めざせ!国道走破

日本中の国道走破を目指すブログです。

生存報告20230103

スポンサーリンク

 

九州遠征2日目の本日は2本の国道を走行しました。

 

国道223号(逆走・鹿児島県霧島市⇨宮崎県小林市)
国道447号(順走・宮崎県えびの市⇨鹿児島県出水市)

 

 

 

 

 

国道223号

1本目に走行した国道は、宮崎県小林市と鹿児島県霧島市(旧隼人町)を南北に結ぶ路線です。
途中には、霧島温泉郷や霧島神宮など観光名所が点在しています。

初詣ということで沿線にある霧島神宮に立ち寄ってきました。

今日までお正月の三が日ということで、初詣の参拝客であふれかえっていました。
私は朝9時過ぎに駐車場に到着していたので、特に渋滞もなくという感じでした。参拝を終えて10時ごろに、いざ国道223号の残りの区間を走ろうとしたら、猛烈な渋滞になっており、まともに霧島神宮前を通過することもままならないといった状況になってしまっていました。

何とか神がかり的にこの渋滞を回避することができて、よかったです。
流石に1月3日までくれば、そこまで混雑は酷くないだろうと予測していたのが甘かったですね。
危うく、今日予定していた日程を消化できなくなってしまうところでした。

 

霧島神宮を後にすると、国道223号は御池の脇を通過します。
ここは霧島山をバックに御池を見下ろすことができる絶景ポイントです。



天候にも恵まれ、美しい風景を写真に収めることができました。

 

 

国道447号

2本目に走行したのは国道447号です。
国道447号は宮崎県えびの市と鹿児島県出水市を東西に結ぶ路線でして、県境付近は酷道になっています。

 

酷道が始まる少し手前には、JR肥薩線の真幸駅があります。

この真幸(まさき)駅は、ものすごい山奥にあるにもかかわらず、宮崎県内で初めて開業した鉄道駅だそうで、宮崎県の不遇っぷりが伺い知れます。

真の幸せと書くことから縁起が良いとのことで、訪れる人が多いようです。
鉄道に詳しくない私は、全く知りませんでした。。。

 

真幸駅からさらに進んでいくと酷道が始まります。
途中に工事現場があり、国道447号の真幸バイパスを建設でした。

このバイパスが完成すると、国道447号の酷道が消滅することになりそうです。

 

さて、この酷道なのですが、実は宮崎県・鹿児島県の県境が未確定になっているゾーンを通ります。

鹿児島県のカントリーサインの向こう側に宮崎県のおにぎりが設置されているなど、あべこべな状態になってしまっています。

一応、峠のところにカントリーサインが設置されているため、それっぽい感じになっていますが、マツダコネクトではここからさらに数百メートル進んだところで、県境の案内がありました。

国土地理院の地図を見ると、鹿児島県と宮崎県の県境が不自然に直線に伸びているところがあり、その南東部には県境の線が全くひかれていません。

線が引かれていないゾーンは完全に県境が未定のようです。
また、このカントリーサインが設置されている地点は、直線部分の東側にあるため、この直線部分の県境が正しいのかについても、怪しいですね。

 

実は、このように県境が確定していない箇所というのは、日本全国に20カ所近くあり、そのうちの一つがこの場所というわけです。
有名な場所としては富士山の山頂付近が挙げられます。
私が元静岡県民だから有名だと思っているだけかもしれませんが。。。

ただし、この県境未確定の場所に国道が通っているケースは他にはなく、この国道447号の県境が唯一の存在ということのようです。

このような状態だと管理面をどうするのかが、気になってしまいますね。
特に県境付近で土砂崩れなどが発生し、通行止めになってしまった場合、宮崎県と鹿児島県のどちら側が復旧の費用を負担するのでしょうか?

 

真幸バイパスを作ろうとしているぐらいなので、何かしらこういった場合の紛争を回避するためのスキームがあったりするのかもしれません。

 

 

何やら最後は小難しい話になってしまいましたが、ひとまず無事に走り終えて、今日は鹿児島市内に宿泊しています。
もう少しだけ、南九州の道を走ることになりそうです。

 

 


それでは、また。

 

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク