めざせ!国道走破

日本中の国道走破を目指すブログです。

生存報告20220814

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夏休みの東海・近畿遠征4日目は、昨日に引き続き1本の国道を完走し、もう1本の国道を途中まで走行しました。

 

国道311号(逆走・和歌山県上富田町⇨三重県尾鷲市)
国道422号(逆走・三重県紀北町⇨三重県大台町⇨???)

 

 

 

 

国道311号

国道311号は紀伊半島の南部を東西に横断する路線でして、三重県南部の尾鷲市から和歌山県南西部の上富田町(田辺市と白浜町の間)を通っています。

尾鷲市から熊野市まではリアス式海岸の海岸線に沿って進み、国道42号と重複した後は、紀伊半島の横断区間に入ります。今回はこれを逆走しています。

まずは、上富田町から熊野市の紀伊半島横断です。
紀伊山地の急峻な山々を越えていく路線ではあるものの、ほぼ全線で快走路にて整備されています。
他の紀伊山地を越えていく国道が、悉く酷道であるのとは非常に対照的です。
この区間は距離の割にはあっさりと走れてしまいます。

 

熊野市から尾鷲市の海岸線沿いの道は、海岸酷道になっているところが多く残されています。
徐々に整備は進んでいるものの、集落のところは道を広げようがないといった状態ですので、この酷道が全線整備されてしまうということはなさそうです。
リアス式海岸沿いの道は風光明媚なものが多く、この国道311号も例外ではありません。

ほんのわずかではありますが、撮影した海岸の様子はこちらです。

 

国道422号

国道311号は走破した後は国道422号の挑戦を始めています。問題の国道422号です。

というのも、この国道422号は今年の目標にもなっている、分断区間を含む国道でして、その分断区間が2か所もあるという厄介な路線なのです。

野又峠(三重県紀北町-三重県大台町)と庄司峠(三重県松阪市-三重県津市)の2区間が分断されており、これを走っていくことになります。

さらに端点の内いくつかは、国道として指定されている端点まで、普通の車では進入することができなくなってしまっているというおまけまでついてくる、屈指の難路線なのです。

一日で走り切ってしまうということも考えましたが、流石にそれは日程的に厳しいだろうということで、今日は野又峠の分断区間の両側を走ってきました。

 

まずは、野又峠の紀北町側端点に向かいます。

この楠木橋が紀北町側の端点です。
ここが国道422号であることを示すものとして、ガードレールにはおにぎりのシールが貼りつけられています。

 

この紀北町区間の端点は、普通に車で進入できますので、大したことはありません。

問題は次の端点です。
車での移動としては1時間強になります。

ひとまず安全に引き返せる場所までは車で入っていこうということで、ここまでやってきました。
こちらは野又峠側から撮影したものでして、この場所で舗装が途切れダートになっています。
かなり大きめの石が多く、このまま進むのは危険と判断して、車での移動はここまでです。

この先は徒歩で端点の方まで向かうこととします。

 

最初のダート区間を抜けると舗装路が戻ってきます。
ただし、最初のダート区間を安全に抜けられる気がしない上に、ここはかなりの急勾配になっているので、やはり普通の車での進入は難しそうです。

 

しばらく進むとまたダートになります。

 

路肩が崩壊しかけている場所もあり、かなりデンジャラスです。

 

池ノ谷のところで橋を渡ります。

 

この池ノ谷はモリアオガエルの繁殖地として天然記念物に指定されているようです。

 

池の弁天島(?)には橋が架けられていて

 

祠が建立されています。

 

そこから先は木の枝や落石が散乱しており、とても車で進入できるような状態ではありませんでした。

 

さらに進んでいきます。
どうやら地図的には、ここが大台町側の端点のようです。

写真ではものすごく分かりづらいですが、道のようになっているところはここで途切れており、元々川が流れていたかのようにくぼんでいる地形が、道を遮るように横切っています。

 

この右側は開けた場所になっています。

もはや、道が存在したかどうかもわからないような状態になっていて、恐らく先ほどの場所が端点であるということで間違えなさそうです。

 

野又峠側から端点を撮影した写真がこちらです。

 

車を停めた場所からは徒歩で約15分でして、ちょっとした冒険のような感じになってしまいました(笑

 

今日は大台町の途中まで走行し、明日は残りの区間を走っていこうと思います。

 

 

それでは、また。

 

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