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殺生、三差路、通行止の3つのワードを見ただけで、「あっ」と察することができたあなたは立派な国道マニアです(笑
さて、今日は国道292号を走行しました。が、悪天候を理由とした通行止めに阻まれ走破することができませんでした。
昨日から上越市に宿泊していて、出発ぎりぎりまで国道18号と国道292号のどちらを走行しようか悩んでいたのです。出発前の時点では通行止めの情報は出ていませんでした。台風の影響で風は強かったのですが、上越市内は晴れていたので、散々悩んだ挙句、通行止めになっていないのならば、ということで国道292号走行を強行しました。
走行中も長野県側のふもとの中野市内は晴れていました。また、中野市内に表示されている交通情報は「国道292号渋峠より先の群馬県側で交通規制あり」ぐらいにしか表示されていませんでした。交通規制は常時かかっているのを知っていたので、たぶん大丈夫だろうと思い渋峠へと向かいました。
横手山のヒュッテから長野県側を見下ろした風景はこんな感じで、ふもとは晴れていたのです。
国道292号の渋峠は国道の最高標高地点として有名な峠です。終点の上越市寺町交差点が標高約30mで、渋峠が2152m、すぐ近くの最高標高地点が2170mなので、実に2140mもの高低差がある国道です。
渋峠到着後、こんな感じで写真撮影をして楽しんでいたところ、冒頭の写真を見つけて思わず膝を抱えてうずくまってしまいました。比喩表現ではありませんよ(笑
殺生から三差路は常時交通規制がかかっている区間で、ちょくちょく通行止めにもなっているので、「殺生」「三差路」「通行止」の固有名詞とはとても思えない3つの単語を見ただけで、「ああ国道292号は通行止めか・・・」と反射的に理解し、うずくまってしまったということです。
殺生~三差路の区間は2018年1月の白根山噴火以降、常時交通規制がかけられるようになってしまったのです。夜間は通行止め、昼間は自転車、二輪車、オープンカーなどの通行が禁止というような規制内容です。噴火の警戒レベルが高まると通行止めになることもあり、今日のような悪天候でも通行止めにしてしまうようです。
万座ハイウェーで迂回することで、群馬県側から渋峠に行くことはできますが、有料道路なのとだいぶ遠回りなのと、ということで渋峠はずいぶんと行きづらい場所になってしまいました。
結局国道292号の走破は断念して、万座ハイウェー経由で国道144号→国道145号→国道353号→国道17号→国道354号→国道4号というルートで帰宅しました。
このチャレンジのルール的には、現在国道292号走破の挑戦中という扱いになっていて、ほかの国道の全線走破を間に挟まなければ渋峠からコンティニュー可能です。
上越ぐらいならもう一度行ってもいいかなとは思っているのですが、渋峠自体はそこまで遠い場所でもないので、残りの区間を走行しに来週末再チャレンジしようかなと思っています。
ちなみに通行止めは正午に解除されたようで、3時間ほど渋峠で待機していれば今日のうちに走行できたようです(笑
それでは、また。
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