国道20号 路線DATA
- 総延長:230.6km
- 重用延長:3.5km
- 実延長:227.1km
- 現道:216.9km
- 起点:東京都中央区 日本橋交差点
- 終点:長野県塩尻市 高出交差点
- 交差する国道:
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走行DATA
- 走行日:2019年4月20日
- 走行時間:6:23:36
- 平均時速:34.5km/h
- 方向:順走
今回は国道20号を走行してきました。これまでは関東地方で完結する国道のみを走行しましたが、国道20号は、東京都→神奈川県→山梨県→長野県と4都県にまたがる路線で、この挑戦では初めての関東脱出でした。走行距離は約220kmということで、長い距離の走行はどんな感じなのかという部分も、やや手探りのままではありましたが、走破にチャレンジしてきました。
これまでの挑戦ではブログにドラレコで撮影した動画から画像を抜き取っていたのですが、だいぶダッシュボードの映り込みがひどくてお見苦しかったかと思います。
こちらの情報を参考にして、ドラレコのレンズ面に偏光フィルムを取り付けてみたところ、ダッシュボードの映り込みをかなり緩和することができました。
太陽の位置によってはカーナビ上部の反射光が映り込むような角度もありますが、常時映り込むというわけでもないので、大半の写真は映り込みがないように見えると思います。
走行レポート
スタート地点の日本橋交差点です。
国道14号走破の時にも来たので、ここに来るのは2回目です。国道1号、4号、6号、14号、17号、15号、20号の起点です。
都内の渋滞に時間を取られるのが嫌だったので、日の出直後の時間帯に出発するようにここに来ました。
国道14号走破の時は南側からの交差点進入でしたが、今回は北側から交差点に進入します。スタート直後は国道1号、15号との重複区間になります。
スタート直後にある日本橋交差点を右折します。ここで国道15号とはおわかれです。国道1号との重複区間が続きます。
永代通りを西進し、東京駅の北側でJRと立体交差します。日中は込み合っているこの場所も、さすがにこの時間は空いてました(笑
大手町交差点を左折します。
内堀通りにある中央分離帯のおにぎり
日比谷交差点を右折します。
3本の国道の行き先案内です。国道246号へと入る道の案内もありますね。国道1号へと進む場合は、一番左のレーンを走行する必要があります。
桜田門交差点を直進します。国道1号は左折方向へ進むのでここでおわかれです。桜田門交差点から先は国道20号の単独区間となります。
おにぎりと前方に見える国会議事堂
三宅坂交差点を斜め右方向へ進みます。三宅坂交差点は国道246号の起点で、斜め左方向へと伸びています。これで国道246号が走行可能になりました。
半蔵門交差点を左折します。
四ツ谷駅前です。JR中央線の上を通過します。
看板が朝日に照らされていて見にくいですが、四谷四丁目交差点を直進するために第2、第3走行レーンを走ります。
新宿御苑トンネルの入口です。
新宿御苑の下を突っ切っていきます。
新宿駅南口付近です。左に見えている建物がバスタ新宿です。一般車では進入することはできませんが、登記上はバスタ新宿も国道20号の一部となっているとのことです。気持ち的にはこの中へと入ってみたいところですが、ここは我慢(笑
西新宿三丁目交差点から先は、首都高4号線との並走区間が続きます。
渋滞緩和のためか、主要な道路とは立体交差しています。
甲府まで124km・・・先は長いです。
走行中は気づかなかったんですが、並木道になっていますね。首都高に合わせた高さまで伸びているため、国道20号を走っていても、木の緑色が視界に入ることはあまりないのかもしれません。
下高井戸の辺りで、都道14号とわかれるため、左側の車線を進みます。
首都高4号とはおわかれし、見晴らしがよくなります。並木道が美しいです。
上高井戸一丁目で環八と交差
車線幅が狭くなり、大型車が車線ギリギリまで迫ってきてやや走りにくい区間が続きます。
おにぎり
おにぎり
中央道調布ICの入口付近
右側にちらっと味の素スタジアムが見切れています(笑
味の素スタジアムを通り過ぎたすぐ先に白糸台という地名が出てきました。
白糸台と言えば、咲-saki-で出てくる白糸台高校ですね!
http://saki-anime.com/achiga/character/shiraito.php
東京の高校という設定だったので、どこかにモデルとなる場所があるのだろうなとは思っていましたが、本物の地名がそのままあるとは露知らず。。
ボロボロのおにぎり
信号待ちのトラック。かなり狭い車線幅です。自転車レーンがほとんど意味をなしていないです(笑
京王線の府中駅付近です。ここは東京五輪(1964年)の50km競歩は折り返し地点のようで、右上の方に案内があります。
国立インター入口交差点を左折します。
国立府中ICの入口付近
日野BPに入って道幅も広くなり、走りやすくなります。
八王子市に入る手前1kmぐらいで日本橋から40kmの表示 ここまで1時間16分なので、かなりいいペースでここまで来れたことになります。
八王子市に入ります。
高倉町西交差点を左斜め方向へ進みますが、この交差点は右折できないみたいですね。
おにぎり
大和田町四丁目交差点で国道16号の八王子BPと立体交差します。国道16号は既に走行可能です。
大和田橋南詰交差点で、右車線が右折専用レーンとなるので、左車線を走行して直進します。
その次の信号の明神町交差点は五叉路ですが、ここを右折します。
右折の進行方向におにぎりがあるので、これを頼りに進んでいきます。
八日町交差点では左折方向から国道16号の現道が合流してきて、重複区間となります。
300mほど重複し、国道16号は八幡町交差点で右折方向へと進みますので、ここでおわかれです。
追分町交差点で斜め左方向に進むので、左折専用レーンを進みます。
左折すると、見事ないちょう並木が続きます。
いちょう並木が終わった先にあるおにぎり
JR中央本線と交差
京王高尾線との立体交差 徐々に山道を予感させる道になっていきます。
高尾山入口交差点 高尾山は色んな作品でも登場していますが・・・
最近で言えばヤマノススメが王道でしょうかね。ちゃんと登って下りますし(笑
圏央道の高尾山IC付近
高尾山インター交差点を左折します。右折方向はまだ事業中の八王子南BPです。
完全なる山道へと入っていきます。
山道お約束の標識(笑
山道のおにぎり
大垂水峠を越えるところで神奈川県に入ります。
山下りの道とおにぎり
前方の山の中腹にちらっと見えているのが中央道ですね。
山道を下りきると集落の間を抜けるやや狭めの道に。
完全に読めなくなっているおにぎり
相模湖駅前交差点で左折方向から国道412号が合流してきて、少しの間重複区間となります。これで国道412号が走行可能になりました。
相模湖インター入口交差点を斜め左方向へ進みます。この交差点は国道412号の終点です。
中央道とほんの少しだけ並走します。
山梨県に入ります。
上野原の市街地を抜ける区間はやや車線幅が狭いですね。
市街地を抜けると再び山道に入ります。
おにぎり
中央分離帯のおにぎり
大月の市街地が近づいてきて、少し流れが悪くなっていきます。
おにぎり
駒橋交差点を右折して、大槻の市街地方面へと向かっていきます。直進方向は大月BPです。
高月橋交差点の右折方向から国道139号が合流してきて、少しの間重複区間になります。これで国道139号が走行可能になりました。
大月駅前交差点の様子です。中央線ユーザの方は、大月には行ったことがないけど、地名だけは知っているという方が結構いると思います。不慮の事故により大月へ輸送されることがあるかもしれませんが、こんな感じの街です(笑
大月橋東詰交差点で、国道139号は左折方向へ進むのでここでおわかれです。
大月IC付近
大月市街地を抜けて4kmほど進んでいくと100kmポストがあります。都内は日本橋から●●kmという表記でしたが、神奈川県以西は東京から●●kmという表記に変わります。
おにぎり
横へ伸びるおにぎり
笹子トンネルの手前付近は桜が綺麗に咲いていました。
首都圏は既に桜のシーズンは終わった感じですが、山梨・長野両県はちょうど満開から散りはじめぐらいで、随所で綺麗な桜を拝むことができました。
新笹子トンネルの入口です。
新笹子トンネルは全長約3kmの長いトンネルです。地図を見ると、新笹子トンネルは中央道の笹子トンネルとクロスする形になっていて、新笹子トンネルの下を笹子トンネルが通っています。
中央道の笹子トンネルは2012年にトンネル天井の崩落事故が起き、9名が亡くなるという痛ましい事故が起きた場所です。
老朽化対策が不十分だっただとか、十分な点検が行われていなかっただとか原因は色々言われていますが、道の安全というのはきちんと点検・修繕を施すことで維持されているんだということを改めて感じさせられたという記憶があります。
国道を走破するというこんな挑戦ができるのも、そういった努力をされている方々がいるからこそなんだろうなぁと、月並みながら感謝の気持ちを改めて強く抱きました。そしてまた、二度とあのような痛ましい事故が起きないようにと願ってやみません。
新笹子トンネルを抜けた先にある、全長50mの不動トンネルを抜けると、甲斐大和の道の駅があります。
日本橋から出発して最初の道の駅は100km以上走ったところにあります。ここまでノンストップで来てしまったので、ここで一度休憩です(笑
桜が綺麗ですね。
はるか遠くだった甲府がだいぶ近づいてきました(笑
山間の道を下っていきます。
勝沼ICの入口付近です。この手前の辺りから片側2車線の広い道へと入ります。徐々に甲府盆地へと下ってきました。
はがれかけのおにぎり
行き先案内に松本が登場するようになりました。国道20号は塩尻市が終点なのですが、なぜかその先の松本がずっと表示されます。松本が主要都市だからってことなのでしょうかね。
おにぎり
坪井の立体交差で国道137号が左方向から合流してきて、少しの間重複します。国道137号・一宮御坂IC方面へはこの側道です。
これで国道137号が走行可能になりました。
左の側道を進むと長塚交差点へと下っていき、石和温泉方面へと向かうことができます。また、この長塚交差点が国道137号の終点なので、この先の立体交差部までで国道137号とはおわかれです。
平等川を渡って甲府市内に入ります。
向井二交差点で、右側から国道140号が合流してきます。単独区間に戻ってさほど走っていませんが、再び重複区間になります。
国道140号は既に走行可能な路線です。
上阿原交差点で国道140号は左折方向へと分岐しますので、ここでおわかれです。
中小河原立体交差点で国道358号と交差します。国道358号へと進むには中小河原交差点の先を側道方向に入って行く形になります。
これで国道358号が走行可能になりました。
甲府昭和ICの入口付近です。
おにぎり
竜王の立体交差で右方向から国道52号が合流してきます。しばらく二ケタ国道同士の重複区間になります。写真は竜王立体交差の手前の様子です。
串刺しおにぎり
この辺りから長野県境の先まで釜無川と並走します。
色が全然違うおにぎり
双田交差点で国道52号は左方向へ分岐するのですが、重複区間はここでは終了せず、もう少し先まで続いています。
富士川町 鰍沢~韮崎市 船山橋北詰交差点までの区間は2016年に県道格下げになったのですが、船山橋北詰~双田交差点の区間は国道20号との重複区間として指定されたまま残っている影響で、このようなことになっているようですね。
おにぎりがあるこの交差点で片側1車線になります。
船山橋北詰交差点で国道52号との重複区間が終わります。が、この交差点は国道141号の起点で、さらに重複区間が続きます。
これで国道141号が走行可能になりました。
おにぎり
一ツ谷交差点で国道140号が右方向へ分岐するので、ここでおわかれです。久々に単独区間に戻ります。
諏訪へ50kmの地点までやってきました。
起点から152km地点。左側に南アルプスがそびえたちます。
ここまで釜無川の左岸を走ってきましたが、穴山橋で釜無川を渡ります。
そして、右岸側を走ります。
おにぎり
正面に臨む南アルプスとおにぎり
道の駅 はくしゅう付近です。
桜が見事です。
新国界橋で再び釜無川を渡ります。
新国界橋を渡り切ると長野県に入ります。
長野県に入ってすぐのところに、道の駅 信州蔦木宿がありますので、ここで2回目の休憩です。
道の駅の中には桜が綺麗に咲いていました。
おにぎり
巨大なヘアピンカーブの標識
山間の道を登っていきます。
長野県内に入ると、交差点の標識が日本語表記のものと英語表記のものがペアになるようになります。恐らく長野五輪の時に外国人が多く訪れるということでこのような仕様にしたのだと思われます。
この交差点標識を見ると「ああ、長野に来たな」と実感します。
案内にある原村は、意味的にはHara-Villageなのですが、こう書かれると「はらむら」という地名があるように見えてしまいますね(笑
茅野市に入ります。標高888mとだいぶ上がってきました。
ついに国道20号終点の塩尻が案内に出てくるようになりました。
中河原北交差点で国道20号の諏訪BPと分岐します。現道はここを道なりに右斜め方向へ進みます。
上原交差点の少し先辺りの地下を国道152号と国道299号の重複部分が交差していきます。道が見えてないので、これでいいのかという感はぬぐえませんが、これで国道152号が走行可能になりました。国道299号は既に走行可能な路線です。
諏訪の市街地に入ってきます。
上諏訪駅の先で中央本線を渡ります。
おにぎり
下諏訪町に入ってすぐのところに桜が咲いていました。
大社通り交差点を左折します。ここは国道142号の終点で右折方向からこの交差点に向かってきます。
これで国道142号が走行可能になりました。
左折して500mほど進んだところを右斜め方向へ進みます。
20号バイパス入口を左斜め方向へ進みます。右へ進んでいくと、長野道の岡谷ICと下諏訪岡谷BPへと入っていきます。
終点に向けて最後の峠越えが始まります。
塩尻峠に向けてかなりきつい勾配の坂道を登っていきます。
塩尻峠で塩尻市に入ります。標高1012mは国道20号の最高標高地点です。
スタート地点の日本橋は、ほぼ海抜0mに近いであろうと考えると、約1000mの標高差を登ってきたことになります。
おにぎり
だいぶ長い距離を走ってきて、疲労を感じながらもあと少しでゴールだというところで、突然目に入ってきた「高ボッチ高原」の文字。
一瞬で「あ、こんなところにあったんだ!」と気づき、国道20号のゴールまで行った後に戻ってきて聖地巡礼することを固く誓いました。
そうです。ここは、アニメのゆるキャン△5話で登場した場所です。
巡礼客とキャンプ場とのトラブルのうわさを聞いていたこともあり、ゆるキャン△は聖地巡礼せずにいたのですが、こんなところで遭遇するとは思いもよりませんでした。
巡礼の様子についてはここでは書きませんが、なかなか中身の濃い巡礼となりました(笑
塩尻峠を越えて一気に下っていくと、下りきる少し前あたりに道の駅 小坂田公園があります。
長野道塩尻IC入口付近です。
国道20号終点の少し手前にある、終点付おにぎり
国道20号終点の高出交差点です。
高出交差点は国道19号と交差しており、直進方向から交差点に入り右方向へと向かっていきます。
また、国道153号の終点でもあり、左方向から向かってきます。
これで国道19号と国道153号が走行可能になりました。約220kmの長丁場でしたが、無事に走り切ることができました。都心をスタートして、山道ありトンネルあり、巡礼地ありと盛りだくさんの道のりでした。当たり前のことなんでしょうけど、1本の道にもいろいろな顔があって、それと出会っていくというのはとても面白いですね。
さて、この日はこの後、そそくさと先ほどの高ボッチ高原へと向かいました(笑
また、この日は諏訪市内の諏訪湖畔に宿泊して、翌日は国道142号走破へと向かいました。その様子は次の更新で。
今回はここまでです。
新たな走行可能路線
No.006(国道407号)へ No.008(国道142号)へ
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