国道235号 路線DATA
- 総延長:241.0km
- 重用延長:77.3km
- 実延長:163.7km
- 現道:122.3km
- 起点:北海道室蘭市 海岸町1丁目
- 終点:北海道浦河町 大通2丁目交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2020年9月22日
- 走行時間:3:50:54
- 平均時速:51.9km/h
- 方向:順走
この日は前日から午前中までにかけて走行した国道276号に引き続き、国道235号を走行しました。
国道235号は室蘭から浦河までを太平洋に沿って結んでいます。室蘭から苫小牧までは国道36号との重複区間になっていて、実質的に苫小牧と浦河を結ぶような道になっています。
室蘭にある起点は非常に中途半端な場所、かつ他の国道と接しない場所にあります。
これは同じ場所が終点となっている国道36号の事情であると考えられます。
通常、国道はネットワーク構造となるように、端点で他の国道と接続しています。ただし、道路法第5条の規定では端点での他路線との接続は必ずしも必要な要件にはなっていないのです。
国道36号は第5条第1号で規定に基づいて指定された国道と思われます。
国土を縦断し、横断し、又は循環して、都道府県庁所在地(北海道の支庁所在地を含む。)その他政治上、経済上又は文化上特に重要な都市(以下「重要都市」という。)を連絡する道路
国道36号は北海道の国土を縦断して、北海道の道庁所在地である札幌市と旧胆振支庁所在地の室蘭市を結んでいるので、特に他の国道と連絡する必要がないということですね。
国道235号にとっては、第1号の国道と起点側で接続しているだけなので、特に何の問題もないという形になります。
また、終点の浦河も単純に接続するという形になっています。浦河町は旧日高支庁の支庁所在地ですので、第2号の規定に基づいて指定された国道であると推測できます。
重要都市又は人口10万以上の市と高速自動車国道又は前号に規定する国道とを連絡する道路
起点も終点も何だか釈然としない場所が指定されている路線ではありますが、このように道路法上は何の問題もないということが分かります。
太平洋に沿って道が伸びていくということもあって、特に日高地方は風光明媚な場所を通っていきます。この辺りも紹介できればと思っています。
今回はこの道を順走します。
走行レポート
スタート地点の室蘭市海岸町1丁目にある交差点です。
今回走行する国道235号の起点に指定されている交差点です。
北側から交差点に進入し南進する形でのスタートです。
この交差点を終点として国道36号が正面方向から伸びてきているので、国道36号との重複区間としてスタートします。
国道36号は既に走行可能な路線です。
重複区間という形ではありますが、これ以外との国道とはここでは接続していません。
1枚目の画像の右の方におにぎりが反対向きに設置されており、これを撮影したものがこちらです。
間違いなくこの交差点が国道36号の終点であることが示されています。
おにぎり
陸橋を渡っていきます。
突き当りの交差点を苫小牧、登別方面へと左折します。
地球岬への案内は、手前は左方向なのに対し、青看板では右方向になっています。
どっちに行けということでしょうか(笑
左折すると片側3車線になります。
高規格道路の室蘭新道に入ります。
元のルートは道道に降格しており、現在国道をトレースしようとする場合は、この高規格道路を走るかありません。
御前水ICの出口を通過します。
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御崎トンネルの入口です。
仲町ICの出口を通過します。
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輪西出口を通過します。
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輪西ICからの合流部で高規格道路が終了し一般道に戻ります。
東町3丁目交差点を終点として左方向から国道37号が接続してきます。
これで新たに国道37号が走行可能になりました。
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汐見トンネルの入口です。
札幌、苫小牧、登別までの距離が表示されています。
苫小牧と登別は国道36号との重複区間にある地名ですが、札幌は国道36号の起点の街ですので、国道235号に対する配慮は一切ないと言っても過言ではありません。
片側2車線の快走路が続きます。
登別市に入ります。
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登別市に入ったので、代わりに白老までの距離が表示されるようになりました。
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まっすぐ道が伸びています。
割と海岸線に近い場所を通っているのですが、それを微塵も感じさせない直進っぷりです。
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道央道の登別室蘭IC入口付近です。
大抵高速道路の入口は左側に作られていることが多いのですけれども、ここでは右側に作られています。
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JR室蘭本線と並走しながら進んでいきます。
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幌別橋の工事で対面通行になっているため、おにぎりがこのように遠くになってしまいました。
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交通量は多いですが、それなりの実勢速度になっています。
流石北海道
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海岸線沿いから外れ山側を登っていきます。
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下り始めます。
正面には太平洋が見えています。
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片側2車線に増えました。
登別の市街地に入ってきました。
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白老町に入ります。
白老町に入るとゆったりと登っていきます。
すぐに登り切ってまた下っていきます。
白老町に入ったので、代わりに千歳までの距離が表示されるようになりました。
青看板の下では、ウポポイという謎の場所への案内も表示されています。
ウポポイは走行日の約2か月前にできたばかりの施設で、国立アイヌ民族博物館を中心としたアイヌ民族の文化などを伝えるための施設群のようです。
この白老町内にあるので、それが案内されているということですね。
全くこの辺りの事情を知らない私のような人間にとっては「ウポポイ」とだけ表示されても、「???」となるだけです。
ちなみに、この北海道遠征中、道内中の高速道路入口に設置されている案内には「2020年7月 白老町にウポポイ誕生」というように表示されていました。
そもそも白老町がどこにあるのか分からない上に、ウポポイも何が何やらわからないという二重のはてなマークを頭に浮かべながら走っていました。
「白老町にウポポイ誕生」の案内は、函館や帯広の辺りでも見かけておりました。
白老町まであまりにも遠い場所にこのような案内を出されてもなぁというのが正直な感想です。
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片側1車線に減少します。
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太平洋とJR室蘭本線に挟まれながら進んでいきます。
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ウポポイはここを左だそうです。
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この先で片側2車線に増えます。
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海岸線沿いに出てきました。
白老町の中心市街地の海っぺりを走っていきます。
平坦な地形でここまで見通しがきくのは北海道ならではです。
片側2車線にするほどの交通量には見えません。
その影響もあり、かなり実勢速度が速くなっています。
快走路が続きます。
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苫小牧市に入ります。
左にJR室蘭本線、右に太平洋 片側2車線の快走路がまっすぐ伸びています。
本州とはスケール感が全く違います。
苫小牧市に入ったので、代わりに恵庭までの距離が表示されるようになりました。
国道235号が通る地名は一切表示されなくなってしまいました。
一応重複しているので、忘れないで上げてほしいです。
国道235号は本当に見る影もなく、完全に国道36号をトレースしようとしているような気分になってきてしまいます。
右側にちらっとだけ太平洋が見えています。
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徐々に苫小牧の市街地に入ってきました。
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苫小牧の市街地に入ってきて、信号待ちが増えてきました。
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少し左にカーブします。
次いで右にカーブします。
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苫小牧市役所の前を通過していきます。
新中野町3交差点を終点として右方向から国道276号が接続してきます。
国道276号はこの日の午前中までで走行したばかりの路線です。
国道235号は札幌、千歳方面へと直進です。
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分岐を札幌、千歳方面へと斜め左に進みます。
JR室蘭本線などに架かる跨線橋を渡ります。
跨線橋を渡ったすぐ先にある双葉町1交差点を札幌、千歳方面へと右折します。
だいぶ混雑してきました。
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片側2車線の快走路がまっすぐと続きます。
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明野元町交差点を札幌、千歳方面へと左折します。
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あけぼの町2交差点を札幌、千歳方面へと右折します。
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右折した先も片側2車線の道が続きます。
この交差点を終点として右方向から国道234号が接続してきます。
これで新たに国道234号が走行可能になりました。
国道235号は札幌、千歳方面へと直進です。
国道235号にも指定されている日高道との立体交差部にある交差点を浦河方面へと右折します。
重複していた国道36号は直進方向へと進むので、ここでおわかれです。
ようやく初めての単独区間に入ります。
単独区間に入って、浦河と門別本町までの距離が表示されるようになりました。
浦河は今回のゴール地点がある街です。
ここでは日高道を挟んで上下線が分離しています。
国道235号のおにぎり
この分岐の先で国道234号と立体交差します。
国道234号とは先ほど接続したばかりです。
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ちょうどここが国道234号との交差部です。
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国道235号にも指定されている日高道の沼ノ端東IC入口付近です。
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日高道の緑看板もばっちり見えますね(笑
日高道と立体交差します。
ここから対面通行となります。
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国道235号にも指定されている日高道の苫東中央IC入口付近です。
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日高道との並走区間は続いています。
厚真町に入ります。
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日高道との並走区間が続きます。
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この辺りから日高道と離れていきます。
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荒野を進んでいきます。
浦河までちょうど100km
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再び太平洋に沿って進んでいきます
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むかわ町に入ります。
大抵私のブログではこういった名前の自治体をこき下ろしているところですが、この先にもっとすごいのがいるのでここでは割愛します(笑
おにぎり
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むかわ町の市街地へと入っていく道と分岐します。
国道235号は分岐を右方向へと進みます。
むかわ町の市街地が近づいてきました。
道の駅 むかわ四季の館付近
JR日高本線と鵡川を渡る橋を渡ります。
このJR日高本線、走行日時点では鵡川~様似間で災害の影響で運行停止の状態でした。
この北海道遠征が終わって戻ってきたタイミングで、正式な廃止になることが発表され、2021年4月1日をもって廃止となります。
走行日時点では、まだ廃止されていないということで、本記事ではJR日高本線と呼ぶこととします。
また、走行日時点では代替バスが運行していましたが、これが廃止になって以降どのようになるのかは本記事執筆時点では不明です。
鵡川を渡っていきます。
まっすぐ道が伸びていきます。
林の中を通っていきます。
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日高町に入ります。
ちょうど日高町に入るところで片側2車線に増えます。
やたらとでかい車線減少の標識が設置されています。
片側1車線に戻ります。
旧門別町富川地区の市街地に入ってきました。
カーブしながら下っていきます。
富川地区の中心部を通過していきます。
富川南1丁目交差点で左方向から国道237号が合流してきて、重複します。
この先はゴール地点まで国道237号との重複区間となります。
これで新たに国道237号が走行可能になりました。
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沙流川に架かる沙流川橋を渡ります。
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旧門別町域に入ったので、代わりに新ひだかまでの距離が表示されるようになりました。
快走路が続きます。
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登っていきます。
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下っていきます。
この先でJR日高線の日高門別駅付近を通過していきます。
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日高門別川に架かる門別橋を渡ります。
高台へと登っていきます。
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右手にちらっと太平洋が見えています。
だいぶ海に近いところを高台が通っています。
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左側に広がっているのは牧場です。
前方に太平洋が見えてきました。
一気に下っていきます。
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右手のJR日高本線と並走しながら進んでいきます。
すぐ右側が太平洋です。崖の中腹辺りを進んでいく形になっています。
おにぎり
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切り立った海岸線がはるか遠くまで続いています。
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風光明媚な場所です。
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厚賀地区の市街地を通過していきます。
ここを左の方へ進んでいくと、日高道の日高厚賀ICがあります。
走行日時点は日高厚賀ICまでが供用されており、これよりも浦河方面は未開通でした。
ただその中でも静内の辺りまでは絶賛建設中という感じがしました。
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厚別川に架かる厚賀橋を渡ります。
厚賀橋を渡ると新冠町に入ります。
新冠町は「にいかっぷ」と読みます。
かなり格好いい読み方ですね。
新冠町は日本有数のサラブレッドの生産地としても有名な街です。
登坂車線が増えます。
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高台に上ってきて登坂車線が終わります。
下って登ってとダイナミックな線形です。
太平洋に向かって下っていきます。
眼前には北海道の雄大な風景が広がっています。
がけ下に下ってきました。
ちなみに、JR日高本線は国道235号よりも海側を通っています。
先ほど高台に登っていたところでも海岸線沿いに沿って伸びていました。
切り立った海岸線の地形になっていて、地盤の土砂が崩れて不通になってしまったというのにも合点がいきます。
海沿いを走っていまして、このさらに海側にJR日高本線が伸びているというわけです。
橋桁の建設が行われています。
恐らく日高道の建設をしているところだと思われます。
雄大な自然が広がっています。
ここも日高道と思われる建設現場です。
新冠川に架かる新冠橋を渡ります。
新冠の市街地に入ってきました。
道の駅 サラブレッドロード新冠付近
日が傾いてきました。
また太平洋沿いに出てきました。
新ひだか町に入ります。
個人的にはつくばみらい市、南アルプス市、伊豆の国市などと並んで、ネーミングセンスゼロの市町村名の内の一つに挙げたい街です。
新ひだか町は静内町、三石町が合併して誕生した街です。
恐らく、対等合併ということを強調したいという理由の為だけに「静内」「三石」が候補にすらならなかったのでしょう。
しかしながら、これ以外の候補にパッとしたものがなかったので、近隣の日高町に対して新しくできたということでこの名前に落ち着いてしまったということなのだと思われます。
正直他地域の人間からすると町の新旧は非常にどうでもよいことの上、近隣の町に使われている名称を使うということで日高町の軍門に下っているような印象を受けます。
「新」とひらがな名称で日高町との違いを強調するしかないというところに、何だか悲哀を感じてしまいます。
静内港というそれなりの知名度がある漁港を抱えているのですから、変にひねらずに静内町などにしておけばよかったのになぁと感じるのは、地元民ではないからなのでしょうか。
旧静内町の市街地に入ってきました。
旧静内町の市街地を通過していきます。
結構大きな街です。
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静内川に架かる静内橋を渡ります。
崖下の海岸線の道に戻ってきました。
はるか先まで海岸線が伸びています。
新ひだか町に入ったので、代わりにえりもまでの距離が表示されるようになりました。
浦河までもかなり近づいてきましたね。
この39kmという距離で近いと感じるのは、だいぶ北海道基準の距離感覚に近づいてきた証でもあります(笑
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太平洋沿いの道が続きます。
東静内の集落を通過していきます。
だいぶ日が傾いてきて、徐々に薄暗くなってきました。
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海岸線に沿って道が伸びていきます。
前方の山々が夕日に照らされています。
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海沿いの道を進みます。
走っていて気持ちの良い道です。
新ひだか町の旧三石町域に入ったようです。
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住宅地を通過していきます。
こちらも割と大きめの街ではありますが、静内には全然かないません。
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市街地を抜けました。
風光明媚な場所を通っていきます。
太平洋に少し突き出た岬を横目に進んでいきます。
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左側には牧場が広がっています。
道の駅 みついし付近
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遠くに街並みが広がっています。
浦河町に入ります。
浦河町は今回のゴール地点がある街です。
先ほど前方に見えた街並みの中に入ってきました。
集落を抜け、登っていきます。
すぐに登り終え下り始めます。
荻伏地区の集落を通過していきます。
快走路が続きます。
おにぎり
夕陽に照らされながら海沿いを進んでいきます。
おにぎり
浦河町に入ったので、代わりに様似までの距離が表示されるようになりました。
海沿いの道を進んでいきます。
前方に浦河の街並みが見えてきました。
ゴールは目前です。
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浦河町の市街地に入ってきました。
おにぎり
JR日高本線の浦河駅前を通過していきます。
突如としておしゃれな建物が増えてきました。
ゴール地点の大通2丁目交差点です。
国道235号の終点に指定されている交差点です。
特に何の前触れもなくぷつっと終了する感じです。
重複していた国道237号もここが終点です。
また、この交差点では正面方向から国道236号と国道336号が接続してきます。
国道236号はここが終点で、国道336号はここが起点になっています。
これで新たに国道236号と国道336号が走行可能になりました。
室蘭から浦河までをひたすら太平洋に沿って進んできました。
特に日高地方は雄大な自然を楽しみながら走行することができました。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.120(国道276号)へ No.122(国道336号)へ
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