国道478号 路線DATA
- 総延長:106.4km
- 重用延長:0.3km
- 実延長:106.1km
- 現道:106.1km
- 起点:京都府宮津市 宮津天橋立IC
- 終点:京都府久御山町 京滋バイパス森交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2021年9月23日
- 走行時間:1:27:28
- 平均時速:73.0km/h
- 方向:順走
この日は前日の国道312号走行に引き続き、国道478号を走行しました。
国道478号は京都府内で完結する路線でして、日本海に面する宮津と京都市の南部に位置する久御山町を結んでいます。
また、国道478号は大半の区間が京都縦貫道でして、起点の宮津天橋立ICから大山崎ICまでは有料の高規格道路を走行する形になります。
宮津天橋立ICでは山陰近畿道と接続し、大山崎ICでは京滋バイパスと大山崎JCTを経由して名神高速の2路線に接続します。
また、大山崎ICから先は一般道の区間になっていて、京滋バイパスと並走しながら終点の久御山町へと至るといった形になっています。
400番台後半の国道には一般国道として事業化して全線を高規格道路として整備する路線が多く、国道468号(圏央道)、国道483号(北近畿豊岡道)、国道497号(西九州道)などがあります。
ただし、国道478号以外のほとんどの路線では、全線が高規格道路になっているのに対し、上記のように国道478号だけは高規格道路部と一般道部が組み合わさる形になっています。
似たようなケースとして挙げられるのが国道409号(東京湾アクアライン)と国道466号(第三京浜道路)です。
国道409号の東京湾アクアラインの区間は、元々海上区間として分断されていたものを後から東京湾アクアラインを通すことで分断された状態を解消するというやり方で作られているため、国道478号のケースとは少し様相が異なります。
一方、国道466号の方は元々第三京浜が全線開通した状態で供用されていて、あとから玉川IC~瀬田交差点までの一般道部を合わせて国道466号として指定したという経緯ですので、国道478号の類例と言えるかもしれません。
国道478号の経緯について、少し詳しく見てみたいと思います。
当初は1988年に亀岡道路と老ノ坂亀岡道路が国道9号として開通した後に、千代川ICより北の区間が次々と事業化されていきます。
1993年、現在の京都縦貫道全体の区間が事業化されると同時に国道478号が路線指定され、最初に開通した区間も国道9号から国道478号に付け替えられているのです。
つまり、国道409号とは異なり、国道指定当初から現在のような高規格道路部と一般道部が組み合わさる形で国道に指定されたのが、この国道478号というわけなのです。
なぜこのような組み合わせの路線が造られたのかは、良く分からないですが。
結局は良く分からないという結論で、申し訳ありません。。。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の京都縦貫道 宮津天橋立ICです。
今回走行する国道478号の起点に指定されている地点です。
今回走行する国道478号は大山崎JCTまでの区間が京都縦貫道になっているため、今回はICからのスタートとなります。
宮津天橋立ICから京丹後方面は山陰近畿道になっているため、京都縦貫道としても宮津天橋立ICが起点になっています。
山陰近畿道の宮津天橋立ICから先の区間は国道312号として整備されています。
国道312号は前日に走行したばかりの路線です。
料金所の先では京都、大阪、敦賀方面へと左側の分岐を進みます。
本線に合流します。
最初は2車線の対面通行となっています。
舞鶴大江IC、綾部JCT、京都までの距離が表示されています。
登坂車線の区間を通過していきます。
大江山トンネルの入口です。
続いて辛皮トンネルです。
さらに栃葉トンネルと続きます。
栃葉トンネルを抜けると舞鶴市に入ります。
大俣トンネルの入口です。
舞鶴大江ICの出口を通過していきます。
舞鶴大江ICの手前で追い越し車線が増えます。
続いて由良川PAです。
由良川を渡るところで、国道175号と立体交差します。
国道175号は既に走行可能な路線です。
舞鶴大江ICの代わりに綾部安国寺ICまでの距離が表示されるようになりました。
上村トンネルの入口です。
続いて小原トンネルです。
さらに坊口トンネルと続きます。
坊口トンネルを抜けると綾部市に入ります。
登坂車線が増えます。
内久井トンネルの入口です。
さらに別所トンネルと続きます。
次は篠田トンネルです。
七百石トンネルです。
これでトンネル連続区間が一段落します。
綾部JCTで舞鶴若狭道と分岐します。
国道478号は京都縦貫道の京都方面へと本線を進みます。
高城第二トンネルです。
高城第一トンネルと続きます。
綾部安国寺ICを通過します。
綾部安国寺IC付近で国道27号と立体交差します。
国道27号は既に走行可能な路線です。
横谷トンネルの入口です。
旭トンネルの入口です。
橋上トンネルの入口です。
京丹波わちICと大山崎JCTまでの距離が表示されるようになりました。
京丹波わちICの出口を通過します。
IC出口付近で追い越し車線が増えます。
京丹波町に入ります。
ここで国道27号と立体交差します。
片側1車線に戻ります。
広野トンネルの入口です。
ここでは京丹波みずほIC、丹波IC、京都までの距離が表示されています。
大簾トンネルの入口です。
続いて新瑞穂トンネルです。
この付近で国道173号と立体交差します。
国道173号は既に走行可能な路線です。
粟野トンネルの入口です。
京丹波みずほICを通過します。
追い越し車線が増えます。
この付近で国道9号と立体交差します。
国道9号は既に走行可能な路線です。
さらに追い越し車線が終わる辺りで国道173号と再び立体交差します。
京丹波みずほICを通過したので、代わりに園部ICまでの距離が表示されるようになりました。
院内トンネルの入口です。
森トンネルが続きます。
宮津から50km地点を通過します。
京丹波PAを通過します。
このPAは「道の駅 京丹波 味夢の里」として営業しています。
曽根トンネルの入口です。
続いて須知トンネルの入口です。
須知トンネルを抜けたあたりで再び国道9号と立体交差します。
丹波IC出口を通過します。
丹波ICを通過したので、代わりに八木中ICまでの距離が表示されるようになりました。
新観音トンネルの入口です。
新観音トンネルを抜けると南丹市に入ります。
熊崎トンネルの入口です。
瓜生野トンネルの入口です。
園部ICの出口を通過します。
園部ICからの合流車線がそのまま走行車線へと変化します。
園部ICから先は完全に4車線の区間となります。
京都縦貫のマーク
八木本線料金所を通過します。
八木中IC出口を通過します。
八木中ICでは国道9号、国道477号の重複区間と接続します。
国道477号は既に走行可能な路線です。
南丹PAへの分岐です。
本郷トンネルの入口です。
続いて拝田トンネルです。
拝田トンネルを抜けると亀岡市に入ります。
千代川ICの出口を通過します。
大井IC出口です。
亀岡IC出口を通過します。
亀岡市内に入ってICが連続します。
冒頭の部分で触れたように、元々は亀岡道路、亀岡老ノ坂道路として整備されたことから京都縦貫道が始まっているということの名残だと思われます。
この辺りから真下を国道372号が通るようになります。
国道372号は走破済みの路線です。
さらにこの辺りで国道423号と立体交差します。
国道423号は既に走行可能な路線です。
天岡山トンネルの入口です。
篠IC出口を通過します。
亀岡市内で4つ目のICになります。
さらに篠本線料金所を通過します。
新老ノ坂トンネルの入口です。
新老ノ坂トンネル内部では車線変更禁止になっています。
新老ノ坂トンネルを抜けると京都市に入ります。
新老ノ坂トンネルから先はかなりの急勾配で下っていきます。
高規格道路の下り坂ではめったにしないのですが、低速ギアに入れてエンジンブレーキを効かせます。
沓掛ICの出口を通過します。
手前の看板にある通り、京都市内へはここから向かうことができます。
まあ、本当に京都の中心部に行きたいのであれば、遠回りになるのですが、沓掛ICではなく大山崎JCTから先の京滋バイパスを経由して第二京阪道路の鴨川東、鴨川西ICまで行った方が結局は早いような気がします。
北春日トンネルの入口です。
続いて南春日トンネルです。
長岡京IC、大山崎JCT、大阪、名古屋までの距離が表示されるようになりました。
西山トンネルの入口です。
続いて西代トンネルです。
長岡京市に入ります。
実際には西山トンネルの中で長岡京市に入っているのですが、西代トンネルまでとの距離が短すぎるため、西代トンネルを抜けた後にカントリーサインが設置されているようです。
大山崎JCTの情報が表示されてきました。
情報量が多くて、ぱっと見だと良く分からないと思います。
予めどちらの方面に行きたいのかをきちんと頭に入れてからでないと迷ってしまいそうです。
特に「名古屋」は名神高速、京滋バイパスのどちらでもOKですので、最初からどちらの道を選択するのかを決めておく必要があります。
長岡京IC出口を通過します。
瀬田東と門真までの所要時間が表示されています。
渋滞が多発する区間でもあるので、この情報が参考になります。
道が良く分かっていない人は元々決めておいた道を選択する方がよいでしょう。
特に門真方面については、名神⇒近畿道か、京滋バイパス⇒第二京阪かのどちらかになります。
どちらに進むとしても複雑なルートになるので、途中のルートに不安があるルートは選ばない方が無難です。
大山崎町に入ります。
さて、国道478号は大山崎ICで高速から降りて一般道の区間となります。
この先はかなりルートが複雑ですので、間違えないようにしないといけません。
予習時には何度も映像をチェックし、満を持して臨みました(笑
まずは最初の分岐を大山崎出口方面へと分岐を進みます。
複雑なJCTを間違いなく進むコツは、自分が進むべき目的地以外のルートを見ないようにすることです。
この場合、名神の名古屋・吹田が邪魔な情報になりますので、これを見てしまってはいけません。
大山崎出口の文字のみを追いかけて、進みましょう。
ちなみに本線をこのまま進むと京滋バイパスに入っていきます。
ランプウェイを進みます。
ここで右側の車線へと合流します。
さらに進むと今度は左から車線が合流してきます。
この先は前方の青く塗りつぶされている車線へと向かわなければなりません。
左からの合流のすぐ先が名神と大山崎出口の分岐になっています。
左へと一気に2つの車線変更をして分岐路に進んでいく必要があります。
当然、左からの合流車線に車が来ている可能性がありますので、これに注意を配りながらも躊躇することなく左へと進む必要があります。
割と危険な合流&分岐ですね。
さらにランプウェイを進んでいきます。
ここで左から車線が合流してきます。
大山崎IC出口の料金所を通過します。
料金所を抜けた先は4車線になっており、京都方面へと進む必要があります。
交差点のすぐ先で右折する必要があるので、左から2番目の車線へと進みます。
大山崎I.C交差点を京都方面へと左折します。
ここでは国道171号が左右に伸びていて、重複します。
この先は国道171号との重複区間になります。
国道171号は既に走破済みの路線です。
複雑な迷路のような大山崎ICを無事に出ることができました。
ひとまず、一番の難関を乗り越えました(笑
左折してすぐに右折専用レーンへと進む必要があります。
右折専用レーンができる前まで右折待ちの車列が伸びているので、インター出口で一番左の車線を進んでいると、この右折専用レーンに入れなくなってしまうので要注意です。
国道五条本交差点を宇治、八幡方面へと右折します。
国道171号は直進方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
一般道区間で初めての単独区間となります。
右折したすぐ先で東海道新幹線と立体交差します。
国道478号のおにぎりです!
京都縦貫道の区間におにぎりは設置されていないので、やや諦めかけていましたが、無事に撮影できて感無量です。
京滋バイパスと並走します。
おにぎり
桂川に架かる天王山大橋を渡ります。
天王山大橋を渡ると八幡市に入ります。
さらに宇治川に架かる石清水大橋を渡ります。
おにぎり
京滋バイパスの下に入ります。
再び京都市に入ります。
おにぎり
再び八幡市に入ります。
行ったり来たりで忙しいです(笑
さらに久御山町に入ります。
久御山町は今回のゴール地点がある街です。
久御山町は「くみやま」と読みます。
京滋バイパスの久御山淀IC入口です。
おにぎり
おにぎり
ゴール地点の京滋バイパス森交差点です。
国道478号の終点に指定されている交差点です。
ここでは国道1号が左右に伸びています。
国道1号は既に走行可能な路線です。
高規格道路部と一般道部が組み合わさるというやや珍しいタイプの路線でした。
高速から一般道に降りる大山崎IC出口がかなりの難関でして、何とか一発撮りで成功することができました。
万が一やり直しになってしまうと、その分の高速料金を支払うことになってしまうので、だいぶドキドキしました。
祈る気持ちで走ったのが奏功したのでしょうか(笑
同じようなルートで大山崎ICで降りる必要がある方は、ぜひ参考になさってください。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.190(国道312号)へ No.192(国道310号)へ
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