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SWを利用して、四国へとやってきました。
前半は秋の四国酷道祭りになりそうです。
初日となった本日は1本目の国道を途中まで走行しました。
国道439号(順走・徳島県徳島市⇨高知県大豊町⇨???)
国道439号
国道439号は「ヨサク」の愛称で有名でして、「四国最凶の酷道」の名をほしいままにしている路線でもあります。
ヨサクは酷道そのものの難易度の高さもありますが、これ以上に酷道とも呼ばれる狭隘路の区間の長さに、大きな特徴があります。
実に347kmにも上る総延長のうち、大半の区間が酷道とも呼べるような路面状況になっているという狂いっぷりでして、走るものの体力をがっつり奪っていきます。
今回はいよいよ、このヨサクに挑みます。
これまで、ヨサクの一部区間をちょこちょこと走ることはありましたが、全線を走るというのは完全に初めてになります。
2日間に分けての走行ですので、きつさは軽減されていると思いますが、少しワクワクしています。
話はそれていましますが、実は直近の1週間は台風14号の動向に振り回された1週間でもありました。
今回のような遠征の場合、だいたい2週間前には走行する路線と日程を決めて、当日までに予習や宿の手配などを進めています。
今回も2週間前の時点で、今日・明日で国道439号を走ることを決めていて、予習を進める中で台風14号が発生・日本に接近しそうだという予報になっていきました。
最初はルートがそれそうだったのですが、当日が近づくにつれ、ドンピシャで四国直撃の予報に変わっていったという状況でした。
国道439号が走行できなくなる可能性も考慮し、代替ルートも考えたりしましたが、結局スタート地点の徳島市内に到着した時点で、すっかり晴れており、通行止めにもなっていなかったので、事なきを得たという形です。
さて、今日は徳島市内の起点から、国道32号との重複区間が始まる交差点までを走行しました。
こちらの見ノ越を通過してからは、いくつか観光名所を結ぶようなルートになっていますので、紹介していきます。
まずは、剣山のリフト乗り場です。
こちらから剣山の頂上へとリフトで登っていくことができます。今回は時間の関係でリフトには乗っていませんが(笑
奥祖谷の二重かずら橋
シラクチカズラという、ツルの一種で作られたつり橋が祖谷川に架けれらていて、これを渡ることができます。二重かずら橋には、男橋と女橋の二つが架けられています。
国道32号から入って10kmほどのところにある「祖谷のかずら橋」の方が、アクセスの良さからも有名ではありますが、多くの人が訪れるためかなり揺れるのが怖かったりします。
二重かずら橋の方は国道32号からはヨサクを少なくとも1時間以上は走る必要があるということで、そもそも運転に自信がない人は訪れることすらかなわないため、だいぶ空いています。
ただ、不安定な足場であることと、川までの高さがそこそこあるなか、これを見ながら橋を渡る必要があるということで、人によってはかなり足が立ちすくんでしまうレベルです。
かかしの里
名頃地区を通ると、一見多くの人で賑わっているように見えます。
よくよく見ると全てかかしです。
人間の服をそのまま着用している等身大のかかしなので、知らずに通りかかると見間違えてしまいそうになります。
本来は鳥から畑を守る役割のはずが、集会場でだべっているだけのようにも見えます。
そんなこんなで、国道439号の最難関とも呼ばれる京柱峠へやってきました。
京柱峠の区間は、これ以外の区間以上に狭く、路面状況が悪い上に、徳島県側が14km、高知県側が18kmとかなりの距離があります。
平均時速30kmで走ることは困難なため、この区間を抜けるのにどうしても1時間以上かかってしまいます。
そもそも、京柱峠の区間に入る前もずっと酷道が続いているので、かなり体力を削られた状態で挑む必要があります。
実際に挑まれる方は心してかかってくださいね。
それでは、また。
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