
これで新たに国道135号が走行可能になりました。
中島橋交差点を起点として右方向へと国道414号が伸びていきます。
国道414号はこの前日に走行したばかりの路線です。
おにぎり
南伊豆までの距離が表示されています。
乳峯トンネルの入口です。
短いトンネルが連続します。次は広岡トンネルです。
下田5丁目交差点を南伊豆方面へと道なりに斜め右方向に進みます。
切通になっています。
下田第1トンネルの入口です。
続いて下田第2トンネルです。
切通を進んでいきます。
おにぎり
おにぎり
徐々に住宅密集地から離れていきます。
おにぎり
南伊豆町に入ります。
山の間を進んでいきます。
少し開けたところに出てきました。
おにぎり
崖の下を進んでいきます。
日野交差点を西伊豆、波勝崎方面へと右折します。
おにぎり
南伊豆町に入ったので、代わりに西伊豆と波勝崎までの距離が表示されるようになりました。
道の駅 下賀茂温泉 湯の花付近
銀の湯会館という施設の煙突からもくもくと煙が立ち上っています。
住宅地はやや道幅が狭めです。
おにぎり
二條交差点を石廊崎方面へと左折します。
おにぎり
センターラインが消失します。
住宅の間の道幅が狭かっただけで、すぐに片側1車線が確保されます。
小刻みなカーブが多くて、やや走りづらいです。
再び道幅が狭くなります。
離合できない幅員ではありませんが、走行注意ですね。
おにぎり
センターラインがない区間がやや長く続きます。
センターラインが復活しました。
おにぎり
差田交差点を西伊豆、波勝崎方面へと右折します。
西伊豆、波勝崎方面へのルートから外れたのに、また同じ目的地となりました。半島あるあるですね。
ちなみに国道136号は先ほどの二條交差点を直進する町道よりも遠回りになっています。
住宅地を大きく右へカーブします。
西伊豆と波勝崎までの距離表示が戻ってきました。
やはり小刻みなカーブが連続します。
おにぎり
一色交差点を左折します。ここで二條交差点で接続した町道と合流します。
地図で見ても明らかに国道136号の方が遠回りになっています。
ところどころに狭隘路があったことを考えると、なぜこちらのルートが国道136号に指定されているのか理解に苦しみます。
おにぎり
ややきつめの勾配で登っていきます。
小刻みなカーブが連続することに変わりはありません。
妻良トンネルの入口です。
妻良トンネルを抜けると急カーブが連続して下っていきます。
駿河湾が見えてきました。
急勾配で下っていきます。
急カーブと急勾配の下りがダブルパンチで襲い掛かってきます。
その他の危険「砂」
もうちょっと丁寧に説明してくれてもいいと思いますが、このつっけんどんした感じもなかなか味わい深いものです(笑
妻良港を通過していきます。
東條トンネルの入口です。
おにぎり
田面トンネルの入口です。
伊豆半島の西海岸は切り立っており、この海岸線を通る国道136号はアップダウンと急カーブが連続します。
白崎トンネルの入口です。
小刻みに登りと下りが入れ替わり、さらに急カーブが連続するという、やや走りにくい区間になってきました。
割とドライビングテクニックが試される区間ということもあり、バイクやスポーツカーが異様に多いです。
おにぎり
このような急勾配と急カーブの組み合わせが連続します。
バイクや自転車なども多いので、要注意です。
おにぎり
それではしばらく国道136号のアクロバティックな道と時々おにぎりをお楽しみください。
波勝崎へはこの交差点を左方向です。
おにぎり
おにぎり
波勝崎を通過したので、代わりに松崎までの距離が表示されるようになりました。
松崎町に入ります。
おにぎり
おにぎり
ヘアピンカーブが連続します。
おにぎり
どんどん下っていきます。
おにぎり
再びヘアピンカーブが連続します。
一気に市街地まで下ってきました。
雲見地区を通過していきます。
おにぎり
ここから先は幅員も狭くなります。ところどころ離合できない場所があるくらいで、大概離合可能です。
ただ、交通量が非常に多いのでとても神経を使います。
かなり険しい地形を道が伸びています。
それでは、ここからしばらくさらにグレードアップしたアクロバティックな国道136号の風景をお楽しみください。
石部地区に出てきました。
ただ、石部地区の河口部付近を一瞬横切るだけで、再びジェットコースターのような道に戻ります。
おにぎり
再びアクロバティックな道が続きます。
萩谷トンネルの入口です。
こんな激しい道なのですが、これでも海岸線沿いの道なのです。
海はだいぶ下ですけれどね。
それでは、再び海沿いのアクロバティックな道をお楽しみください。
歩行者横断多しのその他の危険です。
おにぎり
室岩洞トンネルの入口です。
松崎町の中心市街地が見えてきました。
松崎町の市街地へと入っていきます。
道部交差点を西伊豆、松崎港方面へと左折します。
おにぎり
並木道を通過していきます。
おにぎり
松崎町の中心部まで来たので、西伊豆までの距離のみが表示されるようになりました。
おにぎり 松崎の市街地から離れていきます。
銅像が設置されています。「安全運転誓いの塔」です。
眼前には駿河湾が広がっています。
西伊豆町に入ります。
西伊豆の市街地に入ってきました。
西伊豆の市街地を通っていきます。
港町が広がっています。
おにぎり
左手に堂ヶ島が見えてきました。
堂ヶ島の遊覧船乗り場を通過していきます。
西伊豆町の市街地から離れていきます。
松崎町以南の激しい道からは打って変わって、こちらは改良整備済みの快走路となっています。
浮島トンネルの入口です。
快走路が続きます。
先ほどまでの悪路と比べてしまうとやや物足りなさを感じてしまいます(笑
おにぎり
平羽根トンネルの入口です。
トンネル連続区間になりました。
次は平野トンネルです。
続いて新田子トンネルです。
おにぎり
少し間を空けて大田子トンネルです。
田子地区の山側を通過していきます。
おにぎり
前方に見えているのは新安良里トンネルです。
だいぶ海から高いところまで来ています。
おにぎり
次は小谷トンネルです。
安良里地区を通過して、浜川トンネルに入ります。
おにぎり
前方には黄金崎トンネルの入口が見えています。
おにぎり
少し長めの黄金崎トンネルを抜けると加茂地区へと入っていきます。
新宇久須トンネルの入口です。
まだまだトンネルは続きます。
次は三瀧トンネルです。
加茂地区へと入ってきました。少しの間市街地を通ります。
おにぎり
トンネル連続区間が再開します。次は松ケ坂トンネルです。
おにぎり
おにぎり
小洞トンネルの入口です。
次は加茂トンネルです。
加茂トンネルを抜けると伊豆市に入ります。
続いて土肥第1トンネルです。
長らく続いたトンネル連続区間最後のトンネルは土肥第2トンネルです。
恋人岬の前を通過していきます。
太平洋側では海に沈む夕日というのは半島でしか見ることができず、割と珍しい風景ということになるのでしょう。
左前方に富士山が見え始めてきました。
だいぶ遠いので山体がかすんで見えています。
おにぎり
おにぎり
駿河湾を横目に北上していきます。
伊豆市に入って、三島と修善寺までの距離が表示されるようになりました。
三島は今回のゴール地点がある街です。
駿河湾が広がっています。
駿河湾の向こう側に見える富士山です。
まさに葛飾北斎の富嶽三十六景で描かれた風景そのものです。
もしかしたらこの場所から描かれたものも含まれているかもしれません。
おにぎり
おにぎり
八木沢トンネルの入口です。
土肥の街並みが見えてきました。
おにぎり
土肥の海岸が見えています。
駿河湾フェリー乗り場の入口です。
駿河湾フェリーは土肥と清水を結んでおり、静岡県道223号の海上県道としても指定されています。
海上国道は日本全国各地にそれなりの数があるので、さほど珍しいものではありませんが、海上県道ともなると非常に珍しいです。
私の挑戦はあくまでも国道走行が目的なので、海上県道は対象外ですけれども、いずれは乗ってみたい案件です。
土肥の旅館街に入ってきました。
旅館街を抜けて、旧土肥町の市街地へと入ってきました。
土肥中浜交差点を三島、修善寺方面へと右折します。
しばらく伊豆半島の西海岸側を通ってきましたが、ここから船原峠を越えて中伊豆エリアへとルートを変えていきます。
おにぎり
市街地から離れ、山道へと入っていきます。
急勾配で登っていきます。
おにぎり
ゆったりと180°のカーブを曲がっていきます。
おにぎり
前方にはこの先の国道136号が見えています。
登坂車線が増えました。
急勾配の道をどんどん上っていきます。
おにぎり
小嵐トンネルの入口です。
おにぎり
橋を渡って西尾平トンネルに入っていきます。
このように谷を越える橋がいくつも架けられています。
おにぎり
どんどん上っていきます。
船原トンネルの入口です。
このトンネルで船原峠を越えます。
船原トンネルを抜けると下り坂になります。
旧天城湯ヶ島町域に入りました。
船原峠の旧道からの道と合流します。
おにぎり
大きくカーブしながら下っていきます。
おにぎり
かなりの急勾配で下ります。
おにぎり
おにぎり
だいぶ勾配はゆるかやかになったもののまだまだ下りは続きます。
おにぎり
おにぎり
おにぎり
昔から気になっていたのですが、「究極のそば」のお店はこんなところにあったのですね。
この交差点を左折します。
現道は直進方向ですが、旧道も国道136号に指定されたままになっているので、ここでは旧道を走ります。
おにぎり
出口交差点を三島、修善寺方面へと左折します。
ここでは国道414号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道414号との重複区間となります。
国道414号とはスタート直後に接続して以来、久しぶりに合流します。
青看板には大量のおにぎりが描かれていて、なんだか幸せな気分になります。
2連おにぎり
右手に狩野ドームが見えています。
昔は天城ドームという名前だったと思うのですが、いつの間にか狩野ドームという名前に変わっていました。
どうやらこれとは別に新天城ドームができて、これが現在では天城ドームと呼ばれており、今では旧天城ドームが狩野ドームと呼ばれているようです。
ややこしくて仕方ありません(笑
2連おにぎり
住宅地を下っていきます。
2連おにぎり
大平IC西交差点を右方向に進むと伊豆縦貫道の大平IC入口へと連絡します。
大平ICまでの連絡路は国道136号と国道414号の重複区間に指定されています。
また、大平ICを境にして伊豆縦貫道の北側・修善寺方面は国道136号、南側・月ケ瀬/河津方面は国道414号に指定されています。
ここでは現道を走るべく直進します。
国道136号にも指定されている伊豆縦貫道と立体交差します。
おにぎり
越路トンネルの入口です。
伊豆縦貫道と少しだけ並走します。
伊豆縦貫道との立体交差部にあるこの交差点を三島、伊豆の国方面へと右折します。
伊豆縦貫道・修善寺道路の修善寺IC入口です。
伊豆縦貫道、修善寺道路の両方とも国道136号にも指定されています。
2連おにぎり
横瀬交差点を三島、伊豆の国方面へと左折します。
旧修善寺町域に入ったので、代わりに伊豆の国までの距離が表示されるようになりました。
狩野川に沿って走っていきます。
正面にはロッククライミングの名所として知られている城山が見えています。
2連おにぎり
国道136号にも指定されている修善寺道路の熊坂IC入口です。
2連おにぎり
狩野川に架かる狩野川大橋を渡るところで伊豆の国市に入ります。
伊豆の国市の名前については、散々国道414号の記事でも触れているので、ここでは割愛します。
国道136号にも指定されている修善寺道路の大仁南IC入口です。
ここでは韮山、大仁方面へと直進します。
2連おにぎり
三福IC交差点で国道414号は左方向へと進みます。
国道136号は韮山方面へと直進ですので、ここでおわかれです。
単独区間に戻ります。
おにぎり
伊豆の国市に入って、伊豆の国市の表記が韮山に切り替わりました。
おにぎり
伊豆箱根鉄道駿豆線と並走します。
おにぎり
富士山へと向かって北上していきます。
世界遺産にも指定された韮山反射炉へはこの反射炉入口交差点を右折です。
韮山反射炉は「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして世界遺産に登録されています。
軍艦島や三池炭鉱などほとんどの構成要素が九州、萩に集中しているのに対し、先駆的な役割を果たしたということもあってか、遠く離れた韮山の反射炉も構成要素に名を連ねることで晴れて世界遺産となりました。
明治日本といいつつも、韮山反射炉が稼働していたのは幕末期のみです。
この反射炉で作られた大砲を設置するために作られたのが、東京のお台場であるとも言われています。
世界遺産に指定されるはるか昔に何度も訪れたことがありますが、薄暗い森の中にひっそりと佇む謎の煙突というような印象でした。
今となってはきれいに整備されてしまって、隔世の感を禁じえません。
また、韮山は歴史的な遺産が多く残されている土地でもあります。
韮山に所縁があるもっとも有名な歴史上の人物といえば、鎌倉幕府を開いた源頼朝でしょう。
平治の乱で源氏が平家に敗れるわけですが、この戦後処理で幼い源頼朝はここ韮山の蛭ヶ小島へと流されました。
この地で北条政子と出会い、のちの源平合戦で平家を破り、鎌倉幕府の初代征夷大将軍に就いたということで知られています。
蛭ヶ小島は狩野川の中州にあったとされる場所ですが、今となっては狩野川の流れも大きく変わってしまい、水田地帯のど真ん中にポツンとある小さな公園になってしまっています。
おにぎり
伊豆箱根鉄道駿豆線の伊豆長岡駅前を通過します。
おにぎり
おにぎり
伊豆箱根鉄道駿豆線の韮山駅への入口を通過します。
狩野川の堤防下を進みます。
狩野川の堤防下を進みます。
函南町に入ります。
富士山が見えています。
雪が少ないため、ここまで近づいてもやや存在感に欠けますね。。
来光側に架かる蛇ケ橋を渡ります。
おにぎり
片側2車線に増えます。
大場川南交差点で伊豆中央道から続く国道136号BPが合流してきます。
現道は三島方面へと直進です。
また、ここでは国道1号にも指定されている伊豆縦貫道と立体交差します。
大場川に架かる大場川橋を渡ります。
大場川橋を渡ると三島市に入ります。
三島市は今回のゴール地点がある街です。
三島市に入って、三島市街と国道1号までの距離が表示されるようになりました。
富士山に向かって走っていきます。
おにぎり
おにぎり
三島市内の区間は右折専用レーンがほとんどないため、右折車で右車線がせき止められることが多いです。
そのため急な車線変更をする車も多くなるので、走行注意です。
ゴール地点の南二日町IC交差点です。
国道136号の終点に指定されている交差点です。
ここでは左右に国道1号が伸びています。国道1号は既に走行可能な路線です。
前日に走行した国道414号の天城越えに対して西海岸を通る国道136号で国道1号まで到達しました。
この日は割と空いていた方かなと感じるレベルで、平常時の休日は猛烈な渋滞となることも多い道でもあります。
国道414号の詳細レポート同様、幼少期に慣れ親しんだ道でもありますので、少し解説が細かくなりすぎてしまっているところがあったかもしれません。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.131(国道414号)へ No.133(国道138号)へ
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