国道331号 路線DATA
- 総延長:152.9km
- 重用延長:61.9km
- 実延長:91.0km
- 現道:82.9km
- 起点:沖縄県那覇市 明治橋
- 終点:沖縄県大宜味村 塩屋交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年6月18日
- 走行時間:3:26:18
- 平均時速:42.1km/h
- 方向:逆走
この日は国道329号、国道449号、国道505号走行に引き続き、4本目として国道331号を走行しました。
1日で4本の国道を走行したのは、2019年12月29日の国道443号、国道209号、国道264号、国道210号走行以来2回目です。しかもこの時は国道443号を2日間に分けて走行していたので、全線を1日で回ったのはこれが初です。
1日に3本でもかなり走ったという感覚になるので、4本ともなるとお腹いっぱいになります。恐らく1日4本が限界ですね。今後、4本走ることがあるとは思えないレベルです。
さて、国道331号は那覇から北部の大宜見を結んでいますが、初っ端から南部の糸満へ向かって海沿いにぐるっと半島を回ってから、だいぶ遠回りをして与那原へ通り、長い長い国道329号との重複区間を経て、太平洋側の東村を経由して大宜味村に至るという、普通は絶対に全線トレースすることはあり得ないであろうルートの道です
国道329号との重複区間は総延長の1/3以上を占めており、番号は2つしか変わらないのに国道331号の気配は微塵も感じさせないというひどい扱いを受けています。
よく知らない人からしたら、糸満を回る南部の区間と、名護~東~大宜見の区間は独立した別路線のようにも見えることでしょう。
その割に、沖縄県内の国道の総延長は国道58号をしのいで堂々のNo.1という本当によく分からない路線です(笑
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の塩屋交差点です。
今回走行する国道331号の終点に指定されている交差点です。
北側から交差点に進入し、左折してのスタートです。
ここでは国道58号が前後に伸びています。
国道58号は既に走破済みの路線です。
おにぎり
東までの距離が表示されています。
大宜味村の塩屋地区の集落を抜けていきます。
乗用車がちょうど離合できるぐらいの道幅しか確保されていないので、走行注意です。
集落を抜けてセンターラインが引かれ始めました。
おにぎり
塩屋湾岸を進んでいきます。
おにぎり
塩屋湾岸を進んでいますが、感覚的には川沿いの道を進んでいるようです。
おにぎり
右側に橋があり、この辺りが大保大川の河口部になります。
変電所の脇を通過していきます。
山道っぽい雰囲気の区間に入ってきました。
徐々に登り勾配がきつくなってきます。
東村に入ります。
村境付近が峠になっていて、下り坂になります。
おにぎり
太平洋側に出てきて、突き当りの交差点をうるま、名護方面へと右折します。
東村に入ったので、代わりにうるまと名護までの距離が表示されるようになりました。
太平洋が見えています。
太平洋に沿って道が伸びています。
小さめの砂浜が見えています。
この辺りはあまりリゾート感がなくて過ごしやすそうです。
海岸線沿いから離れて、少し内陸部へと勾配を上げていきます。
岬の付け根辺りを直接超えていくような道になっていて、かなりの急勾配です。
おにぎり
峠を越えて一気に下っていきます。
おにぎり
並木道
おにぎり
森の中を突っ切っていきます。
おにぎり
再び海岸線沿いまで出てきました。
海が見えています。
名護市に入ります。
おにぎり
またまた山道になります。
右へ左へカーブしながらどんどん登っていきます。
登り切って今度は下っていきます。
下りの区間も束の間、今度は登っていきます。
急勾配で下っていきます。
おにぎり
画像では全く伝わらないですが、一気に海沿いまで下ってきました。
左の木のすぐ先が海です。
おにぎり
先ほどから木々が成長しすぎていて、おにぎりが隠れてしまっていますね。
安部の集落を通過していきます。
おにぎり
ひたすら森の中を進んでいきます。
おにぎり
汀間川沿いを進みます。
おにぎり
汀間は「ていま」と読むようです。
言われてみれば、特にひねりのない読み方なのですが、沖縄独特の語感ということもあってかちょっと初見で読むのは難しいです。
大浦湾沿いに出てきました。
砂浜が広がっています。
おにぎり
海が美しいです。
大浦湾の奥にあるこの交差点を二見方面へと右折します。
現道のBPは直進方向ですが、ここでは旧道を進みます。
現道のBPと立体交差します。
前方の海に浮かぶ船がいくつか見えていますが、恐らく米軍のキャンプ・シュワブの滑走路建設工事をしている現場付近かと思われます。
おにぎり
急カーブと急勾配で一気に登っていきます。
突き当りの交差点を沖縄方面へと左折します。
ここでは国道329号が左右に伸びていて、重複します。
ここから先は60km以上の長きにわたってしばらく国道329号との重複区間となります。
国道329号はこの日の早朝に走行した路線です。
国道329号のおにぎり
しばらく国道331号の文字は姿を消すことになります。
と、思いきやすぐ先の交差点で国道331号のBPが左側から接続してくるので、ここで国道329号にお目にかかれるのを完全に忘れていました。
この先は正真正銘国道331号は国道329号の陰に隠れてしまいます。
名護市に入っているので代わりに沖縄までの距離が表示されるようになりました。
森の中を進んでいきます。
キャンプ・シュワブの入口の前を通過していきます。
那覇までの距離が表示されるようになりました。
那覇は今回のゴール地点がある街です。
快走路が続いています。
おにぎり
サグを挟むと遠くまで道が見通すことができます。
おにぎり
ここでは那覇までの距離は表示されていませんでした。
宜野座村に入ります。
おにぎり
おにぎり
海沿いのヤシの木の並木道
那覇までの距離表示が復活しました。
おにぎり
本当に島の道はアップダウンが激しいです。
阪神タイガースのキャンプ地にも利用されている「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」の脇を通過していきます。
青い空が広がっています。
宜野座村の中心部を通過し、一気に下っていきます。
ビーチの辺りまで下ってきました。沖縄らしい風景です。
海沿いに出てきました。
道の駅 ぎのざ付近
おにぎり
金武町に入ります。
金武町は「きん」と読みます。
この交差点では右方向へと旧道が伸びていますが、国道329号走行の時に旧道を走ったので、今度は現道のBPを走るために沖縄、うるま方面へと直進します。
BPはゆったりとした線形の快走路となっています。
前方にちらっと海が見えています。
おにぎり
この交差点を沖縄、うるま方面へと左折して、旧道と合流します。
海沿いを進みます。
沖縄道の金武IC入口付近です。
おにぎり
リゾート地然とした街並みです。
おにぎり
屋嘉ビーチ付近を通過します。
この辺りまで来るとビーチ周辺はリゾート地の様相を呈してきます。
北部ののんびりした雰囲気のビーチとは大違いです。
おにぎり
うるま市に入ります。
うるま市に入ると片側2車線に増えます。
旧石川市の市街地を通過していきます。
おにぎり
沖縄道の石川IC入口付近です。
うるま市に入ったので、那覇と沖縄までの距離のみが表示されるようになりました。
旧石川市の市街地から外れてきて、登り勾配の区間へと入ってきます。
石川トンネルの入口です。
まだまだ登ります。
おにぎり
ようやく登り切りました。
おにぎり
沖縄市に入ります。
片側2車線の快走路が続きます。
沖縄市に入ったので、代わりに与那原までの距離が表示されるようになりました。
こう見ると与那原から那覇までは近くに見えますが、国道331号をトレースするものにとってこれはまやかし以外の何物でもありません(笑
ここでは北中城までの距離が表示されています。
沖縄道の沖縄北IC入口付近です。
ICへの入口が右折専用レーンになっています。
ここから先は右折専用レーンがほとんどなくなり、慢性的に渋滞しているような区間へと入っていきます。
このように右折待ちの車で右車線が塞がれてしまうので、片側2車線であることを有効活用しきれていません。
昼下がりの交通量の少ない時間帯なので、まだ流れていますが、すいすい進めるという感覚はありませんでした。
おにぎり
右折車にガードされるので、左車線を走っていればいいのかというと、そんなことはありません。
このような路上駐車を避けるために右車線へ合流しなければならなかったりします。
常に前方に注意を払って運転する必要があります。
コザ十字路交差点を起点として右方向へと国道330号が伸びていきます。
国道330号は既に走行可能な路線です。
国道331号は与那原、北中城方面へと直進です。
ここでは北中城までの距離が表示されていません。
北中城までの距離表示が復活しました。
おにぎり
北中城村へと入ります。
北中城村は「きたなかぐすく」と読みます。
北中城村に入ったので、代わりに中城までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
中城村へと入ります。
おにぎり
おにぎり
この時間帯は交通量が少なくなって、実勢速度が上がっている中に、路上駐車や右折待ちの車が突然出現するような感じになっているので、より注意を払って運転する必要があります。
中城村に入ったので、代わりに中原までの距離が表示されるようになりました。
おにぎり
右折待ちに、左車線の工事が連続し、もはやトラップとしか思えないです。
静止画では分かりづらいのでほとんど紹介していませんが、かなりの頻度で路上駐車と右折待ちの車が登場するため、ドラレコカメラの固定の視点だとヒヤッとするレベルの車線変更が行われています。
前方の車や私自身も含めてですね。
実際に運転していると固定視点よりもかなり視野が広いので、事前に色々と前方の状況を察知して動いているんだろうなぁということがよくわかります。
正直、固定視点で見ていると「何でここで一瞬車線変更しかけてやめてるんだろう」と思うシーンが何度か登場するのですが、先の方まで映像を通してみていると答え合わせでき、よくこんなのが見えているなぁと感心してしまいます。
もちろんこれが見えているのは私だけでなく周囲の車も同様です。
かなり無茶な車線変更をする車も多く、よくもまあぶつからずに進んでいけるものだと思ってしまいます。
西原町に入ります。
西原町に入ったので、那覇と与那原までの距離のみが表示されるようになりました。
那覇まで12kmと目と鼻の先ですが、国道331号を走っている私にとってはフェイクニュースでしかありません。
正直詐欺臭いです(笑
おにぎり
与那原町に入ります。
与那原町は「よなばる」と読みます。
与那原交差点を糸満、南城方面へと左折します。
重複している国道329号は右方向へと進んでいくので、ここでおわかれです。
60km以上にも及んだ重複区間はここまでで久々に単独区間に戻ります。
地図で見ると沖縄本島の北部と南部とでだいぶ離れたところに国道331号が通っているように見えるので、なんでこんな飛び飛びの路線が一つの道として指定されているのかと疑問に思うほどですが、上位路線に重複しているということが原因でした。
さて、ゴール地点である起点の交差点へは明らかに国道329号の方が近道なのですが、国道331号はここから沖縄本島南部をぐるっと大回りして那覇まで向かうようなルートとなります。
先ほどまでの青看板から計算すると那覇まで10km弱といったところなのですが、まだまだ先は長く50kmほどの道のりが残されています。
単独区間に入り、糸満、平和祈念公園、南城までの距離が表示されるようになりました。
単独区間も先ほどまでと同様の片側2車線で、右折専用レーンがほとんどないような道が続きます。
たまたまかもしれませんが、走行した時はかなり交通量が少なかったので、先ほどまでのような危険さは薄れました。
南城市に入ります。
南城市は素直に「なんじょう」と読みます。
津波古交差点を知念方面へと道なりに斜め左方向に進みます。
ここから先は片側1車線に減少します。
南城市に入ったので、代わりに知念までの距離が表示されるようになりました。
ヤシの木の並木道
国道331号のおにぎり
この先の観光名所までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
ここでは糸満と玉城までの距離が表示されています。
おにぎり
おにぎり
安座間地区の集落を通過していきます。
おにぎり
知念岬が近づいてきて、徐々に標高を上げていきます。
知念岬の入口の交差点です。
世界遺産の斎場御嶽へはこのすぐ先の交差点を右方向です。
旧知念村の中心部付近を通っていきます。
なぜかこの辺りでは生活感が感じられず、何だか別荘地みたいだなぁと思いながら走っていました。
改めて映像を見返してみると、本州ではあまり見ない建築様式の建物が多いことが原因かなとも思いました。
おにぎり
知念の集落を通過していきます。
一瞬だけ集落から離れます。
おにぎり
切り立った地形のところに住宅が建てられています。
海がちらっと見えていますね。
おにぎり
山の中腹の少し地形がなだらかになっているところには住宅が密集しています。
海が美しいです。
この辺りの住宅は見事なオーシャンビューなのでしょうね。
おにぎり
おにぎり
ここでは平和祈念公園、八重瀬、富里までの距離が表示されています。
おにぎり
左手に海が見えています。ちょうど奥武島の辺りかと思われます。
この交差点を富里方面へと左折します。
現道は直進方向ですが、旧道も国道331号に指定されたままになっているので、ここでは旧道を走行します。
先ほど見えた奥武島が少し近づきました。
おにぎり
現道と立体交差します。
奥武島入口交差点を糸満、八重瀬方面へと右折します。
これで現道復帰です。
奥武島へ行ったことはないのですが、この風景を見る限りなかなかなのリゾート地のような雰囲気が漂っています。
並木道
八重瀬町に入ります。
ゆずり車線が増えます。
ゆずり車線が終わります。
具志頭交差点で国道507号が右方向から合流してきて、重複します。
この先は国道507号との重複区間となります。
国道507号は既に走行可能な路線です。
八重瀬の住宅地を抜けていきます。
おにぎり
緩やかに登っていきます。
仲座交差点を糸満、平和祈念公園方面へと道なりに左方向へと進んでいきます。
糸満市に入ります。
糸満市に入ったので、那覇、ひめゆりの塔、平和祈念公園までの距離が表示されています。
左手に平和祈念公園が見えてきました。
平和祈念公園の前を通過していきます。
ややきつめの下り勾配の区間へと入ってきました。
市街地に入ってきました。
平和祈念公園を通過しましたので、代わりに豊見城までの距離が表示されるようになりました。
ひめゆりの塔の前を通過していきます。
ひめゆりの塔を通過したので、代わりに那覇空港までの距離が表示されるようになりました。
平坦な地形ですが、市街地から外れてきました。
片側2車線に増えます。
真栄里交差点のすぐ先の斜め右方向がもともとのルートでしたが、こちらは既に県道に降格しています。
旧道のルートが現役だったころは、重複している国道507号の起点が糸満ロータリーだったようなのですが、ルートが変わってしまったため起点も変更になっているものと思われます。
ただ、現在の正しい起点は正直言って分からなくなってしまっているというのが現状です。
国道507号のレポートでこの辺りは詳しく触れたいと思います。
ヤシの木の並木道
おにぎり
私のブログでは、この陸橋の頂点当たりを国道507号の起点として扱います。
ここから先は単独区間に戻ります。
2枚目の写真の左側にちらっと青看板が見えていると思いますが、この青看板が指し示していると思われる交差点を右折していくと糸満ロータリーへと至るため、単純に元々の起点だった地点を西に持ってきた場所が起点だろうということですね。
側道を進むと道の駅 いとまんがあります。
おにぎり
おにぎり
豊見城市に入ります。
豊崎地区のある中洲へと渡っていくところです。
豊見城市は「とみぐすく」と読みます。
残念ながらカントリーサインは見つけられませんでした。
側道を進むと道の駅 豊崎があります。
豊見城市に入ったので、那覇と那覇空港までの距離のみが表示されるようになりました。
前方には那覇空港の管制塔、左手には瀬長島が見えています。
瀬長交差点で右方向から国道331号の旧道が合流してきます。
旧道の南側は県道に降格してしまいましたが、ここから右方向は国道506号にも指定されている那覇空港道と接続するような形で豊見城 名嘉地IC入口の辺りまで国道331号に指定されてまま残されています。
今となっては、高速道路との連絡路が支線として国道に指定されているようにしか見えません。
那覇市に入ります。
那覇市は今回のゴール地点がある街です。
左側では道路工事が行われています。
恐らく、那覇空港道を空港まで延伸させるための工事かと思われます。
今回の一連の沖縄の国道走行では国道390号と国道506号を除く沖縄県内の国道を全て走行しています。
国道506号は残る小禄道路の事業が進捗中であるので、全線開通を待ってから走行しようと思い、今回は走行していません。
ちなみに国道390号を走行しなかったのにはもっと深い理由があります。
単純に、日程と予算の問題と言ってしまえばそこまでですが、なかなかヘビーな道であるため、今回は見送っています。
正直言って国道58号よりもよっぽど大変だと思います。
片側2車線の快走路が続きます。
赤嶺交差点付近でゆいレールが合流してきます。
安次嶺交差点を左方向へ進むと那覇空港に向かうことができます。
ゆいレールもこれに合わせるように那覇空港へ向けて左方向へ進んでいきます。
青看板で表示される地名が名護と嘉手納になりました。
完全にこの先の国道58号のための表示ですね。
おにぎり
那覇の市街地が見えてきました。
ここを側道へと進むと国道332号経由で那覇空港へ向かうことができます。
垣花交差点の先で国道332号が左方向から合流してきます。
この先は国道332号との重複区間となります。
国道332号は既に走行可能な路線です。
おにぎり
案内が多すぎて何が何やら一瞬では判断できません(笑
ゴール地点の明治橋です。
右手に見えている「58」の文字があしらわれたモニュメントが目印です。
国道331号の起点に指定されている地点です。
重複していた国道332号はここが終点です。
また、国道58号の終点でもあり、鹿児島市へ向かって正面方向へ国道58号が伸びています。
北部は自然豊かな海や森に囲まれながら進み、徐々に市街地に入っていき、最後は観光名所を巡るという何とも不思議な路線でした。
しかも多くの区間が国道329号との重複区間となっていて、北部と南部で分断されているような形にも見える路線でした。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
なし
No.103(国道505号)へ No.105(国道330号)へ
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年別まとめ
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